スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

2015年度特別企画

マドリッドのくまさんと行くスペイン自由旅行 第一弾


 2015年2月 グラナダ、ムルシア、バレンシアの村々を巡る気ままな旅 

主な訪問地 : グアディックス、ロルカ、ムラ、カルタヘナ、シャティバ、グアダレスト、バレンシア

(視察旅行)

今回が第一回目となるこの活動は、SNJ日西文化協会の会長を務める古村(こむら) (ハンドルネーム:マドリッドのくま)が、個人的にスペイン国内を視察するにあたって、 「同行されたい方があれば、一緒に行きましょう!」 と言った企画として行われました。
よって、古村は観光ガイドとして同行するのではなく、一人の旅仲間として同行しました。
スペインが好きで、一般ツアーや、個人の力ではなかなか行きづらいところを観たいと言う方、 一緒に気ままな行き当りばったりの旅を楽しみたいと言う方々を対象に参加者を募集したところ、 すぐにBorrahoさん、Maruさんからの参加表明を戴き、我々スタッフ陣3名を含め、計5名での 旅となりました。 その時の様子をここにご紹介させて戴きます。

こんな旅をしてみたいと言う方がおられましたら、いつでも文化部の方へご相談下さい。


☆2月15日

2月10日にマドリッド入りされ、連日、バルから朝帰りと言う飲兵衛ぶりを発揮したあと、 予定通り、2月15日の朝、皆でMHを出発です。

MHのすぐ傍、デリシアス駅から近郊線列車を利用してアトーチャ駅へ行き、 長距離列車アルタリア号に乗り換えて、まずはグラナダへ。

グラナダに到着後、予約してあったレンタカーをピックアップし、今日の目的地、グアディックスへ 向けて軽くドライブです。

今回の運転は、一緒に行ったスタッフT氏にお願いしました。

おかげで、私は、車窓から好きなだけ写真を撮る事が出来ました(^^)


残念ながら青空が迎えてくれる事はありませんでしたが、明るい曇天の中、グアディックスに到着。

ホテルにチェックインを済ませ、遅めの昼食を取った後、まずは洞窟住居地区へ。


地殻変動による隆起や水の浸食によって形成された奇岩が連なる中、沢山の洞窟住居、 そしてそれらの住居からにょきにょきと突き出している煙突が見られました。

展望台から眺める洞窟住居群、町の旧市街、周囲の奇岩や雪を頂いた高い山々からなる景色は なかなかの絶景です。

あいにくの曇天でしたが、これが晴れていればどれほど綺麗か、、、と、ちょっと残念でした。


展望台を2、3か所周ったあと、旧市街へ戻って、大聖堂見学へ。


小さな町であるにも関わらず、立派な大聖堂があります。

正門から入ってまず目につくのが、ミケランジェロ作のピエタ(慈悲・憐れみ)の正確なレプリカ。

照明が少なく暗い内部でしたが、今時のデジカメだと、肉眼で見るよりも明るく写るようです(笑)

聖堂内の様子を3枚ばかり。


ぐるっと内部を一周したあと、正門前で記念撮影をして大聖堂を後にしました。


このあと、サンティアゴ教会を見に行きましたが、ちょうど御ミサの最中であったため、内部の 撮影は遠慮しておきました。

よって、外見の写真を1枚だけ紹介しておくことにします。



次に見に行ったのが、つい最近発見されたばかりのローマ遺跡。

現時点では広い空地のようになっていますが、今後、発掘調査が進められるものと思われます。

きっとこの地面の下に、ローマ時代の集落跡、下水道跡やモザイクなどが埋もれているのでしょうが、 今後、どれだけ発掘調査を行なえるかどうかは、ただただ予算次第でしょうね〜


陽が落ちて、だんだんと薄暗くなって来たので、一旦、ホテルに戻り、車を駐車。

ビールを飲んで少し一服してから、あらためて夜の街へ出ることにしました。


各自、部屋で休憩をとり、すっかり日が暮れたところで、夕食へ出発です。


「夜の青空」の時間は終わり、すでに真っ暗な空に変わっていました。


夜空にくっきりと浮かぶ大聖堂の夜景を角度を変えて2枚。



夜景撮影終了後、大聖堂近くにあるバルへ入ってみました。


アンティックな装飾を主体にした落ち着いた感じのお店でした。

あまり若いお客さんはいなかったようで、我々にぴったり?!のお店でした(笑)


まずはワイン選びから。

このあたりでもワイン造りが盛んに行なわれているので、やはり地元のワインを、、、 と言う事で、地ワインの中から、樽熟成ワインを選んでボトルで注文。


最初は、「見慣れぬ奴らだ、、、」と言う感じで我々を見ていたお店の人も、スペイン語が通じるのが 判り、更には、幾つか出した有名どころのワインを避けて、地ワインを、しかも、樽熟成ワインを 選んだあたりから、明らかに顔色も対応も変わったようです(笑)

テーブルをセットしてくれて、ワインと一緒に、大皿に、たっぷりの生ハムを乗せたトマトパンを サービスで持って来てくれました。  感謝、感謝!(^^)

他に、ここの名物、ミーガスなどをつまんで夕食を終了。

今回の旅、初日が無事終了となりました。

グアディックス泊


☆2月16日

前日と違ってお天気は良さそうです。

朝方はちょっと曇りがちでしたが、だんだんと青空が広がり始めました。

グアディックスのツーリストオフィスへ立ち寄り、いろいろとこの近辺の情報を 仕入れたあと、この町を後にしました。

町の出口付近で、高台になっているところを探し、そこから町を振り返って 前日とは違った角度から全景を撮ったあと、引き続きレンタカーを利用して 今日の目的地、ロルカへ向けて出発です。


少し走って後ろを振り返ると、沢山の雪を頂いたネバダ山脈がその 最高峰のムルアセン山の頂上まで綺麗に見えていました。

すぐに国道から反れて、ネバダ山脈が綺麗に見える場所を探して写真ストップ。

本当に気持ちの良い朝でした。

またしばらく車で走って辿り着いたのが、7000年前の人類が残した 墳墓群が残る谷。

この辺り一帯に点在する240個前後の巨石墳墓の内、幾つかを見学してから 先へ進みましたが、それにしても、これだけ古いものがよくぞこれだけ沢山、 そして良い保存状態で残されているものです。


道中、グアディックス同様に、沢山の洞窟住居が残る村にも立ち寄りながら 渓谷のドライブを楽しみました。


走るうちに、赤い大地が目立っていたのに、だんだんと白い大地に 変わっていくのを感じました。

恐らく、このあたりには地震帯が広がっており 昔から激しい地殻変動が繰り返されてきたために、場所によって全く違った 時代の地層が地表に出ているため、、、でしょうか。


そんな地域を走り続けて辿り着いた小さな集落で車を止めると、 小川のせせらぎのようなものが聴こえて来ました。

周囲を見ると、何やら小川のような用水路のようなものがあり、 その流れから湯気が立ち上っています。

紛れも無い、温泉です。

これの存在はグアディックスのツーリストインフォーメーションの人から 聞いていましたが、彼女が言っていたとおり、その用水路のようなものが 始まるところには、「立ち入り禁止」の札が、、、

彼女曰く:「立ち入り禁止」は、無視して良いので、ずっと奥を散策するようにとのこと。

と言う事で、禁止の札と、張ってある鎖とを越えて中へ入ろうとしたところへ、 車が一台やって来て止まりました。

車から男性が一人降りて来て、話しかけてきました。

この辺りの事を語り始め、しばらくすると、「時間があるのなら案内してあげようか?」

一瞬、モロッコなどでよく見かける、「ガイドの押し売り」で、案内してくれたあとで チップでも要求されるのかな、、、と思いましたが、私も初めて訪れる地であり、 それも、山道へ入っていくようなところなので、案内をお願いする事にしました。


フェルナンドと名乗るこのおじさんについて、「立ち入り禁止」の札を越え、 どんどん奥へと入って行きました。


聴くと、そのあたりは個人所有の土地で、彼はそこのオーナーから庭師として 管理を任されているとのこと。

このあたりはローマ時代から温泉地として発展して来たところで、 湧き出るお湯をいつのころからから、農地用水としても使うようになり、 必要な方向へ導くための水道が作られ始め、その水道にミネラルや有機物が 積もった結果、どんどん水底が高くなり、長い年月と共に、その高さが 我々の身長をはるかに上回る巨大な壁と化して行ったとのこと。

ここで紹介する写真の中に何枚か、高い壁に挟まれた細い通路のような ところに我々が写っているものがありますが、その壁の上に水路があるか、 または、昔、水路があったけれど今は使われなくなったものです。

そして、その壁の表面を見ると、妙な凹凸があったり、上からツララが ぶら下がったように見えたり、上から流れ出た溶岩が固まったようにも見える 奇妙な様相を呈しているのが判りますが、これらの壁の上を流れる温泉が 溢れ出て落ちるため、そこに含まれるものが固まって出来た地形なのです。

ここを歩き、これらがくりなす景色を見ていて、すぐに思い出したのが バルセロナにあるガウディ作のグエル公園でした。

グエル公園内で目につくあのデザインのオリジンとも思えるものが ここにありました。

ガウディさん、、、、きっと、ここの景色を取り入れていますね(笑)

と言う事で、ガウディファンの方にとっては、ここは必見のようです。

広い私有地内を散策していると、最初に見た温泉を使った用水路の先の方へと 出ました。

そこはかなり急な勾配があるため、温泉は勢いよく下方へと流れ落ちていました。

水しぶきが飛び散るため、その周囲は濡れているばかりか、ぬめぬめしていて 歩きづらい感じでしたが、転ばないよう気をつけて登り、無事、難関をクリア(笑)

ここにも巨大な墳墓遺跡があったので、皆でその中に入って記念撮影。

お墓内で記念撮影と言うのも、なんとも微妙ですが、、、(^^;

案内してくれたフェルナンドが言うには、このあたりに残る墳墓群の中でも これが一番サイズが大きいもの、、との事でした。

確かに、我々全員が入って、更に、写真を撮るのに十分な距離をとる事が 出来るぐらいの広さですから、これまで見てきた墳墓遺跡とは比較に ならないぐらい大きなものでした。

その他、周囲にはローマ時代に使われた粉挽き用の石や、脱穀場跡などが 残されており、遺跡の宝庫のようなところでした。

2時間近く、このあたりを歩き回りましたが、その間、ずっとフェルナンドさんが 案内してくれました。

勿論、最後にチップの請求もありませんでした。

フェルナンドさん、疑って申し訳ありませんでした!(^^;;;

最後に彼と一緒に記念撮影をし、メールアドレスの交換をしてお別れとなりました。


再びレンタカーの旅の始まりです。

青空のもと、空の青さを反射した青白いネバダ山脈がとっても綺麗でした。

何枚も何枚も写しましたが、ここではとても全部は紹介しきれません(^^;

ネバダ山脈に見とれながらドライブを続け、ローカル道から本道へ戻り、 そして今日の最終目的地、ロルカへと向かいました。


ロルカに着いたのは15時過ぎだったでしょうか、、、

ホテルにチェックインと同時に、ホテル内のレストランに、今すぐに食べに 降りてくるから、テーブルを用意しておいてくれるようにお願いしました。

ちょっと遅め、、、前日に続いて、すっかりスペイン時間での昼食です。

前日も今日も、急いで食べたのであまりお食事の写真が無いのですが、 何枚かある分だけ、紹介するとしましょう。

皆それぞれに好きなものを注文したので、これだけの写真ではさて何を 食べたのか思い出せませんね〜(^^;

このお肉料理は、イベリコ豚のセクレト、、、と言っても、なかなかピンとくる人は 少ないと思いますが、まぁ、豚肉の部位の中で、一般にはあまり出回っていない ごく少量しか取れない部位、、、だと思っていただければ良いと思います。

珍味と言えば珍味かもしれませんね〜

お腹いっぱいになったあと、甘いデザートは重たそうなので、皆さん、フルーツを 頼んだようです。

洋ナシは、まぁ、一つ分としてこれぐらいの量でしょうが、パインやメロンは 量が多いですね〜(^^; 

勿論、完食しましたが(笑)


昼食を終えたところで、早速、ロルカの見学です。

ここは4年ほど前に、ちょっと大きな地震があり、かなりの被害が出た町です。

まずは、町の外、高台にあるお城へ行ってみることにしました。

今、このお城に付属する形でパラドールも運営されていますが、町を楽しむ ためには立地が悪すぎますので、宿は街中にとり、お城は車で見に行く事に しました。

このお城、車で行くと、パーキングがかなり下の方にあり、車を降りてから 結構、歩かなければなりません。

付属ホテル、パラドールに宿泊している人は、上に専用駐車場があるのですが(^^;

よって、宿泊客で無い場合、一旦、車でお城の入り口まで上り、そこで 運転手以外は降ろしてもらって、運転手だけ下のパーキングへ車を置きに行き、 そのあと、ひとり寂しく上まで歩いて登る、、、と言った感じでしょうか。

運転を担当してくれたTさん、お疲れ様でした(笑)

尚、このお城の見学は、車椅子ユーザーにも対応しているようで、車椅子ユーザーを 乗せた車はお城の入り口横にあるスペースに駐車出来るようです。

内部の見学用に、イヤホンガイドが用意されていますが、日本語はありませんでした。 尚、このイヤホンガイドを利用して城内全てを観ようとすると、恐らく2時間は最低必要では 無いでしょうか。。。   かなり広いお城です。

ちなみに、4年前の地震以降、足場が悪いなど、まだ修理が完全に終わっていない部分も あるようで、そう言ったところは、時間固定のグループ見学を申し込まないと 入れなくなっていて、個人での自由見学は不可となっていました。


1時間ちょっとに短縮しつつ、城内を簡単に見学したあと、再び車でホテルに 戻り、夜まで休憩です。


ホテルで夕食を取ることも出来ましたが、やはり夜の町並みも観たいですね〜

と言う事で、暗くなってから旧市街散策へ出動です。


小さな町に沢山の教会建築も見られましたが、どれも4年前の地震の傷跡が ひどく、未だに、入場できないものがほとんどのようでした。

教会の塔は、崩れ落ちないように、金属の包帯?がしてあるものが多く、 一般のマンションの中には、倒れないようにつっかえ棒がしてあるものや、 割れたガラスから内部を覗くと、中は全くの廃墟のようになっているものも ありました。

地震の被害は想像以上に大きかったようです。


そんな旧市街をお散歩しつつ、美味しい夕食を求めて歩き回りましたが、 なかなか、ここぞと言う店が見つからず、その中で1軒だけ、候補として 覚えておいて、他のオプションを探していたところで、試しに、通りすがりの おばさん3人連れに、お勧めの店を尋ねてみました。

すると、2軒ばかり教えてくれたのですが、候補として覚えていたお店に ついて、あそこはどんな感じかと尋ねたところ、3人一致で、 「あ〜あそこはOK! 美味しいよ!」とのこと。

そこならすでに店の場所も確認済みだったので、そこへ行ってみることに しました。

ちなみに、この3人連れの女性の中の一人が、偶然、我々が宿泊している ホテルのオーナーだったようです。

世間は狭い、、、と言うより、小さな町での出来事です(笑)

お店に到着して、我々が○○ホテルのオーナーからのお勧めで 来たことを告げました、、、、偶然ですが(笑)

そして、メニューを見るといろいろあったので、店のオーナーに 昼食が遅かったためにあまりお腹は空いていない事を告げた上で、 お勧めタパスのお任せコースをお願いしました。

オーナーは快く了解してくれて、自慢のタパスを順々に出し始めました。

蛸料理

エビフライ

自家製コロッケ

片口イワシのフリッター

ここで、まだお腹が空いているようなら美味しい牛肉を少しだそうか?

と訊いてくれたので、もう充分に満足したのでこれでOKと伝えると、 最後に、鱈とジャガイモのスクランブルエッグのようなものがサービスで 出てきました。

最後に皆、カウンターの中へ入れてもらって記念撮影(^^)

どれも美味しかったとお礼を告げて宿へ向かいました。

ロルカ泊


☆2月17日

残念ながらまたまた曇天へと戻ってしまいました。
がまぁ、雨さえ降らなければ善しとしましょう、、、と言う事で、朝のお散歩に出発です。

闘牛場がある公園を通り抜け、旧市街内のバルで軽く朝食を済ませて散策を始めましたが、 昨夜のバルの前を通りかかった時に、後ろから声をかける人がいます。
ふり返ると、昨夜のバルのおじさんでした。
コーヒーでも飲んでいけ〜!
朝食をとったばかりだったので、あとでまたちょこっと顔を出す旨を告げ、 そのまま散策を続けました。

歴史的建造物が沢山残る町ですが、残念ながら4年前にあった地震のため、 未だ、見学不能な状態にあるものがほとんどで、内部入場できるものが ほとんどありませんでした。
が、一部だけ見られるところは、どこも、入場無料で見学させてくれたので、 18世紀のサン・マテオ教会、ゲバラ宮、17世紀のサント・ドミンゴ教会、 そしてその内部にあるセマナ・サンタのミュージアム、考古学博物館などを 見学して朝の散策を終了しました。
ちなみに、ゲバラ宮以外は、全て車椅子見学に対応していました。
小さな町なのに、素晴らしいことですね。

散策を終え、この町を出発する前に、先ほど声をかけてくれたおじさんのバルへ行き コーヒータイム&トイレタイムを取る事にしました。

コーヒーや紅茶を頼むと、全員に朝焼いたトルティージャを出してくれました。
そしてお代を払おうとすると、

おれが誘ったのだからお金は要らないよ。 俺たちが日本へ行く事があれば その時にはコーヒーでもご馳走してくれ。

と言う事で、すっかりご馳走になってロルカを出発する事となりました。

ちなみに、我々が昨夜、このバルで夕食をとっている最中に、小さな地震が あったようです(^^;
この辺りでは、微震はいつものことで、まるで日本のようなところですね。
訊くと、震源地は、今日、我々が向かう町あたりとのこと(^^;
途中、土砂崩れなどが無ければ良いのですが、、、、

昨日すでにグラナダ県を出てムルシア県に入っていますが、このあたりは とにかくアーモンド畑が多いです。
よって、この季節に旅をすると、走れど走れど目につくのはアーモンドの花。
アンダルシアで良く目にする、延々と広がるオリーブ畑、、と言う風景は ほとんどなく、とにかくアーモンドが綺麗です。

皆さん:  「あ、でも、あれは桜でしょう?!」
私:     「いや、あれもアーモンドですよ」
皆さん:  「でもあれは桜でしょう!」
私:     「違いますよ。 車を止めて見てみましょうか」
皆さん:  「あ〜、これはやっぱり桜だ」
私:     「違いますよ。 それもアーモンドですよ」

てな会話が続いていました(笑)
このあたり、ほとんど桜はありません。
そして、桜の花の画像をネットで検索してよ〜く見てみてください。
桜の花には花柄と呼ばれる、サクランボに付いているヘタのようなものが 付いていますから、すぐに区別がつきますね(^^)

アーモンドの花を満喫しながら次にたどり着いたのがアレドと言う村です。
幸い、昨夜の地震による土砂崩れのようなものには出くわしませんでした。
トレドのように、高台に築かれた要塞都市、アレド。
まずは、遠方から村の全景を眺めてみました。
い〜村です。 空が青く無いのが残念でしたが(^^;

村の先端に見える古城の塔と教会、、、そこへ行ってみることにしました。

まずは、こじんまりとした村の教区教会の内部を見学。
次に、塔にも入ってみました。
塔の上階へのアクセスは、残念ながら車椅子対応ではありませんでしたが、 地上階にミニシアタールームがあり、そこに、このあたりの歴史や文化を紹介する DVDビデオが何種類か、用意されていました。
その中の一つを見せてもらってから、頑張って塔の最上部へ。

塔の屋上から周囲360度を見渡すことが出来ます。

見る方向によっては、少し青空もあるのですが、それ以外は全て灰色の 暗い空(^^;
まぁ、雨さえ降らなければ、、、、と、慰めあいながら、微妙なお天気の下、 景色を楽しみました。

上からの眺めを楽しんだあと、再び車に戻って、今度は、この村に着いた時とは 反対の方向にある谷間へ車を走らせます。

高台に築かれた町ですから、周囲が谷間となっており、どの方角から 見るかによって、さまざまな姿を見せてくれる、、、はず、、、ですよね。

と言うことで、運転を担当してくれているTさんと、塔の上から車で入れそうな 道を確認してから、いざ出発!

同じように高台に築かれた村の風景ですが、先に紹介した写真と後で出てくる 写真とでは、村の向きが正反対なのがお判り戴けると思います。
先の写真では、村の先端が左側にありましたが、後の写真では右側に 見えますね。 4人一緒にアーモンドと村をバックに撮っている写真、、、 その中でBorrachoさんが、カメラマンの私を同時に写している写真がそうです。

この反対側の谷へ下りて来たあと、車はT氏に任せておいて、谷間に続く道を しばらく歩いてみました。

アーモンドが、畑と呼ぶ程にはありませんでしたが、ぱらぱらと植えられており、 どれも沢山の花を付けていて、これであと空がスカッと晴れていれば 良い写真が撮れるのにね〜 と、恨めしく思いながら、シャッターを切るので ありました(^^;

それでも、雲の動きが早く、たま〜に青空が顔を覗かせます。
そこをうまくとられると、少しは青空を入れた村の写真も撮れました。

村の撮影会が終わったところで、そろそろお昼です。

村の出口にあったレストランは閉まっていたので、そのまま村を出ました。

この先、次の村までは、細い山道で、レストランなどあるはずも無く、 このままでは、今日も昼食は遅くなるかな、、、と思ったところ、この村から 遠のく前に、1軒、大きなレストランを発見。
ここでお昼を食べる事にしました。

駐車場に車を入れようとしたところで、これまでずっと我慢していた空が 雨を落とし始めました。
もうこれは、ここで一休みしろ、、と言う事なのでしょう(笑)
素直にこれに従って、腹ごしらえです。

また、いつものごとく、皆それぞれに好きなものを注文しましたが、 幾つか、お料理の写真を紹介させて戴きましょう。

たっぷりの生野菜、、、これは日本人には必要ですね〜


ソラマメと生ハムの炒め物


そしてこれは、、、子羊だったと思います。


山の中ですから、野菜やお肉類が中心の食文化ですね。


そしてデザートが、お店の人お勧めの自家製アーモンドクリーム、


プリン


フルーツ、、、などなど


前日にも、このパイナップルの写真が出てきましたが、似たようで ちょっとその切り方に違いがあるのです。 少し残した中央の芯の部分ですが、 前日のコックさんは、下部を切り離していましたが、ここのコックさんは 上部を切り離していました。

この微妙な違いにすかさず気づいたのが、Maruさん!
鋭い観察力ですよね〜


そして、Maruさん、Borrachoさん、共に真剣な顔つきでそれぞれのデザートの 味を審査中です。 

もしや、お二人はミシェランからのまわしもの?!

採点のほどは?(笑)



楽しい食事を終えてトイレも済ませて再び出発です。


外へ出ると雨は上がっていました(^^)


ちなみに、このレストラン、味、ボリューム、値段、全てOKでした(^^)

更には、なんとこんな山奥のレストランですが、車椅子対応です(^^)

素晴らしい事ですね〜  ムルシア県、なかなか進んでいます。


このあと、くねくねと山道を走り抜け、今日の最終目的地へと向かいました。

食事のあと眠気の来る時間帯ですが、Tさん、運転、お疲れ様でした。


そしてやって来たのが、今日の宿泊地、ムラです。

そう、間違って書いたのではなく、ムラと言う名の村です(笑)


ここも城下町ですが、お城はほぼ廃墟と化していました。

多少、手を加えたあとが見られましたが、完全に修復して見学可能にまで 持ち込むには、かなりの予算が必要なのでしょうね、、、


ここは非常に坂道の多い村です。

元気な人なら、お城までどんどん歩いて登るのでしょうが、我々はお城のふもとあたりまで 登って引き返しました。

お城へはまた明日、車で登るとしましょう。


高台へ登るにつれ、村の景色が眼下に広がり始めます。

途中、サン・ミゲル教会、サント・ドミンゴ教会、カルメルの教会などを見学しつつ 歩くうちに、だんだんと日が暮れはじめました。


今回の旅で、初めて紹介する「夜の青空」の時間帯に突入です。


曇天だと、昼間は薄暗い空にしか映りませんが、夜が始まろうとするこの時間には、 びっくりするほどの青空に見えます。


教会だけでなく、あの廃墟のように思える山上の古城跡もライトアップをしていました。

この村の人にとって、あの古城跡は大切な村のシンボルなのでしょうね〜


歩いたあとはバルで1杯(^^)

今夜は2次会までやろうと言う事で、バルでは軽く飲むことにしました。


マグロに塩をして半干しにしたモハマ、

そしてお店お勧めの一品、大きなマッシュルームの詰め物、

ホタルイカのフリッター

これらをつまみにビールを飲んだあと、深酒はせず、そのまま夜のお散歩を楽しみつつ スーパーマーケットへ。

スーパーで、赤ワイン、つまみ、そして翌朝の朝食用パンやハム、カップ麺などを 買い込んで宿へ戻りました。

今夜は一件の家を貸切で使わせてもらう形での宿泊です。

広いキッチン付きサロンが二つもありましたが、その内の一つに集合して2次会の始まりです(^^)

冷蔵庫には各種ジュース類、ビール、カバなどが満タンに補充されており、 戸だなを開けると、ウィスキー、ラム、ウォッカ、紅茶、コーヒーなど、何でも揃っていました。

オーナーに、これらの料金を尋ねると、、、、「好きに飲んでいいよ!」


節度ある我々としては、日本人としての良い評判だけを残すべく、カバを2本だけ戴いて、 それ以外のものには手を付けませんでした(笑)

かくして、スーパーで買った赤ワインと、オーナーのお言葉に甘えたカバ2本とで 2次会は終了。 今日も楽しく1日が暮れました。

ムラ泊


☆2月18日

今日も空はねずみ色です(^^;

朝はまた皆でキッチン付きサロンに集まって昨夜、スーパーで買ったパン、ハム、 チーズ、カップ麺、インスタントスープなどで朝食を撮りました。

何もかも揃っていて、清潔で快適なお宿でした。

間違いなく日本人としては初めての客となった我々としては、日本人の名誉にかけて 使ったものは綺麗に片付け、昨夜戴いたカバのお礼も含め、皆でチップを置いて チェックアウトしました。

これで、この宿のオーナーは、日本人に対し、きっと良い印象を持ってくれたはずです(^^)


ちなみに、この素敵な宿も、完全車椅子対応です。

勿論、最初から、そう言う宿を選んで視察に行っているのですが。。。

車椅子でのスペイン旅行をお考えの皆さん、、、こんな片田舎でも、安心して旅を楽しむ事が 出来ますから、いつでも勇気を出して飛び出して来てください。

一般ツアーに参加されている健常者の皆さんが知る由も無い素敵なスペインを ご紹介しましょう(^^)


宿を出て、車で山上にある古城跡まで上ってみました。

あいにくの曇り空でしたが、宿泊した村の全景、そして周囲の景色を見渡す事が出来ました。

面白かったのは、我々が、古城の周囲でうろうろしていると、パトロールカーが一台、登って来た事です。

恐らく、村の誰かが通報したのだと思います。 「怪しい連中がお城へ登って行った」と。

日本人など見たことも無い村人達でしょうからね、、、(笑)


山を下り、県道に入り、少し離れた場所からこの村の景色をカメラにおさめてから、 ここを後にしました。


次に我々が目指した町は、カルタヘナのすぐ傍にある、カボ・デ・パロスです。

だんだんと海へ近づくにつれ、ねずみ色の空が青く変わり始めました。

地中海へ飛び出した突端にある、カボ・デ・パロスに着くと、曇天の中にも、随分と 青空が顔を出すようになっていました。

ずっと内陸部を旅して来たあと、目の前に広がる海を見ると気持ちの良いものです。

日も差して来たので、海辺をしばらくお散歩する事にしました。

風が強く、海の波は、とってもブラボー!

当たっては砕ける波の飛沫が高く空へと飛び散っていました。


しばらくお散歩を楽しんだあと、まだお昼ご飯には時間が早かったので、再び車に乗り込んで 北上を開始。

ラ・マンガを通ってマル・メノールと地中海とを隔てる細い陸地、グラン・ビア・デ・ラ・マンガを ひたすら北上してみました。

ネットで見ると、このまま車で陸路、北上出来るようになっていましたが、運転をしてくれている スタッフT氏によると、その昔、彼が通った時には、この先で陸路は終わり、そこで引き返さなければ ならなかったとのこと。

それでは、この先がどうなっているのか、確認に行こうと言う事で、ひたすら北上を続けたところ、 かつて、行き止まりになっていたところに、更に北上出来るようにちゃんと橋がかかっていました(笑)

更に橋を渡って北上を続けても良かったのですが、今日の最終目的地はカルタヘナで、 北上すればするだけ、また戻らないといけないため、橋を確認したところでUターン。

再び、外海と内海を隔てる陸路、グラン・ビア・デ・ラ・マンガを走って南へと向かいました。

道中、最も、この陸路が細くなるところで、南を向いて写真を撮ってみました。

海の写真が終わるところ、横断歩道の手前で4人一緒に写っている写真がそうですが、この道路の右も左も海なのです。

写真が小さくて良く判りませんが、よ〜く見ると、左の大きな看板の向こうも、右奥も海で、完全に 海に挟まれた細い細い陸地にこの道路があるのです。

走っていると、左右の砂浜の砂や打ち寄せる波が道路を侵略しているところが結構ありました。

いずれ、海に飲み込まれてしまいそうな、そんな道路です(^^;


波に飲み込まれる事なく、無事、この細い道路の根本まで戻り、そこからカルタヘナへと 進路をとりました。

カルタヘナに着いて、ホテルにチェックインを済ませ、荷物を置いたら早速、町散策へ出発です。

まずは、ホテルから少し離れたところにあった考古学博物館へと向かいました。

とっても暇そうなところで、受付の女性とお掃除の女性が二人でひたすらおしゃべりを 楽しんでいるところへ我々が到着。

おしゃべりが楽しかったらしく、とてもご機嫌でした(笑)

入場無料で、いろいろと見る物があり、内部は車椅子対応。

古い文化に興味のある方にはお勧めです。


ここの見学を終えたところで、再びホテルへ戻り、ホテルの駐車場に車を止めて、あとは 全て徒歩見学としました。

まずはお昼ご飯です。

これまでの小村とは違い、カルタヘナはそれなりに大きな町です。

観たいものもいろいろあるため、あまりお昼ご飯に時間を取られる訳には行きません。

ローマ劇場跡付属のレストランで、ランチメニューを頼んで簡単に昼食を済ませました。

ここに、スープ、パエージャ、牛肉(超薄切り!)の写真がありますが、このレストランは お勧め出来るかと言いますと、??? です(^^;


ステーキの牛肉が超薄かった事以外には、特に感動?も無かったこのレストランでの お食事をさっさと切り上げて、そのままローマ劇場跡に入場。

この手の遺跡にしては、比較的、規模の小さなものでしたが、内部は良く整備されており、 車椅子での見学も可能でした。


内部見学を終えたあと、そのまま劇場跡のバックに続く丘へと登り、その上にある ラ・コンセプシオン城へと向かいました。

昼食を終え、ローマ劇場跡の見学を始めた頃から、またまた空は曇り始め、たまに 小雨が落ちるようになっていました。

お城からの眺めは良く、いろいろな方角に、いくつもの要塞が見えるのですが、 残念なのは、このねずみ色の暗い空(^^;

きっと、晴れていれば、海も含め、綺麗な写真が撮れるのでしょうねぇ、、、、


ちなみに、このラ・コンセプション城も、車椅子での見学に対応しています。


お城の見学を終えたあと、丘から降りるのは、上りほどきつくは無いはずですが、 町と丘の上とをつなぐ展望エレベーターを、一度は使ってみよう、、と言う事で、 歩かずにエレベーターで降りることにしました。

左側に並んでいる写真の内、ローマ劇場あとの写真があり、その下がお城の横にある塔、 その下の写真が、展望エレベーターのものです。



エレベーターで降りたあと、Maruさんのリクエストにより、ARQUAの見学に向かいました。

これは、海底に埋没したものを引き上げて展示している考古学博物館、、、みたいなもの でしょうか。

海辺にありますが、国立だけあって、相当大きな敷地を贅沢に使っています。

左右に1枚ずつ、船底の骨組みのようなものが天井からぶら下がっているのが見られる 写真がありますが、これがその内部の様子です。

海底から引き揚げられた金貨や銀貨。

船底に積み込むため、船底の形に合わせて作られた壺や瓶。

航海に関連したいろいろな歴史を見ることが出来る大きなミュージアムで、ここもまた ちゃんと車椅子に対応していました。

そして、とっても暇そうでした(^^;

きっと、夏場を中心に、賑わうのでしょうね。。。


他にもまだまだ観るところがありますが、一度に全部、、と言うのは無理がありますね(^^;

今回はこれぐらいにしておいて、一旦、ホテルで休むことにしました。


Borrachoさん、Maruさん、そして私の3人は、ホテルへ戻って休憩。

T氏は、友人から頼まれたカラスミを求めて市場へ。

Mayumiさんは、ローマ時代の集会場跡を見にお出かけです。

あとでT氏から聞いた話では、カルタヘナの市場でのカラスミの値段は、マドリッドは勿論、 このあと訪れたバレンシアの市場に比べても、極端に安かったとのことです。

カラスミファンの方は、要チェックですね(笑)


夜になって再集合。

夕方、解散前に一杯やったバルへ軽くつまみに行きました。

夕方に行った時、カマレロのお兄さんに、「今夜のサッカーはこのバルのテレビで 観られるの?」 と尋ねると、「有料放送だったらうちは払ってないからダメだよ。」 とのことでした。

夜になって、とりあえず行ってみると、店に入る我々を見るなり、 カマレロさんはすぐにサッカーの事を思い出したようで、店のオーナーに 確認していました。

結局、有料放送だったのでそのバルでは観られなかったのですが、 まだ試合開始まで時間があったので、まずはそこで夕食をとる事に しました。


いつものごとく、サラダで生野菜補充、

イワシの塩焼き、

アサリのサフラン煮込み、

などをつまんで、早目に夕食を切り上げ、サッカーを観られそうな お店を探す事にしました。


この日はレアル・マドリッドの試合があったのですが、聞くと、店の オーナーはレアルファンとのこと。

この近所で試合を観られるバルはあるかと尋ねると、わざわざ 一緒に来て、別の店へ連れて行ってくれました(笑)

そこまでは良かったのですが、そのバルは、レアルファンの仲間内だけが 集まるお店のようで、スペインの法律を無視して店内は喫煙OK(^^;

強烈にタバコ臭かったので、ワインを1杯だけ飲んですぐに他の 店を探しに出ました。

すぐ近くに別の店を見つけ、そこで観戦は出来たのですが、扉が無く、 店の間口全体が出入り口と言う、とっても寒いお店!(^^;

それでも寒さを我慢して観戦。 終わってホテルに戻ってテレビを つけると、部屋のテレビでも有料放送を観られたようです。

バルでわいわい観るのが楽しいのですが、あの寒さを我慢するぐらいなら、 せめて後半戦ぐらいはホテルの部屋で観れば良かったですね〜(^^;


カルタヘナ泊


☆2月19日

引き続き、レンタカーでの旅です。

青空に恵まれ、皆ご機嫌で出発しましたが、、、、

それも束の間、内陸部へ入るとまたねずみ色の空に包まれてしまう事と なります(^^;


ここにある海の写真は車窓から撮ったアリカンテあたりの景色です。

赤い花が咲いているのはアリカンテ市内。

アリカンテ市内を通過して更に北上を続け、ベニドルムあたりから 内陸へと入り、最初に向かったのはグアダレストと言う小さな村です。

アリカンテを出ると、だんだんとお天気が怪しくなり、空の色が変わっていくのが判ります(^^;


グアダレストに到着した時には、すっかり曇り空。

そして、空気全体がガスっている感じで写真を撮っても、遠景は 全て白っぽく霧がかかったようになってしまいます。

断崖絶壁のようなところに作られた村で、ここもまた、お天気が良ければ さぞかし景色の良いところなのでしょうが、あいにくの曇天、、、

まぁ、お天気だけは仕方ありませんね〜(^^;

また、次回、再訪の時に青空をバックに写真が撮れることを祈るとしましょう。


とりあえずパーキングに車を止め、皆さん一緒の写真を撮ったあと、 徒歩にて旧市街に入ります。

入り口あたりに、大きな岩盤があり、そこが写真スポットとなっている ようで、皆、順番にそこで写真を撮っていました。

と言う事で、我々も順番を待って撮影会。

右にあるのは、Borrachoさんの撮影が終わって岩盤から降りようと されているところの写真です。



旧市街に入って、この村の必見モニュメントとなっているのが、 カサ・オルドゥーニャ。

17世紀の地震のあと、残った城跡の一部と合体させて作った 屋敷のようです。


屋敷内の見学を終えると、そのまま外へ出て、崖の上を歩けるよう、 見学用順路が整備されています。


曇天のため、あまり良い写真は取れませんでしたが、ここで撮った 写真を何枚か、ここでご紹介させて戴きましょう。






このお屋敷、そして崖に付けられた散策路は、残念ながら 車椅子対応にはなっていませんでしたが、ここで紹介する写真の 風景は、大丈夫、、、おおむね、車椅子でも見に行けます(^^)




お屋敷、そしてそのあと続く散策路の見学を終えると、このモニュメント としての出口があり、また旧市街へと戻るようになっています。



そのまま旧市街の散策を続け、土産物店でお買い物、そして、 カフェに入って、一度、トイレ休憩。

このカフェのお手洗いはちゃんと車椅子対応となっていました。

何とも愛想の無い、ぶっきらぼうなおばさんがやっているお店でしたが、 店を出る時、こちらからGraciasと声をかけると、ちゃんと丁寧なお返事が 返って来たところをみると、生まれつきのぶっきらぼうな顔つき?!で あるだけで、性格は良い方のようでした(笑)




旧市街の散策を終え、パーキングに戻ったところで、またお店に ひっかかったようです(笑)

いろいろと地元の産物を置いていました。

ここで買われたイチジクのチョコレート、ご馳走になりましたが、 美味しかったですね(^^)


そうこうしている内に、だんだんとお昼の時間が迫って来ましたが、 先を急ぐため、ここでは食事をせず、どこか、道中でレストランを 探すことにして、出発です。

が、行けども行けども、ドライブインらしきものも見つかりません。

よって、一旦、県道から出て小さな村へ食堂を求めて入ってみました。

何も無さそうな村でしたが、全く目立たないところに、ありました!バル・レストランが!

小さなお店、狭い間口で、外からは中が全く見えません。

とりあえず、本当に食事が出来るかどうか、私だけ車から降りて 偵察に入りました。

中は暗く、男性客が5名ほど、、、

私の顔をじろじろと穴が開くほど見つめていますが、何も言葉を 発しません(^^;

私が軽く挨拶をしても、「こんな顔の奴がスペイン語を話す訳が 無い」とでも思っているのでしょう、、、返事も返って来ません。

これは、片田舎へ行くと、よくある事なのですが、こちらがスペイン語を 話しているとは想像もしていないため、返事が無いのです(笑)

「自分には理解できない言葉を発したのに決まっている」と、思い込んでいるため、 「オラ・ブエナス!」 と言うだけの、簡単な挨拶の言葉すら、聞き取れないのです(笑)

店の人が見当たらないので、カウンターの前で誰かが出てくるのを しばらく待っていると、一人で酒を飲んでいたおじいちゃんが、 大きな声で店の人の名前を呼んだようです。

すると、奥からおじさんが一人、出て来て他の人達と同じように、 奇異の目で私を見つめます。

そこで私が、今度は大きな声で、我々は5人だけど、食事は出来るか? と尋ねると、一瞬、戸惑いを見せましたが、OKの返事が返って来ました。

そこで、店を出て、外で待っていた皆に中へ入るように合図をしました。

更に4人も私と同様に「不思議な顔」をした東洋人がぞろぞろと入って 来た時の、店内にいた地元民の反応、目つき、、、これを紹介出来ないのが 残念です(笑)

無事、テーブルについて、いつものごとく、皆、それぞれに好きなものを 注文しました。


サラダ

巨大な肉ボール入りのスープ、、、これにはびっくりです(^^;

魚と野菜の煮込みスープ

鶏肉

肉団子

豚肉

イカの鉄板焼き


そしてデザートに

このあたりでいっぱい撮れるアーモンドで作ったアーモンドケーキ

焼きりんご

プリン

そして彼らの畑で取れたアーモンドもいくつか割って食べました。

そして食後のコーヒーに食後酒で〆。


最初は、言葉が通じるはずも無いと思っていたお店の人も、 地元の文化についていろいろと質問をすると、あっという間に打ち解けて、 沢山の事を教えてくれました。

料理も美味しく、ボリュームもあり、親切なオーナー、、、

このお店もまた次回、再訪するとしましょう(^^)

ちなみに、我々5人の間では、この村の事を、紅ショウガ村と呼んでいます(笑)

理由は、、、内緒です(笑)


楽しい昼食を終え、再び車で移動です。

目指すは今日の宿泊地、シャティバ。

これまでに訪れた村々のほとんどが、国の文化遺産指定を受けていますが、 シャティバもその一つです。



シャティバに到着して、旧市街地にあるホテルにチェックイン。

旧市街は、駐車事情が良くないようですが、運よく宿の近くにスペースを見つけることが 出来ました。

一度動かすと、もう止める場所が無くなるので、このまま翌日まで車は使わない事に しました。


ここも城下町で、山の上には立派なお城があります。

お城まで歩くのは大変なので、それは明日、車で行くとして、今日のところは その途中にある教会まで行ってみることにしました。


かなりの上り坂でしたが、皆、頑張りましたね〜

いや、一番、運動不足で苦しかったのは私かもしれませんが(^^;;


少し歩いては町を見下ろす、、、これを繰り返しながら教会まで上りました。



右側に白い教会の写真がありますが、その後ろ、更にずっと上の方にお城が 見えています。

もう少しお城にズームインした写真がその左下の写真です。

ここまで来れば、あと少しでお城に着けそうですが、まぁ、無理をせず明日、車で 登るとしましょう。



教会は残念ながらこの時間、閉まっていましたが、丘の上から観るシャティバの 景色を楽しんだあと、また別の路から町へと降りて行きました。


町に降りてそのまま、旧市街地を散策です。


山登りを含めた散策のあと、足も疲れ、喉も乾いたのでバルに入ってビールを一杯。


そうこうしている内にだんだんと日が暮れて行き、「夜の青空」の時間となって来ました。


まだ夕食には早く、かと言ってこれ以上歩くのはちょっときついので、一旦、宿へ戻り、 休憩の時間となりました。




宿には屋上があり、そこから大聖堂やお城が良く見えます。


屋上から見た、まだ真っ暗になる前の大聖堂の夜景が右にあります。


そしてその左下がお城の夜景です。


少し宿で一服したあと、再び集合して夕食へ。


宿の人が幾つか、お勧めのレストランを教えてくれましたが、その中でも一押しの レストラン、、、そこへ行ってみることにしました。


いつも夜はバルで簡単につまむぐらいにしていましたが、たまにはちゃんと食事を してみるのも良いでしょう(^^)


外に出ると、もうすっかり夜、、、真っ黒な空に変わっていました。


ライトアップされた大聖堂と大聖堂前広場あたりをぐるっとまわってからレストランへと 向かいました。


そしてレストランに到着、、、、

宿の人が言っていたとおり、看板らしい看板も無く、扉は閉じたまま(^^;

まさかこれが営業中のレストランとは誰も想像出来ません。

紹介された人だけが来る、知る人のみぞ知る隠れ家的レストラン、、、そんな感じ でしょうか。

呼び鈴を鳴らしてみましたが誰も出てきません。

そしてもう一度鳴らして、しばらく様子を見ていると、ようやく扉が開きました。


旧市街地内の古い建物ですが、中は改装されており、綺麗なレストランに なっていました。

シェフはバルセロナにある某有名レストランのシェフのお弟子さんとのこと。

まずは、ちょっと変わったビールで乾杯しました。

何が変わっているかと言うと、確か、海の水を使って作られたビールだったように 記憶しています。

そして、もう1種類、変わったビールがあったのですが、それは試さずに ワインに変えようとすると、ウェイトレスさんが、「味見する価値はあるわよ」と言って 1本、サービスで出してくれました。

よって、これを5人で少しずつテイスティング(^^)

こちらは、確か、ハーブやら蜂蜜やらが入っていたような、、、ちょっと記憶が怪しいです(^^;


そしてそのあと、バレンシアの赤ワインを1本注文して、肝心のメニューは、


山葵アイスを添えたサラダ

子羊のパリパリ仕上げ

特製コロッケ

牛タンの炒め物

そしてレバー

と、ここまでが前菜で、これらを少しずつ楽しんで、

最後に山の幸パエージャを戴きました。


ワインも美味しく、同じものをもう一本追加。

最後は食後酒で〆。


給仕をしてくれた女性も非常に感じよく、どのお料理も美味しく、 そして、その質の良さからは想像出来ないほどの安さ!

これまた、次回の再訪リストに追加です(^^)


ちなみに、我々が到着して、食事を終えて帰るまでの間、他には誰も 現れませんでした(^^;

まさに知る人のみぞ知る秘密のレストラン、、、そんな感じでしたが、 あれでやって行けるのかどうか、心配してしまいます。

無くならなければ良いのですが、、、(^^;

シャティバ泊


☆2月20日

我々で貸切だった宿で朝食を取り、屋上へ上がってみると、今日は晴天!


やっぱり青空のある写真がいいですね〜(^^)


屋上からお城や大聖堂など、何枚か写真を撮ってから、朝の散策に出発です。

目的は、大聖堂内部の見学。


宿の人に大聖堂の入場時間を確認して出かけましたが、着いてみると、それは 朝のミサが始まる時間でした(^^;

なんとなくそんな気がして、「それはミサの時間ではなく、見学入場の時間だよね?」 と念を押したのですけどね〜(^^;


そこで、時間つぶしを兼ねて近くの広場で行われていた朝市の見学に行きました。



小村や小さな町では、毎週、決まった曜日にこう言った市が立ちます。

日常生活の必需品が並ぶのです。



特に買い物をする訳でもなく、ぶらっと市を見学したあと、再び、大聖堂へと 向かいました。


ミサ開始の時間と、見学入場開始の時間との間が、僅か30分、、、

随分と短いミサだな、、、本当に30分で終わるのかな、、、と半信半疑で行ってみましたが、 ほぼ時間通りに終了しました。


グアディックスでも感じましたが、ここも町の規模に比べると、立派な大聖堂です。


大聖堂内部には、美術館扱いされている部分があり、これに入場すると、希望者は 塔にも上らせてくれます。


美術館部分をゆっくり観た後、頑張って塔にも上りました。


階段の上り下りで、ぜいぜい言いながら降りてくると、教会の方が、「何ならもう一つの 塔も登っていいよ!」

遠慮しておきました(^^;


再び教会内に入って、美術館以外の部分を見学。


教会のサクリスタン(管理をしている方)が、興味を持って見ている 我々に「教会のこと、いろいろと知っているようだね」 と話しかけて来て、 幾つか説明をしてくれました。

右側にある聖母子像、、、聖母が抱きかかえているイエス以外に、足元に 二人の子供がいる御像ですが、これは、バレンシアの守護聖母です。


大聖堂を見学したあと、宿に戻ってチェックアウト。

荷物を車に積み込んで、山の上にあるお城へと向かいました。



シャティバのお城は、大きなお城と小さなお城、、、もともと二つの違うお城だった ものがくっついて、一つのお城のようになっています。



車が無い人は、町から山上のお城まで、観光用のバスが運行されています。

そして、この観光用バスも、車椅子対応です。

ただし、お城そのものは、車椅子による見学には対応しておらず、見学できるのは その一部だけとなっています。

観光用バスで登った場合、ここで1時間の自由時間があって、そのあと、また町まで 送り届けてくれるようです。


お城の入り口付近には車椅子対応のお手洗いもあり、お茶や食事の出来る 素敵なテラス付レストランもありますから、車椅子ユーザーが観光用バスで やって来た場合でも、素晴らしい景色や展示室など、1時間の自由時間は 退屈することなく、充分に楽しめると思います。


ただ、健常者にとっては、この1時間と言う短い自由時間に、大小、二つのお城を 見ろ、、、と言うのは、ちょっとひどいように思いますけどね〜(^^;

最低1時間半、のんびりしようとすれば2時間は欲しいところです。


で、今回我々は、時間制限のある観光用バスではなく、自分達のレンタカーで登り、 まずは大きいお城の見学から始めました。


大きいお城、そして小さいお城と、続けて何枚か写真をお届けします。



規模的にも相当なもので、このお城はかなり見学する価値の高いモニュメントです。




先の大聖堂の塔に頑張って登られたBorrachoさんは、ここでは、大きなお城だけを 見学して、小さなお城はまた次回?!にまわされました(笑)


逆に、大聖堂の塔を敬遠されたMaruさんは、ここでは二つのお城を制覇されました。

二人ともお疲れ様でした(^^)



この先、テラス席で、T氏、Maruさん、Borrachoさんの3人がコーヒーを飲んでいる写真までが お城での写真です。





二つのお城内を歩き回って疲れたあと、テラスでコーヒータイム&お手洗いタイムを 取ってから、お城を後にしました。








お城から少し下ると、そこにも一見の価値あり、、、と言う小さな古い教会が あるのですが、残念ながら我々が到着した時には、午前中の入場時間が 終わった直後でした(^^;

と言う事で、これはまた次回の課題です。



そしてその古い教会のすぐ下に、昨日、我々が歩いて登った教会があります。



テラスで3人がコーヒーを飲んでいる写真の下にあるピンク色のアーモンドの花と 一緒に写っている教会がそれです。


その左下の菜の花とアーモンドと一緒に写っているのも同じ教会ですね。




これにて、今回のシャティバ見学は終わりです。

入れなかったこれら2軒の教会他、まだまだ見たいものがありましたが、 これがタイムリミット、、、、

この町をあとにしました。




シャティバを出て我々が向かったのはバレンシア。


ですが、直行するのではなく、一旦、海辺へ出てどこかで昼食を取る事にしました。



国道沿いには全くレストランが見当たらず、国道を反れて、バレンシアの少し手前の町に 入る事にしました。


集落に入って、ようやくレストラン街を見つけ、米料理を専門とするレストランへ。


ここのランチメニューは、メインをいくつかある米料理から選ぶようになっていました。


勿論、作り置きのものを電子レンジで温めるのではなく、注文が通ってから作り始める ため、ランチメニューと言っても、内容は立派なものでした。


前菜に

パタタス・ブラバス


マテ貝


イカリング揚げ


サラダが出て来て


メインは

海産物パエージャ


バレンシア風パエージャ

の2種を注文しました。


美味しかったですが、日本人にはちょっと塩分が強かったですね(^^;


次回は、忘れずに「塩を減らすよう」お願いするとしましょう。


デザートは、ちょっと珍しかったので、オルチャータのプリンを戴きました。


ちなみに、このレストランも、車椅子対応のお手洗いを持っていました。


楽しい昼食を終えて、いよいよ今日の最終目的地、バレンシアへ入ります。


久しぶりの大きな町です。

バレンシアに着いて、まずはこの数日間、利用してきたレンタカーの返却ですが、 ここで、一つ小さなトラブル発生(^^;


返却場所が、レンタカー会社の予約シートに書いてある場所にはありませんでした(^^;

電話をして尋ねると、「あ〜、昔はそこにあったけど今は無いよ」。


よくもまぁ、一言の謝罪もなく、こういう事を言えるものですね(^^;;

「やはりここはスペイン!」 と実感できる一件でした(笑)

新しく変わった返却場所を確認して、無事、車を解放。

こう言った大都市で、旧市街地のこみいった場所にあるホテルへ行くには、現地のタクシーを利用するに限ります。


タクシーに分乗してホテルへ。

チェックインを済ませ、一杯ビールを飲んでから少しお部屋で休憩です。


休憩のあと、夜の散策へ出発。


まずは、大聖堂へ。

翌日また詳しく見学をする予定だったので、ここは軽く観て出ました。

次にバレンシアの守護聖母像が置かれる王立バシリカへ。

シャティバの大聖堂で見たのと同じ、足元に二人の小さな子供を連れた聖母像が 主祭壇に置かれていました。


ここを出たあと、セラーノスの塔を経由してまた中心部へ。


ゆっくりテーブルについて軽くつまめそうなお店を探しましたが、なかなか 見つかりませんでした。

金曜日の夜、と言う事もあったのでしょう、、、中心部のバルはどこも人でいっぱい でした。

それでもなんとか座れそうなお店を見つけ、夕食にありつく事が出来ました。


メニューを見ると、何種類かの自家製コロッケをウリにしているお店のようだったので とりあえず、コロッケを2種、注文。


そして、ハゼ科の魚だと思いますが、その稚魚のフリッターを一つ注文。

半熟卵をつぶし、混ぜて戴きます。


そしてポテトのサラダをつまんで、夕食を終了です。

もちろん、ビールとワインは欠かせません(笑)


食事が終わったあと、ホテルへ戻り、お疲れだったMaruさんは先にお休みに なったようです。

あとの4人は、更に1杯。

モダンなお店や、賑やかすぎるお店は避けて、昔ながらのバルを探して10分ほど さ迷い歩き、ようやく見つけた「おやじバル」に入りました(笑)

ここでワインを1杯。

新しいボトルを開けてくれて、美味しかったので、そのままボトルごと戴きました(笑)

静かで真面目そうなスペイン人男性と、何人だったでしょうね、、、外人女性の夫婦で やっているバルのようで、厨房内が少し見えていたのですが、棚になんとキッコーマン醤油の 瓶がありました。

醤油を使ってるの? と尋ねると、奥さんが大好きだそうで、いろいろと研究しているとのこと。 醤油にニンニクを漬け込んで、ニンニク醤油を常備しておくと、いろいろな料理に隠し味に 使えるなど、幾つか、ヒントをあげると、夫婦そろって、真剣に聴いていました。

また次回、どんな醤油の使い方を開発したか、見に行かなければなりません(笑)

醤油の講義のお礼に?、いろいろとタパスを出してもらい、食後のワインを美味しく戴いて 今回の旅、最後の夜が終わりました。

バレンシア泊


☆2月21日

いよいよ最終日。

空は快晴とは行きませんでしたが、一応、晴れています。


ホテルで朝食を取り、最後の散策に出発です。


まずは市場へ行き、それぞれ、欲しいものを購入。


皆さんの目的はカラスミ、、、、と言う訳でも無かったのでしょうが、 日本人の店員さんがおられるお店にかかっていた不思議な日本語の宣伝、 「カラスミ 話す」、、、右側に写真がありますが、判りますでしょうか、、、これに 引き寄せられて、ついつい、カラスミを買ってしまったようですね(笑)


感じの良い対応で、味見をさせてくれる時に、ちゃんと生ビールまで付けてくるのが 良かったようで、皆さん、お買い物をされたようです(笑)


買い物をしない私にまで、スペイン人の店員さんがビールをすすめてくれましたが、 ちょうどこの時、チュッパチャップスを舐めていた私は遠慮しておきました(^^;


私の目的は、活けウナギを仕入れる事だったので、ウナギ屋さんを探し、 お昼過ぎの何時ごろまで営業しているかを確認して、また後で立ち寄る旨を告げて 市場を後にしました。



市場を出て少しお散歩したところで、二手に分かれることとなりました。


BorrachoさんとT氏は、今夜、バルセロナであるサッカーの試合を観るべく、 お昼頃の列車でバルセロナへ移動です。


我々3名は、そのまま引き続き、バレンシア見学を続けました。


と言う事で、Borrachoさん、Tさん、また明日、マドリッドで会いましょう!


分かれたあと、市場の近所の教会を少し見学してから、一旦、ホテルへ戻り、 チェックアウト。

荷物をホテルに預けてから、あらためて散策に出発です。




ホテルを出て、まずは、陶器博物館へ。


入場時間開始と同時に入ろう、、、としましたが、ちょっと時間にルーズなようで、 結構、遅れてオープンしました(^^;

ちなみに、ここも、車椅子での見学が可能です。



確か、この日は午後が入場無料だったでしょうか、、、 そのためもあってか、 我々が入ってからも、更なる入場者はほとんど現れず、ほぼ貸し切り状態で 静かに観ることが出来ました。



陶器だけでなく、磁器、織物、家具、ガラスなどなど、幅広い展示を楽しめますから 結構お勧めの入場モニュメントです。


特に女性に人気があるのではないでしょうか。




以下、何枚か内部の写真を。







展示物だけでなく、もともと宮殿であった建物を使っていますから、そのお部屋を 観るだけでも価値があります。







陶器博物館を出たあと、そのすぐ傍にあるサン・マルティン教会を見学。



そのあと、昨夜、少しだけ見た大聖堂へと向かいました。


我々は今日、ゆっくりと見学する時間があるのですが、バルセロナへ行く予定だった 2名は、昨夜しか時間が無かったため、少しだけでも、、、と言う事で、昨夜、大聖堂に 立ち寄ったのでした。



私も、ものすごく久しぶりにやってきたバレンシアの大聖堂ですが、内部見学の 入場料にオーディオガイドシステムの料金が含まれており、解説は日本語を選ぶ 事が出来るようになっていました。


恐らく、内部のこまごまとした変更に、日本語解説の変更が追い付いていないため だと思いますが、実際にそこに見えるものと解説の内容が、ちょっと合わない事も ありました。 

が、個人で観光に来た場合でも、これがあれば、まずまず楽しめるのでは無いでしょうか。





以下、大聖堂内の写真を何枚か。






下方に、左右共に、絵画の写真がありますが、共に、ゴヤの作品です。







そして、左側のゴヤの作品のすぐ下にある写真が、ガラスケースの中に置かれる カリス(聖杯)、、、、スペイン国内に残る伝説によると、イエス・キリストが最後の晩餐で 使用したあの聖杯です。






そのカリスの写真で、大聖堂内の写真の終わりです。


その右側の写真、青空と教会の写真から、別の教会の写真です。





この教会は、バレンシア市に残る、最も古い教会、、、、と、ここの神父様が 説明してくれました。


我々が、熱心に教会内を見学していると、神父様が近づいてきておっしゃるのです。


「あなたは、教会の事をいろいろ知っているようですね」


実に不思議なことです。

先日、シャティバの大聖堂内でもサクリスタンから全く同じことを言われ、 こちらからは何も尋ねてもいないのに、いろいろと教えてくれました。

今回、私自身、まだ知らない教会などを視察に来ている訳で、特に誰かに対して 説明をしていた訳でも無いのですけどね、、、、  

どうして、2度も同じ事を言われたのか、本当に不思議です。



古い天井、壁画の写真が2枚ほどありますが、これらの写真でこの教会内部の 紹介は終わりです。




この古い教会を隅々まで見学させてもらって、また次なるモニュメントを求めて 歩き始めました。





次にやって来たのが、エル・パトリアルカ美術館の一部を成している教会部分。



絵画の無い壁は、一部たりとも存在しない、、、、

そんな感じを受けるほど、とにかく、壁中、絵画で覆われた教会です。


ここも、車椅子での見学に問題ありません。


なかなか見ごたえのある教会、、、お勧めです。




ここを出た後、さすがに、歩き疲れてきたのと、トイレにも行きたくなったので バルへ入って休憩をとりました。


ビールを1杯飲みましたが、その高いこと!

あのバルへはもう2度と行かないと思います(^^;



そうこうしている間に、だんだんと、市場のウナギ屋さんへ行かねばならない 時間が迫って来ました。



市場へ戻って、朝のカラスミ屋さんへ立ち寄り、そこでMaruさんが少しお買い物。

するとスペイン人の店員さんが、「もうチュッパチャップスは食べ終わったでしょう?」 と言って、ビールをご馳走してくれました(^^)


そして、いよいよウナギの仕入れです。


私が、4キロばかり、大きめのウナギが欲しいと言うと、平らな水槽に、別の水槽から 大量のウナギを移し、大きいやつを選んでつかみはじめました。

が、生きたウナギをそう簡単に手づかみ出来る訳もなく、スルリ、スルリと逃げるので その様を見て、集まって来た子供達が大喜び(笑)

子供だけでなく、大人も興味津々で観ていました。

スペイン国内でも、ウナギの成魚を食べる習慣がある地方は極限られていますから、 ほとんどの地方のスペイン人にとって、生きたウナギを見るだけでも珍しい事なのですよね〜


かくして、無事、ウナギを4キロ仕入れて市場を出発。

発泡スチロールの箱に入れてもらったウナギを、このあと、ずっとMaruさんが 持ち運んでくれました。

Maruさん、有難う御座いました!


ウナギを持ったまま、近くのレストランに入って昼食です。

ここは、イタリア人シェフがやっているお店。

私が、「スペインで美味しいパスタに巡り合う事は滅多に無いのだけど?」と、 店の人に釘をさすと、「任せておけ!」と自信たっぷりの返事が返って来ました。

感想は、、、、美味しかったです(^^)

飾り気のない、小さなお店でしたが、ここのパスタはまた食べに行くと思います。

ちなみに、車椅子対応のトイレを持っていましたが、便座がありませんでした(^^;


写真にあるメニューを、3人で平らげ、お腹いっぱいになってお店を出ました。



ホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取り、タクシーで鉄道駅へ。


ちょうどタクシーで移動中に、ラジオでBorrachoさん達が観に行かれたバルセロナでのサッカーの試合中継が かかっていました。

確か、まだ始まったばかりだったのに、バルサが負けていたような。。。


バレンシアから超特急AVEでマドリッドまであっという間の移動です。


一足先にマドリッドに戻った我々3名は、近所のバルで夕食をとり、これにて 無事、今回の視察ツアーが終了となりました。

そして翌日、BorrachoさんとTさんがバルセロナからAVEでお戻りになり、 その日の夜は、バレンシアから持ち帰った活けウナギ、、、まだ生きていましたが、 これを開いて、一人、丸々1匹ずつ!

一切れだけ、白焼きにして食べ、あとは蒲焼にして鰻丼にしました。

鮮度抜群のバレンシア産、肉厚ウナギを豪華にのっけての鰻丼です。

美味しかったですね(^^)

ちなみに、4キロ買うと、23匹いたように記憶しています。

慣れないこと、、、、23匹を捌いて冷凍するのに随分と時間を費やしました(^^;

後日、スタッフ陣を呼んで、皆に1匹ずつ食べさせてあげましたから、あっという間に 9匹のウナギを消費してしまいました(^^;

あとは、大切に少しずつ楽しむとしましょう(笑)


このあと、数日の滞在後、Maruさん、そしてBorrachoさんと、日本への帰路につかれました。

どうも、お疲れ様でした。

また、こんな企画があれば、HP上でお知らせしますのでご都合があえば、 是非ご参加ください(^^)

マドリッド泊


・・・帰国された後、嬉しいお便りを頂いています・・・


*くまさん MAYUMIさん

  今回も大変 お世話になりました。
 大手旅行社のツアーでは絶対行けない様なマニアックな町や村を周り
 スペインの人の温かみを感じる旅でした。
 紅しょうが村(?!)のレストランに入った時、異邦人の侵略かと、
 店内ピーンと張り詰めた空気が流れる中、不機嫌そうな紅しょうが村のくまさん(オーナーシェフ)が
 マドリッドのくまさんに挑みかかった様に見えたのも束の間、 話す内に
 オーナーシェフの顔がほころび、食事が終わる頃には生アーモンドや食後酒やらが
 出て来て、店を出る時にはアミーゴまた来いよと言っていたような気がしました。
  野球のボール程の肉団子スープにはビックリ。
 私の食べたクタクタほうれん草スープは温かくやさしい味で
 スペインの家庭料理を満喫したレストラン&バルでした。
 他にも何箇所も「ピーン」から「アミーゴ」変換が有ったような気がします。
 マドリッドのくまさんの人柄のおかげでいい思いをさせて頂きました。
 運転を担当してくれたTさんは流石、あの丸い信号機?!(ロータリー)をアメンボーの様に
 スーイスーイ!
 Borrachoさん 勝てば勝ったで勝ち逃げ許さじ、 負けたら負けたでリベンジと、
 口実に事欠かないですね!
 またの機会を楽しみにしています。

 追記:身厚の鰻丼ご馳走様でした。
     これから「マドリッドの蒲焼」なんて落語ができるかもしれないですね〜
                                           by Maruさん


*無事、成田に到着しました。

  くまさん、マユミさん、スタッフTさん、お世話様でした。特に麻雀では!!
  今回のくまさんの視察旅行に同行する機会を得てすばらしい時間を過ごすことが
  できました。
  すでにくまさんやマルさんの掲示板での報告の通り、親切な人々との出会いに
  感動した日々でした。
  スペイン好きのみなさん、私とマルさんは一足先に体験させていただきましたが、
  この視察を元に旅の企画が実現した折にはぜひ参加をお勧めします。
  バルサのホームでのサッカー観戦、バルのワイン、タパスも十分堪能させて戴きました。
  また、次のスペイン旅行を夢見ましょう。           
                                           by Borrachoさん


こちらこそ一緒に楽しい時を過ごさせて戴きました!

またお会い出来る日を楽しみにしています!


撮影 & 報告: マドリッドのくま、こと、古村周三




当協会・文化部の活動についてのお問い合わせ、旅のご相談は下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。

通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、 迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。 
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。

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