スペイン旅行 SNJ日西文化協会・文化部からの活動報告

 2018年9月 車椅子で行くサンティアゴ巡礼の旅(8泊9日) 

主な訪問地 : マドリッド、ブルゴス、レオン、アストルガ、ポンフェラーダ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ

Fujikoさんから初めてメールを頂いたのが2017年の11月のことでした。
お母様が車椅子ユーザーとのこと。 
そしてお母様のお友達で同様に車椅子ユーザーであるYoshikoさんに「サンティアゴ巡礼に行きたい」と言う夢を 実現してもらいたい、、、そのために手伝って欲しい、、、とのご相談でした。
一緒にお越しになる方はおられず、お一人での冒険とのこと。
障害のためメールのやり取りが大変なYoshikoさんに代わって、Fujikoさんがずっと交信の中継役をしてくだることによって、 夢実現に向けての計画が動き始めました。

実に、40回以上のメールのやりとりを経て、Yoshikoさんの車椅子単独旅行、サンティアゴ巡礼が実現する事となりました。


帰国された後、事情あってすぐに入院。
手術とリハビリを経て回復されたあと、嬉しいお便りを頂きました。
以下、お手紙からの抜粋です。


 古村様

  一生で最後の旅と決めていた旅。
  最高の旅だったことをお伝えしたくこれを書きます。
  難しい教会の名前、街の名前等は残念ながら失念してしまいました。
  でもそこでお会いした人の顔、頂いた親切は今でもはっきり思い出せます。
  私の場合、巡礼とは名ばかりだとは思いつつ、3、4日もすれば本当の巡礼のような気がしてきました。
  「あ〜 思い切って来て良かった!」 と心の底から思いました。
  大きな期待は抱かずに行こうと思っていましたので、そのギャップの大きさに自身、驚いてしまいました。
  どこまでも巡礼の持つ意味の大きさ、奥深さの一端を知れた様な気がしています。
  ほんとうに有難かったです。
   ------------- 中略 --------------
  もう一度リベンジに、、、とおっしゃっていた言葉が脳裏に残っていますが、
  私にはその必要が全くありません。
  あれほど心楽しく、緊張せずに出来た旅行は恐らく後にも先にも、もう無いと思います。
  高校が同じだったこともあるかもしれませんが、初めてお会いする方に
  連れて頂いている気は全くしませんでした。 「プロやな〜!」 と感じてしまいました。
  本当に忘れられない旅、、、行く前に描いていた何倍もの重みのある旅になりました。
  見えない所での古村さんのお気遣いにも感謝します。
  御礼の遅くなりましたこと、もう一度お詫びして終わります。
  ご健康、ご多幸を・・・
  かしこ
                                By Yoshikoさん

ご丁寧なお手紙、有難う御座いました。
巡礼中、どんどんお食事が喉を通らなくなるのを見ていて心配しましたが、
それがきっかけで、ご帰国後、早期発見、そして回復出来て本当に良かったです。
これが最後の旅、、、とのことですが、もしお気持ちが変わることがありましたら、
その時にはまたお会い出来るのを楽しみにしていますね!


☆9月1日

Fujikoさんのお見送りを受け、イベリア航空の直行便を利用して成田からマドリッドへ。

18時30分、マドリッドの空港にご到着となりました。

到着ロビーで無事、私と合流後、タクシーでホテルへ。

お互いに初対面なので、自己紹介を含めたお話をしつつ、ホテルのバルで喉を潤し、軽くつまんでから 就寝となりました。

マドリッド泊


☆9月2日

いいお天気です!

朝食のあと、午後の列車の時間までを使ってマドリッド散策を開始!

協会最寄りのホテルから徒歩(車椅子)にて出発。


アトーチャ駅の前を通り、プラド通りへとやって来ました。


この日は日曜日でしたが、毎週日曜日は午前中、アトーチャ前広場から北上する プラド通りは車両通行止めとなり、歩行者天国となります。



我々と同じように、他の車椅子ユーザー達も、歩行者天国となったプラド通りを快適に 散策されていました。


プラド美術館のベラスケスの銅像の前で記念撮影。


そしてゴヤの銅像の前でまた記念撮影(^^)


チケット売り場でも、入り口でも車椅子の特権で、並ばずに先に通して頂きました。


美術館内は撮影禁止なので、残念ながら内部の写真はありません。


プラド美術館をゆっくり見学したあと、続いてソフィア王妃近代芸術センターへ。



こちらは内部での撮影が可能なので、写真を2枚ばかり。


プラド、そしてソフィアと、美術館を2軒見学したところで、今回のマドリッド散策は終了。

お昼の時間となりました。

ホテルの近所まで戻り、バルに入って軽く昼食。


お昼のメニューは、、、


鶏肉を揚げたもの

そして野菜炒めでした。



昼食を終え、ホテルに戻って預けてあった荷物を受け取り、国鉄近郊線を利用して チャマルティン駅へと向かいました。





チャマルティン駅に着いて、今度は特急列車に乗り換えです。


近郊線列車では、車椅子ユーザーに対するアテンドサービスはありませんが、 中長距離列車ではこれを受ける事が出来ます。

チャマルティン駅ではおじさんが列車へ乗り込むのを手伝ってくれましたね(^^)


この日はマドリッドを後にしてブルゴスへと向かいました。


2時間弱の鉄道の旅です。






ブルゴスに着くと、今度は女性のスタッフが列車から降りるのを手伝ってくれました。


そして、車椅子を押しながら自分の携帯電話で車椅子対応タクシーを呼んでくれました。

Yoshikoさんは立ち上がる事は出来るので、少しお手伝いすれば普通のタクシーにも 乗り込めると言うことで、特に車椅子対応のタクシーの手配はしていなかったのですが、 ブルゴスの数少ない対応タクシーがたまたますぐ傍にいたようで、ほとんど待つこともなく、 一台、迎えに来てくれました(^^)


女性のドライバーでしたね。


市内中心のホテルまでタクシーで移動してまずはチェックイン。

タクシーのドライバーには、翌日、だいたい何時頃にホテルを出るか伝えておきました。

チェックインを終えあたと、夕刻のブルゴスの街に繰り出します。


日が暮れ始め、だんだんと「夜の青空」の時間帯に突入して行きます。



昼間も真っ青な空が見られるスペインですが、「夜の青空」もまた、綺麗ですね。



この日の夕食は、ライトアップされた大聖堂を眺めながらバルのテラス席で簡単に つまむことにしました。


メニューは、、、


鳥の手羽の揚げ物


コロッケ


そしてサラダでしょうか。





大聖堂を照らすライトがだんだんと明るくなって行きました。




いつまでもぼ〜っと眺めていたい、、、そんな素敵な景色ですね〜









夜の青空の時間帯が徐々に終わり、青空がだんだんと黒い色へと変わって行きます。






空が真っ暗になったところで席を立ち、夜のブルゴスを少しお散歩しました。






ライトアップされたブルゴスの街並みを楽しんだ後、ホテルに戻って今日の予定が終了です。


この大聖堂は、明日、じっくりと見学しましょう(^^)





ブルゴス泊


☆9月3日

今日も良いお天気です(^^)

ホテルでの朝食のあと、昨夜、外観だけ見たブルゴスの大聖堂の見学に出発です。




スペイン3大聖堂の一つを、時間を気にする事なく、じっくりと見学しました。




以下、大聖堂内の写真を何枚か。


















































聖堂内の見学を終え、広場に置かれた巡礼者の像と一緒に記念撮影。


大聖堂内には車椅子で利用できるお手洗いが無いため、トイレを借りられるお店を探しに行きました。

と、、そう言えば、時々食べに入るマッシュルーム専門店が、車椅子用の入り口を持っていた事を 思い出し、そこへ行ってみると、やはりお手洗いも車椅子対応となっていました(^^)


まずはお手洗いを使わせてもらい、ついでにマッシュルームをつまんで軽い昼食としました。




そのあと、また大聖堂前広場にあるバルのテラス席に座って、大聖堂を眺めながら、Yoshikoさんは コーヒーフロートを、私は、、、さて、ビールを飲んだのかコーヒーを飲んだのか記憶がありませんが、 まぁ、きっとビールでしょうね(笑)


コーヒータイムを終え、ホテルに戻って預けてあった荷物を受け取り、ホテルに対応タクシーを 呼んでもらいました。

すると、やって来たのは前日と同じ女性ドライバー。

前日、降りる時に翌日のおおよその出発時間を伝えておいたので、 すぐ傍で待機してくれていたようです。

テレタクシーのセンターから、「対応タクシーの依頼だよ〜  誰か近くにいる?」 と無線が入るのでしょうね。

鉄道駅とホテルの間の移動を往復共に手伝ってくれた女性タクシードライバーと一緒に記念撮影(^^)

ブルゴスの駅から15時半頃発の列車に乗り込んでレオンへと向かいました。


約2時間でレオンに到着。

この時は普通のタクシーを利用してホテルへ向かいました。

ホテルにチェックインして少し休憩してからレオン散策に出発です。

ガウディ建築の前で記念撮影をしたあと、サン・イシドーロのパンテオンへと向かいました。


サン・イシドーロは、もうすぐ閉まる、、、と言う時間でしたが、車椅子で来ているのを見たスタッフが、 「ちょっと急ぎ足になるけれど、よし、案内してあげよう!」 と言って、我々二人だけにスタッフがついて 丁寧に案内してくれました(^^)

この時のスタッフ全員に感謝です。

サン・イシドーロを出て、私が少し外観の説明をしているところへ、仕事を終えたスタッフ等が出て来たので 皆で一緒に記念撮影(^^)

この写真は、あとでメールで送っておきました。

サン・イシドーロの内部は撮影禁止なので、写真はありませんが、スタッフ等のおかげで 充実した見学を楽しむことが出来ました。

そのあと、今日もまた「夜の青空」の時間帯に突入です。

レオンの夜景もまた、綺麗です。

青い青い夜空をバックに浮かび上がる大聖堂は本当に美しいですね〜

残念ながら大聖堂正面がちょっと工事中ではありましたが、それでも綺麗でした。





大聖堂前のバルのテーブルを確保して、ライトアップされた大聖堂を眺めながらの夕食となりました。


注文したのは、、、

野菜サラダ


そしてエビのアヒージョ


これらをつまんでかる〜い夕食を済ませました。

Yoshikoさんが小食なので、自然と私もカロリー控えめの旅となりつつあります(笑)




夕食のあと、更に少しお散歩をしつつ、レオンの夜景を堪能して今日も一日が無事、終了です。




レオン泊


☆9月4日

今日も良いお天気です。


ホテルで朝食をとったあと、レオン散策の続きに出発です。


大聖堂へとやって来ました。


戦争や地震で壊れる事なく、オリジナルのステンドグラスで覆われたレオンの大聖堂は ステンドグラスを観るだけでも価値のある素敵な聖堂です。


今回の旅では、車椅子の御手伝いをさせていただくため、いつも愛用している大きな一眼レフカメラは持たず、 コンパクトカメラだけを持って行ったので聖堂内の撮影には限界があるのですが、内部の様子を 何枚か紹介させていただくことにします。


以下、大聖堂内と回廊で撮った写真です。















































大聖堂内をゆっくり時間をかけて見学したあと、鉄道の時間に合わせるため、少し早目の昼食としました。


大聖堂を出たあと、まずは車椅子で入れるお手洗い探しです。


何件かのバルに入って訊ねるとすぐに見つけることが出来ました。


お手洗いを使わせてもらったお店がイタリアンレストランだったので、そのお礼に昼食はここで 食べる事にしました。



ピッツァを1枚、、、そしてアイスクり―ムを一つ注文。


昼食を終えたあと、街中を少しお散歩してから荷物を預けてあったホテルへ。


ホテルで車椅子対応タクシーを呼んでもらって鉄道駅へ。


17時半ごろ発の列車に乗り込んで今日の宿泊地、アストルガへと向かいました。



約半時間でアストルガに到着。

タクシーを利用してホテルへ。



静かな庭にテラス席が用意されており、飲み物は自己申告で好きに飲めば良い、、、

そんなお屋敷ホテルに今夜は宿泊です。


ホテル内の写真を4枚ばかり、、、







チェックインを済ませ、少し一服したあと、街歩きに出かけました。


大聖堂、そしてガウディ建築の巡礼博物館の外観を見学。

内部の見学は明日、行なう予定です。




そして、ガウディ建築の前にあるバルのテラス席について、軽く夕食を摂りました。


注文したのは、、、

エンサラディージャ・ルサ(ロシアンサラダ)


イカのリング揚げ


これらを二人でつまんで夕食終了。

今日も一日が無事、終りです(^^)

そうそう、、、ホテルに戻ると同時に雨が降り始めましたね〜

雨に濡れる事なく行動出来て良かったです(^^)


アストルガ泊


☆9月5日

ホテルにて朝食。

今日は列車の時間までを利用して、ゆっくりとアストルガの見学です。


まずはガウディ建築の巡礼博物館に入りました。


元々は司教館として建てられたものですが、その用途で使われることなかったものです。


建物そのものも、また展示物も、なかなか見応えのあるところです。


時間制限無しで、じっくりと見学を楽しみました。


以下、内部の様子を何枚か。
































巡礼博物館の見学を終えたあと、続いて大聖堂と、付属の教区美術館を見学 しました。



こちらもしっかりと見応えのあるところですが、残念ながら車椅子で見学出来るところが 限られており、その全てをご覧頂く事は出来ませんでした。



それでも、充分に楽しめましたね(^^)






大聖堂&付属美術館の見学を終えたあと街中を散策。


途中、日本への便りを黄色いポストに投函。





市役所の警備員に車椅子対応のお手洗いを借りられそうなお店を教えてもらって トイレを済ませたあと、市役所前広場のテラス席に付いて昼食となりました。


Yoshikoさんからのパスタが食べたいと言う御希望に合わせてパスタのある 店を選んで注文。


Yoshikoさんがボロネーズスパゲティを、そして私はハンバーガーを注文。

ほとんど召し上がらないYoshikoさんのスパゲティも、結局は私が平らげる事に なったのすが、、、(^^;;





昼食終了後、ホテルに戻り、列車の時間になるまで、ホテルのお庭で小鳥の声を 聴きながら、しばらくの間、ぼ〜っと過ごしました。

素敵な時間でしたね(^^)


列車の時間に合わせてタクシーで駅へ向かいました。


夕刻18時前の列車に乗り込んでポンフェラーダへ。


列車の中でYoshikoさんがビールを飲んでいるような写真がありますが、 これは私のビールです(笑)


列車に揺られ、約1時間でポンフェラーダに到着です。









駅の外へ出ると、なんと偶然にも車椅子対応のタクシーが待っていてくれました(^^)

Yoshikoさんは、車椅子から立ち上がる事が出来るので、御手伝いすれば 通常のタクシーへも乗り込むことが出来ます。

よって、特に各町で対応タクシーの予約はしていなかったのですが、今回の旅では ブルゴスでもレオンでもポンフェラーダでも自然と対応タクシーに恵まれましたね〜




ホテルに着いてチェックインを済ませたら夕刻のポンフェラーダをお散歩です。

ポンフェラーダではちょうどお祭りの最中でした。


市役所前広場にお祭りの行列が到着するところだったので、広場に面した バルのテラス席をすばやく確保(笑)

そこに座って到着を待ちました。


楽隊による賑やかな音楽が聴こえて来て、次々と大きな人形が現れました。


日が暮れて、だんだんと「夜の青空」の時間帯へ、、、曇り空が綺麗な青空に変りましたね。



市役所のバルコニーにこの町の市長他、偉いさん達が勢揃い、、、


やや退屈な挨拶が続く内に「夜の青空」の時間が過ぎ去り、真っ黒な夜空へと 変って行きました。




賑やかな市役所前広場を離れ、ライトアップされた教会やお城の夜景を楽しんで 今日も一日が無事、終了です。




ポンフェラーダ泊


☆9月6日

快晴です(^^)

ホテルにて朝食を摂ったあと、のんびりとポンフェラーダの見学を楽しみます。


まずは巡礼路上、テンプル騎士団の拠点となったお城を見学しました。


ここも車椅子に対応しているとは言えないのですが、それでも見学可能なエリアが 結構あります。


以下、お城内部の様子を何枚か。

















お城の見学を終えたあと、この町への巡礼路の入り口付近と市営の巡礼宿を見学に行きました。





再び町の中心部に戻って広場のテラス席について昼食となりました。


注文したのは、、、

イカフライ


サラダ


そして最後に、、、焼きプリンだったでしょうか、、、







軽い昼食を終えたあと、この辺り、ビエルソの守護聖母像を祭る教会を見学しました。

我々のために、教会のバリアフリーの入り口を開けてくれましたね(^^)

見学のあと、協会の前にあったオリーブの木の下のベンチに座って、しばらくの間、 ぼーっと過ごしました。

これもまた良い時間でしたね〜


ホテルに戻って預けてあった荷物を受け取り、タクシーで鉄道駅へ。

前日、駅でたまたま会った車椅子対応タクシーのドライバーにこの日のサービスを お願いしておいたので、この時もスムーズに駅まで移動する事が出来ました(^^)


夕刻7時前の列車に乗り込んで今日の宿泊予定地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かいます。

人気のないポンフェラーダの駅で列車が来るまでの待ち時間、、、これも良い時間でした(^^)

22時前にサンティアゴに到着。
駅のスタッフがタクシー乗り場までの移動を手伝ってくれました。

ホテルのチェックインを済ませたらYoshikoさんはそのままお休みに。
私はホテルの傍のバルへ行ってビール2杯とお店が出してくれたタパスで軽く 夕食を摂ってから休むことにしました。

今日からこの聖地サンティアゴに2連泊です。

サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


☆9月7日

ホテルにて朝食を摂ったあと、1日かけてサンティアゴを見学しました。


12時から大聖堂で始まる「巡礼者のミサ」に参加すべく、少し早めに大聖堂に 着いて、スタンバイ。

あっという間に大聖堂内はミサの参列者で一杯となりました。

車椅子ユーザーであるYoshikoさんは一番前、大祭壇の目の前に座らせてもらい、 付き添いの私もその傍の柱の土台部分に座らせて頂きました。

今回、Yoshikoさんはお亡くなりになった息子さん、そしてやはりお亡くなりになった 教え子のお写真を持ってこの巡礼の旅にお越しになりました。

教え子の親御さんより受け取られた餞別を含め、サンティアゴの大聖堂に寄付をされ、 この御ミサに与りました。

息子さんも、そして教え子さんも、きっとはるばるサンティアゴまでやって来られた Yoshikoさんの姿を見守ってくれていたと思います。

ミサでたまたま隣に来られた台湾から(だと思います)の女性巡礼者がYoshikoさんの手を握って 祈りを分かち合ってくれましたね。


ミサが終わったあと、昼食へ。



お昼は、、、

サラダ


そしてYoshkoさんからのリクエストでパエージャを注文。


パエージャは最低注文単位が2人前となっており、それを小食のYoshikoさんと 私とで食べきれるはずも無いのですが、せっかく本場スペインまでやって来た のですから、1度ぐらいは食べ見ないとね〜(^^)



昼食のあと、一旦、ホテルに戻って休憩としました。



夕刻、再び町散策に出発です。



真っ青な空をバックに大聖堂前広場で記念撮影。


するとそこへ現れたのが、ミサの時に出会った台湾からの巡礼者。

一緒に記念撮影となりましたが、、、、この時、彼女が広げていた旗が 台湾の旗だったのですね、、、だから、私の中で、台湾人だと言う印象が残って いたのでしょうか。





引き続き、町散策を楽しみ、バルのテラスで小休止。


お隣にワンちゃん連れの女性がいたので、ワンちゃん好きのYoshikoさんは 交流を楽しまれていました(^^)


テラスでの小休止を終えたあと、コンサートが行われる教会へ。


この夜、ガリシア州主催でバロック音楽のコンサートが近くの教会であったのです。

昼間のうちにチケットを入手しておき、開演の少し前に、通常の入り口とは別の 入り口から車椅子で入れてもらいました。


車椅子の特権?!を生かして最前列に着席。


バロックの祭壇をバックに、膝と膝を突き合わせるような形でバロック音楽を 楽しむことが出来ました(^^)


音楽会が終わると、外はすでに真っ暗な夜空が広がっていました。


ライトアップされた大聖堂の夜景を楽しんで、聖地サンティアゴでの1日が 無事終了です。





サンティアゴ・デ・コンポステーラ泊


☆9月8日

ホテルにて朝食を摂ったあと、サンティアゴの市場見学へと出かけました。

途中にあったお花屋さんで可愛い小物を買いましたね(^^)




市場では新鮮な野菜や果物、豊かな海の食材を見る事が出来ました。














市場見学を終えて大聖堂前広場に戻って来ると、ここでもお祭りに出会いましたね〜

ガリシア州内各地の民族衣装を着た人々が次々と現れ、それぞれの文化を 紹介していました。











しばらくお祭り見学を楽しんだあと、バル・レストランに入って昼食となりました。

ガリシア名物の蛸を注文して、これをつまんで軽い昼食としました。


昼食のあと、ホテルに預けてあった荷物を受け取り、タクシーにて鉄道駅へ。


15時過ぎ発の列車に乗り込んでマドリッドへと向かいました。



20時過ぎにマドリッドのチャマルティン駅に到着。

近郊線列車に乗り換えてホテル最寄りの駅へ。


21時頃、ホテルに着いて、ホテルのカフェにてMayumiさんも合流して3人で 今回の旅、最後の夕食となりました。



マドリッド泊


☆9月9日

ホテルにて朝食のあと、対応タクシーに乗り込んで空港へ。

お昼過ぎ発のイベリア航空直行便にて成田へと向かわれました。


企画・主催: SNJ日西文化協会

案内、撮影 & 報告: マドリッドのくま、こと、古村周三


当協会・文化部の活動についてのお問い合わせ、旅のご相談は下記、文化部のアドレスまでご連絡ください。

通常、ご連絡を頂いたあと、2営業日以内には必ず何らかのお返事を差し上げます。返事が無い場合は、ネット上の トラブルのため、メールが届かなかった可能性がありますので、再度、ご連絡を頂きますようお願い致します。
また、それでもお返事が届かない場合は、皆様が受信された際、セキュリティーシステムが迷惑メールと誤認して、 迷惑メール用フォルダーに格納した可能性がありますのでそちらをご確認下さい。 
それでも、連絡がとれないような場合は、その旨、掲示板を通じてご連絡頂きますようお願い致します。
なお、携帯電話のメール設定が最初から「携帯電話からのメールしか受信しない」という設定になっていることが多いようです。こちらはパソコンから送信しておりますので、携帯電話のメールをご利用になる場合は、パソコンからのメールを受信できるようになっているか再度ご確認ください。

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