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2月8日(月)

ETA隠れ家発見で、スペインとポルトガル発表に相違

先週末にポルトガルのオビドスで発見されたETAの隠れ家から押収された爆発物の量について、 スペイン政府のルバルカバ内相は1500キロとしたが、ポルトガル側は800キロであると発表した。 これについて内務省報道官は、爆発物は1500キロであったことを主張した。
同報道官は、ポルトガル側は、すでにその他の物質と調合されてすぐに使用できる状態になったものだけを取り上げたの に対し、スペイン側はそれ以外の爆発物の製造に使用される物質も含めて計算したため、数値に差異が出たと延べ、 両国の情報に食い違いはないことを強調した。
この隠れ家からは、カディス県や同県サンフェルナンド市の地図も見つかっており、近々これらの地域を攻撃する 予定であった可能性が高いものとみられる。

昨年の個人破産132%上昇

国立統計局の調べでは、長引く不況により2009年に個人破産を申請した家庭は938で、前年の 404世帯を大きく上回る数値となった。
一方、昨年倒産した会社も、中小企業を中心に4984件と2008年の数値を5倍以上上回った。 これらの多くは建設業に関連した企業であるという。

マドリッド地下鉄、半数近くで携帯通話可能に

マドリッド市営地下鉄は、3年前から続けられている工事により、 現在の所、125駅で携帯電話の利用が可能になったと発表した。
これは全路線の42%にあたり、ほぼ半数の駅で通話やメッセージの送受信などが可能ということになる。
これらの駅は、ソル、アベニーダ・アメリカやプラサ・デ・カスティージャなど ほとんどが中心地の要所に集中しているが、2番線や4番線の一部ではまだ電波が届かない駅もある。
一方、、現在改修工事を行っているオペラ駅では、工事が終了次第、利用可能になるという。 同地下鉄では、2012年には全ての路線で携帯の利用が可能になる予定であるとしている。


2月5日(金)

バルセロナ、モンジュイックのロープウェイ、8日から26日まで運行停止

モンジュイックの丘へ伸びるロープウェイが、メンテナンス作業のため、 今月8日から26日まで、その運行を停止する。
代わりの交通機関として、パラレルからパルク・デ・モンジュイックまで バスが運行される。
運行時間帯はロープウェイと同じで平日は7時半から20時、土日、祝日は 9時から20時まで。
また、パルク・デ・モンジュイックからモンジュイック城までの移動手段としては 193番のバスが増便される予定。

30県に各種注意報

スペイン気象庁は30県に対し、大雨、大雪、強風などの注意報を発令した。
特に雨、雪に関する注意を呼びかけているのがカンタブリア、ガリシア、バスク、アストゥリアス方面に 対してであり、カンタブリア沿岸部、アストゥリアス沿岸部、ギプスコア沿岸部、 ビスカヤ沿岸部、ア・コルーニャ沿岸部については、強風波浪注意報が出されている。
アンダルシアにおいても、アルメリア、グラナダ、ハエンなどに風速80Mの強風注意報、 その他、テルエル、アルバセテ、クエンカ、トレド、グアダラハラに風速70Mの 注意報、アビラ、ブルゴス、レオン、パレンシア、サラマンカ、ソリア、サモーラなどでも 強風や大雪に対する注意報、レリダ、タラゴナに風速70〜80Mの注意報、 マドリッドの山沿いでは風速80Mの強風と積雪注意報、市内でも風速70Mの強風が 予想され、各地に注意を呼びかけている。


2月4日(木)

老齢年金受給額計算ベース期間延長案を削除

スペイン政府がEU委員会に対し提出していた国内経済復旧プログラムの中に、 老齢年金受給額計算ベース期間を現行の15年から25年に引き延ばすと言う フレーズが含まれていたことが、昨日の正午前にマスコミを通じてスペイン国民の 知るところとなったが、これに対し、各方面から非難の声があがった。
これは、退職年齢に達する直前の15年間に収めた年金合計額を土台として月々の 受給金額を割り出していたものを、更に10年昔に遡って、直前の25年間に 収めた合計金額を土台として月々の受給金額を割り出そうと言うもので、 15年前よりも、25年前に収めていた支払額が低額であった分、この方式を取ると 退職後、受け取れる年金額は減少することになる。
 退職年齢を65歳から67歳に遅らせることや、年金受給に最低限必要な年金加入年数を 増やす事についても、非難が見られるが、特にこのベース期間延長案については、 反発が大きく、政府は、同フレーズを削除した国内経済復旧プログラムを作り直し、 これをEUに再提出した模様。

Schweppes, Tio Pepe, Firestone, BBVA, 屋外看板規制の対象に成らず

マドリッド市内からその景観を損なうような看板、ネオンサインなどを 取り除くために作られた屋外看板規制新条例は、違反している看板を 撤去、または条件に沿うよう改善する猶予として1年間を提示していたが すでに12ヶ月が経ち、猶予期間の終了を迎えた。
そう言った中で、新条例が定める条件を満たしていない看板であっても、 30年以上の歴史を持ち、すでにマドリッドの風景の一部と見なされるものについてのみ、 「景観遺産、ネオン遺産」として、その存続を許可する決定がなされた。
この対象となったのが、カジャオ広場にあるSchweppesの看板、プエルタ・デル・ソルに あるTio Pepe の看板、アルカラ通りにあるFirestoneの看板、そしてカステジャーナ通りに あるBBVAの看板の4つ。
これらの看板については、3年に1度、そのライセンスを更新し、242.75ユーロの 費用を納める事によって、今後も存続が許される事となった。


2月3日(水)

老齢年金制度改正へ

政府は老齢年金受給開始時期を、現行の65歳から67歳へ引き伸ばす事を 検討中であるが、これに加えて、受給するのに必要な加入期間についても、 現行の15年から17年に、また、受給金額の計算ベースとなる加入期間を 15年から25年に引き伸ばす可能性があることを明らかにした。
これに従って年金法が改正された場合、2030年には、政府は国内総生産の 4%(現在の国内総生産の4%は400億ユーロ)にあたる節約を得る事となる。

イベリア航空、二つ目の荷物に60ユーロの追加料金

英国航空では、すでに3年近く前から、機内預かり荷物は一つまでが無料で、 二つ目からは別途追加料金制を適用しているが、イベリア航空もこれに合わせて、 3月1日より同システムを導入する事を決めた。
対象となるのは、ツーリストクラスのチケットを持つ利用者で、預けられる荷物の 重量はこれまで同様に23キロであるが、個数については一つまでで、二つに分けた 場合、二つ目の荷物には60ユーロの追加料金(ネット購入時に予め申し込む場合は 50ユーロ)がかかることになる。
一方、ビジネスクラス利用者については、二つに分けても追加料金はかからず、 重量制限がこれまでの30キロから46キロへと引き上げられる予定。

アンダルシアで、グラフィティに対し初の実刑

去る1月21日に、グラナダ中心街にある肉屋の正面入り口を覆っていたシャッターに 21歳の女性が赤色のスプレーを使って落書きをしてるところをパトロール中の 警察官が目撃し、現行犯で逮捕すると言った事件があった。
その後、スピード裁判が行なわれ、現行犯と言う事で女性は犯行を否定できず、 全面的に認めた結果、4ヶ月の懲役と1010ユーロ(360ユーロの罰金と650 ユーロの慰謝料)の支払いが命じられた。
落書きの内容は「この店では死んだ動物を販売している。ここでは死体をもって商売を している。動物の解放!」と言ったもの。
アンダルシアで、こう言ったグラフィティに対し、実刑が下ったのは、初めての事。


2月2日(火)

1月の失業者数12万人増

労働省の発表によると先月職を失った人の数は12万4千890人で12月より3.1%上昇した。
これにより累計総数は404万8千493人となり、96年の集計開始以来、初めて400万台を超える数値となった。
同省担当者はこのデータについて、非常にネガティブな結果であることを認めたが、1月はクリスマスシーズンの終了などに伴い 元来失業率の高い時期であり、経済が安定している時でも比較的高い数値になることを付け加えた。
また、失業者の上昇率は減速傾向に向かいつつあるもののまだ先がみえた状態ではないと述べた。

悪天候でカナリアス諸島各地に被害

先週末から続いている大雨のため、カナリアス諸島では、停電、 道路の通行止めや家屋の浸水など様々な被害が相次いでいる。
ラ・パルマ島では、家屋の浸水と道路冠水のため31戸が避難を余儀なくされた。
またグラン・カナリア島では数箇所で国道が閉鎖された。
一方、テネリフェ、イエロ、ゴメラ島では、嵐のため計1万1千世帯で停電が起き、現在も復旧していない。
スペイン気象局では、本日も強風と大雨によるオレンジ警報を発令しており注意を呼びかけている。

オバマ大統領、5月にスペイン訪問せず

アメリカ合衆国政府は昨日、5月にマドリッドで開催予定のEU−合衆国サミットにオバマ大統領が出席しないことを明らかにした。
記者会見を行ったヨーロッパ担当局長によると、今年の春のEU会議に出席する予定は元々なかったことを強調した上で、 就任2期目の今年は、非常に多忙であるため外遊は控える形になると述べた。
また、これはEUやスペインとの友好関係を揺るがすものではなく、サパテロ首相とは昨年2度に渡って 首脳会談を行っている事を強調した。
しかしながら今年前半のEU議長国であるスペインにとってオバマ大統領の訪問は、議長国就任中の目玉であっただけに、 政府関係者の落胆ぶりは隠せない模様。


2月1日(月)

AVE マドリッドーバルセロナ本日より増便

スペイン高速鉄道(AVE)のマドリッドーバルセロナ間が本日より片道1便ずつ増便される。
特にバルセロナからは早朝の便を望む声が利用客より上がっていたため 月曜から木曜の間に、バルセロナ発が朝6時40分、マドリッド発は8時15分が新たに組み込まれた。 また、同時にこの区間の所要時間も5〜8分短縮される。

労働相、定年退職年齢の引き上げは3〜4年後

先週発表された年金制度改正法案の中で大きな波紋を 呼んだ定年退職年齢を現在の65歳から67歳に引き上げる件について、昨日コルバチョ労働相が会見を行った。
その中で同相は、この法案は現在の経済危機対策ではなく、あくまで将来を見据えてのものであると主張し、 法案が可決されても実施されるのは早くて3〜4年後であろうと述べた。
また、この法案はただ単に定年年齢を引き上げるものではなく、例えば ある一定の年齢以降は、労働者がそれまでの知識や経験を生かして後輩を教育するなどしてパートタイム的な 形での労働の可能性も示唆した。
一方、エレナ・サルガド副総理兼経済相も、これはあくまで提案であり変更や議論の余地は大いに開かれていると 述べた。

PPマドリッドの内紛再燃

一時は落ち着いたと思われた民衆党(PP)のエスペランサ・アギーレ州知事とアルベルト・ルイス・ガジャルドン市長の確執が、再び、表面化している。
これは先週、とある会見の後に副知事とのオフレコのやりとりをマイクが拾ってしまい全国に放送された事件が発端。
この会話で知事はある人物のことを口汚く罵っており、これがガジャルドン市長を指しているかどうかは明確では ないが、多くの人がそう判断した。
アギーレ知事はその後、それが市長であることを否定したが、兼ねてから両氏の不仲は公になっているだけに 同党マドリッドの内紛は当分収まらない模様。
一方、同知事を新聞紙上で激しく非難したとして1年間の党活動停止処分となったマドリッド市助役で 市長の右腕であるマヌエル・コボ氏は昨日、この件についてのコメントを求められ、 この種の発言をしたのが自分や市長であれば党の対処も違っていたかもしれない、と、今回の件を重要視しない 党本部を皮肉った。


1月29日(金)

2010年には失業率20%

2009年は第3四半期に失業者数増加にややブレーキがかかったかに見えたが、 最後の3ヶ月間に再び速度を速め、新たに203.200名の失業者を出し、 失業率は18.83%に達した。
2009年の1年間で見ると、失業者数は1.118.600名の増加となり、 失業者総数4.326.500名となった。
これは1998年以降、最悪の数値である。
政府は、この先、失業者増加は更に続き、一時的ではあるが20%に達する可能性が ある事を認めながらも、2010年度末には失業率19%程度に落ち着くと予測 しているが、世界通貨基金の予測によると20.2%に達する見通し。

公立語学学校EOI、最大200%の値上げを発表

文部省は、スペイン全国に設置されている公立の語学学校、エスクエラ・オフィシアル・デ・ イディオマスの料金を大幅に上げることを発表した。
経済危機が続き、失業者が増える中、「失業して時間があるうちに資格を取ればよい」 と言った前向きな姿勢で行動しようとする若者も多いが、そこへ追い討ちをかける ような異例の値上げに反発の声が高まっている。
 費用を項目別に見ると、登録料がこれまでの16.83ユーロから19ユーロへと 12%の値上がり、入校する際に受けるクラス分けを行なうためのレベル分け試験の 受験料が6ユーロから19ユーロへと216%の値上げとなった他、受講料は その内容によって、180ユーロから240ユーロへと33%の値上げとなったもの から、180ユーロから420ユーロへと133%の値上げとなったものまである。


1月28日(木)

ラス・グラナダス門の修復完了、昨日開門

グラナダの中心部とアルハンブラ宮殿をつなぐ最短ルートである ゴメレス坂は、その途中にあるラス・グラナダス門(柘榴門)の修復工事のため 長い間、通行止めとなっていたが、昨日、2年9ヶ月ぶりに通行可能となった。
 16世紀にカルロス皇帝の命により建てられたルネッサンス様式のラス・グラナダス門は 長年、その下を通る多数の車両による排気ガスや、接触により、損傷がひどかったが、 今回の修復工事以降、完全に歩行者専用道路となり、今後、車両による被害を受ける事は なくなった。
 近年、運行されていた、アルハンブラ宮殿まで登る赤いマイクロバスも、電気カー など、その公害を最小限に抑えたものが導入されない限り、再びこの門の下をくぐる ことは無いとの事。
 ゴメレス坂を登り、同門をくぐると、道は三つに別れるが、左の道をとると、 アルハンブラ宮殿のアルカサバ、王宮への入り口へ、中央の道をとると、 ヘネラリフェ離宮への入り口へ、そして右の道をとると、1492年にカトリック教徒軍が アルハンブラを落とした際の進入路となったカンポ・デ・ロス・マルティレスへと続く。

40年後のスペイン、老齢者数2倍に

今から40年後のスペインは、人口が約210万人増え、4800万人となり、 65歳以上の人口が現在の2倍に膨れ上がり全人口の31.9%を占めるようになる。
出産による人口増加は2020年以降、マイナスとなり、その後は、年間40万人の 移民による増加のみとなる。
これが本日、スペイン国家統計局が発表した 予想である。
2049年には、労働人口10人につき、非労働人口(16歳未満・65歳以上)が 9名の割合となり、その扶養率は、現在の47.8%から89.6%に達する計算と なる。

バルセロナ、盗難事件多発につき、簡易裁判数をこれまでの2倍に

2009年度、バルセロナでは特に中心地におけるスリ、まんびきなどの盗難事件数が 激増したため、これまで行なわれてきた簡易裁判システムでは全く対応出来なくなった。
特に目立つのが、商店でのまんびき、ツーリストを狙ったスリ、ひったくりの類である。
これまで、盗難事件については、毎日、午後の半日を費やして、17件のペースで 裁判が行なわれて来たが、盗難増加に伴い、犯行後15日前後に行なわれていた裁判が 今では、犯行後、40日前後へと延期される状況となっている。
こう言った中、バルセロナでは、午後にだけ行なわれていた裁判を、午前中にも 行なう事とし、1日に行なわれる、盗難事件に関する簡易裁判の数を、 来週より、これまでの17件から、34件に増やすことを決定。


1月27日(水)

中央政府、住居面積に応じた住民登録の人数制限制認可の構え

スペインでは、住民登録を行なうことにより、医療、教育などを受ける権利が 生じるため、外国人違法滞在者やツーリストが登録に殺到する問題が表面化 しているが、そう言ったなかで、幾つかの地方行政が、登録を行なう際、 その住居の規模によって登録可能な人数の制限を設ける策を打ち出した。
具体的には、住民一人につき、20平米の面積が必要とされ、例えば、 100平米のマンションには最大で5名までしか登録出来ないと言うことになるが、 これを満たせない環境で生活をしている住民は、外国人に限らずとも多数存在 しており、貧困層への差別であるとの批判が高まっていた。
 これに対し、中央政府は、一軒のマンションに15名以上の人間が住んでいると 言う非現実的な登録が多数実在しており、こう言った不正登録を防ぐために 住居面積に応じた登録人数制限制の導入は効果的であるとし、一方で、その際の 基準となる一人当たりの平米数については、20平米を下回る数字であるべきと して、今後、検討の必要がある事を示した。

20県に対し、強風、雪、気温低下など各種注意報

アンダルシア州、アラゴン州、カスティージャ・イ・レオン州、カタルーニャ州、 マドリッド州、ナバーラ州、バレンシア州、ガリシア州、バレアレス州、セウタ州、 メリージャ州、ムルシア州内の20県に対し、気象庁は強風、雪、寒冷などの 各種注意報、警報を発した。
そのほとんどが注意報であるが、マジョルカ、メノルカについてのみ、強風警報が 発動されている。


1月26日(火)

本日各地で寒波や大雨

スペイン気象局の発表によると本日スペイン各地で寒波、強風や 大雨に見舞われる模様。
カステジョン、バレンシア、アリカンテには大雪や強風に対する オレンジ警報が発令されている。
また、マラガでは大雨のため同様の警報が出ている。
一方、ラ・マンチャの各県、マドリッドや半島東部の海岸沿いでは 雪や強風による注意報が出ている。
気象局では、この状態は明日には回復するとみている。

ラホイ党首「終身刑についての議論恐れるべきでない」

野党第一党の民衆党(PP)のラホイ党首は、スペインの刑法に終身刑を導入するか どうかについての議論は、恐れるべきでない、との見解を示した。
これはPPが開いた朝食懇談会に同氏が出席し、司会の凶悪犯罪には終身刑を適用すべきかとの質問に 答えたもので、あくまで見直しが可能な場合に限る、と付け加えた。
議会での刑法改正案んの提出はまだ締め切られていないが、同党の法律問題担当の フェデリコ・トリージョ氏はこの種の法は違憲であるとコメントしており、党内外で 波紋を呼びそうだ。

カタルーニャの映画館でスト

カタルーニャ自治州政府が導入した新法に反対して、来週の月曜日に同州では 少なくとも74の映画館がストライキを実施する予定。
この法は、15以上のコピーが配信されるカタルーニャ語とスペイン語以外の映画 について全コピーの50%をカタルーニャ語の吹き替えが義務付けられるというもので、 違反すると罰金が課せられる。
カタルーニャ映画館組合の関係者によると2005〜08年の間に業界では大幅な収益減が起きており、観客のニーズ を無視した新法により、さらに客足が遠のくことを危惧しているという。
同組合では、この新法の導入により2010年の収益はさらに半減するとみている。


1月25日(月)

マドリッドーバルセロナ間のフライト利用者大幅減

長期化している経済危機と2008年に運行を開始した高速鉄道(AVE) の影響でマドリッドーバルセロナ間の移動に飛行機を利用する人の数は、この2年間で 40%近く減少した。
この路線を運行する航空会社のうち最も影響を受けたのはスパンエアーで、 以前は月から金曜まで毎日13便あったフライトが、10便に減った。
一方、シャトル便プエンテ・アエレオを運行し続けているイベリアは 空の便では45%、すべての交通手段をあわせても全体の25%のシェアを 維持している。
昨年はついにAVEのシェアが全体の50%に達したものの、航空業界関係者は、AVEは料金も高く 伸び率は頭打ちとの見方を示している。
しかしながら、今年から海外の格安航空会社の参入も見込まれているため、 スペインの2大都市間を結ぶ交通機関のシェア争いは今後も続きそうだ。

週末の交通事故死者21人

総合交通局(DGT)の発表によると、先週の金曜から昨日までの間に各地で 16件の交通事故があり21人が死亡した。
他に12人が重傷、17人が軽い怪我を負った模様。
特に死亡者が多かったのはアンダルシアで13人が亡くなっている。
これで今年にはいってから昨日までの死者数は117人となり、昨年の同時期より4% 減少している。

マドリッド市内でベンチが減少

最近市の中心部などでは、遊歩道や歩行者天国が拡大しつつあるが、ベンチの数が減ってきているという。
同市の住民連盟によると、特にセントロ、ラティーナ、テトゥアン地区での減少が目立つという。
一方、公園や庭園の多いレティーロ地区では十分な数が設置されている模様。
ベンチの数が少ないことを嘆く市民がいる一方で、ホームレスなどに占有されるよりは ましだと理解を示す人もいる。
市側は、ベンチの数は徐々に増やしており、またベンチの真ん中にも肘掛をつけたデザインのものや、一人用の椅子を導入するなどして ベンチに寝そべることができないよう対策をとっていると説明しているが、 これらのベンチは見栄えは悪くないものの、座り心地に関しての市民の評判はいまひとつ。


1月22日(金)

住民登録住所、住人一人当たり20平米必要

住民登録を行なう事により、医療や義務教育など、人間として誰もが 持つべきとされる最低限の権利が得られるため、違法滞在者を含む外国人の 住民登録が激増する中、これの制度改正に関する行政間の意見不一致が続いている。
中央政府は全ての申請者に対し、これを受け入れるようにとの指示を出しているが、 これに従わない行政区があり、マドリッドのトレホン・デ・アルドス市もその一つ となっている。
同市は、違法滞在者や観光ビザによる滞在者についての登録を拒否する姿勢を 保っており、また、外国人、スペイン人に関わらず、一人当たり20平米の 居住空間があることを条件としている。
これは、実際に一つの住所に20人、30人と言った多人数が登録されている例が あり、これを防ぐための手段として、登録する住民一人あたり20平米の面積が なければならないと、一つの基準を設けたわけだが、実際には、40平米以下の アパートに2名以上で生活をしている人々はスペイン人の中にも数多く存在する。
そのため、貧困層に対する差別であるとの批判も多い。

ガジェゴ(ガリシア語)軽視に対し大デモ

ガリシア州政府は学校教育におけるガリシア語の使用、そしてガリシア語の国語教育を 部分的にカットする姿勢を示したため、これに対する大デモが昨日、サンティアゴ・ デ・コンポステーラで行なわれた。
ガリシア全域からバスなどで駆けつけた人々は、大聖堂前のオブラドイロ広場に 続々と集結を始め、25000人の収容スペースを持つ同広場はあっという間に 人で埋め尽くされ、広場に入りきれない人々が旧市街に溢れた。
地元警察ではデモに参加した人数は約3万人程度と発表しているが、デモを召集した 側は5万人と発表。


1月21日(木)

外国人労働者数、4.68%減少

経済危機が続く中、スペインの失業者数は2倍に跳ね上がり410万人を越えるに 至ったが、そう言った状況の中、最も大きな影響を受けたのが26歳未満と言う 若年層と外国人労働者層である。
昨年、1年間に、外国人労働者による社会保険加入者数は4.68%のマイナスとなり 90.585名減となった。
2009年12月時点で5ヶ月連続の減少傾向が続いたがその結果、社会保険に 登録された外国人労働者数は1.848.047名と、2007年1月以降、最少数 に達した。

マドリッド、唯一の野球場を閉鎖

マドリッドのモラタラスにあった同市内唯一の野球場が閉鎖された。
この野球場は数ヶ月前に市の管理下で修復を受けたが、それによって 設備環境が改善されるどころか、ベースが地表から異常に飛び出しているなど、 逆にひどくなったと、マドリッドの野球連盟やスペインの野球連盟から苦情が 出されていた。
マドリッド市は、これに対する解決策として、修復工事をやり直すのではなく、 同球場の閉鎖を行なった。
手抜き工事を指摘され、これを改善するどころか、マドリッド市にあった唯一の 野球場を閉鎖に追い込んだとして、左翼連合のガルシア・バレロ議員はPP党 率いるマドリッド市政府を批判。2月の議題として持ち込む構え。


1月20日(水)

ハエンの大聖堂、2月より入場料制を導入

ハエン市の大聖堂は、これまでアンダルシア州では数少ない完全入場無料の 大聖堂であったが、今年2月よりミサの時間以外の入場は有料となる模様。
教会筋によれば、この冬に続いた雨天のため、しばらく見られなかった雨漏りが 再発生しており、このルネッサンス様式の遺産を守るための維持経費を捻出 する必要があると言う。
現時点では、毎朝の1回目のミサのみを本堂で行ない、それ以降は有料による入場と し、2回目以降のミサは付属スペースにて行なう事となる予定。
 同大聖堂は近年、その修復予算として中央政府より350万ユーロを受けた他、 アンダルシア州政府からも部分的な修復予算が出されている。

AF−KLM、肥満体型の利用者への追加料金請求を発表

エアフランスーKLMは、全乗客の安全保証のため、一つの座席幅に収まりきれず、 座った状態で肘掛を自由に動かせないと言った肥満体型の利用者に対し、追加料金を 課す事を発表。
この場合、連続した二つの座席を使う事になると見なされ、料金は一つ目の席料+ 二つ目の座席料金の75%となる見込み。
二つの座席にまたがって着席する場合、シートベルトは二つの席のそれぞれ外側から 伸ばして締める形となる。
ただし、搭乗する便が満席とならなかった場合は、一旦支払われた追加料金の 払い戻しが行なわれるとのこと。


1月19日(火)

スペイン人の平均収入イギリス人の約半分

人材派遣会社アデコが、ヨーロッパ統計局の資料を基に行った調査によると スペイン人の平均年収は約2万1500ユーロで、対象となった14ヶ国の 平均を20%下回った。
最も高かったのはイギリスでスペインの倍近い数値となっている。 この調査によると、ほとんどの国で最も給与が高い職種がサービス業であるのに 対し、スペインでは製造業が最も高かった。
各国とも共通しているのは男女間の格差で、スペインでは34.4%に 上っている。
しかしながら、EU平均ではこの格差が拡大しているのに対し、スペインでは 僅かながら縮小している。

PP、不法滞在者の住民登録コントロールは支持

先週、カタルーニャのビック市議会で提案された不法滞在移民の住民登録を拒否するという 法案の違法性について国中で議論されている。
PP(民衆党)では、これについて、不法滞在であっても医者にかかったり子供を就学させる権利はあるので 住民登録は必要だが、コントロールはすべきである、との見解を示した。
同党の外国人移民関係担当の広報官エルナンド氏は、短期の観光ビザで入国した人や、実際には居住していない 人を登録するために一つの住宅に何十人も登録させるなどの不正を防ぎ、実際に居住しているか 調査することは重要であるとした。

マドリッド市内数箇所でまだクリスマスのイルミネーション

今月6日以降は取り外されるべきクリスマスのイルミネーションが マドリッド市内のあちこちで撤去されておらず、それどころか毎晩点灯しているという。
昨日の時点でイルミネーションが残っているのは、シウダ・リネアル、アルカラ通り(ソル広場 付近)プリンセサ通りとラバピエス地区。
特にラバピエスでは、数日前から付近の街灯がつかなくなっており 暗闇に時期はずれのイルミネーションだけが煌々と輝くというシュールな光景が見られている。
付近の住民は区役所に訴えても、自分たちの管轄ではないと相手にされず、いつ撤去されるのか めどはたっていない。
マドリッド市では去年のイルミネーション予算発表の際、経費削減のため環境に易しい電球の使用や イルミネーションのリサイクルなどを謳っていた。


1月18日(月)

ジャマサレス氏はビン・ラデン?

先週米連邦捜査局(FBI)がアルカイダの指導者ウサマ・ビン・ラデン容疑者の 最近の様子を想像して作成されされた写真がスペインで物議を醸している。。
これは、モンタージュ写真の額やこめかみの部分に左派連合(IU)元代表の ガスパール・ジャマサレス議員の写真を無断で使用したことが発覚したため。
FBI側は発表当初、最新のデジタル技術処理を施した写真であるとしていたが、後にグーグルで検索した 同議員の写真を使用したことを認めた。
ジャマサレス氏は、自身の名誉やイメージを傷つけられただけでなく、身の安全をも脅かすものであると述べ、 もし一般市民の写真が使用され、その人物がアメリカに旅行したら大変な目に逢っていた可能性もある、 冗談ではすまされない、と怒りを露にしている。
この写真はすでにFBIのページがら削除されているが、ジャマサレス議員は法的手段 に訴える可能性を示唆している。

皇太子、メノルカの資産家の遺産を相続

スペイン王室は、メノルカ島出身の資産家で昨年11月に亡くなったフアン・イグナシオ・バラダ氏が 遺産の半分をフェリペ皇太子夫妻及び国王の8人の孫に贈与する旨の遺言を残したことを発表した。
バラダ氏は、同島在住で、資産の多くは島内にある土地や建物などの不動産であった。
また投資家としてもかなりの財を成しており、その資産はかなりの額に上ると思われる。
地王室関係者によると、同氏は君主制支持者であったものの国王一家とはまったく面識がなく、今回の相続も 弁護士から王室に連絡があり初めて明らかになったという。
またマドリッドとカナリアスにそれぞれ在住している直系のいとこ2人には何も残していない模様。
皇太子夫妻側は、まだ相続の具体的な内容を把握していないと述べたうえで、慈善事業などに寄付する方向で 検討していると述べた。

サインス、ダカール・ラリーで初優勝

南米で開催されていたダカール・ラリーは昨日最終ラウンドを迎え、スペイン出身のカルロス・サインスが、 自動車部門で初の総合優勝を果たした。
2位につけていたチームメイトとの差は僅か2分12秒で、総合優勝と2位の差としては大会史上最小。
スペイン人の優勝は、オートバイ部門では過去3回あるが、この部門では初めて。
現在46歳のサインス選手は、世界ラリー選手権で2度の年間総合優勝を飾っているが、ダカール・ラリーは 優勝に王手をかけながらリタイアするなど苦い経験が続いただけに、今回の優勝は格別なものとなった。


1月15日(金)

不動産価格、2006年のレベルに

不動産価格が落ち続ける中、2009年は前年度比マイナス6.2%と言う数値に 落ち着いた。
昨年9月時点ではマイナス7.8%のリズムを維持していたため、9月以降、 落ち方にブレーキがかかり始めたのが見られる。
これにより2009年の初めには平均1958.1ユーロ/u であったのが 年度末には1892.3ユーロ/uとなり、2006年時の相場に達した事となる。
また、バブルがはじける前の2007年、2008年に見られた2101.4 ユーロ/uに比べると、10%のマイナスとなった。

セビージャ − アルメリア間、空の便が開通

本日11時ごろ、セビージャとアルメリアをつなぐ初の定期便がセビージャの 空港を飛び立ち、所要時間32分でアルメリアに到着した。
運行するのはイベリアグループのエアーノストラムで、平日は毎日2往復、 週末は1往復の頻度で飛ぶ事となる。
運賃は最高で117ユーロ+税金とされているが、プロモーションタリフとして 36.44ユーロから販売される模様。

プライド・オブ・ビルバオ号、運行をとりやめ

17年前からビルバオと英国のポーツマスとを結んでいたフェリー、 プライド・オブ・ビルバオ号が、今年の9月27日をもってその運行を 終了することとなた。
運行会社P&Oフェリーは、9月28日以降の予約については、他のルートを 用意するか、または返金を行なうことを発表。


1月14日(木)

空港における全身スキャナ設置はEU全体で統一すべき

去る12月26日にアムステルダム発、デトロイト行きの旅客機で起きた テロ未遂事件以来、より安全性を高めるために空港における全身スキャナの 設置が世界的な問題となっているが、これについてスペインのホセ・ブランコ 勧業大臣は「設置は避けようが無い」と発言しており、これによりスペイン政府は スキャナ設置の姿勢を取るものと誰もが理解していた。
が、しかし、現在、EU代表としてウィーンを訪れているスペインの ホセ・ロドリゲス・サパテロ首相は、「現時点においてスペインは全身スキャナの 設置を予定していない。 スペインは同決定をスペイン独自で単独に行なうつもりは 無く、また、設置の前に、スキャナの安全性や効果についてより詳しい調査と 研究が必要である」と発言し、同決定をスペインと言う国単位ではなく、 EU全体の政策として統一すべきであるとの意図を明らかにした。

フランスの管制塔スタッフ・ストにより、空の便に乱れ

フランスの管制塔スタッフ組合によるストライキのため、スペインーフランスを 結ぶ空の便に乱れが続いている。
本日、オルリー空港では50%、シャルル・ド・ゴール空港では15%の フライトキャンセルが出ており、スペインにも大きな影響が見られる。
現時点では、今週の金曜日までストライキが続く見込み。

マドリッド、マフレ財団にて印象派特別展示会開催

マドリッドの中心、レコレトス通りにあるマフレ財団の展示会場において、 今月15日から印象派特別展示会が催される。
展示されるのは、マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、シスレーなど、 多くがパリのオルセー美術館の所蔵品で、そのうち70%はこれまでに オルセー美術館が出された事の無い作品であり、また、90%はスペインに 発上陸するものばかり。
展示会は4月22日まで。


1月13日(水)

バルセロナ、2022年冬季オリンピック開催地に立候補表明

バルセロナ市長ジョルディ・エレウ氏は、2022年冬季オリンピック開催地 として立候補する準備を進めている旨を発表した。
候補地としての正式な登録は2013に行なわれ、2015年10月に開催地の 決定となる。
仮に、バルセロナが開催地となった場合、夏のオリンピックを開催した同じ町が 冬季オリンピックをも開催するのは、歴史上初めての事となる。
スペイン国内では、バルセロナ以外にも、サラゴサーハカが、立候補の意欲を 見せている。

アルハンブラ宮殿、入場者数全国トップ

世界的な経済危機が続く中、旅行業界が受けている影響も大きいが、 その中で、マドリッドのプラド美術館、バルセロナのサグラダ・ファミリアなどを 押しのけ、グラナダのアルハンブラ宮殿が年間入場者数全国トップの地位を 更に1年、更新した。
2009年度にアルハンブラ宮殿を訪れた人の数は300万人近くにのぼり、 その内訳としては、30〜60歳の外国人が多く見られる。
また、43%がEU圏からの訪問で、スペイン人旅行者の40.47%を 上回っている。
また、団体ツアーが占める割合は29.43%程度で、訪問者の多くは、 ツアーのような受身の姿勢での駆け足訪問ではなく、プライベートに、ゆっくりと このモニュメントを訪れている事が判る。
更には、年間ホテル宿泊数を比べた場合、2009年度の全国トップであった バルセロナに続いて、グラナダが2位を占めており、マドリッド、セビージャは その後に続いている。
グラナダは、マドリッドやバルセロナ、セビージャに比べ、飛行機の便も少なく、更に、 新幹線も通っておらず、極端にそのアクセスが不便である割りには、充分に 満足の行く結果であると、アルハンブラ関係者は語る。


1月12日(火)

バラハス空港の遅延続く

週末の寒波や大雪も収束に向かい、街中や国道などはほぼ平常に戻りつつあるが、 マドリッドのバラハス空港では、ここ数日のキャンセルや遅延の余韻がまだ続いている。
滑走路は本日全て通常通り機能しているものの、前日に着陸予定だったフライトがキャンセルとなったため、同じ 機体を使用して出発するはずのフライトが、遅延やキャンセルに見舞われている、
また、キャンセルされたフライトの乗務員らを再配置などの調整も遅延に貢献しており これらの理由で、空港に取り残されたままの乗客がまだ大勢いる模様。
空港会社は本日中に事態はほぼ収束されると見ている。

2009年も臓器提供者数世界一

保健省の発表によると、昨年国内での臓器提供者数は1600人以上、 手術数は4000件を超え、昨年の記録を塗り替え、18年前から維持している 臓器移植世界一の座を不動のものにした。
同省によると、人口100万人に付き34.3人の提供者がいる計算となり、 米国の平均を8ポイント上回り、EU平均の倍の数値となった。
最も提供の多かった臓器は腎臓と肝臓で、ここ数年の傾向として、 交通事故死者の大幅な減少により、若年層よりも中高齢者からの提供が増えているという。
トリニダ・ヒメネス保健相は、これからスペインの臓器移植システムが世界の模範となっていることの 表れであると述べた。

フェルナンド・アロンソ、フェラーリの赤で初登場

今季から念願のフェラーリと契約しているアストゥリアス出身のF1パイロットフェルナンド・アロンソ選手が 昨日初めてチームメートと共に赤いブルゾンで登場した。
この日は、本日の公式プレゼンテーションを控えた恒例のイベントで、イタリアアルプスにヘリで降り立った同 選手らは、スキーなどの腕を披露した。
フェラーリを運転するという夢が叶ったアロンソ選手は、終始笑顔で取材のカメラマンらに応対していた。
レースの公式ユニフォームを着るのは、本日の正式発表の時になると見られる。


1月11日(月)

ETAのテロリスト4人逮捕

土曜午後から日曜未明にかけて、フランスとポルトガルで計4名のETAテロリストが 逮捕された。
フランス中央部の町で逮捕されたのは、イニャキ・イリバレン容疑者とエイデル・ウルブル容疑者で 共に指名手配中で治安警備隊のホームページにも写真が掲載されている。
両容疑者は、ETAが武器などを隠している疑いのある場所に近づいた所を逮捕された。
一方、ポルトガルで逮捕された2名は、国境沿いにあるスペインのサモラ県を通過中、警察の検問で 運転していた車を止められ、下車した際に駐車してあった治安警察のパトカーを奪い逃走を図ったが、 ポルトガルで逮捕された。
2人が運転していた2台の車のうちワゴン車からは爆発物や武器などが見つかったため 一時近隣の住民が避難する騒ぎとなった。

大雪のため各地で混乱

週末にほぼ全土を襲った寒波と大雪のため、イベリア半島各地で様々な 交通の乱れが起きている。
マドリッドのバラハス空港では、約130便が欠航となり、発着の遅れも多数でている。。 また路面凍結による道路の混乱を避けるため、政府は、一部有料道路の開放を指示した。
鉄道では近郊線の一部に遅れが出ているほか、高速鉄道(AVE)も雪や凍結のため 一部で徐行運転が続いている。
一方、テルエルやサラゴサ、アルバセテなどでは一部の高速道路で閉鎖が続いている。 寒波は収まりつつあるものの、現在の所まだ34県で警報が発令されている。

クリスマスプレゼント30%が48時間以内に返品、交換

1月の商店街は、バーゲンだけでなく、クリスマスプレゼントの返品や交換のために多くの人が詰め掛ける。
舅や義理の兄弟などからのプレゼントはもちろん、伴侶や家族からのプレゼントであっても趣味やサイズが 合わないなどの問題が起きることが多いという。
消費者協会の調べによると、最も多いのは衣服で返品理由はサイズが合わない、色が気に入らないなど。
その他、すでに所有している電子機器や本、DVDなども返品、交換の対象になることが多い。
何らかの理由でその商品が購入された店に行くことができない場合は、インターネットのオークションや セカンド・ハンドのページなどに出店される。
同消費者協会では、お店で返金してもらう際は、バーゲンシーズン前の 正規の値段で購入されたものの場合、その金額を返金してもらうように確認する よう呼びかけている。


1月8日(金)

スペインの失業率、ユーロ圏平均の2倍

ユーロ圏統計局発表によると、昨年11月の失業率は、ユーロ圏平均が 0.1%増の10.0%、スペイン国内の統計が同じく0.1%増で 19.4%と、スペインの失業率は、ユーロ圏平均の約2倍となっている。
ユーロ圏でスペインを上回る国は、唯一、リトアニアだけでその失業率は 22.3%。
11月時点におおけるユーロ圏全体での失業者総数は1571万人で、 1998年8月以降、最悪の数値を記録している。


1月7日(木)

冬のバーゲン開始

マドリッド、ムルシアを除くスペイン全国15の自治州において 本日、冬のバーゲンが開始された。
マドリッド、ムルシアについては、中小規模商店のみ、年明けと共に すでにバーゲンに突入しており、大型店のみ、本日の開始となった。
不況が続く中、バーゲン開始を待たず、12月の時点ですでに20〜30%オフ の札を付ける商店が多かった中、本日のバーゲン突入と共に40〜50%オフの 表示も目立った。
今回のバーゲン中に、スペイン人一人当たり、75〜200ユーロの支出が 予想されている。

週末に向け寒波、マイナス15度に

スペイン各地で雨が雪に変わりつつあり、全国的に注意報や警報が 見られるが、特に要注意となっているのが、ガリシア、アストゥリアス、 カンタブリア、バスク、アラゴン、カタルーニャ、バレンシア、 カスティージャ・イ・レオン、ムルシア、アンダルシアの10州。
また、雨や雪とは別に、明日以降、更なる気温の低下が予想され、週末には 本土中央北部で最低気温−15度程度まで下がる見通し。


1月6日(水)は祝日のため、ニュースはお休みとさせて頂きます


1月5日(火)

2009年約80万人が失業

労働省の発表によると昨年職を失った人の数は79万4640人で、 前年より25%上昇した。
これにより失業者総数は392万3603人となり、96年以降最悪の 数値となった。
同省のロホ報道官は、これについてコメントを発表し、失業者数は増加したが、 100万人近く上昇した2008年よりも低い数値であることを挙げ、上昇が 収まりつつあることを強調した。
昨年の失業者の内訳は、性別でみると男女共に増えているものの特に男性の増加率が高く なっている。
職種別では、サービス業が最も多くこれに建設業が続いている。

全身透視スキャナーの導入は保留

昨日ホセ・ブランコ勧業大臣は会見で、先月の米機爆破テロ未遂事件以降 取り沙汰されている空港のセキュリティ強化に触れ、現在の所新たなセキュリティ・ システムを導入する考えはないことを明らかにした。
ただし、今後開かれるEU内の閣僚会議などで合意に達した場合は、 全身透視スキャナーなどの導入もあり得ることを示唆した。
EU内では安全の強化か、プライバシー重視かで意見が分かれているが、 イギリスや今回の事件の飛行機の出発地であったオランダではすでにこの 機械の導入を決めている。
スペインでは現在の所米国行きのフライトについてのみ2重のセキュリティーチェックなどで 対応している。

悪天候のため各地で混乱

大雪や大雨のためスペイン各地で昨日、通行止めや家屋の浸水などの被害が発生した。
レオンとブルゴスでは大雪のため5箇所の峠でチェーンの使用を余儀なくされている。
またグラナダでも、大雪のため国道A4025の一部が閉鎖されている。
セビージャとカディスでは大雨のためいくつかの国道が全面、または一部 通行止めとなったほかセビージャでは市内で家屋の浸水出ている。
一方マドリッドでは朝から濃い霧に覆われたため、徐行運転が続き北部を中心に 渋滞が起こった。
総合交通局では、車に乗る場合は各地の気象情報や状況を十分把握するよう 呼びかけている。


1月4日(月)

国営放送、初のCMなしの週末で高視聴率に

新法の施行により今月1日未明から開局以来初めて、一般のCM放送をなくした国営放送TVEの今週末の視聴率はトップ となり上々の滑り出しとなった。
ニュースはもちろん映画やドキュメンタリーなどもほぼすべてがノーカットで放映されることが視聴者の好感を得た模様で、 特にハリウッドの人気映画「バイレーツ・オブ・カリビアン」が放映された日曜夜は最高で41.5% に達した。
ちなみに次の番組との間や休憩が必要とされる部分では同局の番組の宣伝などが流されている。

クリスマス期間の交通事故死者50人

総合交通局(DGT)の発表によると先月22日に始まったクリスマス休暇 特別警戒体制で昨日零時までに43件の事故で50人の犠牲者が全国ででている。
また17人が重傷、34人が軽い怪我を負った。
この特別警戒体制は7日まで続けられる。
一方、昨年の交通事故死者数は1897人で前年より13%減少しており、 この45年間で初めて2000人台を切る結果となった。

バルセロナに女性専用タクシー登場

ロンドンで発祥し、その後ニューヨークやモスクワなどにも広がっている ピンクタクシーが、このほどバルセロナでも営業開始。
バルセロナ市の交通法規により、車体は通常通り黒地に黄色の線が入ったデザインだが、 リアウインドウに専用の予約電話番号が書かれたピンク色のステッカーが張ってあるのが目印。
女性運転手による女性のためのサービスということで、特に深夜にタクシーを拾うときに 安心、と女性からは概ね好意的な意見が多いが、男性からは差別的、馬鹿馬鹿しいといった否定的なもの も多い一方、自分の彼女がそれに乗ってくれれば安心、といった意見もあり賛否両論。
始まったばかりのこのサービス、電話による呼び出し専門で大々的な宣伝も行っていないため現在の所 知名度は低い模様。


12月31日〜1月3日まで、ニュースはお休みとさせて頂きます



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