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スペインのニュース

現地のメディアよりスペインのニュースを毎日更新でお伝えします
土日、祝日はお休みです。


2016年9月27日(火)

CUP、バルセロナのコロンブス像撤去を要求

カタルーニャの独立推進派CUP党は、今週金曜日に行われる州議会で、バルセロナ市内にあるコロンブス像の撤去を要求すると発表した。
同党は、この像をアメリカ大陸侵略のシンボルとみなし、かわりにスペイン帝国への抵抗のシンボルである人物の像を設置すべきであるとしている。
また、コロンブスの新大陸発見の日で国民の祝日であるイスパニアデー(10月12日)を平日とし、国粋主義的なデモ行進や集会などは一切禁止するよう求めるという。
この像はバルセロナの中心にあるランブラス通りの終わり、旧港沿いに位置し、同市のシンボルのひとつである。
1888年に開催された万博を記念して建立され、多くの観光客が訪れる。

カード利用率、5.9%増加

欧州中央銀行の調査によると、昨年スペイン国内における支払い時のカード利用率は全体の45.9%で、前年比5.9%増加しt。
このうちクレジットカードでの支払いは15.3%、デビットカードは31.2%だった。
一方、EU全体の数値でみると、利用率は47%で、このうちクレジットが26%を占めている。
また昨年の同地域でのカード発行数は7億8千万枚で、人口一人当たり1.5枚所有する計算となる。

レアル会長、清掃会社を中国企業に売却

レアル・マドリッドの会長としても知られるフロレンティーノ・ペレス氏が率いるACSグループは、子会社のひとつであるUrbaserを中国系企業に売却すると発表した。
売却額は約11〜13億ユーロとされる。
Urbaserは全国52都市で清掃業を請け負っているが、ごみ収集に関してはバルセロナ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、アルメリア、レオン、ルーゴ、パレンシア、サンタ・クルス・デ・テネリフェなどのほか、首都マドリッドでは今年9月から他企業と共同で、アルガンスエラ、カラバンチェル、ウセラ、バジェカスなどの地区で行っている。
また都市部の清掃、造園、ごみ処理、上下水道の管理なども各地で行っている。
ACSにとって清掃業は、建設業、工業と並んで最も重要な業種であったが売却により経営の簡素化を図る模様。
一方、大手労働組合は、この売却で人員削減や雇用契約の変更などが起きることを危惧している。


2016年9月26日(月)

自治州選挙、ガリシアはPP、バスクはPNVが勝利

昨日即日投開票が行われたガリシアとパイス・バスコの自治州選挙は、世論調査どおりガリシアは民衆党PPが、バスクではバスク国民党PNVがそれぞれ勝利した。
特にガリシアではPPが絶対過半数を獲得、3選を果たしたアルベルト・ヌニェス・フェイホー知事は汚職問題で疲弊する党中央部の中でその立場をこれまで以上に強力なものにした。
一方同州で野党第一党であった社労党ガリシアPSGは議席数ではポデモス系のエン・マレアと並んだものの、得票数で1万6000票もの差をつけられ、惨憺たる結果となった。
パイス・バスコではPNVは前回の選挙より2議席増やしたものの絶対過半数には届かず、前回より7議席落として4位に後退した社労党バスクPSEとの連立協定を結ぶ必要がある。
尚、新進中道右派のシウダダノスはどちらの州でも1議席も獲得することができなかった。
PPガリシアの勝利とPSOEの両州での後退が、混迷する政権樹立にどのような影響を与えるかが今後注目される。

ガリシアの男性、200ユーロ入りの封筒を間違えて投票

投票所では毎回なにかしら珍事が起きるが、今回最も話題になった出来事のひとつはガリシア州ポンテベドラで起きた。
同県レドンデラの投票所に昨日午後7時ごろ、警察官に付き添われた男性が現れた。
この男性は本日すでに投票を済ませたが、間違えて200ユーロが入った封筒を投函してしまったと説明した。
この封筒はその後オレンセの教会で行われた洗礼式でのプレゼントとして用意したものであるが、その場で渡そうとした瞬間、間違いに気付いたという。
同投票所の責任者は話し合いの末、投票を締め切る午後8時まで待つよう男性に指示、閉所後投票箱を確認したところ、供述t通り200ユーロ入りの封筒がでてきた。
警察がいくつかの点を確認し、この男性のものに間違いないと判断、200ユーロは無事男性の手に戻り、投票用紙の入った封筒も責任者に改めて渡された。

全国で最もタクシー代が高いのは?

消費者団体FACUAは全国52都市を対象にタクシー料金の調査を行った。
それによると、最も高かったのはタラゴナとサン・セバスチャンで、これに続くのがパンプローナとビトリア、これらの都市は常に上位を占めているという。
逆に最も安かったのはサンタ・クルス・デ・テネリフェ、アレシフェ(ランサロテ)、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアとセウタだった。
最も料金の差が大きかったのは日中の初乗り料金で、サン・セバスチャンの4.1ユーロに対しセウタは0.9ユーロで、その差は350%に達する。
一方夜間の初乗りはタラゴナが4.7ユーロであるのに対しカステジョンは1.2ユーロ、こちらは291%の差だった。
FACUAは多くの都市で、空港や鉄道駅、バスターミナルなどで、また一部の都市では週末の特定の時間などにいわれのない特別料金が設けられていることを指摘、これらを廃止するよう各自治体に要請している。


2016年9月23日(金)

セビージャ市民、来年の春祭り期間延長に賛成

セビージャの春祭りは「4月祭り」とも呼ばれるが、カトリックのカレンダーに基づいてその時期が決まるため、年によっては開始日が5月に突入してしまうことがあり、その度に開催時期の前倒しを巡る議論が持ち上がる。
来年もその開始日が5月1日になってしまうため、市長はその開催期間を従来の月曜日(5月1日)開始ではなく、その一日前の4月30日の日曜日開始とし、5月6日の土曜日終了とするか否かについて、市民の意見を確認すべく、住民投票を行なった。
その結果、50万人以上にのぼる住民投票権保有者の内、投票を行なったのは僅か40.659名であったが、その中の61.8%が4月30日の日曜日開始に賛成票を投じた。

カタルーニャ人の42%が、カタルーニャ人であると同時にスペイン人であると認識

本日発表の最新世論調査によると、カタルーニャ人の41.9%がカタルーニャ人であると同時にスペイン人であると感じており、カタルーニャ人である、またはスペイン人であると言う意識よりもカタルーニャ人であると言う意識の方が強いと答えた人は33%であった。
またカタルーニャ人と言う認識は無く、スペイン人であると感じている人は14%。

同調査は1200名を対象にとられたアンケートに基づいているが、詳細は次のとおり。
スペイン人であるよりはカタルーニャ人であると感じていると答えた人が19.3%。
スペイン人ではなく、カタルーニャ人であると感じている人が14.4%。
カタルーニャ人であるよりはスペイン人であると感じている人が5.3%。
カタルーニャ人ではなく、スペイン人であると感じている人が8.8%。
自分でもよく判らないと答えた人が5.6%。
ノーコメントが4.8%。


2016年9月22日(木)

バルセロナ、サッカー・ユーロカップ観戦用大画面設置に対し3540ユーロの罰金

去る6月、サッカー・ユーロカップのスペインーイタリア戦を観戦するための大画面をバルセロナ市内に設置したことに対し、バルセロナ市行政は設置許可を有していなかったとして、3540ユーロの罰金を課した。
大画面を設置したのは「バルセロナ、スペイン代表チームと共に!」と称する団体で、カタルーニャ州政府から試合当日、スペイン代表チームを応援するためにバルセロナ市内に集結する事についての許可は得ていたが、バルセロナ市行政からの大画面設置許可は、度重なる申請を行なったにも関わらず、得る事が出来ずにいた。
3540ユーロの罰金は、通達を受け取った後、15日以内に支払を済ませれば65%の割引が適用されるため、実際には2300ユーロの罰金となったが、同件についての罰金徴収はこれが2度目。
1度目は、「バルセロナ、スペイン代表チームと共に!」団体が自費をもってプライベートガードマンサービスを契約し、現場のセキュリティー対策を行なっていたにも関わらず、必要なセキュリティー対策がなされていなかったとして2000ユーロの罰金が課せられた。
スペインからのカタルーニャ独立を支持するバルセロナ市行政は、バルセロナ市街頭におけるスペイン代表チームの試合観戦を阻止する態度を明らかにすると共に、バルセロナ市内で代表チーム応援を呼びかけていた「バルセロナ、スペイン代表チームと共に!」団体のスタッフ等に暴行を加えた過激派をバルセロナ副市長が保護する発言をするなど、スペインとの対立が表面化しているのがうかがわれる。


2016年9月21日(水)

クリミア・コンゴ出血熱感染の看護士、退院

アビラ県のビジャレホでダニに刺されたあと、クリミア・コンゴ出血熱に感染し西ヨーロッパ諸国としては初の感染例となり、また初の死亡者となった62歳の男性の看病をした看護士が、去る8月31日よりマドリッドのラ・パス-カルロスIII病院の隔離病棟に入院していたが、完治したとして退院許可がおりた。
このあと、同看護士の治療・看病にあたったチームについては患者との最後の接触があった日から2週間が経過するまで、感染の疑いがあり得るとして必要な検査と観察が続けられる。

気温低下によりデボド神殿、再オープン

マドリッド市内にある2200年前のエジプト遺跡「デボド神殿」は、夏場の高気温が続く中、空調システムが故障したため、7月3日以降入場不可となっていたが、夏の終わりと共に気温が下がったため、その一部の公開を昨日より再開した。
マドリッド市行政は、故障した空調システムの修復に合わせ、40万ユーロの予算をもって館内の照明やオーディオビジュアル展示などの改善などを含めた総合的な改装工事を行なう予定。


2016年9月20日(火)

フェリペ国王、国連会議で演説

ニューヨークで開催中の国連サミットに出席中のフェリペ6世国王は、昨日、難民・移民問題に関する演説を行った。
その中で国王は、各国が協力し合って受け入れ態勢を強化し、基本的人権を尊重した対応を行うべきであると主張した。
一方で、受け入れられた難民らがその社会に溶け込むには、受け入れ先の文化や習慣などを尊重することも重要であると述べた。
国王としては3度目の国連本部訪問となるフェリペ6世は、レティシア王妃を同伴し、オバマ米大統領をはじめ各国の首脳と個別会談を行う。

ガリシア州選挙、州知事と首相が別々に選挙運動

日曜日に投開票が行われるガリシア州選挙、民衆党(PP)が絶対過半数獲得と予測され、アルベルト・ヌニェス・フェイホー知事の再選は確実とされているが、党中央部との距離が露呈した。
フェイホー氏が同州オレンセで選挙活動中、マドリッドからガリシア入りしたマリアノ・ラホイ党首は、ア・コルーニャで遊説を行った。
地方選挙で党首が州知事候補と同席しないという、これまでにない事態が起きている。
フェイホー氏は党内部の汚職政治家対策、特にリタ・バルベラ元バレンシア市長への対応を強く批判しており、選挙演説でも、自分は党のためではなく州民のために戦っていると断言している。
しかしフェイホー氏側は、別々に選挙運動を行っている事に対しては、数日後に迫った投票日を踏まえ、より多くの地域で運動するためであると説明し、他党も必ずしも党首が訪れるわけではない、と付け加えている。
一方のラホイ党首は、この件には触れず、世論調査の結果を評価するにとどまった。

セビージャ市、来年の春祭り期間拡大について住民投票

アンダルシアのセビージャ市は、世界的に有名な春祭りの開催期間を拡大するかどうかの住民投票を昨日午前9時より開始した。
これは現市長の公約のひとつであり、16歳以上で同市に住民登録をしている人が参加できる。
投票は市のウェブページまたは区役所などの公共施設で受け付けているが、昨日はウェブが一時パンクするなど混乱が起きた。
有権者は、「来年の春祭りの開催が4月30日土曜日から5月6日開催となることに同意しますか?」 「期間中に1日祝日が含まれることに同意しますか?」という2つの質問に答えなければならない。
同市では結果イコール変更ではないが、市民の要望を強く受け止める構えであるとしている。
尚、現在の春祭りは正式には月曜開始、同じ週の日曜終了となっているが、数日前から準備を行う人々が多く集まり、前夜祭のようになるため、実質的には週末から始まっている。
この住民投票は金曜日まで行われる。


2016年9月19日(月)

選挙直前世論調査、ガリシアはPP、バスクはPNVが勝利

ガリシアおよびパイス・バスコの自治州選挙を控え、全国紙三紙が世論調査の結果を発表した。
それによると、ガリシアでは各紙とも、現職のアルベルト・ヌニェス・フェイホー知事率いる民衆党(PP)の絶対過半数での勝利が予測されている。
また、2位の社労党ガリシア(PSG)はエル・ムンド紙とエル・パイス紙によると新進のマレアに抜かれて3位となるが、ABC紙では2位をキープしている。
一方、パイス・バスコでは、やはり各紙ともバスク国民党(PNV)が勝利すると予測しているが、絶対過半数には及ばないため、社労党バスク(PSE)との連立協定を結ぶ必要がある。
なお、両州選挙とも今月25日に即日投開票が行われる。

マドリッド市役所、来年のタクシー料金凍結を発表

マドリッド市役所は主要タクシー組合と協議の結果、来年の運賃据え置きを決定したと発表した。
同市役所は、今年の消費者物価指数の動向や同州政府の方針などを踏まえての決定であるとしている。
尚、現行の運賃は、初乗り料金は平日の日中で2.4ユーロ、夜間および週末と祝祭日は2.9ユーロ、1キロあたりの料金は平日の日中が1.05ユーロ、それ以外は1.20ユーロとなっている。

マドリッド地下鉄1番線、一部開通もクレーム続出

数か月に渡る大修復工事を行っているマドリッド地下鉄1番線の一部が、当初の予定より早く先週水曜より再開した。
最も工事の影響を受けているテトゥアン地区及びバジェカス地区の住民は、早期再開を概ね歓迎している。
しかしながら、再開に関する情報の宣伝不足により、クレームがでている。
特にバジェカス地区では、これまで運行されていた無料代替バスがいきなり路線を変更したため、何も知らされていなかった利用客がバス停を探して右往左往という事態が起きた。
また、再開したとはいえ工事は継続中で、遅延や運行数の少なさ、またそれらに対する情報の少なさなどもクレームの対象となっている。
なお、同線が全面開通するのは11月12日の予定。


2016年9月15日(木)

10月12日、バルセロナでスペインの団結集会

2012年より始まったスペインの団結を求める大集会が、今年も10月12日、イスパニアデーに合わせてバルセロナ市の中心、カタルーニャ広場で行われる予定。
近年、カタルーニャにおける独立運動が活発化する中、これに反対する住民が政治家とは一線を引く形で行っている集会で、独立に反対するPPやCiutadansなどの政党も、同集会の開催について公式には賛同の意を表明していない。
しかしながら集会当日には、これら独立反対派政党のカタルーニャ支部幹部等の出席が予想される。

フランスでの管制塔員スト、スペインにも大きく影響

フランスでは昨日の19時から明日の6時までゼネストが行われているが、これに伴いフランス国内の空港管制塔スタッフもストライキに入り、その影響がスペインの旅客機にも大きく出ている。
昨日、ブエリング社はバルセロナ、パルマ・デ・マジョルカ、サンタンデール、アリカンテなどのスペイン各都市とパリ、ナント、チューリッヒなどをつなぐフライト8便をキャンセルし、今日もすでにサンタンデールとパリを結ぶフライトが往復便共にキャンセルとなっている。
また、ライアンエアーも昨日、バルセロナーブラッセル、バルセロナ―ベネチア間の往復便を、そして本日もバルセロナ発着、レウス発着便などを10便、キャンセルした。


2016年9月14日(水)

特急アルビアの運転士、列車と乗客を置き去りに

昨夜19時にサンタンデールを出発した特急アルビアは、同日23時37分にマドリッドに到着するはずだったが、出発後2時間15分が経過したところでパレンシア県のオソルノ駅に停車し、エンジンを停止した。
乗客の証言によると、エンジン停止後、技術面でのトラブルのため停車したとの車内放送があったが、その15分後、再び車内放送で、停車の理由は労働時間超過によるもので、事故防止のため運転を中断したとの説明があったとのこと。
運転士はその場を立ち去り、代わって治安警備隊員が到着したが、それまでの間、列車の扉は閉ざされたままで、乗客は外に出る事も出来なかった模様。
乗客が振替バスの準備をするとの案内を受けたのは、列車が停車してから1時間以上経ってからとのこと。
パレンシア、バジャドリまで移動する予定だった利用者が振替バスに乗り込んでその場を出発したのが深夜の11時ごろ、そして終点のマドリッドまで移動する予定だった利用者が出発したのが11時半ごろで、マドリッドへの予定到着時間より約5時間遅れでの到着となった。
スペイン国鉄RENFEはこの件について、109名の利用者に謝罪すると共に、列車と利用者を置き去りにした運転士からの事情徴収を行なっている。

クリミア・コンゴ出血熱 観察中の250名に感染者なし

去る8月25日にクリミア・コンゴ出血熱で男性が死亡したあと、病院で同男性とコンタクトのあった女性看護士の感染が確認され、彼女はマドリッドのラ・パス−カルロスIII 病院の特別室で治療を続ける一方、彼女とのコンタクトがあり、感染の可能性があった人々282名についも、これまで症状が認められないかどうか、観察が続けられていた。
が、観察下の誰からもクリミア・コンゴ出血の症状は見られず、本日、その中の250名が観察期間を終えた。
尚、入院中の看護師の治療にあたっている病院スタッフ等32名については、今後も観察が続けられる。


2016年9月13日(火)

8月の消費者物価指数0.1%下落

国家統計局(INE)によると8月の消費者物価指数は0.1%下落した。
これは今年に入ってから最も低い下落率で、INEではこの理由について、燃料費の上昇を挙げている。
また、自動車の購入の公的援助が終了し、価格が上がったのも影響していると見られる。
一方で生鮮食料品やアルコール以外の飲料などは下がっている。
今回は下落に歯止めがかかったとはいえ、物価指数の数値は13ヶ月連続でマイナスとなっており、景気が安定した状態とはいえないとINEはみている。

3回目の総選挙、PPのみ得票率アップか

全国紙エル・パイス紙は3回目の総選挙が行なわれた場合の世論調査の結果を発表した。
それによると与党民衆党(PP)の得票率は6月の選挙結果より約2ポイント上昇して、34.8%となる。
これに対し野党第一党の社労党(PSOE)は前回の22.7%から21.3%に、シウダダノスも13.1%から12%に下がった。
一方ウニードス・ポデモスは前回と変わらない結果となっている。
また投票率は63%程度と予測され、実現すればスペインの民主化以降もっとも低い数値となる。
この調査は今月6〜8日に1822人の有権者を対象に行なわれた。

シウダダノス党、宣伝カーに3つの間違い

今月25日に投開票が行なわれるガリシア自治州選挙に向けて、シウダダノス党が用意した宣伝用バスのデザインの間違いがネット上で話題となっている。
同党のクリスティーナ・ロサダ州知事候補は自身のツイッターにこの宣伝バスの写真をアップし、良い出来だと思う、とコメントした。
しかしその直後からその間違いを指摘し、批判するコメントが後を絶たず、この写真は数時間後に削除された。
3つの間違いのうちもっとも目立つのはガリシア州旗のデザインで、青い帯が本来は左上から右下に斜めにかかっているべき所が右上から左下と間逆になっている。
またガリシア語で書かれたキャッチフレーズもスペイン語からの直訳で、ガリシア語としては文法的に間違っているという。
さらにロサダ氏と同党党首のアルベール・リベラ氏の写真も大きく掲げられているが、その下に書かれた名前も逆になっている。
ネット上では、さすが「変革」の党、と揶揄する声も上がっている。


2016年9月12日(月)

明日から急激な気温低下の予測

9月に入っても真夏のような暑さが続いていたが、気象局によると明日から明後日にかけて、ほぼ全国的に急激な気温の低下が予測される。
特にイベリア半島北部のカンタブリアなどでは、最高で先週初めより20度近く下がるという。
またこれらの地域は低気圧の影響で悪天候に見舞われ、かなり強い風を伴った雨となる模様。
それ以外の地域でも最高・最低気温ともに下がるものの、天候は比較的安定し、青空が広がる地域も多いと見られる。
尚、木曜から土曜にかけて気温は再び上昇するが、今月初めのような状態には戻らないという。

脱線事故の村、村長が路線の改善訴え

先週、ポンテベドラのオ・ポリーニョで起きた列車断線事故について、村長が現場前でメディアの取材に応じた。
その中で村長は、列車の時間短縮のための工事が行なわれて以来、踏み切りの遮断機が下りないなどの問題が頻発している。
村内では時速30キロで走行となっているが、本当にそれが守られていたのか、運転士にその情報が正しく伝わっていたのか疑問の余地があると述べた。
同村では住民の安全のため以前から一部の線路を地下に埋めるよう要請しているが、実現に至っていない。
一方、事故列車も含めてこの路線に使用されている列車は古く、主に80年代に製造されたものであり、住民の安全のために改善を要求している。

ブエルタ2016、29年ぶりにコロンビア選手が優勝

昨日マドリッドで終幕を迎えた自転車ロードレースのブエルタ。
今年はコロンビア出身のナイロ・キンタナ選手が初の総合優勝を遂げた。
同国の選手としては29年ぶりの優勝で、3位にもコロンビア人選手が入り2重の喜びとなった。
一方、地元スペイン勢はアルベルト・コンタドールの4位が最高位で、スペイン人選手が表彰台に上がれないのは20年ぶりという、不名誉な記録を作った。


2016年9月9日(金)

ガリシア自治州選、PP圧勝か

社会学研究所(CIS)の調査によると今月25日に行われるガリシアの自治州選挙で、与党民衆党(PP)は全75議席のうち41〜44議席獲得が予測される。
これが実現すれば3期連続の絶対過半数となる。
社労党ガリシア(PSG)と新進左派のエン・マレアは得票率で並ぶが、議席ではPSGが後退する可能性もある。
この調査はマリアノ・ラホイ氏の首相選出失敗前に行なわれたものであるが、PSOEのペドロ・サンチェス代表の煮え切らない姿勢と3度目の総選挙への懸念が地方でのPSOEの立場を悪くしているとの指摘もある。

ガリシアで列車脱線、少なくとも3名が死亡

今朝9時半頃、ガリシア州ポンテベドラとポルトガルを結ぶ鉄道で脱線事故があり、少なくとも3人が死亡、負傷者も複数出ている模様。
列車はポンテベドラのオ・ポリーニョの駅近くで脱線、3両編成の1両目は鉄塔に衝突しており、死者のうち1人は運転手と報道されている。
ガリシアでは25日の自治州選挙に向けて本日から選挙活動が始まったばかりだが、各党ともこれを一斉に中断し、事故の情報収集に当たっている。
現場はポンテベドラから35キロ、ポルトガル国境からは18キロに位置する。

ザラのオーナー、再び世界資産家ランキング1位に

ザラなどのアパレルブランドを展開するインティテックス・グループのオーナーアマンシオ・オルテガ氏の資産は同社の株価が上昇し、1位であるマイクロソフトのビル・ゲイツ氏を一時的に上回った。
オルテガ氏が世界一になるのは昨年10月に続いて2度目だが、今回もこの時と同様数時間で再びゲイツ氏に取って代わられた。
尚、インティテックスグループは91カ国に7085店を展開している。


2016年9月8日(木)

ディアナさん不明事件、謎に包まれる真相

先月22日に毎年休暇を過ごしていたア・コルーニャ県の村で行方不明となったマドリッドのディアナ・ケールさん(18歳)の事件がマスコミで大きく取り上げられている。
ディアナさんはこの夜、村祭りから深夜に帰宅する途中で消息を絶ち、現在も捜索が続けられている。
当初は不審人物との接触なども報道されたが、現在警察は金銭目的の誘拐以外はあらゆる可能性を踏まえて捜査している。
報道では、両親が数年前に離婚していたことや、今回の件とは関わりなく判事が母親から次女の養育権の剥奪を命じるなど様々な背景が明るみに出た。
最新の情報では、運転免許を持たないディアナさんが、車で移動した形跡があることから、10数年前から夏休みを過ごしているこの村での交友関係を調べている。

EUで移民の国籍取得が最も多いのはスペイン

信用金庫基金の調査によると、2009年から2014年の間にEU諸国の 国籍を取得した移民のうちスペイン国籍を取った人が最も多かったという。
2位はフランス、3位はイタリアだった。
尚、スペイン国籍を獲得した人のほぼ3人に1人が中南米出身だった。
これは元植民地であったこれらの国々とは協定があり、比較的取得しやすいためという。
例えば他国の移民の取得条件が滞在10年以上で、元の国籍を放棄する義務があるのに対し、中南米人は2年以上で2重国籍も認められている。
一方、中南米以外ではアフリカ諸国出身者の国籍取得も増加しているという。

アルモドバル作品、来年のオスカー外国語映画部門候補に

「神経衰弱ギリギリの女たち」などで知られる映画監督ペドロ・アルモドバルの作品「フリエタ」が来年度の米アカデミー賞外国語映画部門に出品される事が決まった。
この選考は毎年スペイン映画アカデミーによって行なわれ、この作品は3月にスペイン国内で公開された。
同監督作品としては興行的に芳しくなかったが、選考委員らはアルモドバルの国際的知名度を考慮したと見られる。
尚、同監督は2000年に「オール・アバウト・マイ・マザー」で同賞を受賞している。


2016年9月7日(水)

ソリア氏、世界銀行総裁候補を辞退

先日世界銀行総裁の候補として選出されたホセ・マヌエル・ソリア元産業大臣は昨日、これを辞退すると表明した。
関係筋に送られた同氏の文書によると、(自分は)いかなる汚職疑惑にも関わっておらず、またいかなる権威からも聴取、立件、有罪判決をを受けていないが、政府の要請によりこれを辞退すると綴った。
また今回の件が極端に政治利用されている事を遺憾に思うと述べている。
野党各党はこの件について、ルイス・デ・ギンドス経済相に、国会で説明するよう求めており、与党民衆党(PP)はこれを回避しようとやっきになっていた。
尚、PPの広報官はこの件についてソリア氏本人の個人的決断としており、同氏の発表と矛盾している。
左派ポデモス党は、これに加えてソリア氏が選出された経緯が当初発表されたような公募ではなかったとして、さらに追及していく模様。
ソリア氏はパナマ文書事件に関連して大臣を辞職したが、こちらも党に迷惑をかけないためで、自分は無実であると主張した。

オリーブオイルの値段、同じメーカーでも値段に差

消費者支援団体FACUAの調査によると、ヴァージン・オリーブオイルの価格は同じメーカーの商品であっても店舗によって最高で76%の差があることがわかった。
また最も高いメーカーと最も安いものとの差は最高126%に達するという。
FACUAはこれを踏まえて、行政の関係機関に対し、製品の品質チェックを強化し、価格差の是正を要請している。
また一部の大型小売店では原価割れで販売しているケースもあり、このような販売法は生産者や中小規模の小売店に悪影響を与えるとして是正を申し入れた。

マドリッド地下鉄1番線、7駅の再開前倒しを発表

マドリッドのクリスティーナ・シフエンテス州知事は、6月末から工事中の地下鉄1番線の一部について今月14日より再開すると発表した。
これらはテトゥアン地区のバルデアセデラス、テトゥアン、エストレチョ、アルバラド、クアトロ・カミーノスとバジェカス地区のミゲル・エルナンデス及びアルト・デル・アレナルの7駅
。 これにより北部はプラサ・デ・カスティージャからクアトロ・カミーノス間、南部ではアルト・デル・アレナルからシエラ・デ・グアダルーペ間が通常運行ととなる。
それ以外の駅、区間の再開は当初の予定通り11月12日となる見通し。


2016年9月6日(火)

ラホイ首相、ソリア氏を擁護

中国の杭州で開かれていたG20会議に出席していたマリアノ・ラホイ暫定首相は昨日、当地で会見を行った。
その際、記者からホセ・マヌエル・ソリア元産業相の世界銀行総裁候補として選出された事について質問があった。
ソリア氏はパナマ文書問題に関連して大臣を辞任したにも関わらず国際機関の総裁候補として選出された。
ラホイ氏はこれについて、ソリア氏は元々公務員であり、公務員として正式に選出されたものであり、政治とは関係なく、経験豊富な適任であると述べた。
また公務員による公務員の正式な選出で、自分は関知しないとしいた。
一方、野党や世論だけでなく、民衆党党(PP)内からもこれを批判する声が上がっていることについては解答を避けた。
尚、一部の報道ではこの選考会の委員はほとんどがPPの関係者であったとされ、辞任したソリア氏への埋め合わせと見る向きもあるが、前述のように党内でもガリシア州知事、マドリッド州知事らがこの決定を批判している。

セビージャで44.6度、9月最高記録更新

気象局によると、昨日アンダルシアのセビージャでは最高気温が44.6度に達し、9月としては史上最も高い気温となった。
これまでの記録は1988年の42.6度だった。
同局によるとこの暑さは明日より徐々に緩んでいくという。
一方、セビージャでは日曜日にアルマデン・。デ・ラ・プラタ付近を巡礼中のイギリス人男性(70)が遺体で発見されたが、昨日行われた司法解剖の結果、死因は熱中症であることがわかった。

サッカースペイン代表、リヒテンシュタインに快勝

昨日レオンで行われたサッカーW杯2018の欧州予選でスペインはリヒテンシュタインに8対0で大勝した。
この8点のうちディエゴ・コスタ、アルバロ・モラタとダビッド・シルバが2点それぞれずつ得点した。
スペインとリヒテンシュタインの力の差は大きく、勝利は予想されていたが、ジューレン・ロペテギ新監督の初の公式戦で大勝できたことはチームに良い感触をもたらし、前回のW杯の雪辱をかけるチームにとってよいスタートとなった。


2016年9月5日(月)

9月でも各地で高温警報・注意報

9月としては記録的な暑さが続いているが、気象局は本日 各地に高気温による警報及び注意報を発令している。
それによると、アンダルシア州では全ての県に警報がでており、最高気温は40〜42度に達する見込み。
またマドリッド州でも南部を中心に警報が出されており、38度程度に達する模様。
さらにエクストレマドゥーラ州でも全土に警報が発令されており、最高気温は41度の見込み。
一方、バレンシア、ムルシア、アラゴンの各州でも警報が出ているほか、ガリシアやカスティージャ・イ・レオン州の一部でも注意報が出されている。
同局では、日中の行動には十分気をつけるよう呼びかけている。

PSOE代表、「ラホイ氏に3度目の機会を与えてはならない」

野党第一党社労党(PSOE)のペドロ・サンチェス代表は、昨日パイス・バスコで行なわれた党集会で演説した。
その中で同氏は、新政権樹立失敗について触れ、マリアノ・ラホイ暫定首相に3度目の機会を与えてはならないと訴え、みたび総選挙を行なうことに反対の意向を示した。
その上で、新進左派ポデモス党と同中道のシウダダノス党の代表に対して、 「変革」のために行動を起こすよう改めて訴えた。
尚この党大会はバスク地方選挙を踏まえて行なわれ、同党の州知事候補らが出席して行なわれた。

忠犬マヤ、飼い主と再会果たす

緊急入院した飼い主を救急センター前で待ち続けたメス犬マヤが、約1週間ぶりに飼い主のサンドラさんと再会した。
サンドラさんは先週、父親と共にバケーションを過ごしたグラナダから自宅のあるバルセロナに帰る途中、体調不良を訴えアリカンテ県エルダの病院に駆けつけ、虫垂炎と診断され緊急手術を受けた。
その間飼い犬のマヤはサンドラさんが入っていった救急センターの入り口から一歩も離れず待ち続けた。
事情を知った病院関係者や患者、その家族らがかわるがわるマヤを訪れ、餌をやるなどの世話をし、マスコミでも大きく取り上げられた。
サンドラさんの父親はマヤの面倒を見てくれた人々に感謝の意を伝え、娘とマヤとともに帰路についた。
尚、マヤは忠犬として有名なハチ公と同じ秋田犬であることも話題となった。


2016年9月2日(金)

クリミア・コンゴ出血熱患者、容体に変化無し

クリミア・コンゴ出血熱に感染し、マドリッドのカルロスIII病院の特別隔離病棟に入院中の看護士の容体は安定しており、治療に当たっている特別医療チームに協力しているとのこと。
また、患者とコンタクトがあったことにより感染の可能性があるとして観察中の約190名については、現時点では誰にも同疾患を思わせる症状は見られない。

8月の失業者数14.435名増加

例年8月は失業者数が増加する時期であるが、今年もその例外とはならず14.435名の増加となり、5か月間続いた失業者数減少傾向にブレーキがかかった。
また8月に解雇された人の数は144.997名で、同時期としては2008年以降最悪の年となった。
しかしながら失業者数の増減のみに言及した場合、昨年2015年の8月には21.679名の増加となっており、今年の方がやや増加は少なかったが、昨年8月の解雇数は134.000件で、今年の方が1万件以上多くなった。


2016年9月1日(木)

賛成票170、反対票180で新政府ならず

ラホイ氏率いるPP党による新政府についての第一回承認決議が昨日の国会で行われたが、賛成票170、反対票180と、予想どおりの結果となり、今週金曜日に予定されている第2回承認決議に委ねられる事となった。
1回目の決議で新政府が成立するためには、絶対多数の賛成票が必要とされるが、2度目の決議では絶対多数に達せずとも、賛成票の数が反対票の数を上回れば良いことになっている。
よって、PP党は仮政府状態が長引くなか、早期新政府樹立がスペインにとっての最重要課題であるとして、第2政党として85席を有するPSOE党に対し、2度目の決議における同党員の棄権票を要求しているが、PSOEの党首、ペドロ・サンチェス氏は頑として「NO」の姿勢を変えず、この状況下では金曜日の第2回承認決議においても新政府の成立の可能性がゼロであるのは、誰の目にも明らかとなっている。
2度目の決議で新政府が成立しない場合は再び総選挙のやり直しとなり、3度目となる次回選挙は12月25日、クリスマス当日となる予定。
新政府が成立せず、総選挙が3度繰り返されるのは、これが初めてである。

クリミア・コンゴ出血熱、西ヨーロッパで初めて確認

西ヨーロッパで初めて、クリミア・コンゴ出血熱感染者が2名、確認された。
1名は65歳の男性で、アビラの山中を散歩中にダニに噛まれたあと、クリミア・コンゴ出血熱とは判らないまま、去る8月25日に死亡した。
クリミア・コンゴ出血熱は、アフリカ大陸から東欧、中近東、中央アジア諸国、中国西部にかけて見られる、ウイルスによる急性熱性疾患であるが、西ヨーロッパでは前例が無かったため、その可能性は疑われなかった。
死後、その原因がクリミア・コンゴ出血熱と判明したため、同様の症状が見られ始めた女性看護士の検査を行なったところ、同疾患に感染していることが確認され、現在マドリッドのカルロス3世病院の隔離病棟で治療を受けている。
また、死亡した男性と現在入院中の看護士とのコンタクトがあった約190名が、感染の可能性があるとして病院の指示に従い経過を観察中。


2016年8月31日(水)

年金受給額、66%が1000ユーロ未満

スペインでは今年の年金受給額が最大で月額2567ユーロに設定されているが、この最高額を受けとっているのは今年7月1日時点で受給者全体の僅か0.32%であり、全体の65.93%は月額1000ユーロ未満となっている。
また、最も割合が多いのは受給額が600〜650ユーロの層で1.956.927名となっており、全体の20,7%を占め、これに次いで多いのが700〜800ユーロ層で全体の9.43%を占める。

デボド神殿、9月に入場可能か?

マドリッド市内にあるデボド神殿は、エジプトのアスワンダム建設の際、エジプト政府からスペイン、米国、イタリア、オランダに寄贈された神殿遺跡の一つであり、その中でも最も規模が大きく最重要視されており、事実上、エジプト国外におけるエジプト遺跡としては世界で最も重要なものと言える。
このマドリッドにいながらにして見学できるエジプト遺跡が、今年の夏は一般公開されず、閉ざされたままとなっていた。
理由は内部のエアコン不調で、スペイン法律が定める労働環境の一つ、「気温が27度を越えないこと」をクリアしていなかったため。
エアコンが正常に機能しないため内部の気温が上がり過ぎ、そう言った環境で館内スタッフを働かせる訳には行かないため、7月の4日以降、デボド神殿は一般公開を停止していたが、その間にエアコンの修理も新しいエアコンの設置も行われなかった。
9月に入り気温が下がれば一時的に一般公開が再開される見込みだが、今度は気温が下がり過ぎると高温時と同様、労働環境としては認められないため、再び公開を中止せざるを得なくなる。
そのため、マドリッド市行政は空調設備の見直しと、遺跡そのものの保存状態の確認調査の実施を予定しており、そのための予算として40万ユーロを見込んでいる。
市行政としては、来年の春にはこれらの作業を完了し、デボド神殿の最終的なリニューアルオープンを遂げたいとのこと。


2016年8月30日(火)

PSOE党首、ラホイ氏不支持曲げず

与党民衆党(PP)のマリアノ・ラホイ党首は昨日、野党第一党社労党(PSOE)のペドロ・サンチェス氏と会談を持った。
国会議事堂内で行なわれたこの会談は、前日のPPとシウダダノスの合意後初の会合で、PSOEにもラホイ氏支持を訴えるものであったが、サンチェス氏の意向は変わらず、話し合いは30分程で終了した。
サンチェス代表はその後の会見で党の意志が変わらないことを強調、PPとシウダダノスの合意については、代わり映えなく、保守的な協定であると批判した。
ラホイ氏の首相選出選挙の演説は本日より開始するが、状況は厳しい模様。

マドリッド州、飲食店のテラス営業開始時間繰上げ

マドリッド自治州のクリスティーナ・シフエンテス知事は、昨日の閣議後に記者会見を開いた。
その中で同知事は飲食店のテラス席の営業時間に触れ、現在の午前10時以降から同8時に繰り上げると発表した。
これは多くの州民や関連企業からの要望に応じたものであるとし、地域の活性化や雇用促進への効果が期待できると述べた。
しかしながら、地域によって状況は様々であることから、営業許可などの対処は各自治体に委ねられるとしている。
この新法は来月半ば以降から適用される。

プラド、ボスの特別展開催期間延長

マドリッドのプラド美術館は、開催中のヒエロニムス・ボス特別展の期間を延長すると発表した。
この展示は当初9月の初めまでの予定だったが、入館者数が8月下旬現在12万8500人以上と大盛況のため、延長を決めた。
さらに最後の2週間の週末については、同展の開館時間を午前零時まで延長する。
また同館では、1時間半以上に及ぶ長い待ち時間を避けるため、ウェブページでの事前予約を勧めている。


2016年8月29日(月)

PPとシウダダノス、ラホイ氏支持で合意

与党民衆党(PP)のマリアノ・ラホイ暫定首相は、新進右派シウダダノス党のアルベール・リベラ代表と会談、ラホイ氏の首相再選を支持することで合意した。
会談は土曜午後に行われたが、両党がそれぞれ記者会見を開いて正式に発表を行なったのは日曜で、その後両党の広報官が署名手続きを行なった。
PPはシウダダノスが提示した条件150件を了承、それらは主に司法制度の改革や低所得者への援助など、法改正についてのものだった。
会見を行なったラホイ氏は、我々は責任を果たした、野党第一党の社労党(PSOE)も同様に責任を果たすべきであると主張した。
尚、PPはシウダダノス及び以前から支持を表明しているカナリアス連合の票を足しても過半数に届かず、ラホイ氏が首相として選出されるには、議席数2位の社労党が2回目の投票で棄権しなければならない。

スペイン人観光客、エストニアの空港で悪ふざけ、テロ騒ぎに

報道によると、先週土曜日にエストニア共和国の首都タリンの空港で、 爆弾騒ぎがあった。
これにより約200人が一時避難したが、後に誤報であると判明した。
発端は空港でチェックインしていたスペイン人の男性観光客が、冗談で爆弾の話をしたためで、警戒した職員が警察に通報した模様。
この男性は一時拘束され、事情聴取のあと解放されたが、4ヶ月程度の実刑となるという。
尚、同空港によると、この事件によるフライトのキャンセル等は起きていないという。

週末の交通事故死者、11名

総合交通局(DGT)によると、8月最後の週末であった先週金曜午後4時から昨日午前零時までの交通事故死亡者は11人だった。
他に2名の負傷者も出ている。
同局によれば今月の数値は昨年同月より3名多く、今年に入ってからの累計数は782人だった。
尚、先週末はUターンラッシュなどで混雑が見込まれたが、通常の週末並みの込み具合だったという。


2016年8月26日(金)

ビミアンソ市で新たに巨石墳墓跡を発見

ア・コルーニャ県のビミアンソ市で巨石墳墓跡が発見された。
その様式から紀元前3〜4世紀ごろのものと思われるとのこと。
今回の発見は全く孤立したものではなく、そこから僅か0.5キロ東には4つの遺跡群がすでに発見されている。
また、同市ではこれまでに100個以上の同種の遺跡がすでに登録されており、ガリシアでも最も多い地域となっている。

ルゴでマグニチュード2.9の地震

昨夜21時3分ごろ、ルゴ県バラジャ市の山間部でマグニチュード2.9の地震が観測された。
バラジャはサリア、ベセレア、トリアカステラからなる地震三角地帯の近くに位置しており、この辺りでは地中深い地点を震源地とした小規模の地震が多発している。
最近では、6月に同付近にあるギティリス市でマグニチュード2.3と1.6の地震が、また同じ日にオウレンセのラサ市でも1.6の地震が観測されている。
これまでに先の三角地帯内で起きた大きな地震としては、90年代後半にあった地震でマグニチュード5.3に達した。

ジュレン・ロペテギ新監督、サッカースペイン代表チームからカシージャス選手を除外

デル・ボスケ監督引退後、新しくスペイン代表チーム監督に就任したジュレン・ロペテギ氏は、これまで代表チームのキャプテンを務めて来たスペインサッカー黄金時代のシンボルとも言えるイケル・カシージャス選手を代表チームから外した。
カシージャス選手に変わって代表チームのトップキーパーとなるのはデ・ヘア選手で、その控えがしばらく代表に招集されていなかったぺぺ・レイナ選手と、代表として初デビューとなるアドリアン選手。
これまでの構成と比較して特に目立つ変更点としては、カシージャス選手以外にペドロ・ロドリゲス選手、セスク・ファブレガス選手、フアン・フラン選手なども姿を消し、代わりにフアン・マタ選手、マルコ・アセンシオ選手、ビトロ選手、ルカス・バスケス選手、ノリト選手などが招集された。
また、ピケ選手、ラモス選手などは依然、不動の地位を維持。
イスコ選手、イニエスタ選手も新監督の信頼と期待を得ているが、現在負傷中であるため、今回発表された最初の選手リストには含まれていない。
ロペテギ新監督率いる新しいスぺイン代表チームは、9月1日のベルギー代表チームとのフレンドリーマッチでデビュー予定。


2016年8月25日(木)

イタリアの地震、スペイン人の死亡者1名を確認

昨日、イタリアで起きたマグニチュード6の地震による死亡者の中に、スペイン人女性1名が含まれていた事が確認された。
亡くなったのはグラナダ市在住のアナ・ウエテさん(27歳)。
ウエテさんにはイタリア人の夫があり、夏のバカンスを利用して夫の実家に滞在中、地震に襲われた。
ウエテさんとその夫、クリスティアンさんはグラナダの市内中心、コンスティトゥシオン通りでピッツァ店を営んでおり、今も店には「バカンスのため閉店」と書いた札が下げられている。

食料品オンライン販売、なかなか定着せず

近年、飛行機のチケットを購入するのに旅行社へ足を運ぶ人は少なく、スペインでは10人中7人がオンライン販売を利用している。
その一方でオンライン販売がなかなか定着しない商品もあり、その典型とも言えるのが食料品であるとのこと。
2015年には食料品のオンライン販売量が前年度比較25%の増加を見せたが、それでも全体の僅か1%にとどまっており、 英国の7%やフランスの5%と比べるとまだまだ少ない。
調べによると、特に生鮮食品については、アンケートに答えた人の64%が「届けられる食品の品質に不安がある」、63%が「購入前に実物を自分の目で確認したい」、57%が「注文したものとは違う商品が届くのではないかと心配」と答えている。


2016年8月24日(水)

マドリッド市のバル、211人につき1軒

マドリッド市調べ、2016年1月更新によると、スペインで最多人口を持つ首都、マドリッド市内で営業している飲食店の数は14989件で、住民211人につき1軒の割合となっている。
市内でも最もその密度が高いのが中心エリアで、プエルタ・デル・ソル地区だけで2576件が営業しており、地域住民51人に1軒の割合となっている。
勿論、これら2576件の飲食店が地域住民だけでなく、年間900万人の同地区を訪れるツーリストにサービスを提供しているのは言うまでも無い。
プエルタ・デル・ソル地区に続いて多いのがチャンべリ地区、サラマンカ地区で、それぞれ住民124名、135名に1軒割合で飲食店が見られる。
また、マドリッド市以外の地域との比較をするためには、ラ・カイシャ銀行が行なった調査結果を用いる事が出来るが、こちらは最新発表が2013年のものとなっており、これによると人口に比べ最も飲食店の数が多かった市はカセレス県のグアダルーペだで、同市では住民1000人あたり6軒の飲食店を持っている。
また、同じくラ・カイシャ銀行の2012年度発表の結果によると、県庁所在地比較で人口と比べて最も飲食店が多かったのはサラマンカ、レオン、タラゴナだった。

治安警備隊ユニフォームはエル・コルテ・イングレス製

スペインの大手デパート、エル・コルテ・イングレスは、これまで郵便配達員や国家警察官のユニフォームを提供して来たが、この度、治安警備隊のユニフォームについてもその契約(約86万6550ユーロ)を獲得した。
また同社は、スペインのサッカー・ナショナルチームのユニフォームについても2018年までの契約を獲得している。

スペイン観光業、黄金時代へ

経済危機や暫定政府の長期化と言う社会不安材料をかかえるスペインであるが、その最重要産業の一つである観光業にはそれらの影響は全く見られず、逆に繁栄の一途を辿っている。
スペインを訪れる外国人観光客の数は年々増え続け、今年は前半、6月までにすでに5080万人に達しており、昨年同時期比較6.3%プラスと記録を更新した。
今年末までには7400万人、昨年比600万人プラスとなる見通し。
昨年の時点で同業界がもたらした経済活動は509億4700万ユーロに達し、これはスペイン経済の11.5%を占めた。


2016年8月23日(火)

各地で高気温による注意報

スペイン気象局は本日、内陸部を中心に高温注意報を発令した。
それによると、カスティージャ・イ・レオン、パイス・バスコ、エクストレマドゥーラ、ナバラ、アンダルシアとラ・マンチャで内陸部を中心に注意報が出ている。
また普段はあまり気温が高くならないガリシアやカンタブリア沿岸部などでも36度程度まで上昇する見込み。
ただしこの暑さは長続きせず、明日から徐々に下がっていき、日曜にはかなり過ごしやすい気温となる模様。

一人当たりの自動車所有数が最も多いのは人口246人の小村?

国家統計局(INE)の調査によると、2015年に住民一人当たりの自動車所有数が最も多かったのはカタルーニャのアギラル・デ・セガラだった。
この村は人口246人の小村だが、自動車の登録台数は6万2030台、一人当たり252台所有している計算となる。
これは、この村の自動車税が都市部に比べて安いことにレンタカー会社が目をつけたためで、村と交渉し、優遇措置を受ける代わりに、村も税収の恩恵を受けることが出来る。
このような村は全国に存在し、他にカステジョンのサラテジャ(一人当たり58台)、マドリッドのロサス・デ・プエルト・レアル(同3 5台)などもその恩恵を受けている。

DGT、スピード違反取締りキャンペーン開始

夏のバカンスシーズンも終盤を迎え、総合交通局(DGT)は昨日より スピード違反取締り強化週間を開始した。
DGTによると、スピードの出しすぎによる事故の死者は年間300人を超えるという。
特に違反が起こりやすいのは最高速度が90キロに設定されている一般道で、各自治体と協力して取り締まりを行なう。
またこのキャンペーンはEU25カ国で同時に行われ、今週日曜が最終日となる。


2016年8月22日(月)

PSOE支持者の半数が再選挙に否定的

全国紙エル・ムンドの調査によると、与党第一党社労党(PSOE)支持者の56%が3度目の総選挙の回避を望み、そのためには与党民衆党(PP)による政権も止むを得ないとしている。
一方PP支持者の80%が、政権樹立のためにシウダダノス党の提案を受け入れるとしている。
さらにアンケート回答者の52.2%が、マリアノ・ラホイ暫定首相の存在が政権樹立を妨げているとし、解決のためには新しい候補者が必要であるとしている。
各党党首の評価については、半数以上の人がラホイ氏、PSOEのペドロ・サンチェス氏とポデモスのパブロ・イグレシアス氏の采配を悪い、または非常に悪いとしており、シウダダノスのアルベール・リベラ氏だけが、かろうじて合格点に達している。
尚この調査は1000人を対象に今月16日から18日にかけて行なわれた。

リオ五輪、スペインのメダル獲得数はロンドンと同じ

昨日閉会したリオデジャネイロオリンピックにおいて、スペインは17個のメダルを獲得、前回のロンドン大会と同じ数だった。
内訳は金メダル7個、銀4、銅6だった。
特に話題となったのは今回のメダル第一号となった競泳のミレイア・ベルモンテ選手、37歳で金メダルを獲得した高跳びのルス・ベルティア選手、さらに西洋人として初めてバトミントンで金メダルを獲得したカロリーナ・マリン選手などで、今回も女性陣の活 躍が目立った。

サン・セバスチャンでヒッチコックの未公開写真展

パイス・バスコのサン・セバスチャンでは、1958年、サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコックの当地訪問時の写真展を開催している。
同監督はサン・セバスチャン映画祭で名作「めまい」のプレミアム公開に参加するため、「北北西に進路をとれ」の撮影を1週間遅らせて妻と共に現地入りした。
訪問中には買い物や観光を楽しんだが、特にサン・テルモ美術館を気に入り、撮影に使えるかもしれないとコメントしたという。
またバスクのグルメも堪能、後に訪れた次作品の主演女優に、小イカの墨煮を試すよう勧めたという。
しかしながらこれらの写真はフランコ政権の検閲で不適切と見なされ、お蔵入りとなっていた。
この展示はヨーロッパ文化都市サン・セバスチャン2016本部で公開されている。


2016年8月19(金)

新政府承認投票、今月末に

暫定政府の状態が続く中、新政府樹立に向け、今月末に新首相承認投票が行なわれる事となった。
国王の指名を受け、新首相としての承認を求めるのは、12月の選挙でも再選挙においても最も国民の投票数が多かったPP党を代表するマリア―ノ・ラホイ氏。
同氏が首相としての承認を得るためには、8月31日に行われる1度目の決議で過半数を上回る賛成票が必要とされる。
つまり350人の議員の内、176名の賛成票が必要となり、現在、PPとの交渉が進行中のCiudadanosの議員32名の賛成票が得られたとしても、その合計は過半数に満たない。
このため、48時間後の9月2日に再投票が行われる可能性が高いが、2度目の投票では賛成票が過半数に達する必要は無く、賛成票が反対票を上回れば承認される。
しかしながら、そのためにはPPに続く議席数を持つPSOEが棄権票を投じる必要があるが、PSOE代表のペドロ・サンチェス氏はあくまでも「ラホイ、ノー」の姿勢を変えていない。
 こう言った状況下、2度目の投票でもマリア―ノ・ラホイ氏の新政権が承認されず、またその後の2か月間に他の候補者が承認を得られなかった場合は2度目の再選挙への突入となり、選挙日は12月25日と、まさにクリスマスに重なる事となる。

カロリーナ・マリン選手、バドミントンで西洋人として初の金

リオ・オリンピックで本日行われた女子バドミントン決勝戦で、スペイン人のカロリーナ・マリン選手がインドのシンドゥ・プサルラ選手を破り、優勝を決めた。
同種目でアジア人以外の選手が優勝を果たすのは、これが初めて。
カロリーナ・マリン選手は、これまでに世界大会、ヨーロッパ大会では優勝しているが、オリンピックでの優勝はこれが初めてで、今回のリオ五輪におけるスペインの6つ目の金、11個目のメダルとなった。


2016年8月18日(木)

アンテケラの巨石墳墓群、世界遺産指定後、訪問者数3倍に

マラガ県のアンテケラにある古代巨石墳墓群は、去る7月15日にユネスコより世界遺産の指定を受けたが、その後、ここを訪問する人の数が急増し、7月の訪問者数は10196名と、前年度同時期の3545名に比べて3倍に跳ね上がった。
また、昨年8月の訪問者数が6049名であったのに対し、今年8月には前半の15日間だけで8218名の訪問者を記録し、更に、昨年1年間の総訪問者数が106583名であったのに対し、今年は8月半ばの時点ですでに88965に達しており、世界遺産指定を受けたことが大きく影響しているのが明確に表れている。

グッゲンハイム美術館スタッフのスト、更に継続の可能性

今月9日に始まったグッゲンハイム美術館の館内案内スタッフと学芸員等によるストは、その後、11日、16日、18日と断続的に行われているが、スタッフ等と美術館、そしてビルバオ市行政、ビスカイア県行政との間で新たな会合は持たれておらず、何ら、進展が見られない状況が続いている。
この後ストは23日、26日、30日、そして9月1日と予定されているが、このまま改善が見られない場合、スタッフ等は無期限ストに入る可能性もあるとしている。


2016年8月16日(火)

10人中7人が収入に不満

人材派遣会社アデコの調査によると、72.3%の労働者が収入に不満を抱いているという。
一方、27%が満足、仕事以上の収入を得ていると答えた人は0.7%に留まった。
この調査によると、昨年のスペイン人の平均年収は2万1842.55ユーロだったが、性別、年齢、職種間で大きな差が出ている。
男女別では男性の平均年収が2万5205.04ユーロだったのに対し、女性は1万8671.59ユーロと25.9%の差がついた。
また年齢別では41〜45歳の平均は26歳以下の2倍以上であった。
さらに職種では、ITなどの産業系が高かったのに対し、農業・漁業・畜産業及びサービス業の平均が低かった。

連休最終日、各地で渋滞

聖母被昇天の連休最終日となった昨日午後、行楽地と大都市を結ぶ自動車道を中心に渋滞が起きた。
総合交通局(DGT)によると、渋滞は昨日正午頃から始まり、午後1時頃にはアリカンテのビジェナ付近マドリッド方面の国道で渋滞が発生した。
またアンダルシアでも、セビージャやカディスなどの都市部に海岸の行楽地から向かう道路で渋滞が起きた。
さらにムルシア、カンタブリアなどでも小規模ながら混雑が起こった。
この時期は祝日と夏休みの出発及びUターンが重なり、夏季では最も移動数が多い時期であり、DGTも特別警戒を行なっていた。

現代のピカレスク、宿泊客による不正行為の実態

今年の夏のバカンスもピークを迎え、各地の客室占有率が90%前後の好景気。
そんな中、全国ホテル協会の関係者が、宿泊客による不正行為の実態を打ち明けた。
最近頻発しているのは、ネット上で批判的なコメントをしないかわりに安くするよう要求してくる脅迫型で、多くの場合ホテル側が無視すれば、それがアップされることはないという。
また、初めから存在も宣伝もしていないのに、プールがないなどと言いがかりをつけるケースもあるという。
支払いに関しては、宿泊者とは別の名義のカードで支払い、後からこのカードの名義人が宿泊していないとカード会社にキャンセルを要求するケースもあった。
また、フロントで最後に支払う際、現金を下ろしてくるといってそのまま逃げるオーソドックスなタイプも存在するという。
さらに、予約以上の人数が部屋に宿泊したり、1人だけ朝食込みの予約にし同室者も一緒に朝食をとろうとしたり、近隣のアパート宿泊者がビュッフェに紛れ込もうとするケースもあったという。
室内の備品の「お持ち帰り」に関しては、スタンダードなタオルのほか、電球、テレビのリモコン、リモコンの電池などが挙げられる。
以前はミニバーのウィスキーなどを消費してそこに水を入れるケースもあったが、最近はほとんどないという。
しかしながら、業界で伝説的に知られている逸話は、2014年秋にマエストランサ・ホテルに宿泊した外国人客で、闘牛場ビューを予約しておきながら、宿泊後にアンチ闘牛であると宣言して賠償を要求してきた事である。


聖母被昇天の日の連休のため、8月15日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年8月12日(金)

連休に合わせ、交通取り締まり強化

スペイン全国の祝日である聖母被昇天(8月15日)の日にかけた連休に合わせ、本日15時から15日の24時まで、交通局は特別交通取り締まりを行う。
この連休中に6300万台の長距離移動が予測されているが、特に内陸部から沿岸部へ向けた移動や、各地の守護聖人などのお祭りへの移動の監視を強化するとのこと。
先月の交通事故死者数が昨年と比較して2名増えたことを踏まえ、本日から日曜日まで、特に飲酒運転と麻薬使用の取り締まりを強化し、一日に25000人以上の運転手に対して検査が行われる模様。


2016年8月11日(木)

グッゲンハイム美術館、館内スタッフのストにより長蛇の列

ビルバオにあるグッゲンハイム美術館では、夏のバカンスシーズンに重なって館内案内係や学芸員等のストライキが始まり、大きな混乱が生じている。
これら館内スタッフは、美術館が契約するマンパワーグループ社を通じて働いているが、2014年に始まった美術館と同社との契約が、間もなく9月30日で終了するため、これに伴い、美術館は契約を希望する会社を改めて募集、選択する事となる。
契約終了が間近に迫った今、これまで働いてきた館内スタッフ等は、美術館が契約する会社に変更が生じた場合でも、自分達の雇用が維持される事、そして同時に、更なる雇用条件の改善を求めてストライキを開始した。
この後、ストが予定されているのは8月11日、16日、18日、23日、26日、30日、そして9月1日とのこと。

マドリッド市、犬の“落とし物”を拾うための袋を変更

マドリッド市は去る7月初旬より、飼い犬の糞を拾うために公園などに設置している袋を、従来の緑色のものから黒いものに変え始めている。
これは、この袋を食品の保存用に大量に取っていく人がいることが発覚して始められたことで、全てを新しくするまでには、まだ数か月かかるとのこと。
リサイクルや環境のシンボルカラーである緑から黒に変えたことで、市はこの袋があまり魅力的に見えなくなることを期待し、また用途以外の目的で使うことを断念させるため、「食品への使用には適していません」という文言も印字するようにした。


2016年8月9日(火)

世論調査、3回目選挙でも結果はあまり変わらず?

社会学研究所(CIS)は昨日、6月の総選挙後初めてとなる世論調査の結果を発表した。
それによると、与党民衆党(PP)は最も得票率が高かったが、前回の選挙より0.5ポイント下がっている。
一方、野党第一党社労党(PSOE)は、やはり2位につけているが、総選挙の22.66%から、23.1%に上昇した。
また新進中道右派のシウダダノスは13.5%から12%に、左派のウニードス・ポデモスは21.1%から19.5%にそれぞれ下がっている。
尚、各党党首に対する評価では、これら主要党の代表は軒並み下がっており、全員「落第」した。

カナリアスの山火事鎮火へ

先週水曜日に発生したカナリアス諸島ラ・パルマ島の山火事は、6日目となった昨日、鎮火に向かっていると発表された。
関係者によると、火災はコントロールされており、非難していた住民も全員帰宅したという。
ただし、地中で木の根などを燃やしている火を完全に消し止めるにはまだ数ヶ月かかると見ている。
この火事により島の面積の6.8%にあたる4800ヘクタール以上が被害を受け、消火活動にあたっていた男性1人が死亡している。
出火の原因は、この山の洞窟に居住していたドイツ人男性の失火によるものとみられ、捜査が続けられている。

飲酒運転のライダー、後部の男性落下に気づかず

マジョルカ島で、昨日未明、若い男性が125CCのバイクで高速道路を2人乗りで走行していた。
運転していた17歳の少年は、一時的にコントロールを失い、ガードレールに軽くぶつかったが、意に介さず走行を続けた。
しかしながら3キロほど走った時点で、後ろにいた同乗者がいないことに気づき、市民警備隊に通報した。
この少年と共に捜索を行なっていた警備隊員は、接触したガードレール付近で同乗者を発見したが、すでに死亡していた。
同警備隊は詳しい死因などについて調べているが、この少年のアルコール検査で規定の3倍のアルコールが検出されたため、過失致死の容疑で立件する見込み。


2016年8月8日(月)

バラハスに足止めのメキシコ人乗客、解決策を要求

マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス空港では、メキシコの航空会社アエロメヒコの航空券を持ったメキシコ人約200人が足止めを強いられている。
彼らは皆、同航空会社の従業員の家族や友人で、従業員用の航空券を所持、最大で90%引という格安チケットであるが、空席がなければ搭乗できない。
夏のバカンスシーズン真っ最中の7、8月期は常にほぼ満席の状態が続いており、1〜2週間待ちの状態が続いている。
これらの乗客は、数日待てば乗れると聞いていたのに話が違う、乗ったのに後から正規料金で購入した人がやってきたため下ろされた人もいる、 マドリッドの中心部で過ごすお金もない、と不満を口にした。
一方である乗客は、空席待ちの人は200人程度なので、航空機一機出せば解決する話だ、我々は皆チケットを持っている、と主張した。
尚、この問題は15年ほど前から続いているという。

上半期の外国人観光客消費額、8.2%増加

国家統計局(INE)の調査によると、今年上半期にスペインを訪問した外国人観光客の消費額は、前年同月比8.2%増加した。
一方、一人当たりの消費は997ユーロで、こちらは3.1%減少、一日平均額は131ユーロで1.5%増加した。
観光客の国籍別では、最も消費額が多かったのは英国人で、全体の20%を占めた。
これに続くのがドイツとフランスだった。
訪問地を自治州別でみると、1位はカナリアスで昨年同期比9%上昇し、全体の21.6%を占める。
2位はカタルーニャで2.8%増、全体の21.4%だった。
以下3位アンダルシア、4位マドリッド、5位バレンシアの順となっている。

週末の交通事故死者9名

総合交通局(DGT)によると、先週金曜日午後3時から昨日午前零時までに交通事故で亡くなった人は9名だった。
他に2人の重傷者を含む8人の負傷者も出ている。
最も犠牲者が多かったのは土曜と日曜でそれぞれ4人が命を落とした。


2016年8月5日(金)

マドリッド 夏祭開始

マドリッドの夏の風物詩とも言える、三つの祭リレーが昨日始まった。
トップを切って始まるサン・カジェタノ祭は、すでに今月頭から様々なプログラムが開始されているが、公式には昨日の朝10時30分の開始で、エンバハドーレス地区はオソ通りを中心にお祭りの雰囲気が高まりつつある。
この祭りは今週末の日曜日まで続くが、これに重なるようにして今日から公式に始まるのが、同じくマドリッドの中心部「ラバピエス地区」で行なわれるサン・ロレンソ祭で、こちらは来週水曜日の10日まで続く。
そしてこの夏祭リレーの最期を飾るのがラ・パロマ祭で、マドリッド中心部「ラ・ラティナ地区」で11日に開始され、15日まで続く。

マドリッド、テラス席のオープン時間を早めるか検討

マドリッド州知事のクリスティーナ・シフエンテス氏は、店舗でのテラス席のオープン開始時間を、現在の10時から8時に早めるため、規則の変更に向けて動き始めている。
これはマドリッド市で最も大きなホテル業界団体の申請により始まったもので、団体の代表者は、テラス席を開ける時間を8時にすることで、特に夏場における消費を増やし、それによってマドリッド州の経済や雇用を後押しする。また観光部門に力を入れるマドリッドにおいて、ホテル業の公共サービスの質を上げることにもつながることなどを理由として挙げている。
州政府は、州政府の意向と一致するとして同意しているが、シフエンテス氏によるとマドリッド市役所は反対の意を示しており、 「その提案が法律に基づいており、地域の住人や従業員の支持を得られるなら許可を出すだろう。州政府からきちんとした提案が届かない限り、テラスの設置時間を早めることに関しては何も言えない。」と主張している。


2016年8月4日(木)

Air Nostrum、オンダリビアーロンドン便就航

Air Nostrumは、今月2日より来月9月1日まで、毎週火曜日と木曜日にオンダリビア(サン・セバスティアン)ーロンドン(ルートン空港)を結ぶ直行便を運航する。
すでに500席以上の予約が入っており、その65%が外国人(イギリス人53%、その他ウルグアイ人、アメリカ人、オーストラリア人など)となっている。
サン・セバスティアンは2016年欧州文化首都となっており、それに関連した旅行客の獲得を目的に運航が開始された。

「Lobo」命名騒動、役所は受け入れる意向

Fuenlabradaの大学病院で先月7月12日に生まれた男児について、「狼」を意味する「Lobo」と命名した出生届を翌日に父親が提出したところ、市民登録課の役人はそれを受理しなかった。
「Lobo」は名前として相応しくなく、また、スペインでは苗字として一般的な為、名前としては認められないとし、月曜日(8月1日)に、「3日の猶予を与えるが、その間にほかの名前に変えられないなら裁判官が名付ける」と通達した。
この件はTwitterの目玉記事となり、また「Change.org」の援助もあって世間に大きく取りざたされていたが、3日のお昼前になって、役所側は「Loboという名を付けることを受け入れるつもりがある」と宣言し、男児の両親は「きちんと書類で確認するまで安心できないが、やっと一息つける」と喜んでいる。
役所の代表者は、2005年の決議で苗字を名前として付けてはいけないと決まっており、役人の対応は間違っていなかったが、 現在は苗字を一般的に名前として使うようになってきており、多くの人が、受理される為に2番目の名前として登録していることを踏まえ、今回、その決議を変更するという判断に至ったと語っている。


2016年8月2日(火)

7月の失業者数、2.2%減少

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は6月と比較して2.2%減少した。
これで5ヶ月連続の減少となる。
これらの数値を業種別でみると、全ての分野で下がっているが、特にサービス業での減少が際立っており、これに続くのが建設業、工業と農業。
自治州別でも全ての州で減少しているが、特にアンダルシア、ガリシアとカタルーニャで下がった。
また社会保険の登録数も上昇しているが、一方で失業者のうち何らかの公的手当てを受けている人は全体の55%に留まっている。
また例によって多くの新規雇用が期間限定の契約であるなど、課題は多い。

7月の自動車販売台数、4.3%増

自動車製造・販売業者協会によると、7月の自動車販売台数は10万7306台で、前年同月比4.3%増加した。
また7月の販売台数としては2009年以来の高い数値であるうえ、5ヶ月連続の10万台超えとなった。
このうち個人向け販売は5.4%、一般企業向けは3.5%、レンタカー会社向けは1.2%それぞれ増加している。
同協会ではこの結果を高く評価しているものの、先月末で政府の自動車購入援助プランが終了したため、今後の動向は不透明であるとしている。

マドリッド警察、車のトランクからヤギ発見

昨日午後、マドリッドのフエンラブラダ市の街道で、アルコール検査を行なっていた警官が、車のトランクから物音がするのに気づいた。
不審に思ってドライバーにトランクを開けるよう命じた所、中から生きたヤギが出てきた。
このヤギはどこかの夏祭りで興行用に使われる模様で、持ち主は目的地までの道のりは短く夜で気温も下がったのでトランクに入れたとしている。
このヤギは一時的に動物保護センターに移送されたが、その後持ち主が再度引き取った。
尚、ヤギの健康状態に問題はなかったという。


2016年8月1日(月)

ゴンサレス元首相、党に提言

フェリペ・ゴンサレス元首相は、所属する野党第一党社労党幹部に対し、3回目の選挙は避けるべきである、と提言した。
その中で同氏は、マリアノ・ラホイ暫定首相の力不足を指摘、首相続投にふさわしい人物とはいえないと述べた。
しかしながら、他党との連立などの可能性がない限りは、ラホイ氏の首相選出選挙において1回目は反対票、2回目は棄権して、首相選出を妨げないようにすべきであると述べた。
しかしながら同党執行部では現在もラホイ氏不支持の構えを継続している。

先週末の交通事故死者12名

夏のバカンスシーズンで特別警戒体制がしかれていた先週末、全国の交通事故による死者は12名だった。
総合交通局(DGT)によると、他に5名の重軽傷者がでているという。
最も死者が多かったのは昨日日曜日で、7名が亡くなっている。
同局によると、今年に入ってから先月までの累計数は647人で、前年同期比51人増加している。

各地で密入国の移民を保護

スペイン海上警備隊と市民警備隊は、昨日イベリア半島南東部を中心に密入国を試みた移民を保護したと発表した。
それによると、昨日午前5時ごろアルメリア沖のアルボラン島付近で25人のアルジェリア人が乗ったボートを保護した。
アルメリア沖ではその後、他に19人が救助されている。
またムルシアのカルタヘナでは、女性3人と子供2人を含む30人を保護、 さらにアリカンテのタバルカ島付近でも10人が救助されている。
尚、当局によると、保護された人々はいずれも健康状態に問題はないという。


2016年7月29日(金)

ポケモンGoファン、 プエルタ・デル・ソルとレティロ公園に集結

昨日19時からマドリッドの中心、プエルタ・デル・ソル広場で行われたポケモンGo集会には、3000名以上のファンが集まった。
同集会は、もともとレティロ公園内で行われる予定であったが、マドリッド市行政からの指示で場所の変更を余儀なくされ、プエルタ・デル・ソル広場での開催となった。
ところが、行政に反抗するグループが、ネットを通じて最初の予定地であったレティロ公園での集合を呼びかけたため、参加者が二か所に分裂し、レティロ公園にも数千人が集まったため、開催者が見込んでいた参加人数には達しなかった。
しかしながら、ソル広場に集まった3000人だけで、現時点でのポケモンGoの集会としてはギネスの記録を更新したとのこと。

ライアンエアー、子連れの旅客に有料座席の予約を義務付け

ローコスト航空会社「ライアンエアー」は、9月1日より、12歳以下の子供連れの利用者については、8ユーロの追加料金を支払って座席予約を行なう事を義務付ける旨を発表した。
また、これを行なう事により、同伴の子供については無料で座席を予約することが出来るとの事。
同措置は、この夏、小さな子を伴っての利用でありながら座席指定をしない利用者が多く、搭乗時に子供と成人同伴者が離れた席になってしまうケースが目立ったことによるもの。


2016年7月28日(木)

カタルーニャ、憲法裁判所に反抗、スペインとの断絶プロセス案可決

昨日行なわれたカタルーニャ州議会で、カタルーニャ国家建設に向けてのスペインとの断絶プロセス案が可決された。
可決されたのはカタルーニャ独立プロセス委員会が作成したもので、独立の意思を問う住民投票の開催から独自の憲法設立まで、今後、カタルーニャ独立に向けてとるべきプロセスを順を追ってまとめたもの。
カタルーニャ議会が独立プロセス委員会の設置を可決した際、スペインの中央政府はその違憲性を憲法裁判所に訴え、憲法裁判所はこれを認め、カタルーニャ自治州政府に同委員会の解散を命じると共に、独立プロセスを議題として州議会で取り扱うことの違憲性についても警告していた。
そう言った中で、今回、カタルーニャ行政は憲法裁判所に真っ向から反抗する姿勢を示したが、今回の可決も Junts pel Siグループ とCUPの議員72名の賛成票のみで行なわれており、その他の議員は全員反対票を投じている。
これを受け、マリアーノ・ラホイ暫定首相は、PSOE、Ciudadanos、Podemosなどの主要政党の代表等へ、政府弁護団から憲法裁判所へ法的対応を求める旨を、電話を通じて通達。
これに対し、いずれの党首も暫定首相への協力的姿勢を示した。

ポケモンGo大会、本日レティロ公園で

本日19時、マドリッドでポケモンGoの大会が予定されており、すでに5000名以上が参加申し込みを済ませているが、この大集会はマドリッド市の許可がおりていない。
正確には、許可は出ているが、市行政はその開催地をレティロ公園ではなく、プエルタ・デル・ソル広場に変更するよう指示した。
しかしながら、これに不満をいだくファン等がネットを通じ、行政の指示を無視して、当初の予定どおりレティロ公園に集まるよう呼びかけており、本日夕刻、レティロ公園付近でトラブルが生じる可能性が高い。


2016年7月26日(火)

エアー・エウロパ、ストで114便を欠航へ

スペインの航空会社エアー・エウロパは、今週土曜日から4日間にわたってパイロットのストライキを予定しているが、その間計114便を欠航すると発表した。
この影響を受けるのは国内便38便と国際便76便で、後者はいずれも欧州路線。
最も多いのはマドリッドーパリ・オルリー間で、16便がキャンセル予定。
さらにマラガーパリ・シャルル・ドゴールも12便キャンセルとなる。
国内便ではマドリッドーア・コルーニャ間とビルバオービーゴ間で、それぞれ10便となる。

多胎児出産、10年で20%増

国家統計局(INE)の調査によると、2014年にスペインで生まれた多胎児(双子、三つ子など)は全体の2.2%だった。
この数値は他の先進国の平均(1〜1.5)と比較するとかなり高いものとなっている。
事実この10年で全体の出生率は下がっているにも関わらず、多胎児については20%増加している。
これについて専門家は、多くの女性が仕事などを理由に妊娠時期を遅らせるが、子供が欲しいと思ったときには年齢的に妊娠しにくい体になっていることが多い。
このため、人工授精などの不妊治療を受けるが、これらのメソッドは多胎児を妊娠する可能性が高い。
一方で消費者支援団体は、行政は多胎児をもうけた家族に対して、一時金を支給するなどの対策はしているが、経済的な負担は長期に渡って続くものであり、これらの状況を見据えた援助を行なうよう要求している。
尚、この統計によると、多胎児の内訳は殆どが双子で、これに次ぐのが三つ子だが、四つ子以上も2件あった。

AVEマドリッドーセビージャ間、5分遅延の返金廃止

スペイン国鉄レンフェは、高速列車AVEなどが定時に到着しなかった場合の払い戻しポリシーの変更を発表した。
その中で、これまで維持されていたAVEマドリッドーセビージャ間の5分遅延の払い戻しを廃止する。
今後のポリシーでは遅延の区分が15、30、60、90分となり、列車や遅延状況によって払い戻しは50%または100%となる。
さらに払い戻し方法もこれまでの現金に加えて、次回の切符購入用割引券や、レンフェ会員の場合はポイントに換算することもできる。
尚、払い戻しは故障などレンフェ側の問題による遅延だけでなく、あらゆる状況に適用される。


7月25日(月)は「使徒サンティアゴ」の祝日であるため、ニュースはお休みとさせていただきます。


2016年7月22日(金)

マラガ県に初の世界遺産

去る7月10日〜17日にかけてイスタンブールで行われたUNESCOの第40回アセンブリにおいて、マラガ県のアンテケラにある巨石墳墓遺跡群が新たに世界遺産として認定された。
マラガ県における世界遺産認定はこれが初めてのことで、これまでコスタ・デル・ソルの名で「太陽と青空と青い海」と言うイメージが強かった同地に、改めて歴史文化ツーリズムの目玉商品が加わったとして、同県ではこれによる村興しに期待が寄せられている。
マラガ県、そしてアンダルシア州行政は、これまで全く観光地では無かったこの地に、2019年までに8万人の観光客、2270万ユーロの経済インパクト、そして255人の新規雇用が得られると見ている。

カタルーニャ独立賛成派、初めて反対派を上回る

カタルーニャ世論調査センターが行った今年6月のアンケート調査によると、カタルーニャの独立に賛成であると答えた人が全体の47.7%、反対であると答えた人が42.4%、判らないと答えた人が8.3%、返答無しが1.7%と、2015年2月に同内容のアンケート調査が開始されて以来、初めて独立賛成派が反対派を上回った。
前回の調査は今年3月に行われており、その時には賛成派が45.3%、反対派が45.5%と、僅かに反対派が上回ってはいたが、ほぼ同じ割合に達していた。


2016年7月21日(木)

国王、新政府樹立に向け、火曜日より各党首とのコンタクトを開始

国王ドン・フェリペVIは、新政府樹立に向けた各政党代表との会合スケジュールを本日12時ごろ、新国会議長アナ・パストール氏に通達した。
スケジュールを受け取ったパストール議長は、ただちにこれを各政党へ伝達。
慣例通り、国会における議席数の少ない党から多い党へと順番に行なわれるため、最後に国王と謁見するのはPP党のマリアーノ・ラホイ氏となる。
12月の選挙後に行われた時には、5日間にわたって国王は各党代表と会合を持ったが、今回は3日間に縮めて行われる模様。
計14の政党が国王からの招集に応じるが、FRC党、BILDU党は前回同様にこれを拒絶。
新首相の信任投票が行われるのは早くて8月の2日か3日、遅い場合で8月の9日か10日となる見通し。

アフリカからの砂塵通過

スペインの空を覆ったサハラ砂漠の砂は、西風を受け、イベリア半島の東部からバレアレス諸島へと移動しつつある。
昨日は上空を覆った砂塵の影響で全国的に砂混じりの弱い雨が見られ、これにより熱波による猛暑のあとの急激な気温低下を招いた。
特に気温が下がったのはカンタブリア、エブロ川上流域で、最高気温が1日で40度から25度まで低下。
また、この傾向は週末に向けて続き、最高気温は20度程度まで下がる予報で、僅か2、3日の間に最高気温が20度も下がるとのこと。
内陸部の多くの地方ではそれほど極端な低下は無いが、8〜10度程度下がる見込み。

ポケモン・ゴー スペイン初の大会がレティロ公園で

去る金曜日にスペイン上陸を果たしたポケモンGOは、すでにスペイン国内に多くのファンを獲得し、その最初の大会がマドリッドで開催される。
場所はマドリッドにあるレティロ公園内、アルフォンソ12世のモニュメント周辺とのことで、すでに3500名が参加登録済み。


2016年7月20日(水)

ホセ・トマス氏、9月にバジャドリで出場予定

9月にバジャドリで行われる祭りでの名闘牛士、ホセ・トマス氏の出場が確定した。
このサン・ロレンソの聖母祭に合わせた闘牛スケジュールは次のとおり。

9月4日: フアン・ホセ・パディージャ、ホセ・トマス、モランテ・デ・ラ・プエブラ、 エル・フリ、ホセ・マリア・マンサナレス、アレハンドロ・タラバンテ。
9月8日: モランテ・デ・ラ・プエブラ、セバスティアン・カステージャ、ロペス・シモン。
9月9日: レオナルド・エルナンデス(騎馬闘牛)、ホセ・トマス、ホセ・マリア・マンサナレス。
9月10日: エル・フリ、アレハンドロ・タラバンテ、ロカ・レイ。
9月11日: クーロ・ディアス、エル・ファンディ、ホセ・ガリード。

尚、9月4日の闘牛は去る7月9日にテルエルでの闘牛で亡くなった闘牛士、ビクトール・バリオ氏に捧げられる。

Amazon、本日より生鮮食品の即配達サービスを開始

通販大手のAmazonは、本日より生鮮食品の配達サービスを開始した。
同サービスはAmazonのプレミアム会員登録をしているユーザーを対象としたもので、発注後、1時間〜2時間以内に送料無料で届けられるとのこと。
現時点で同サービスを利用出来るのはマドリッドのみ。
Amazonによるヨーロッパ内における同サービスは、すでにパリ、ミラン、ベルリンで行なわれており、マドリッドが4番目となった。


2016年7月19日(火)

アナ・パストール氏が議長に選出

本日スペイン下院議会で行なわれた下院議長選挙で、民衆党(PP)の アナ・パストール勧業大臣が、社労党(PSOE)のパッチ・ロペス前議長を破って当選した。
両候補とも1回目の投票では絶対過半数(176)に達しなかったため、上位2位の両氏に対して2回目の投票が行なわれた。
ポデモス党は1回目の投票で独自候補に投票したが、敗れたため2回目はロペス氏に投票した。
しかしながら結果はパストール氏(169)ロペス氏(155)でパストール氏の議長就任が確定した。
尚、上院議長はPPのピオ・ガルシア・エスクデロしが再選した。

AVEマドリッドーセビージャ間、人身事故で一時不通

スペイン高速鉄道AVEのマドリッドーセビージャ間で昨日午後人身事故が発生、およそ40分間にわたって全線が不通となり、約1時間後に全面復旧した。
事故が起きたのは昨日午後3時47分、同路線の101キロ地点にあたるトレド県ジェベネス。

ポケモン探しで日本人旅行者がトンネル侵入、バルセロナ

カタルーニャ自治州警察は、歩行者立ち入り禁止のトンネルに立ち入った日本人旅行者に退去を促したと発表した。
それによると先週末、バルセロナのロビラトンネル付近を歩行中の男女2人をパトロール中の警官が発見、歩行者進入禁止のこのトンネルに入り込んだため、外に出るよう促した。
携帯やタブレットを見ながら歩いていた事から、当初は道に迷っているとみなされたが、ポケモンを探して中に入ったと説明しているという。
携帯アプリゲームのポケモンGOは、スペインでも先日配信が始まり、大人気となっているが、警察では運転中の利用は絶対しないこと、歩行中は十分回りに気を配ること、など注意を呼びかけている。


2016年7月18日(月)

ヨーロッパ諸国で最も砂漠化の危険が高いのはスペイン

スペイン科学研究所の調査によると、スペインはヨーロッパ諸国の中でもっとも砂漠化の危険にさらされた地域であるという。
その理由について専門家は、ひとつは乾燥地帯が多いこと、もうひとつは人為的なものによるという。
この人為的なものについては、地下水の利用過多、過剰な放牧や不適切な農業運営などが挙げられる。
また、この調査によれば、国土の3分の2が危険にさらされているが、特にグアダルキビル峡谷沿いの新興オリーブ畑、エクストレマドゥーラの牧草地帯、カナリアス諸島の一部、エブロ峡谷の一部などが挙げられている。

今夏初の熱波到来

今夏初の熱波が昨日より到来、本日は各地で40度を超える猛暑となる。
気象局によると、本日は39県で高気温による警報・注意報が出ている。
またジブラルタル海峡及びカナリアス諸島では強風による注意報も発令された。
本日は特に内陸部での気温の上昇が激しく、タホ川、グアダルキビル川及びグアディアナ川流域では40度を超える模様。
さらにラ・マンチャのトレドとシウダ・レアルでは42度、また通常また、あまり気温が上がらないアストゥリアスやカンタブリアでも36度程度まで上昇する見込み。
同局では日中できるだけ外出を控えるよう呼びかけている。

バルサ元選手らの親善試合、クーデター未遂でキャンセル

サッカースペインリーグFCバルセロナは、先週土曜日にトルコで予定されていた元選手らによる親善試合が、当地で起きたクーデター未遂事件によりキャンセルされたと発表した。
またすでに現地入りしていた元選手らは発生地からは遠い所に滞在していたため安全が確認され、すでに帰国している。
また当日現地入りするはずであったアンドレス・イニエスタ、レオ・メッシら現役の選手は旅程そのものをキャンセルしたため現地入りしていないという。
この親善試合はチャリティーで、前夜祭に参加していたカルレス・プジョル元選手は、パーティ直後にクーデターが起き、緊迫の時間をすごしたが、今は無事スペインに帰ってくることが出来た、と自身のツイッターに当時の状況をつづった。


2016年7月15日(金)

政府、現在のテロ警戒レベルを継続

昨日フランスのニースで起きたテロ事件を受けて、スペイン内務省は関係者を集めてテロ対策会議を行なった。
この会議には国家警察、治安警備隊、諜報部などの関係者が出席、状況を検討した結果、昨年6月26日に引き上げられた警戒レベル4の引き上げを見合わせることで一致した。
このレベルの最高位は5で、専門家によると5は国内でのテロが予測された場合など重大な危機が迫っている状況で適用され、主要な公共施設に軍隊が配備されるという。
昨年11月パリで起きたテロ野際には警備が強化されたがレベルは上げられていない。
尚、少なくとも84人が殺害されたこの事件で、現在の所スペイン人の犠牲者は確認されていない。

マドリッド市、パークアンドライド設置へ

マドリッド市議会は昨日の閣議で、パークアンドライド用の駐車場を12箇所に建設すると発表した。 このシステムは 郊外に住む人が自家用車を最寄り駅やバス停などに駐車して、都心までの行程は公共交通機関を利用するもので、中心部の交通渋滞や大気汚染の緩和が狙い。
建設が予定されているのは環状道路M30の外側の地区で、それぞれの収容台数は約500台、総収容台数は9570台となる。
利用しやすい料金設定や支払いシステムが検討され、無料利用の可能性もある。
このプランはガジャルドン市長時代にも提案されていたが、実施には至らなかったという。

スペイン陸上期待の星、不運な事故でリオ欠場

ガリシア出身で現トライアスロンワールドチャンピオンのハビエル・ゴメス・ノジャ選手は、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されるオリンピックの欠場を発表した。
それによると、同選手は昨日自転車でのトレーニング中に転倒、腕に激しい痛みがあったため病院で検査を受けた所、前腕の骨折が確認された。
同選手は、これまでオリンピックのために毎日トレーニングに励んでいたので欠場は悔しいが、常識的に考えて回復は不可能、他に自分よりも良い結果をだせる可能性のある人に自分の枠を譲りたい、とコメントした。
関係者によると、転倒時自転車はほぼ停止した状態で、このような大怪我を負ったのはかなり不運であったとみられる。


2016年7月14日(木)

外務大臣、「Brexitはジブラルタル統治のチャンス」

ホセ・マヌエル・ガルシア・マルガジョ外務大臣(暫定)は、英国のEU離脱決定後初めてアンダルシア州政府およびジブラルタル周辺の自治体関係者と会合を持った。
その後メディアのインタビューに応じた同大臣は、Brexitは両国のジブラルタル問題を改善する良い機会であるとの見解を述べた。
大臣は、ジブラルタルを英国と共同統治すれば、EUに残留することが出来る、またジブラルタル住民にスペインとの2重国籍を許可することにより、これまでどおりの関係を保持できるとした。
ジブラルタルは先日の国民投票で多くの人が残留を希望しており、離脱による孤立化が懸念されている。
また国境を接するリネア・デ・ラ・コンセプシオンは、スペインで最も失業率が高い街の一つとされており、ジブラルタルで勤務するなど、様々な形で生活の糧としている市民が多い。
同大臣は離脱が却って両者にとって良い結果をもたらすのではないかと指摘している。

マドリッド市、生ゴミ専用のコンテナ設置へ

マドリッド市は、段階的に生ゴミ専用のコンテナを設置していくと発表した。
このコンテナは茶色で、試験的にホテルや飲食店と9つの地区に設置される。
同市は、現在ゴミ処理場に集められる生ゴミは、多くが他のゴミと混ざっており、コンポストへの利用がスムーズでないと指摘、分別を増やしてより環境に優しい街づくりを目指すとしている。
尚、設置の開始は年末か来年初めとなる見通し。

ティッセン美術館25周年の特別展示を発表

マドリッドのティッセン・ボルネミサ美術館は、開館25周年を記念して特別展を開催すると発表した。
これらの特別展は2017年から18年にかけて開催され、主要なタイトルと日程は以下の通り。
「ブダペスト美術館秀作展」(2017年2〜5月)ベネチア(同6〜9月)ピカソとロートレック(同10月〜2018年1月)。
同美術館はこのアニバーサリーを機会に常設展示の更なる充実もはかっていきたいとしている。


2016年7月13日(水)

今夏の外国人観光客大幅増の予測

産業・エネルギー・観光省の調査によると、今夏スペインを訪問する外国人観光客は昨年を大幅に上回る模様。
この理由について、同省は先日テロが起きたトルコやチュニジア、エジプトなどのイスラム諸国で続く政情不安が、観光客を呼び寄せているとみており、観光業関の雇用も今年6月の時点で昨年を5.7%上回っている。
特に増加している地域はテネリフェ、グラン・カナリア、バレアレス、バレンシア、アリカンテ、マラガといった海辺の観光地が中心となっている。
しかしながら、中近東のリゾート地よりも物価が高いスペインでの一人当たりの平均消費額は減少傾向にあるという。

6月の消費者物価指数、マイナス0.8%

国家統計局(INE)は先月の消費者物価指数の最終結果を発表した。 それによると数値は先月より0.1ポイント上昇して、マイナス0.8%だった。
INEでは先月より数値が上がった理由についてガソリンと電気料金の値上がりを挙げている。
一方で、運輸、住宅価格とレジャー、さらにバーゲンシーズン開始により衣料品が下がっている。
また、物価はすべての自治州でマイナス値となっているが、特にカタルーニャ、アストゥリアス、パイス・バスコ、ナバラとカナリアスでの下落が目立っている。

マドリッドでまた街路樹の枝落下による死者

マドリッド市のモラタラス地区で昨日、街路樹から大きな枝が落下し、下のベンチに座っていた男性を直撃した。
この男性は58歳の退役軍人で、駆けつけた救急隊員によりグレゴリオ・マラニョン病院に搬送されたが数時間後に死亡した。
同市では早急に調査を開始するとしているが、この付近では最近剪定が行なわれたばかりで、その際の調査ではこの街路樹に異常は見られなかったという。
マドリッドでは前政権時代にも枝の落下や街路樹の倒壊が連発し、数名が命を落としている。


2016年7月12日(火)

航空各社、身分証チェックの廃止を要求

ローコスト航空ブエリングが起こした遅延・キャンセル問題を踏まえ、勧業省は昨日国内の航空会社や関係機関を召集した。
この会議でアナ・バストール勧業大臣(暫定)は、夏のバカンスシーズンにおけるスムーズな運航を行なうよう求めた。
国内数社で作る航空業者協会は、運航をスムーズにするために、搭乗口での身分証明チェックの義務づけを廃止するよう求めた。
また、国内の各空港のシステムのさらなる近代化をはかるよう提言した。
尚、搭乗口でのチェックを義務化しているのはEU26カ国のうちスペイン、イタリア、ポルトガルとチェコだけであるという。

闘牛士の死を喜ぶコメントの教諭、解雇要求の署名15万人

先週、闘牛中に命を落とした闘牛士の死を喜ぶコメントを書いた自称教師に対して、解雇と資格剥奪を求める署名が15万人分以上集まった。
その内容は、「ビクトル・バリオとかいう、牛殺しが死んだそうだが非常に喜ばしいことだ。残念なのは彼をこの世に送り出した者たちが同じ目にあっていないことだ。今日は人類にとって喜びの日、彼の墓の上で踊ろう、、、。」など死者とその家族を侮辱したものであった。
これに対して解雇の署名をネットで送信した人々は、教師としてあるまじき発言、私は闘牛は嫌いだが、死者への敬意は別だ、などとコメントしている。
尚、インターネット上では他にもこの闘牛士に対する侮辱的なコメントがあり、闘牛士組合ではこれらに対して法的措置をとるとしている。
セゴビア出身のバリオは先週土曜日にテルエルの闘牛場で死亡、スペインの闘牛場で闘牛士が命を落とすのは1992年以来の事。

マドリッド州、地下鉄16駅でエレベーター設置へ

マドリッドのクリスティーナ・シフエンテス州知事は、同地下鉄の16駅にエレベーターを設置、また29駅でバリアフリー設備の強化を行なうと発表した。
完成すれば、バリアフリー駅の割合は現在の63%から73%に増加する。
設置されるのは主に2路線以上が乗り入れている駅で、また州の障害者支援団体から特に要望があった駅にも設置される。
さしあたって工事が開始されたのは中心部のソル駅で、最終的にはすべてのホームに設置される。
特に現在工事で閉鎖されている1番線ではピナール・デ・チャマルティン行きのホームへ地上からダイレクトにアクセスでき、11月の工事終了と共に利用可能という。
同州ではこのほかに駅構内の点字ブロックや手すりの増設などにも力をいれるという。


2016年7月11日(月)

オバマ大統領、スペイン初訪問も予定を縮小

米国のバラック・オバマ大統領は今週末初めてスペインを訪れた。
予定ではNATOの会議で滞在していたワルシャワからセビージャに到着するはずであったが、先日起きたテキサス州ダラスでの警官銃撃事件を受け、予定を縮小した。
これによりセビージャ訪問はキャンセルとなりマドリッド入りを前倒し、国王及びマリアノ・ラホイ暫定首相との会談は保ったものの、野党各党党首も含めた食事会は中止し、党首とはそれぞれ15分程度のミニ会談に縮小された。
マドリッドで予定されていたそれ以外のイベントもすべて中止となったが、カディス県のロタ米軍基地の訪問は予定どおり行なわれた。
結局15年ぶりとなる米大統領の訪問は24時間足らずの電撃訪問となった。

米大統領、滞在縮小に対する遺憾の意を表明

昨日マドリッドでフェリペ6世国王と会談した米国のオバマ大統領は、 その後国王と共に共同会見に臨んだ。
この際、大統領はダラスの事件のために滞在が縮小されたことに遺憾の意を表明し、任期終了後に必ず訪れると述べた。
一方で、スペイン訪問は初めてではない、と話し、大学入学前にバックパックでマドリッドを旅し、滞在を楽しんだことを明かした。
その時は、次の訪問が大統領専用機エア・フォース・ワンで、国王に謁見するとは夢にも思わなかった、とユーモラスに語った。
さらにラホイ首相との会談後の会見でも、再訪問に触れ、妻子共にスペインのファンである事を強調、子供たちは成長すると家族旅行に積極的ではなくなるが、スペインに行くといえば、きっとついて来るだろう、とスペインに対するリップサービスも怠らなかった。

22県で高気温による警報・注意報

気象局は本日、8自治州の22県で高気温による警報・注意報を発令している。
それによると、アンダルシアでは、コルドバ、ハエンとセビージャに警報がでており、最高気温は40度に達する見込み。
またカディス、グラナダ、ウエルバとマラガでは36〜38度に達する見込みで、注意報がでている。
またバレンシアでも内陸部を中心に警報が出されている。
さらに内陸部のサラゴサとウエスカ、首都マドリッドの市街地でも37〜38度に達する模様で、注意報が出ている。
同局では日中の激しい運動などを避けるよう、注意を呼びかけている。


2016年7月8日(金)

憲法裁判所、カタルーニャ独自の国家機構構築案可決に無効判決

カタルーニャ自治州政府がカタルーニャ独立に向けての準備として独自の国家機構構築案を2015年に可決したのに対し、スペイン中央政府はこれを違憲である として憲法裁判所に告訴していたが、昨日、憲法裁判所はその内容のほとんどの項目について、満場一致で違憲であるとした無効判決を下した。
カタルーニャ自治州政府は、独自の税務署や政府組織図、エネルギー省、通信省、情報局、国鉄、気象局などを作り上げるための担当部署の設立を決定し、これらの部署による作業がすでに一部進められていたが、憲法裁判所はこれら全てに違憲判決を下した。
また、公共の港への大手企業による店舗やオフィス誘致に制限を設ける事についても違憲とした。
今回の判決に伴い、憲法裁判所は「自治州はすでに法で定められた権限以外の更なる権限を、必要な法的手続きを踏むことも無く勝手に拡張する事は出来ない」と 通告。

Air Europa社のパイロット組合、夏のスト決定

Air Europa社のパイロット組合は、ストを行なうかどうかについての投票を行なった結果、賛成票330、反対票22、棄権票28で、この夏のストライキ決行を可決した。
投票に参加したのは、スペイン航空パイロット組合SEPLAに組する同社のパイロット436名の内380名。
今回のストの主な原因は、同社が新たにローコスト航空会社Aire Europa Expressを設立し、これまでAira Europa社が行なって来たサービスの一部がローコスト会社に移される事。
ローコスト会社で新たに運行するフライトについては、より低賃金で、別のパイロットが雇用される予定。
ストは7月末から8月頭にかけて行われる見込み。

ブラッセル、アルビア脱線事故調査に疑惑表明

2013年7月24日、マドリッドを出発したALVIA特急がサンティアゴ・デ・コンポステーラの少し手前で脱線事故を起こし、140名の負傷者と80名の死亡者を出したが、これについてスペイン国内で出された判決は、その唯一の責任は運転士の不注意によると言うものであった。
実際には、高速列車が走っていた同路線では、高速列車用の安全装置が働いておらず、在来線用の旧式安全装置のみが整備されていたなど、ハード面の落ち度があったことは明白であったが、CIAF(鉄道事故調査委員会)による調査結果は、インフラ面や整備面の問題点については一切触れておらず、全てを運転士の人為的ミスであるとしていた。
これに対し、被害者協会とガリシアの左翼政党BNGはCIAFの調査結果にも、これに基づいて出された判決についても納得出来ないとして、ヨーロッパの鉄道安全に関する最高機関である欧州鉄道エージェンシー(ERA)の見解を求めていた。
ERAはスペインのCIAFが作成した調査結果について、
「人為的ミス(スピードオーバーと不注意)を唯一の原因と決めつけ、基本的な事故の原因に触れておらず、調べようともしていない。
スペイン国鉄や国鉄インフラ事業団、国営エンジニアリングコンサルタント、勧業省などの間で調査に対する協力が見られない。
調査を行なったCIAFは独立機関ではなく政府機関であるため、当事者が当事者の調査を行なっている形となり公平性を欠く」
などの厳しい結論を出した。
最も重要なのは、欧州における鉄道安全を保障するための項目(19条と21条)にある「重大な事故の調査は独立した機関が行わねばならない」と言う取り決めに乗っ取っていない点で、従って、これまでのCIAFの調査は信憑性に欠けるため、やり直さなければならないこととなる。


2016年7月7日(木)

暫定政府状態、200日に

昨年12月20日に総選挙が行なわれて以来、スペインは新政府が成立しない状態が続いており、去る6月26日の再選挙以降も各政党間での交渉は難航している。
そう言った中、暫定政府による政治がついに200日に達した。
更にこのあと、どれだけこの状態が続くのかは不明だが、少なくとも今月末か8月頭ぐらいまでは続く見込み。
暫定政府による統治がこれだけ長期に渡って続いたのは前代未聞の出来事で、過去に最も長かったのは1996年にホセ・マリア・アスナル首相が就任するまでに要した62日だった。
欧州における最長記録としては、2010年6月13日にベルギーで行われた総選挙のあと、541日間暫定政府の状態が続いたと言う前例がある。

移民夫婦の子供、10人中8人が自己をスペイン人と認識

アメリカのプリンストン大学とマイアミ大学の社会学教授であり、世界的な移民社会学の権威でもあるアレハンドロ・ポルテス氏の研究によると、スペインに住む移民はスペインの社会によく馴染んでおり、外人夫婦の二世等は10人中8人が自身のことをスペイン人であると感じているとのこと。
この調査は同氏により2006年、2010年、2012年に渡ってマドリッドとバルセロナに住む移民7000人を対象に行われたもの。
これによると、スペインで生まれた移民2世の81%が特に民族差別を感じてはおらず、自分がスペイン人であると実感しており、ここ3年間に移民であると言う事から何らかの社会的差別の被害に遭ったと答えたのは、僅か5%にとどまった。
これに対し、米国では自身がアメリカ人であると感じてる移民2世は僅か13.5%で、62%が移民であるが所以の差別被害に遭ったと告白しているとのこと。
また、米国では自身がアメリカ人であると実感している僅かばかりの移民2世にしても、年齢が増すと共にその数が更に減るのに対し、スペインでは年齢と共に更に増加しているとのこと。

夏のアンダルシア、11000人の警備

この夏、アンダルシアは同州を訪れるツーリストの数が更に増える事を予想しており、7月と8月の2か月間、ツーリストの安全を保障するため、11000人の警官を配備するとのこと。
11000人の内訳は、5680名の国家警察官と5320名の治安警備隊員で、これは昨年比較27%の増強となっている。
また、昨年はその前年度に比べてすでに23.7%の強化となっていたため、アンダルシアの安全なイメージを維持するため、スペイン政府が力を入れているのが伺われる。


2016年7月6日(水)

勧業省、ブエリング社にフライト数を減らすよう勧告

先週、夏のバカンス開始と共に始まったローコスト航空会社「ブエリング」の大量フライトキャンセルによって引き起こされたカオスの影響は今日も続いているが、外見上は幾らかの改善が見られた。
政府は同社の今回のミスに対する対応能力がそのリミットを越えているとして、今後、予定されていたフライトについて、予め大幅なキャンセルを公表し、消費者に現実に対応する時間を提供するよう指導した。
これにより、フライト前日のキャンセル通知や、当日に空港へ着いてからキャンセルについて知らされるのとは違い、消費者は前もって対応策を考える事が出来るため、予定どおり飛べなかった大勢の消費者が空港で長蛇の列を成したり、床に寝転がるなどの光景が前日と比較すると随分と目立たなくなった模様。
政府は、ブエリング社に対し、自社による対応だけでなくイベリア航空などのフライトに振り替えるなど、他社の協力も仰ぐよう指導している。

カタルーニャ経済信用度、過去最悪に

世界最大手の金融信用格付け会社の一つ「スタンダード&プアーズ社」は、スペインの各自治州の格付け更新情報を昨日発表した。
これによると、カタルーニャ州が発行する地方債券の信用度カテゴリーは「B+」とされ、所謂「クズ債券」と呼ばれるものよりも更に4段階下の評価となっており、同社がスペインの地方債にこれだけ低い評価を付けるのはこれが初めて。
このカテゴリーはケニアやルアンダの国債と同じレベル。
同社は、この先12カ月の間に、カタルーニャ自治州政府とスペイン中央政府との関係が改善される見込みは無いと見ており、経済回復を果たしつつあるスペインの後ろ盾はカタルーニャ州政府には期待出来ないと判断した模様。

メッシー選手に、21カ月の懲役判決

バルセロナ地方裁判所は、FCバルセロナのサッカー選手「リオネル・メッシー氏」とその父親に対し、脱税や詐欺罪による21カ月の懲役判決を下した。
両氏はタックスヘブンに持つ企業などを通じて、スペインの税務署に対して410万ユーロの脱税を行なったとして告発を受けていた。
通常、前科が無く、懲役判決が2年未満の場合は懲役を免れる事が多いが、例外もあり、近年見られた例としては、マラガの地方裁が歌手であるイサベル・パントハ氏に下した2年の懲役判決は回避される事が無かった。


2016年7月5日(火)

カタルーニャ州、ブエリングの運行状況監視へ

先週から続くローコスト航空ブエリングの遅延・キャンセル問題で、最も影響を受けているバルセロナのプラット空港を管轄するカタルーニャ州は、毎週同社と会合を持ち、運行状況を監視すると発表した。
これらの問題は、同社がバカンスシーズンに向けて無計画にフライト数を増便した事によると見られる。
同社では人員と機材の増強を行なっているが、パリの管制塔員ストもあり、スケジュールどおりの運行ののめどはたっていない。
同州政府はブエリングへの罰則も検討しており、本日も同空港では60便以上がキャンセルされるとみられる。

今年上半期の交通事故による死亡者、8%増

総合交通局(DGT)によると、今年上半期の交通事故による死亡者は514人で、前年同期比8%増加した。
同局によると、2006年以降、上半期の死亡者の数は減少傾向にあったが、これに歯止めがかかる形となってしまった。
夏のバカンスシーズン特別警戒開始後初の週末であった先週末はすでに10名ほどが亡くなっており、同局では今後も取り締まりを強化して、死者の減少に努力していくとしている。

国立図書館でカミロ・ホセ・セラ展

マドリッドの国立図書館ではノーベル賞作家のカミロ・ホセ・セラの生誕100年を記念した特別展を開催する。
この展示では、作家だけでなく、ジャーナリスト、編集者、俳優など様々な分野で才能をみせたセラの作品などを展示。
処女作の初版や「蜂の巣」、「パスクアル・ドゥアルテの家族」の原稿などの他、「アルカリアの旅」の際に使用されたリュックなどの個人的所有物なども展示される。
この特別展は本日より9月25日まで開催される。


2016年7月4日(月)

6月の失業者数、3.2%減少

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は12万4349人減、すなわち3.2%減少した。
これで失業者総数は376万7054人で、2009年9月以来の低い数値となった。
これらを業種別でみると、農業以外ですべて下がっているが、特にサービス業の減少が顕著で、これに建設業、工業が続く。
男女別では、どちらも下がっているが、男性の数値(−4%)が女性(ー2.48%)を上回っている。
自治州別では、やはり全ての州で下がったが、特にカタルーニャ、アンダルシアとガリシアで下がっている。
同省ではこの数値を評価しているが、一方で多くの雇用が期間限定であることや失業者の半分以上が何の手当ても受けていないことなどを危惧する声も挙がっている。

勧業省、ブエリングを調査

勧業省は、ローコスト航空ブエリングの運航計画に不備があったとして、調査を開始した。
これは、同航空会社のフライトで先週木曜より遅延・キャンセルが続出し、バカンスシーズン開始と週末も相まって大きな混乱が起きた事によるもの。
バルセロナのプラット空港では、カウンターに連日長蛇の列ができ、最高5時間待たされた挙句、キャンセルやさらなる遅延を言い渡された人も多くいた。
会社側は、以前の経営陣による無理なフライト運行計画が引き起こした問題としているが、バケーションを台無しにされた乗客からは、強い不満の声が上がっている。

マドリッド地下鉄工事開始、問題なく運行

昨日より工事が始まったマドリッド地下鉄1番線の工事は、本日が初の平日となったが、現在の所特に問題は起きていないという。
マドリッド州の交通担当官は、代替バスや他路線の増便などが非常にうまく機能していると評価した。
特にバスに関しては、当初の予定よりさらに本数を増やしており、これが功を奏したとみている。
同担当官は、11月初旬まで続くこの工事の期間中、関係者と定期的に会合を持ち、利用客にできるだけ迷惑がかからないようスムーズな運行に努めるとしている。


2016年6月30日(木)

今年5月までにスペインを訪れた外国人ツーリストは2520万人

国家統計局の本日の発表によると、今年5月までの5か月間にスペインを訪れた外国人観光客の数は2520万人となり、昨年同時期よりも11.4%の増加となった。
最も多かったのは英国人で580万人(16.1%増)、これにドイツ人の370万人(5.6%増)、フランス人の同じく370万人(7.6%増)が続いた。
また、最も大きな増加率を示したのはアイルランド人で23.7%増。
これに19.1%増のオランダ人が続いた。

スペイン代表チーム敗退につき、ゲチョ市のPP、大画面設置要請を取り下げ

ビスカイア県ゲチョ市では、サッカー・ユーロカップにおけるスペイン代表チームを広場や公園などで応援できるよう、PP党が市行政に対し、大画面の設置要請を提出していた。
PPは同要求を行なう際、「間もなくスペイン代表チームは準決勝戦、そして恐らく決勝戦に進出するものと思われる。」として、これらを街中で観戦出来るよう大画面の設置を要請していた。
この議題について昨日の市議会で協議されることとなっていたが、スペイン代表チームが決勝トーナメントの第一戦でイタリアに敗退したため、PPはこの要求を取り下げざるを得なくなった。

イベリア航空、マドリッドー上海便就航

イベリア航空は、今月28日よりマドリッドー上海間を結ぶ直行便の運航を開始した。
これにより同社は年間にして片道46000席、往復で92000席のオファーを行なう事となる。
2015年には中国からのツーリスト40万人がスペインを訪れており、同社では今年も更に増加傾向が続くと予測している。
このルート就航には中国人観光客の購買力を期待する大手デパート、エル・コルテ・イングレスも協賛している模様。
一方で、マドリッドー上海航路は中国のチャイナ・イースタン・エアラインも運行を開始しており、両者間での競争が始まったわけだが、これについてイベリア航空は「複数社による競争があることは消費者にとって良い事である」とコメント。


2016年6月29日(水)

カディス、6年ぶりにローマ劇場再オープン

カディスの大聖堂の傍にあるローマ劇場跡は、その修復工事のため、2009年に閉じられたままとなっていたが、昨年、その資料センターのみが再オープンされ、そして昨日より劇場跡全体が入場可能となった。
直径にして120メートルあったとされる同遺跡は、イベリア半島内に残るローマ劇場としては2番目の規模であり、約1万人の収容人数を持っていたものとされる。
また、建築年代についてはイベリア半島内に発見されている劇場の中で最も古いとされる。
入場時間は次のとおり。
4月から9月: 月〜土曜日の11時〜17時 / 日曜日の10時〜14時
10月から3月: 月〜土曜日の10時〜16時半 / 日曜日の10時〜14時
休館日: 毎月第1月曜日と、週末と重ならない祝日

バルの売り上げの40%はビール

スペイン人一人当たりのビール年間消費量は平均41リットルで、その内の64%が、家庭ではなく飲食店での消費となっている。
飲食業界にとってビールはまさにトップ商品で売り上げの25%を占めており、また従業員10名以下の小規模店舗については、売上の40%を占めるに至る。
最も販売量が多いのはSan Miguel グループで、これにHeinekenグループ、そしてDamm y Estrella Galiciaが続く。
スペインにおけるビールビジネスは年間155億ユーロを越え、国民総生産の1.4%に達しており、同ビジネスが作り出す雇用数はEU内で2位となっている。


2016年6月28日(火)

運転免許、男性の減点数は女性の3倍

運転免許証に点数制度が導入されて今年7月で10年を迎える。
総合交通局(DGT)によると、この間ドライバーが失った総点数は3500万点以上にのぼる。
このうち男性は2752万点以上、女性は795万点を失っており、男性の数値は女性の3倍以上となっている。
これらの数値を地域別でみると、男性の減点が最も多かったのはマドリッドで約374万点、2位はバルセロナ、3位はセビージャだった。
女性は1、2位はやはりマドリッドとバルセロナで、これにア・コルーニャ、バレンシアとポンテベドラが続く。

マドリッド市バス、一部路線でカード支払い可能に

マドリッド市バスは、今週水曜日よりアトーチャ駅とアドルフォ・スアレス・バラハス空港を結ぶエアポート・エクスプレスと27番線でクレジットカードで片道切符が購入できるサービスを開始する。
これらの路線は特に外国人ツーリストが多く利用し、現金、特に小銭を持合わせず支払いに手間取るケースも多いという。
このシステムの支払い方式は非接触型で、PINなどを入れる必要がないため、バスの運行もスムーズという。
同市ではこのシステムの安全性は確認されていると強調しており、その他の路線や他都市に拡大する可能性もあるとしている。
海外ではロンドンやシカゴなどでこの方式が導入されている。

マドリッド地下鉄1番線工事、今週日曜より開始

マドリッド地下鉄は、延期していた1番線の工事を今週日曜日より開始すると発表した。
当初は今月18日開始予定であったが、地下鉄や近郊線のストライキが重なったため見合わせていた。
工期は133日間であるため、予定通り進めば終了は11月12日となる。
この工事は全33駅のうち22駅で行なわれ、主にトンネルの強化や架線の取替えなどが行われる。


2016年6月27日(月)

再総選挙、与党議席増も過半数には及ばず

昨日投開票が行われたスペイン総選挙は、与党民衆党PPが前回の議席を14上回る137議席を獲得して勝利した。
一方、野党第一党の社労党PSOEは前回より議席を落としたものの、2位を維持した。
世論調査ではPSOEを押さえて2位と各紙が報じていた左派の連立ウニードス・ポデモスは、投票終了直後の聞き取り調査でも2位とされていたが、、開票開始から伸び悩み、前回より議席を減らした。
さらに、連立のカギを握るとされていた中道右派のシウダダノスもPSOEとの協定に保守系が反発したとみられ、8議席を失った。
PP党本部では昨日、予想外の結果で祝勝ムードに包まれたが、ラホイ首相続投に反対しているシウダダノスと手を組んだとしても、絶対過半数には届かず、PSOEを初めとした左派系も2党だけでは届かないため、各党交渉がうまいかなければ、三度目の選挙という可能性も出てきた。

総選挙開票速報、最も視聴率が高かったのは?

選挙の開票速報のような全国民が関心を寄せる公的な催しは、これまで国営放送TVEが視聴率のトップにいたが、最近は民放優勢の傾向に変化しつつある。
今回の速報番組では最も新しい民放局であるラ・セクスタが視聴率14.9%で前回に続いてトップにつけた。
これに続くのがアンテナ3、TVEは3位だった。
一方、開票が佳境に入った午後9時以降の視聴率では1位はやはりラ・セクスタ、2位はテレシンコで3位がTVEだった。
尚、この日最も視聴率が高かった番組はサッカー欧州選手権EUROのハンガリー・ベルギー戦だった。

マドリッド市、テラス席規制を検討

2011年のタバコ法改正で飲食店内部での喫煙が禁止されたのに伴い、喫煙者対策としてマドリッド市ではテラス席の設置に対する条例が大幅に緩和された。
これにより特に中心地の繁華街ではテラス席が大幅に増加、規制を守らない違法行為も後を絶たないという。
市では騒音や通行妨害に業を煮やした付近住民の訴えが増加したため、前政権が緩めた規制の強化を検討している。
この変更は早くても年末頃となるが、市では中心地の飲食店にテラスの削減勧告をすでに通知している。
これに対し、飲食店業組は、規制は売り上げ低下、さらには失業者の増加につながる、と反発している。


2016年6月24日(金)

スペインの億万長者、1年間で15000人増加

2015年度、スペインの億万長者の数は前年より15000人増の193.000人となった。
増加率にして8.4%のプラスとなっており、同時期のヨーロッパ諸国内で最大の増加率を示した。
これに続いたのがオランダの7.9%、フランスの5.9%、ドイツの5.6%。
また、スペインでは経済危機が始まった頃よりも億万長者の数は増え続けており、2008年当時、127.000人であったのが、2015年には193.000人と、実に50%の伸びを示している。
尚、フランスのコンサルタント会社キャプジェミニ社の調べによると、億万長者の人数が最も多い国はアメリカ合衆国で、それに日本、ドイツ、中国と続き、スペインは14位に位置している。

マドリッド、猛暑注意報発令

徐々に暑さが増す中、マドリッド自治州は住民に対し、猛暑に対する注意喚起を行なっている。
昨日のマドリッドの最高気温は33.5度であったが、本日の予想最高気温は34.1度。
そしてこのあと、土曜日の予想が34度、日曜日が32.9度と少し下がるが、月曜日には34.8度と再び上昇し、火曜日には36.9度まで上がる見込みとのこと。

スペインサッカー代表チーム応援団、カタルーニャ広場に集結予定

現在行われているサッカー・ユーロカップにおけるスペイン代表チームの試合を、バルセロナ市内に大画面を設置して観戦する事について、バルセロナ市行政は依然、妨害の姿勢を崩していない。
来る6月27日の月曜日に予定されている対イタリア戦の試合を、バルセロナ港に大画面を設置し、ファン等が集まって観戦する予定となっていたが、直前になって、バルセロナ市は「技術的問題がある」として、この許可を取り消した。
これを受けて、カタルーニャでスペイン代表チームを応援する会、「バルセロナ、代表チームと共に!」は、「カタルーニャでスペイン代表チームの試合を観る権利」を訴え、27日の試合開始1時間前に、バルセロナの中心部であるカタルーニャ広場へのファンの集結を呼び掛けている。


2016年6月23日(木)

死亡者数、初めて出生児数を上回る

国家統計局の本日の発表によると、2015年度のスペインにおける出生数は419.109名で、前年度比2%マイナスの8486名減となった。
一方で死亡数は前年度より6.7%多い422.276名となり、1941年に統計が取られ始めて以来、初めて死亡数が出生数を上回った。
この出生数の低下は、出産適齢にある女性の人口が減っているためとされ、その主な原因として、次の3点が挙げられる。
*80年代、90年代前半の、出生危機と呼ばれた最も出生数が少なかった時代の女性が出産適齢期を迎えている。
*経済危機が長引く中、外国人移民が減っている。
*同じく経済危機が長引く中、若者の海外への移住が増えている。

過去30年間で最も出生数が多かったのは2008年の519.779名だったが、それと比べると2015年は20%のマイナスとなっており、2015年に出産した女性の17.8%が外国人女性である。
また、スペイン人女性の初産平均年齢は、2014年時には31.8歳であったが、2015年には31.9歳と更に遅くなっており、移民女性と比べると約3年遅い。

グラン・ビアのホテル火災、大事に至らず

昨日、首都マドリッドの中心部、グラン・ビアで火災が発生した。
グラン・ビアとハコメトレッソ通りの角にある建物にある「ホテル・ビンチ・カピトール」の屋上辺りから、大量の煙が上がり、巨大な煙の柱となったため、一時、混乱を招いた。
火災の被害に遭ったのは、同ホテルの最上階にある1室だけとのことで、原因は不明。
火災発生時は、念のために宿泊客も従業員も全てホテル外へ避難し、夕刻18時35分ごろ、消防局は消火作業を終了した模様。

バレンシア市、市バスに電気自動車を

バレンシア市は、公共交通機関としての市バスに100%電力で動く電気自動車の導入を検討中で、これより1カ月半の間、試験的に1台を市バスサービスに組み込まれる事となった。
この試運転に使われる電気バスは、全長12メートルで3つの扉を持ち、車椅子にも対応。
従来のバスに比べると、その寿命(利用可能期間)を通して、約800トンのCO2の発生を避けることが可能とのこと。


2016年6月22日(水)

外国資本投資、マドリッドで急増、カタルーニャで激減

経済相発表によると、今年第一・四半期におけるカタルーニャへの外国資本投資額は、スペイン全体が受けた投資総額の僅か15.5%に止まった。
全体の30%を占めていた昨年同時期に比べると、半分近くにまで激減したのが判る。
2015年度の第一・四半期には、カタルーニャが受けた外国資本投資額は6億9340万ユーロであったのに対し、今年の同時期には、これが4億5350万ユーロと35%のマイナスとなっている反面、スペイン全体が受けた投資総額は15%の増加を見せていることからも、外国企業がカタルーニャへの資本投資を敬遠し始めているのが伺われる。
一方で、今年同時期のマドリッドにおける投資額は42%のプラスと急増し、投資総額の70%がマドリッドに集中している。

カフェ・コメルシアル、再オープンへ

マドリッドのビルバオ広場にあるカフェ・コメルシアルは、1887年開業でマドリッド市内で最も古い歴史を持つカフェとして知られていたが、昨年の7月27日に突然、閉店となった。
その後、この伝説のカフェのあとが銀行になるとか、洋服店になるなど、様々な噂が流れていたが、小さな飲食店チェーンのグループ、エル・エスコンディテが新たにバル・レストランを始めることが決定した模様。
この店舗は歴史建造物としての保護を受けているため、その全てを保存する形での再オープンとなり、階段、照明器具、皿、コーヒーカップまで、これまでマドリッド市民が親しんできたそのままの状態が保たれるとのこと。


2016年6月21日(火)

米大統領、訪西中に各党党首と会談の可能性

在スペイン米国大使館は、オバマ大統領がスペイン訪問中にPSOEのペドロ・サンチェス氏、ポデモスのパブロ・イグレシアス氏とシウダダノスのアルベール・リベラ氏と会談の時間を設ける可能性を示唆した。
同大統領は来月9日から11日までスペインに滞在し、フェリペ国王及びマリアノ・ラホイ暫定政権首相との会談以外のスケジュールは発表されていない。
同大使館では、以前ケリー国務長官が訪問した際もペドロ・サンチェス氏と会談しており、野党党首と会うのは慣例であると説明している。
しかしながら、大統領の訪問は総選挙直後で、新政権も発足していない状況であると見られることから、選挙の動向を考慮したものと見られる。

マドリッド地下鉄、労使交渉決裂

昨日、マドリッド地下鉄とその労働組合の間で行なわれた労働協定についての話し合いは物別れに終わった。 これにより同労組は、本日の会合で今後のストライキについて討議するが、 より効果的なものにするため、時間帯の拡大などが予測される。
同労組代表は、運営会社は、従業員の待遇の縮小などを行いながら、一般企業には多額の費用を払っていると強く批判している。

スペイン代表ペドロの発言が波紋

フランスで開催中のサッカーヨーロッパ選手権に参加しているスペイン代表のペドロ選手は、昨日テレビのスポーツ番組でインタビューに応じた。
2戦2勝と好調なスペインだが、同選手は自分のプレー時間の少なさに不満を示した。
ペドロの出場は第1戦の後半わずか9分で、このような状態が続くのであれば、代表をやめる考えもある、と述べた。
その後ペドロは記者会見で、この発言について、あくまで自分の考えを述べたもので後悔はしていないが、誰かが不快に感じたのならば謝罪すると述べた。
また、これらの発言は代表監督やチームメートへの批判ではなく、この件についてメンバー全員と話をしたが、誰も問題視していないと付け加えた。
一方、チームの主将のひとりであるジェラール・ピケ選手も、話が大きくなりすぎただけで、問題発言ではない、とコメントしている。


2016年6月20日(月)

最後の世論調査、各紙ともPP勝利

26日に投開票が行われる総選挙を前に主要全国紙は最後の世論調査を発表した。
それによると前回の調査と同様、与党民衆党(PP)が最も得票数が多く、これにウニードス・ポデモスが続いた。
12月総選挙で2位だった野党第一党の社労党(PSOE)は3位だった、4位は新進右派のシウダダノスだった。 保守系の同党とPP、左派のウニードス・ポデモスとPSOEの票をそれぞれ足すとほぼ互角で、どちらの数値も絶対過半数にはわずかに及ばない。
一方でまだ誰に投票するか決めていない有権者も20%余りで、 これらの浮動票が決め手となる可能性も高い。
尚、保守系のエル・ムンド紙とABC紙ではPPの得票率が高く、エル・パイス紙ではそれより低い結果が出ている。

フェリペ6世、即位2周年

フェリペ6世国王の即位から2年を迎えた昨日、首都マドリッドのコロン広場では、これを記念して国旗掲揚の特別セレモニーが行なわれた。
このほかにもサルスエラ宮内で国旗掲揚の式典が行われたが、他にこれといった式典は行なわれなかった。
昨年の1周年記念時と比較すると、かなり地味な記念日となったが、 これは総選挙を控え、政府も暫定的であることや、実姉とその夫が汚職疑惑で裁判中であることなどに配慮したものと見られる。

マドリッド地下鉄スト、今週は計4回

週末をはさんで本日朝から再開されたマドリッド地下鉄の部分ストライキは、今週このほかに3回行なわれる。
同地下鉄によると、本日のスト参加率は94%で、ミニマムサービスは規定どおり行なわれたという。
今後は明日火曜日、木曜日と金曜日に行なわれ、ミニマムサービスは54〜68%に設定されている。
尚、本日午後には労使交渉が予定されている。


2016年6月17日(金)

アドルフォ・スアレス・マドリッド・バラハス国際空港、管制塔員のスト

労働時間、休息時間などについての条件に変更が加えられたことのついて、マドリッドのバラハス国際空港の管制塔員等が今月の28日、29日にストライキを行なう事を通達。
6年前にも管制塔員のストが続き、ヨーロッパ中の空の便に大きな影響が出たが、今回のストでは離着陸時や飛行中のフライトの制御を行なうスタッフではなく、バラハス国際空港内を走行中の機体の交通整備を担うスタッフ等によるストとのこと。
ストは28、29日の48時間にわたって行われる予定。

バルセロナの地下鉄スト、ミニマムサービス発表

バルセロナでは、明日18日から22日まで地下鉄サービスの部分ストが予定されているが、これについてのミニマムサービスの発表が行われた。
18日にストの行われる時間帯は0時〜2時50分、4時半〜7時半、そして18時〜24時までとなっており、その間のミニマムサービスは普段の33%となる。
19日の日曜日についてもミニマムサービスは33%となるが、ストの時間帯は4時半〜7時半、16時44分〜19時44分となる予定。
また、20日月曜日以降については普段の40%のサービスが行われる見込み。

バスク独立を望むのは6人に1人

本日発表の最新のまとめによると、バスク人の中で、バスクの独立を望む人の割合は16%足らずで、僅か6名に1人となった。
近年、独立を望む人の数は減る一方で、2013年の統計では20%が支持していたが、それよりも4ポイントのマイナスとなった。
バスク人による理想的な政治体制としては、依然、「スペイン国の中に組み込まれた自治州政府」と言う形を支持する人が多く、全体の64.5%を占めた。
またその中で34.4%が現状よりも更なる自治権が与えられるべきと考え、30.1%が現状に満足していると答えた。
自身のアイデンティティーをどのように感じているかと言う質問に対しては、15.3%が「バスク人であると考える」と答え、2013年時の18%と比較して大きな後退が見られた。
また、37.4%が「バスク人であると同様にスペイン人だと考えている」と答え、28.3%が「バスクであると同時にスペイン人であるとも感じているが、バスク人であるとの意識の方が強い」と答えた。


2016年6月16日(木)

レンフェ労使合意、スト収束へ

スペイン国鉄レンフェの運転士が参加する労働組合は、昨日未明レンフェと会合を持ち、合意に達した。
これにより先週より断続的に行なわれていた部分ストライキは本日を持って終了となった。
一方でマドリッド地下鉄は本日も運転士とそれ以外の従業員の部分ストをそれぞれ3回に分けて行なうとしている。
尚、同地下鉄はレンフェのストによる混乱をうけて、今週土曜日より開始する予定だった1番線工事の開始を延期すると昨日発表したばかりだが、開始日を元に戻すかは現在の所明らかにされていない。

英首相48年ぶりにジブラルタル訪問

英国政府はデビッド・キャメロン首相が英領ジブラルタルを本日訪問すると発表した。
これは、同国がEUを離脱するか否かの国民投票を来週に控え、離脱に反対する同首相が、反対への投票をジブラルタル住民に訴えるためで、同国の現役首相としては48年ぶりの訪問となる。
首相は集会に参加するためだけに訪れるため、滞在はわずか2時間ほどとなる。
ジブラルタルの領土問題で英国と確執のあるスペイン政府のマルガジョ外務大臣は、この訪問について不快感を表すコメントをだしている。

マドリッド市長、胃腸炎で一時入院

マドリッドのマヌエラ・カルメナ市長は昨日、公務で訪れていたボリビアから帰国直後に不調を訴え、病院に搬送された。
胃腸炎と診断された同市長は、大事をとってラモン・イ・カハル病院に入院したが、今朝早朝退院した。
イゲラス市長代行は会見で、回復は順調であるが自宅療養しており、公務復帰は来週月曜になると述べた。
尚、同行していたリタ・マエストレ市広報担当官も体調不良を訴えていたが、大事には至らず本日も予定通り公務を行なっている。


2016年6月14日(火)

史上初の4党主討論会

今月26日投開票の総選挙を前に、昨日主要4政党の党首によるテレビ討論会が行なわれた。
2大政党以外の党首も参加して行なわれるのは史上初で、主要テレビ局は一斉に生中継を行なった。
この討論でマリアノ・ラホイ暫定首相は、民衆党(PP)政権の4年間の成果を主張し、貧富の差が拡大したとの批判を退けた。
一方野党第一党社労党(PSOE)のペドロ・サンチェス代表は、PSOEこそが、「変革」の要となると主張した。
世論調査ではPSOEを抑えて2位との結果がでたウニードス・ポデモスのパブロ・イグレシアス代表も、変革は左派系の政党によって行なわれるとし、PSOEに協力する意向は、これまでと変わらないと述べた。
中道右派シウダダノスのアルベール・リベラ氏は、PPを批判する一方で、ベネズエラから政治献金を受けたとされるポデモスも批判した。
今回の討論会では目だった勝者、敗者はみられなかったが、政治学者で大学教員でもあるイグレシアス氏の弁舌を他の党首たちより評価する意見もあった。

マドリッド、複数の交通スト

マドリッド地下鉄では昨日に引き続き、運転士の部分ストライキが本日午後2時〜5時まで行なわれる。
さらにそれ以外の従業員によるストも3回(午前6時5分〜8時40分、午後1時20分〜4時25分、午後5時半〜7時55分)にわけて行なわれる。
現在の所これといった問題は起きていないが、これに加えて、3回目となるレンフェ近郊線運転士のストもあり、首都の公共交通機関利用者の足が大きく乱れると予測される。
尚、今朝の部分ストにおける参加率は労組発表で100%、地下鉄側は99%としている。

EURO初戦勝利、チームの結束をアピール

昨日フランスのトゥールーズで行われたサッカーヨーロッパ選手権EURO2016で、スペインはチェコを1対0で下し、初戦を勝利で飾った。
ゴールを決めたバルサ所属のジェラール・ピケは、自身のツイッターで勝利を祝った。
その中でピケは背中にセルヒオ・ラモス選手をしょった写真をアップ、 何も付け加えることはないよね。というコメントも残した。
これに対しラモス選手もチームの団結を示すコメントを寄せた。
リーガのシーズン中はレアルとバルサという最大のライバルチームに所属し、特にピケの問題発言などから不仲説が噂され、代表戦でのチームワークも不安視されていた。


2016年6月13日(月)

公的補助金のない失業者、80%が家族の援助

人材派遣会社アデコの調査によると、スペインの失業者の約41%が、公的な補助を受けていないという。
また、そのうち80%が家族や友人などから援助を受けていると答えた。
一方、8%の人が無申告の労働をしていると認めている。
さらに4.2%が不動産の賃貸料や利息で生活、2.5%が慈善団体などに頼っているとした。
アデコは、このような状況が脱税など不正につながり、税収の減少など悪循環を招いていると指摘。
また、45歳以上の求人がわずか4%であるという調査結果を踏まえて、行政がこれらの点を改善していく必要性があるとしている。

マドリッド地下鉄スト、初日は99%の参加率

マドリッド地下鉄の運転士が参加する労働組合とそれ以外の社員で作る労組は、今月それぞれ部分ストライキを行なう。
本日は運転士のストで、今朝6時〜9時まで行なわれ、労組は100%、地下鉄側は99%の参加率と発表している。
本日のミニマムサービスは64%で、特に混乱などは起きていないという。
今回のストはそれぞれの労組が5回ずつ行なう予定で、明日14日のように両者が重なる日もある。

マドリッド市、公式ロゴからビックリマークを削除

マドリッド市役所は、市の公式ロゴマークの一部を変更すると発表した。
それによると、市の紋章の部分には手を加えないが、バックの色をやや濃い目にしたり、紋章の下に書かれたマドリッドという文字のフォントを変更する。
さらにその文字の前後に記された感嘆符を削除するが、 これはアルベルト・ルイス・ガジャルドン市長時代につけられたもので、変更は新たに導入された備品などに施されるため、徐々に行なわれていくとしている。


2016年6月10日(金)

RENFEストにより混乱

本日、6月10日、12日、14日、16日の4日間にわたるスペイン国鉄RENFEのストライキの初日を迎えたが、マドリッド、バルセロナ、バレンシアなどで定められていたミニマムサービスが遂行されないなどのトラブルが発生し、混乱が生じた。
RENFE側は、代用のバスの手配や、運行される便の車両を2倍に増やすなど、その対応に追われた模様。

ネイマール事件、FCバルサ500万ユーロの罰金で帳消しに

サッカーチーム・FCバルサは、そのスター選手の一人、ネイマール選手との契約時に契約金額を誤魔化して申告していた事を認めた。
同事件は、バルサの会員の密告により発覚したもので、当時の会長であったサンドロ・ロセル氏の辞任を招き、また現会長のバルトメウ氏についても裁判所から出頭命令が来るなど、FCバルサの歴史に残る不祥事件へと発展していたが、今回、これに終止符を打つべく、同チーム不正申告とこれによる脱税の事実を認め、罰金500万ユーロの支払義務を受け入れることにした。
これにて、前会長、現会長共に裁判沙汰からは逃れられる事となるが、ネイマール選手とその父親についての裁判は終わっておらず、1週間ほど前から調査の手が更に厳しくなりつつある。


2016年6月9日(木)

カトリック教会、国民の所得税から2億5千万ユーロの寄付

スペインでは、税務申告を行なう際に使用する申告用紙に、税額の一部をカトリック教会へ寄付するかどうかについてのチェックボックスがあり、これにチェックを入れると、税金の一部が自動的にカトリック教会へまわされることとなる。
2014年度の申告でこのチェックボックスにチェックを入れ、カトリック教会への協力を行なった人の数は720万人と、全体の35%となり、前年より僅かに増加となった。
これにより、2014年度にスペイン・カトリック教会が受けた金額は2億5千万ユーロとなり、同年度における教会の全収入の23%を占めた。
地方別に見ると、同税務申告の中でカトリック教会への協力を行なった人が最も多かったのはカスティージャ・ラ・マンチャ州で、全体の49%に達した。
逆に最も少なかったのはカタルーニャ州で、全体の僅か19%。

各地で35度以上に

全国的に気温が上昇している中、気象局によると、本日その山場を迎えるとのことで、30県以上で30度以上、全土の半分以上で35度以上に達し、多くの地方で夜になっても20度以上の熱帯夜となる見込み。
県庁所在地別に見ると、コルドバでは40度、セビージャが39度、グラナダが38度、アルバセテ、バダホス、シウダ・レアル、ハエン、ムルシア、トレド、サラゴサなどでは37度に達する予想。
一方でア・コルーニャでは20度、オビエドでは22度、サン・セバスティアンやサンタンデールでは24度程度にとどまる模様。


2016年6月8日(水)

カタルーニャでエンテロウィルス感染拡大

カタルーニャの子供達の間で、エンテロウィルスの感染が拡大している。
最近、確認された感染者数は87名に達しており、現時点で22名が入院中、そしてその中の7名が重体のため集中治療室で対応中とのこと。
カタルーニャでは、この先、夏の到来と共に更なる感染者が増えると予測されている。

国鉄RENFEスト、ミニマムサービスを発表

今月10日、12日、14日、16日の4日に渡って予定されているスペイン国鉄RENFEのストライキについて、ミニマムサービスの発表が行われた。
AVEを含む長距離便については、1415便ある内の72%に当たる1020便が、中距離便については2172便ある内の65%に当たる1410便が運行されるとのこと。
また、近距離線列車Cercaniaについては、平日となる10、14、16日の3日間については、6時〜9時、13時半〜15時半、18時半〜20時半が通常の75%、それ以外の時間帯は最大で50%となり、日曜日となる12日については、終日50%の運行となる見通し。
現時点でストは行われる予定であるが、直前に中止となる可能性もある。


2016年6月7日(火)

米大統領、来月スペイン訪問

アメリカ合衆国のホワイトハウスは、バラック・オバマ大統領が7月にスペインを訪問すると発表した。
それによると、同大統領はマドリッドとセビージャ訪問を予定しており、任期満了直前の初訪問となる。
また同国大統領としてはジョージ・W・ブッシュ大統領以来15年ぶりの訪西となる。
大統領の訪問はスペイン総選挙の約2週間後となり、この時期にはまだ新政府が発足していない可能性も高い。
大統領はフェリペ国王に謁見するほか、マリアノ・ラホイ暫定首相とも会談する予定。
尚、オバマ大統領が妻子を同伴するかは明らかにされていない。

王宮でカラバッジョの特別展

マドリッドの王宮では、本日より「カラバッジョからベルニーニまで」と題した特別展を開催する。
この展示ではカラバッジョの絵画やベルニーニの彫刻などイタリア芸術家の作品の他、マドリッド市内で初展示となるエル・エスコリアル修道院所蔵のベラスケスの絵画なども展示される。
昨日は開会セレモニーが行われ、フアン・カルロス前国王夫妻らが出席した。
この展示は10月16日まで開催される。

事故死のバイク選手、明日マジョルカで葬儀

先週末、バイクの世界選手権カタルーニャGP開催中に事故で亡くなったマジョルカ出身のルイス・サロム選手の葬儀は明日同市内のカテドラルで行なわれると発表された。
同選手は金曜日に行なわれたモト2クラスのフリー走行中にカーブで転倒事故を起こし、病院に搬送されたが死亡、24歳だった。
警察は現在も事故原因を調査中だが、路面のくぼみに車輪をとられて転倒した可能性が高いと見ている。


2016年6月6日(月)

世論調査、左派連立が2位浮上

全国紙エル・パイスとエル・ムンドは今月26日の総選挙を前に、それぞれ独自の世論調査を行った。
それによると、どちらの調査でもウニードス・ポデモスの左派連立が、社労党(PSOE)を抑えて2位に浮上した。
尚、エル・パイスの調査では25.6%、エル・ムンドでは23.7%の得票率となっている。
一方、PSOEはどちらの調査でも前回の結果を下回っている。
また中道右派のシウダダノスもどちらの調査でも4位だったが、前回の選挙よりやや票を伸ばした。

セセーニャのタイヤ山火事、現場に最も近い学校で授業再開

ラ・マンチャ州セセーニャの新興住宅地に近いタイヤの違法投棄場で先月起きた火災により、最後まで閉鎖されていたエル・キニョン地区の小学校で本日より授業が再開された。
この小学校は火事の影響を最も受けた場所にあり、一時は再開されたものの、校内の汚染が激しく児童らが不調を訴えたため再び休校となった。
同州の教育担当官は、校内の清掃は完了し、月曜から授業を再開できる、と金曜日の時点で発表していた。
尚、この火事はラ・マンチャ側では鎮火し、マドリッド側はまだ完全には消えていないが、今日明日中には鎮火するとみられる。

テニス全仏オープン女子、スペイン人が18年ぶり優勝

先週土曜にパリで行なわれたテニスの全仏オープン女子シングルス決勝で、スペインのガルビニェ・ムグルサが初優勝した。
同選手は第1シードで優勝候補のセリーナ・ウィリアムスをストレートで下し快勝、スペイン人女子としては1998年以来の全仏優勝となった。
現在23歳の同選手は父親がスペイン人、母がベネズエラ人、生まれはベネズエラだが、後にスペインに移住、バルセロナのテニススクールで訓練を受けた。
この勝利により同選手の世界ランキングはウィリアムスに次いで2位となる。


2016年6月3日(金)

バスクの34市で、独立を問う住民投票

バスクにある34の市町村(その大半がギプスコア)で、来る日曜日にバスク独立の意思を問う住民投票の開催が予定されている。
これはGure Esku Dago(我らの手に)と呼ばれる団体が中心となって呼びかけ、PNV党、EH Bildu党によってバックアップされたもので、将来、バスクとナバーラにおいて合法的な住民投票を行なうための第一歩となるものとしている。
これに対し中央政府は、住民投票が憲法違法にあたるため、全ての行政役場は日曜日の投票に関与しないよう指示。

貧困労働者、全体の約15%に

スペインが長い経済危機を脱し、経済が再び成長し始めたと言われる反面、労働条件の悪化による貧困労働者の割合が増加しており、全体の14.8%に達しているのこと。
また、失業者の中に占める貧困生活者の割合は、44.8%に達している。
これは慈善団体カリタスが公表した「2016年の分析と予測」と称される報告によるもので、これによると経済成長が再開した一方で、社会的疎外の問題は更に悪化すると見られている。
また、現在72万世帯ある、家族構成員の全員が無収入者であると言う家庭が、2009年時の497200世帯のレベルにまで戻るのには、まだ7年の歳月が必要であろうとしている。


2016年6月2日(木)

失業者数、400万人のラインを切る

本日の発表によると、5月のスペインの失業者数は、2010年の8月以降初めて、400万人のラインを切り3.891.403名となった。
また、就業者数はこれにて17.661.840名に達した。
5月は例年、新規雇用が多く発生し、失業者数が減るのが普通で、過去に5月に失業者数が前月よりも増えたのは2008年だけ。
また、今年の5月は前月に比べ失業者数が119.768名のマイナスとなったが、これだけ大きな減少を見せたのは、1996年に同統計が取られ始めて以来、初めての事。

教会へ行かないカトリック信者数増加

スペイン人の多くはカトリック信者であるが、その中で日常生活の中で教会のミサへ足を運ぶ人の数は、急速に減少しつつある。
調べによると、2012年には「カトリック教徒であり、尚且つミサへ行く」と答えた人は、スペイン人全体の僅か23%にまで減り、その数値はちょうど無神論者が占める割合と同列に並んだ。
また、2014年にはミサへ行く人の割合は更に減少し、15.18%まで下がったが、それでもなお、2016年2月に行われた調査では、スペイン人の約70%がカトリック信者との認識を持っているとのこと。

前国王、譲位を発表して2年

前国王フアン・カルロス1世が譲位の意思を発表してから、今日で2年を迎える。
2014年6月2日の午前10時半ごろ、当時の首相であり、現在、新政府が確立するまでの暫定首相を務めるマリアーノ・ラホイ氏から、「国王から譲位を行ない、王位から退く意思の連絡を受けた」との発表があった。
フアン・カルロス1世は約40年間にわたってスペインの王位に就いていたが、譲位の意思を発表した当時、76歳だった。


2016年6月1日(水)

マドリッドの地下鉄ソル駅、オリジナルの駅名復活

マドリッド市の中心、プエルタ・デル・ソルにある地下鉄の駅は、本来「ソル」と呼ばれていたが、3年前から、スポンサーとなったボダフォンの社名が加わって「ボダフォン・ソル」と言う名前で呼ばれていた。
駅名を変更する事に対し、マドリッド市民から多くの反発もあったが、この3年間、同駅はそのオリジナルの駅名で呼ばれる事は無かった。
ところがボダフォン社とのスポンサー契約は3年間で、5月いっぱいでそれが終了し、これに伴なってマドリッド州政府は駅名にスポンサー名を付けることを中止することにした。
これによりボダフォン・ソル駅は、本日6月1日より、元のソルと言う駅名に戻ることとなる。
その手続きとして、まずはソル駅にある全ての表示をボダフォン・ソルからソルへ変更する事となるが、これは今週金曜日までに終了予定。
次に地下鉄網全駅にある表示の変更作業があるが、これが終了するのは6月10日ごろになる予定。
そして更に車内に流れる音声による案内の訂正を行なう必要があるが、これが終了するのは7月末頃になる予定で、これら、元に戻すための作業に必要な経費は、ボダフォン社が負担するとのこと。
マドリッド自治州は、3年間のスポンサー契約によりボダフォン社より300万ユーロの収入、月額にして83000ユーロの収入を得ていた模様。

マドリッド市行政、闘牛に圧力。マドリッド州行政、闘牛文化推進の姿勢。

マヌエラ・カルメナ市長率いるマドリッド市行政が、マドリッドにある闘牛学校への援助金を廃止する一方で、シフエンテス州知事率いるマドリッド自治州行政は、昨日の州政府閣僚会議において、サン・イシドロ祭中にマドリッドのラス・ベンタス闘牛場で行なわれる闘牛祭における各種賞の内容や、その授与の継続などについての 条項の確認と可決を行なった。
毎年5月に行われる最も重要な闘牛祭とも言えるサン・イシドロ祭において、トリウンファドール(勝利者)となったマタドールに贈られる賞、トリウンファドールとなったノビジェーロ(見習い闘牛士)に贈られる賞、そして最も勇敢に戦った牛に贈られる賞などがあるが、これまで、これらの栄誉賞はマドリッド自治州行政とマドリッド市行政の両機関から贈られていた。
ところが、マヌエラ・カルメナ市長率いるアオラ・マドリッド党による市政府は、闘牛廃止よりの政策を進めており、これら闘牛関連の栄誉を称える伝統を破棄。
これにより、今後これらの栄誉賞は、PP党率いるマドリッド自治州政府が単独で授与する事となった。


2016年5月31日(火)

5月の物価上昇率0.6%

国家統計局(INE)によると、今月の物価上昇率は0.6%で前年同月比わずかに上昇した。
INEではこの理由についてガソリンなど燃料の上昇やパッケージツアーの値下げ率が昨年より低くなっているためとみている。
一方、4月の数値と比較すると0.1ポイント下がっている。
最終的な確定値が発表されるのは来月半ばの予定。

マドリッド、リサイクル用コンテナの紙盗難相次ぐ

マドリッド市によると、市内に多数設置されている紙やダンボールなどのリサイクル用コンテナから中身を勝手に抜き取るケースが多発しているという。
これは近年紙の買い取り額が上がっているためとみられ、市によると最近ではコンテナに捨てられた紙類の40%以上が、リサイクル業者らによって違法に回収されるという。
市は盗難防止策として実験的にサラマンカ、テトゥアンとバジェカス地区に紙を抜き取りにくいコンテナを設置するとしている。
この違法行為が発覚した場合、最高1500ユーロの罰金が科せられる。

有名バスケ選手、ジカ熱の状況によっては五輪不参加も考慮

バスケット・ボールのスペイン代表で米NBAのチームにも所属しているパウ・ガソル選手は会見で、今夏のリオ・オリンピックについて触れ、ジカ熱問題の状況によっては不参加も考慮すると述べた。
ガソル選手は、米国やスペインの信頼できる医療関係者とコンタクトがあり、ブラジルにおけるジカ熱の状況を非常に憂慮している専門家が多いと述べた。
ガソルは、ジカ熱についての情報があまりにも少ないと指摘、チームのメンバーの中には近い将来子供を持つことを希望している者もおり、胎児への影響が最も問題視されるジカ熱は重大な問題であるとした。
さらに最も大事なのはオリンピックではなく、参加者、その家族、そして観戦者の健康であると訴え、オリンピック委員会など関係機関に状況や危険性についての情報提供を100パーセント行なうよう求めた。


2016年5月30日(月)

3、4月の外国人観光客、13%増

国家統計局(INE)によると、今年3月及び4月にスペインを訪れた外国人観光客は前年同期比13%増加した。
イースターや春休みなどでこの時期は観光客が増加する傾向にあるが、今年のイースターは、昨年と違い3月のみで4月には重ならなかったにも関わらず増加しているのが特徴的である。
外国人観光客を国籍別でみると、最も多かったのは例によって英国で、これにフランスとドイツが続く。
一方、最も増加率が高かったのはアイルランドとオランダで、それぞれ25%以上増加している。
訪問地別ではカナリアスが最も多く、これにカタルーニャとアンダルシアが続く。
これらはいずれも海辺のリゾート地で、ヨーロッパ北部からスペインの太陽を求めてくる観光客が多い事が伺える。
一方海のない首都マドリッドは、それ以外の地域からの観光客が多い。

レンフェ機関士、6月にスト

スペイン国鉄レンフェの機関士が所属する労働組合は、来月にストライキを行なうと発表した。
日程は10日から1日おきに4回行なわれ、24時間ストとなる予定。
労組側は、レンフェがいくつかの労働協定の施行を遅らせていることに抗議するとしている。
尚、ミニマムサービスに関しては現在発表されていない。

プラドでボスの特別展

マドリッドの国立プラド美術館ではオランダの画家ヒエロニムス・ボス(スペインではエル・ボスコ)の特別展を本日より開催する。
今年はボスの没後500年にあたり、同美術館では常設している最も有名な作品のひとつ「悦楽の園」の他、ニューヨークのメトロポリタンやワシントンのナショナル・ギャラリーなどから貸与された全23点を展示、 これらは現存するボスの作品の77%に当たるとされる。
同展は9月11日まで。


2016年5月27日(金)

プーチデモン氏、カタルーニャ独立に向け、政府に1年間の猶予宣告

カルラス・プーチデモン氏がカタルーニャ州知事に就任した際、18カ月以内にカタルーニャの独立を果たすと言う台本となっていたが、就任後すでに6カ月が過ぎようとしており、独立に向けた反中央政府の強硬策に打って出ない同氏に対し、これまで協力体制を維持してきた独立急進派政党CUPが王手をかけた。
ここ数日、連夜続けてバルセロナ市内で起きているOKUPAと機動隊との衝突について、CUPはOKUPAを擁護し、これを警察力を持って抑えようとするバルセロナ市行政やカタルーニャ自治州行政を糾弾すると共に、カタルーニャ自治州の2016年度予算見積もりの可決を妨害することも有り得ることをほのめかしつつある。
こう言った状況下、本日、プーチデモン氏はカタルーニャ独自の憲法設立を伴う選挙と、独立の賛否を確認する住民投票、そしてそれに続く独立宣言をこれより1年後に行なう旨を公表した。

ムーディーズ、カタルーニャ公債のランクを更に降格

大手格付け会社ムーディーズは、カタルーニャ自治州が発行する公債のランクを、返済不能ランクのBa2から更に低ランクのBa3へと降格した。
Ba3は、ナイジェリアやバングラデシュなどの国債よりも低ランクとなるもので、スペインの公債がこう言ったランク付けを受けるのはこれが初めての事。

バルセロナ地下鉄、部分スト続行

先週、バルセロナ地下鉄と労働組合とが仮同意に達し、今月末に予定されていたストが回避されるような情報が流れたが、昨日の朝行われた組合側の会議で、バルセロナ地下鉄から出された提案は受け入れられないとの意見が多数を占めた。
これにより、5月30日、31日、6月1日、2日に予定どおり部分ストが行なわれる模様。


2016年5月26日(木)

バルセロナ、三晩連続の暴動

バルセロナ市内、グラシア地区で今週の月曜日、火曜日と暴動があり機動隊との衝突が起きたが、昨夜もまた500人近くが付近に集結し、警備にあたっていた機動隊と衝突。逮捕者1名、11名が救急隊の処置を受けた。
11名の負傷者の内、6名は機動隊員。
また、同地区にある商店や付近に置かれたコンテナなどが破壊されるなど、物的被害も広がっている。
暴動は、同地区にあり違法占拠されていた元カタルーニャ・カイシャ銀行からOKUPA(違法侵入して他人の不動産物件を自由に使っている人々)を追いだした月曜日から、これで3晩連続で起きているが、OKUPAはネットなどを通じて6晩連続での実行を宣言している。

マドリッド自治州の貯水量、94%に

マドリッド自治州内、14か所にある貯水池の3月時点での貯水量は、そのキャパシティーの74.89%と、昨年同時期比較では12%減、また過去5年間の平均と比較すると7%減となっていたが、その後雨量が増し、現在では94%に達している。
これ以上増えると緊急時に正常な対応が出来ないため、去る5月7日より、必要に応じて放水が行われているとのこと。


2016年5月25日(水)

バルセロナ市内でOkupaと警官隊の衝突、警官6名が負傷

バルセロナのグラシア地区、トラベセラ・デ・グラシア通りにある元カタルーニャ・カイシャ銀行は、2011年以降、「政治・社会に納得していない者たち」により不法占拠されていたが、一昨夜、これら不法侵入者等に退去を強いるべく、カタルーニャのローカル警察は機動隊を送り込んだ。
この衝突により1名が逮捕され、15名の負傷者が出たが、入院に至る者は無かった模様。
15名の負傷者の内、14名が警官。
そして昨夜、今回2度目の衝突があり、100名程度が集結して再び機動隊と衝突。
その中で警官6名が負傷した模様。
元エクスプロピア・バンクがあった建物を不法占拠しようとしている集団は、「我々は6晩に渡って占拠・抗議活動を続ける。それは最悪の悪夢となるであろう」とツィッターを通じてバルセロナ市長に向け宣告している。
昨夜の暴動は二日目であるため、更にこのあと4晩に渡る暴動の可能性がある。

ビスカイアで古代壁画の聖域を発見

ビスカイア県、ベエリアトゥアにあるアチューラ洞窟は、これまでもその存在自体は洞窟探検家達の間で良く知られていたが、その中に古代壁画が存在すると言う報告は無かった。
ところが今回、同洞窟内に、14枚の岩盤に70個以上の動物画が残されているのが発見された。
時代的には12500〜14000年前のものとのこと。
壁画群は洞窟の入り口から300メートル奥、そして洞窟内の地面から高さ4メートルと、近づくのが非常に困難なところに隠れていたため、これまで人目に触れる事が無かった。
現時点では概ね70体程度の動物画が存在するとの報告だが、100体以上にのぼる可能性も高いとのこと。


2016年5月24日(火)

貧困層、わずかに減少

国家統計局(INE)によると、 昨年の貧困層またはその危機にある人の割合は28.6%で、2014年の29.2%よりわずかに下がった。
しかしながら2014年の各家庭ごとの平均年収は2万6092ユーロで、前年比0.2%減少、6年連続で下がっている。
INEは数値の上ではやや減少したとはいえ、歯止めがかかったといえる状況ではないとみている。

マドリッド地下鉄改修、エレベーターの新設はなし

来月18日から133日間に渡って行なわれる予定のマドリッド地下鉄1番線工事。
国内で最も古く、市内を南北に縦断する最も重要な路線の一つだけに、長期に渡ってほぼ全域が不通となる事に対する批判は大きい。
そんななか、同州の交通担当官はこの工事でエレベーターのない駅に新規に設置する予定はないと発表した。
工事が行われる駅のうち、バルデアセデラス、テトゥアン、エストレチョ、アルバラド、リオス・ロサス、ビルバオ、トリブナル、グラン・ビア、ティルソ・デ・モリーナ、アントン・マルティン、アトーチャ、メネンデス・ぺラジョ、プエンテ・デ・バジェカス、ヌエバ・ヌマンシア、ポルタスゴとブエノス・アイレスにはエレベーターが設置されていない。
同州は2017年末までにすべての公共交通機関と施設でバリアフリーを実施すると言う条例があるが、これを遵守することはほぼ不可能となった。
障害者援助団体関係者は、これだけの大工事で多くの市民に迷惑がかかるのに、この機会を活かさないのは非常に残念である、と述べた。
一方で交通担当官は、エレベーター設置計画は準備中であるが、今回の工事では計画されていないと述べるにとどまった。

ポイ捨て防止に投票権つきゴミ箱

マドリッド市は、マヌエラ・カルメナ市長就任以降、ゴミのない町づくりに力を入れているが、このほど実験的にタバコの吸殻で投票できるゴミ箱を設置したと発表した。
市内にある殆どのゴミ箱には灰皿がついているが、ここに投票箱のようなしくみを取り付けた。
市役所近くのブスタマンテ通りに設置された灰皿には、「どちらが勝つと思いますか?」と書かれ、今週末に行なわれるチャンピオンズリーグの決勝で対戦するアトレティコ・デ・マドリッドとレアル・マドリッドの写真がついている。
このアイディアはイギリスの企業のもので、ロンドン市内には様々な質問が書かれた「灰皿投票箱」があるという。
同市は、これがうまくいけば、市内の様々な場所にこれを設置し、色々な質問を展開していく、としている。
尚、この企画のために特別な経費はかかっていないという。


2016年5月23日(月)

マドリッド地下鉄、スト中に故障で遅延

先週土曜日から3日間連続で行なわれていたマドリッド地下鉄の部分ストライキは、本日最終日を迎えた。
土、日曜に続いてストそのものによる混乱はなかったが、9番線のアルガンダ駅付近で故障が起きたため、一部の区間で車両が長時間に渡って停車するなどした。
一方で4番線のアルグエジェス及びリスタ駅付近でも故障のためノロノロ運転となった。
ストを行なった地下鉄労組は、合意に達しなければ新たにストを計画する構えであるとしている。

タイヤ山火災、住民が抗議デモ

今月13日に起きたトレド県セセセーニャのタイヤ違法投棄場火災は、現在もくすぶり続け、有毒ガスを排出していると見られる。
一度再開された学校も、登校した児童らが体の不調を訴えたため、再度閉校となった。
火災発生から10日ほどたった昨日、およそ400人の住民が地元で抗議集会を行なった。
ほとんどの住民はラ・マンチャ州政府など自治体の説明不足に不満を抱いており、 また、新興住宅地であるこの地域には小さな子供を抱える家庭も多く、健康被害を危惧して、自費で避難している住民も多くいる。
住民らは、費用の補償を訴えたほか、先日現地入りしたものの、住民との話し合いには応じなかった州知事との会談も要求している。

バルサファン、国王杯優勝祝う

昨日マドリッドのビセンテ・カルデロンスタジアムで行われたサッカー国王杯決勝で、FCバルセロナは対戦相手のセビージャを延長戦の末2対0で下して優勝した。
バルセロナのカナレタス広場では、試合終了前からファンが集まり始め、最終的に約2000人が勝利を祝った。
先週のリーガ優勝時よりやや少ない人数であったが、これは今回は翌日が平日であったためとみられる。
本日夜には本拠地のカンプ・ノウサッカー場で、リーガとコパの2冠を祝う祝勝会が行なわれる予定。


2016年5月20日(金)

バスクの観光客数13.5%の増加

バスク統計局の本日の発表によると、今年の1月から4月までの4か月間にバスク地方を訪れた観光客の数は、昨年度同時期と比較して13.5%の増加となった。
また、同時期のホテル宿泊日数は14.4%の増加を示した。
4月の1カ月間だけで昨年度と比較した場合でも、今年は6.1%のプラスとなっており、昨年のセマナ・サンタ休暇が4月であったのに対し、今年は3月であったことと合わせると、非常に順調な伸びを示していると解釈出来る。
また、バスク内地域別に見た場合、昨年度より観光客の増加が最も多かったのがギプスコアで、16.9%のプラス。
これに続いてビスカイアが12.1%のプラス、アラバが9.3%のプラスとなった。
また、外国人観光客の増加が目立っており、4月の前年度比較が13.7%のプラスであったのに対し、スペイン人の国内旅行については1.9%のプラスに止まった。

最も人気のある名前はルシアとウーゴ

国家統計局の最新の発表によると、2014年度に生まれた子供につけられた名前で最も多かったのは、ルシア(女性名)とウーゴ(男性名)だった。
同調査は2014年に出された426.303件の出生届を元に行なわれたが、女性名の人気ナンバーワンは近年安定しており、2002年にはマリアだったが、2003年以降はずっとルシアがトップを維持している。
そして2014年度の2位がマリア、3位がパウラ、4位にダニエラと続く。
男性名については2010年、2012年のトップがダニエル、2011年はアレハンドロ、そして2013年、2014年とウーゴがトップに立ち、2位にダニエル、3位にパブロ、4位にアレハンドロ、5位にアルバロが続いた。
一方で、新生児だけでなく全国民の統計を見ると、女性名で最も多いのがマリア・デル・カルメン(668639名)で、これにマリア(633600名)、カルメン(415535名)、ホセファ(298346名)、イサベル(279932名)が続く。
また男性名ではトップがアントニオ(715215名)で、これにホセ(641525名)、マヌエル(618891名)、フランシスコ(530309名)、フアン(367726名)が続く。

速報・・・・マドリッドの裁判所は、日曜日のサッカー国王杯決勝戦会場へのエステラーダス(カタルーニャ独立のシンボル旗)の持ち込みを許可する判決を下した。



2016年5月19日(木)

サッカー国王杯決勝戦、カタルーニャ州知事、バルセロナ市長、共に欠席表明

昨日、スペイン政府は今月22日に予定されているサッカー国王杯決勝戦 (バルセロナ 対 セビージャ)におけるエステラーダ(カタルーニャ独立の象徴である旗) の持ち込みを禁止する旨を発表したが、これを受け、カタルーニャ州知事の プーチデモン氏は決勝戦への欠席を表明。
また、バルセロナのアダ・コラウ市長も自身のTwitterを通じて、同様に欠席表明を 行なった。

SevillaFC、ヨーロッパリーグ3連覇

昨夜、バーゼルで行われたサッカー・ヨーロッパリーグ決勝戦は 英国のリヴァプールFCとスペインのセビージャFCによる対決となった。
セビージャは前々期、前期と2年連続でチャンピオンとなっており、 今回、3連覇の夢をかけた勝負となったが、前半戦でリヴァプールが1点を 先制。
ハーフタイムの休憩が終わったあと、再びグラウンドに現れたセビージャの 選手たちは円陣を組み、必勝の誓いを交わしたのち、後半戦に挑んだ。
後半戦開始直後にガメイロ選手が1点を返したあと、64分、70分に コケ選手がゴールを決め、1−3 の逆転勝ちとなり、セビージャの3連覇が 実現。
セビージャがヨーロッパリーグで優勝したのはこれが5回目。

世界初 海水黒ビール

海水から作られたビールはすでに存在するが、海水から作られた世界初の 黒ビールがスペインブランドとして販売されている。
使用されているのはガリシアのリアス・バイシャスの海水で、まだ生産量は 月間3000リットルと少量だが、すでに国内消費だけでなくドミニカ共和国や アメリカ合衆国などへ輸出されている。
Mustacheと呼ばれるこの黒ビールは海水から作られると言うことから、 その価格が海の潮の満ち引きに応じて変動すると言う変動制販売価格のアイデアを用いており、海洋研究所が発表する海の水位の 変化に応じてその時々の販売価格がリアルタイムで変化するシステムを 導入している。
瓶ビール1本あたりの値段は概ね2.9〜3.5ユーロあたりで変動しているが 消費者はオン・ライン販売のHPにリアルタイムで表示される潮の満ち引きの 様子とそれと連結された価格の変動を見ながら、好きなタイミングで購入価格を 決める事が出来る。
オン・ライン販売のHPはこちら。http://www.elpreciolodictaelmar.com/


2016年5月18日(水)

サッカー国王杯決勝戦へのカタルーニャの旗の持ち込みを禁止

今月22日の21時半より、マドリッドにあるビセンテ・カルデロンサッカー場においてサッカー国王杯決勝戦が行われる。
優勝を争うのはFCバルサとセビージャFCの2チーム。
中央政府、そしてマドリッドの地方行政ではこの試合を高危険度のイベントと見なしており、それに見合った高レベルの警戒態勢が布かれる模様。
スタジアムへの入場は試合開始の3時間半前に開始され、入場者の携帯物など、一人一人のチェックが行われる。
発煙筒やガラス瓶など凶器となり得るものは勿論、スポーツを政治的宣伝に利用してはならないとの法律に従い、カタルーニャ独立を支持するカタルーニャの旗の持ち込みについても取り締まりが行われるとのこと。
両チームのファンの過激グループによる衝突や、カタルーニャ独立派による過激な行動、更にはテロ予防などの目的で、総数2500名がこの試合の警備にあたる予定。

マドリッド地下鉄組合、週末にストライキを通達

マドリッド地下鉄の6つの労働組合は、今週末、21日、22日、23日の3日間に時間限定の部分ストを行なう事を発表した。
21日、22日についてはストは18:30〜21:00、23:30〜02:00に、そして23日は06:00〜08:30に運転手組合が、また07:00〜09:30に事務員、メンテナンススタッフ、駅員などのストが行われる予定。
今回のストは、バルサとセビージャの間で行われるサッカー国王杯決勝戦や、ブルース・スプリングスティーンのコンサートなどと重なっており、普段とは比較にならないほど多数の利用者が見込まれている。

スペインの平均月収、ヨーロッパ平均より355ユーロマイナス

人材サービス企業“ADECCO”調べによると、ヨーロッパ諸国の平均月収が1995ユーロである中、スペイン人の平均は1640ユーロと、平均より17.8%低い数値となっている。
更に英国の平均と比較するとそのギャップは1102ユーロにまで上り、ドイツと比較した場合875ユーロのギャップがある。
しかしながら、ヨーロッパ諸国の中での順位づけではスペインの平均月収は中間に位置しており、12か国がスペインよりも更に低い月収となっている。
平均月収が1000ユーロ未満となっている国は、986ユーロのポルトガルを除いて全てが東欧諸国で、ブルガリア(357ユーロ)、ルーマニア(453ユーロ)、リトアニア(527ユーロ)、ハンガリー(543ユーロ)、レトニア(601ユーロ)、ポーランド(686ユーロ)、チェコ(758ユーロ)、スロバキア(774ユーロ)、クロアチア(782ユーロ)、エストニア(798ユーロ)と並んでいる。
また、1000〜2500ユーロの中間層としてはギリシャ(1011ユーロ)、スロベニア(1142ユーロ)、マルタ(1168ユーロ)、キプロス(1256ユーロ)、スペイン(1640ユーロ)、イタリア(2017ユーロ)、フランス(2255ユーロ)、オーストリア(2382ユーロ)となっており、月収2500ユーロ以上の国はドイツ(2515ユーロ)、スェーデン(2541ユーロ)、フィンランド(2555ユーロ)、オランダ(2575ユーロ)、アイルランド(2592ユーロ)、ベルギー(2619ユーロ)、英国(2742ユーロ)、ルクセンブルク(2994ユーロ)、デンマーク(3553ユーロ)の順に並んでいる。


2016年5月17日(火)

政府、月末に87人の難民受け入れ

暫定政府のホルへ・フェルナンデス・ディアス内務大臣は、シリアなどからの難民受け入れについて会見を行い、状況を説明した。
それによると、現在ギリシャに留まっている難民について、今月末にまず87人、さらに6月初めまでに63人、計150人を受け入れる準備ができたとしている。
またイタリアにいる難民についても、さしあたり50人を受け入れる予定という。
尚スペインは、計1万6000人の受け入れを約束している。

古タイヤ山の火事、避難住民帰還

先週マドリッドとラ・マンチャにまたがる古タイヤの違法投棄場で起きた火事は鎮火に向かい、コントロール状態にあるため、避難していた付近の住民は帰宅し、休校となっていた学校も本日再開した。
自宅に帰ることができたものの、多くの住民は健康被害に対する不安を感じており、また関係自治体や政府からの説明が一切ないことに不満をもらしている。
一方、これらのタイヤは自然発火する可能性は非常に低いため、放火の可能性が高いとして警察・消防が捜査している。

ユーロカップの予備選出、メンバー発表

来月10日よりフランスで開催されるサッカーユーロカップ2016の予備選抜メンバーが本日、ビセンテ・デル・ボスケ代表監督によって発表された。
ゴールキーパーはイケル・カシージャスとダビッド・デヘアで、今回はデヘアが正キーパーとなる模様。
またワールドカップに出場したディエゴ・コスタや前回のユーロで得点したフェルナンド・トーレスは落選、一方でルカス・バスケスとサウルが新たに選出された。
23人が選出される最終発表は今月31日。
その後代表チームは、ユーロ初日までに3回練習試合を行なう。


サン・イシドロ祭の連休につき5月16日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年5月13日(金)

全国的に天候回復、気温も上昇

スペインのほぼ全土で9日間に渡って雨天が続いたが、ようやくそれも終わり、全国的に回復に向かう模様。
今日まで所により雨が残るが、明日から全国的に青空が広がり始め、日曜日には気温も上昇し、20度を超える所も多くなる見込み。
気象局によると、例年よりも降水量が増しており、昨年10月1日以降の雨量は、これまでの平均値より7%多いとのこと。

外国人によるスペイン不動産購入急増

この数年間で、外国人によるスペイン国内の不動産物件購入数が急増している。
過去1年間における外国人による購入物件数は48000件に達し、前年度比較プラス13%となった。
また、スペイン国内不動産の全売買件数の13%を占めるに至った。
最も購入数が多かったのは英国人で、48000件の21%にあたる約1万件を占めた。
英国がEUを抜ける可能性がある事から、購入手続きが容易である今のうちの投資を考える人が増えている事が、その一つの原因として考えられる。
英国人のあと、フランス人、ドイツ人、スェーデン人などが続いたが、外国人による購入件数の6〜7%程度に止まった。
また近年、中国人による購入が増えているが、過去一年間の同国民による購入件数は4%程度となっている。

スペイン最大の古タイヤ破棄場で火災発生

マドリッド自治州とカスティージャ・ラ・マンチャ自治州との間にまたがって広がる違法・古タイヤ破棄場は、およそ100ヘクタールの広さを持ち、約9万トンの古タイヤが放置されているが、本日早朝1時ごろ、付近住民から緊急電話への通報があり、大規模な火災が発覚した。
これを受けて、ラ・マンチャでは早急に非常事態として警報を発令し、マドリッドでは今朝、夜が明けてからの発令を行なった。
現場では真っ黒な煙が付近を埋め尽くしており、現場のすぐ傍に広がるトレド県のセセーニャ市では全ての学校が本日の授業を中止し、住民には出来る限り外出を避けるよう呼びかけている。
マドリッドでは現時点では煙の侵入を受けていないが、今後、風力、風向きなどの気象条件の変化により有毒な煙が押し寄せる可能性は充分にあるため、住民へ注意を呼びかけている。
尚、マドリッドのバラハス空港発着の空の便には、今のところ影響は出ていないとのこと。


2016年5月12日(木)

500ユーロ札、製造打ち切りへ

高額であるがゆえに日常生活で一般庶民が手にする事はほとんど無い500ユーロ紙幣であるが、ヨーロッパ内に存在する全枚数の約11.4%にあたる6800万枚程度が、現在スペイン国内に流通していると推測される。
この庶民にとって幻の紙幣は、偽札の対象となることも多ければ、ブラックマネーとして現金取引に使われる事も多いため、ヨーロッパ中央銀行では、こう言った犯罪防止の目的で500ユーロ紙幣の造幣を打ち切る事にした。
造幣、発行は2018年末まで続けられたあと打ち切りとなるが、その後も同紙幣の使用は可能とのこと。

サン・イシドロ祭、マジョール広場への入場制限

マドリッドでは今月15日が守護聖人“サン・イシドロ”の祝日となっているが、日曜日と重なるため、翌16日の月曜日が振り替え休日となり、土曜日からの3連休となる。
これに合わせて市内中心のマジョール広場で様々なイベントが予定されているが、その中で最も大勢の人が集まると予想されるのが14日の夜と16日の夜で、14日にプリマベーラ・ポップ・フェスティバル、16日に マヌ・チャオのコンサートが行われる。
これらに合わせてマドリッド市行政は、マジョール広場への入場者数をそれぞれ1万人に制限するとのこと。
また、緊急時の避難行動に支障が無いよう、広場内にあるバルのテラス席は撤去され、市警察、国家警察を動員した特別警戒態勢が布かれる模様。


2016年5月11日(水)

カディスでマグニチュード4.2の地震

昨日19時18分ごろ、カディス県のパテルナ・デ・リベラ市あたりを震源地としたマグニチュード4.2の地震が観測された。
カディス県、セビージャ県の各地で揺れが感じらたようで、緊急電話112番ではアルコス・デ・ラ・フロンテーラ、サン・ホセ・デ・バジェ、ヘレス他、各地からの通報を受けたが、現時点では人的被害、物的被害、共に報告は無い模様。

サウジアラビア、メッカ〜メディナ間AVE開通まであと14カ月

サウジアラビアのメッカとメディナをつなぐ高速鉄道AVEの建設工事が続いているが、定期的に行われるはずの支払に遅延が生じつつあり、これ以上の遅延があった場合、工事が中断する可能性もあるとして危惧されていた。
しかしながら、先日行なわれたスペイン国鉄RENFE代表とサウジ鉄道代表との会合で、サウジ側が遅れている支払を正常化する事を約束したとのことで、建設工事は予定どおり進められ、今から1年〜1年半以内にはAVEが開通する予定。
尚、サウジ側は14カ月以内の開通を要求している。


2016年5月10日(火)

IUとポデモス、総選挙に向けて仮合意

左派連合(IU)と新進左派ポデモス党は昨日、総選挙を共闘体制で挑むための仮合意に達したと発表した。
IUのアルベルト・ガルソン代表は、汚職にまみれた現政府を打倒し、政治を一般市民の手に取り戻す、と述べた。
一方、ポデモスのパブロ・イグレシアス氏は、前回の選挙後合意に達することができなかった社労党(PSOE)に対して今でも話し合う心積もりはあると訴えた。
両党は本日、この合意の内容をそれぞれの党幹部会議にかけ、問題がなければ今週中にも連立政党としてスタートする。
尚、連立の名称や候補者名簿の順序などについては明らかにされていないが、選挙活動自体はそれぞれ個別に行なうという。

マドリッドトンネル事故、運転手ら聴取

日曜未明にマドリッド中心部のトンネルで起きた事故で市警察は、現場から立ち去ったとみられるこの車両の持ち主に対し、事情聴取を行なった。
それによると所有者は20代の男性で、このトンネルの上部に位置する別の道路を走行中、ハンドルを切り損ねて4メートル下のトンネルに車ごと落下した。
男性は同乗していた恋人と共に病院で手当を受けたあと、タクシーでその場を後にし、滞在先のホテルに戻ったと述べている。
同警察では目撃者にさらなる聞き込みを行なう一方で、このカップルを事故車を放置したまま立ち去った事で、道路交通法違反で起訴する見込み。

マドリッド市バス、サン・イシドロの日に増便

マドリッド市バスは、今月15日のサン・イシドロ祭りの日に、会場周辺を通行する11路線の増便を行なうと発表した。
増便するのは17、18、23、25、34,35、36、62、116、119と148の各路線で、午前中は20%、午後は30%増となる。
またこの連休中にこの付近を運行する終夜バスも増便するという。


2016年5月9日(月)

シリアで解放のジャーナリスト3名、マドリッドに到着

アルカイダ系武装組織にシリアで誘拐され、先週土曜日に解放された3名のスペイン人ジャーナリストが昨日、マドリッドのトレホン基地に到着した。
トルコ発の航空機は、同基地に午前10時頃到着、親族やサンタマリア副大臣に出迎えられた3名には疲れと共に、ほっとした様子がうかがえた。
同基地では特に記者会見などは行なわれず、家族らと懇談した近隣のカフェテリアにおいて、非公式なコメントが発表された。
それによると、武装組織による対応は適切で問題はなかったが、ほとんど外に出ることはなかったため、なるべく体を動かすようにしていたと述べた。
彼らは拉致後3ヶ月は同じ所で拘束されていたが、その後1人は別の所に移送され、土曜日の解放時まで互いの消息を知ることはなかったという。
この3名は、現地の事情に通じた経験豊富なジャーナリストで、フリーランスとして様々な報道機関に情報を提供していた。

15県で悪天候による注意報

気象局は本日、15県において大雨注意報などを発令している。
それによると、カディス、ウエルバ、セビージャ、ウエスカ、テネリフェ、アビラ、サラマンカ、バルセロナ、ジローナとカセレスでは大雨注意報が、レリダではこれに加えて強風注意報もだされている。
さらにアストゥリアスにも強風注意報がでており、最大風速は90キロに達する見込み。
さらにア・コルーニャとポンテベドラでは強風ならびに高波注意報が発令されている。

車がトンネルに落下、でも乗員みつからず

昨日未明、マドリッドのアトーチャ駅付近のトンネル内に4メートルほどの高さから車が落下した。
駆けつけた警察・消防隊が、横転した車内を捜索したが、運転手など乗員が見つからなかった。
警察ではなんらかの理由で逃走したとみて捜査しているが、現在の所見つかっておらず、一方でこの車が盗難車であるという情報も得ていない。


2016年5月6日(金)

プエルタ・デル・ソルにレアル、アトレティコ、両チームの紋章

去る火曜日と水曜日に渡って行われたサッカー・チャンピオンズリーグの準決勝戦でマドリッドの2チームが勝利し、決勝戦は2年前と同様にマドリッド・ダービー戦となったが、これを記念してマドリッド州政府は、街の中心にあるプエルタ・デル・ソル広場の時計台がある建物、レアル・カサ・デ・コレオスに両チームの紋章を飾った。
EFE通信によると、それぞれの紋章は幅2メートルX高さ4メートルの布地にプリントされているとのこと。
2年前にも同じ2チームによる決勝戦となったが、その時にも州政府は幅8メートルX高さ12メートルの巨大な両チームのユニフォームを飾った。
今季チャンピオンズリーグの決勝戦は、今月28日にミランにて行われる予定。

シエラ・ネバダ、スキーシーズン終了

メーデーを含む連休の終わりをもって、グラナダのシエラ・ネバダ山脈にあるスキー場は今季のシーズン終了となった。
この冬は気温が高く雪も降らなかったため、2月になるまで充分な積雪量を得られず、同スキー場を訪れたスキーヤーの数は昨年比20%減の819000人と、過去最悪のシーズンとなった。

バルセロナ、胎児の小頭症、妊娠19〜20週間で確認

スぺインで初めて確認されたジカ熱による小頭症は、妊娠後19〜20週間の時期に確認されたとのこと。
母親はジカ熱とデング熱の両方に感染していた事も確認されている。
また、小頭症以外にも神経系統に障害がある可能性があり、胎児の症状が深刻なものであることと、治癒する可能性が無い事から、母親は中絶を行なう事も可能であるが、このまま出産を行なう模様。
5月3日までの報告によると、スペイン国内で確認されているジカ熱感染者数は105人で、全員が中南米人、または中南米諸国の旅行から戻った者で、所謂、輸入型の感染となっている。


2016年5月5日(木)

外国人観光客の個人消費が減少

国家統計局(INE)の調査によると、今年3月にスペインを訪れた外国人観光客は前年同月比16.1%増加、全体としての消費額も増えている。
しかしながら個人の消費額は減少しており、旅行の予算平均は1人あたり1002ユーロで5.3%、一日の平均消費額も2.4%減少している。
これで2ヶ月連続の減少となった。
一方、3月の消費額を訪問者の国籍別でみると、最も多かったのは北欧諸国で一日平均129ユーロ、これに続くのがドイツ人だった。
また、訪問地別では、カナリアス、カタルーニャ、アンダルシアなど、観光客の多い地域での消費が高かったが、個人消費額が最も高かったのはマドリッドだった。

CL決勝は2年ぶり2度目のマドリッドダービー

昨日マドリッドで行われたサッカーチャンピオンズリーグ準決勝で、レアル・マドリッドが英国のマンチェスター・シティを1対0で下し、決勝進出を決めた。
対戦相手はその前日に決勝進出したアトレティコ・デ・マドリッド。
これにより決勝は2年ぶり2度目のマドリッドダービーとなった。
FCバルサやバイエルンといった強豪を倒し、2年前の雪辱をかけて初優勝に挑むアトレティコとCL11度目の優勝を目指すレアル。
一方で、アトレティコはシメオーネ監督、レアルはジダン監督というそれぞれのチームの元スター選手の対決も見ものである。
決勝は今月28日にイタリアのミラノで開催される。

アルモドバル映画などに出演、俳優アンヘル・デ・アンドレスさん死去

ペドロ・アルモドバルの映画「神経衰弱ぎりぎりの女たち」の刑事役などでしられる俳優のアンヘル・・アンドレス・ロペスさんが昨日マドリッドの自宅で死去した。
享年64歳。
マドリッド出身のアンドレスさんは、このほかにも多数の映画や舞台に出してきたが、最も有名になったのは1998年開始のドラマ「マノス・ア・ラ・オブラ」の左官役で、コミカルな役所で人気者となった。


2016年5月3日(火)

消費者景況感、4ヶ月連続で下降

社会学研究所CISの調査によると、4月の消費者景況感は1.6ポイント下がって91だった。
これで4ヶ月連続の下降となる。
CISではこれについて、昨年12月20日の総選挙以降、各党が合意に達しない状態が続いていることが、国民の不安材料の一因であるとみている。
全国の1500人強の消費者に対して行なわれたこの調査では、家計、国家の経済と雇用に対する現況感及び将来への期待感を尋ねているが、いずれも前回の調査を下回っており、特に将来にたいする不安を抱える人が多かった。
また60%の人が、出費が多く貯金ができないと回答している。

バラハスT4シャトル故障で一時混乱

昨日、マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス空港のターミナル4と そのサテライトターミナルを結ぶシャトル便が故障した。
しかしながら、空港側のこの問題に対する説明や誘導、さらにはターミナルへの入場制限などが一切行なわれなかったため、一時大混乱となった。
同ターミナルに居合わせた左派連合選出の議員は、我々利用客が率先してエスカレーターを停止させたため大事には至らなかったが、将棋倒しなどの事故がおきていた可能性もあったと訴えた。
また、他の利用者もツイッターなどで、その混乱ぶりや情報不足を批判している。 同ターミナルではその後、非常口を開放し、利用者を代替バスで輸送したが、この問題に対する正式な説明は、現在の所行なわれていない。

交通事故による死者、4ヶ月連続で増加

総合交通局(DGT)によると、先月の交通事故による死者は87人で、昨年の4月より11人増加した。
毎年交通量が大幅に増えるセマナサンタが、4月にあった昨年よりも今年4月の死者数が多くなっている。
これで4ヶ月連続の増加。 また、この第1四半期の総数は360人で、前年同期比37人増加した。


独立戦争記念日の連休のため、4月29日から5月2日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年4月28日(木)

失業者、11900名の増加

国家統計局の本日の発表によると、今年第一・四半期における失業者数の推移は11900名、0.25%の増加となった。
また、同期間に発生した解雇数は64600件に上った。
経済危機が始まってから毎年、第一・四半期は失業者数が増える傾向にあったが、経済が上向きとなり始め、2014年の同時期には2300名の減少、2015年同時期には13100名の減少となり、2年連続での減少となっていたが、今年になって再び増加となった。
また、これにて12か月間続いていた減少傾向にブレーキがかかった。
今年、第一・四半期が終わった時点での失業者総数は4.791.400名、就業者数は18.029.600名となっており、失業率は前四半期比較1パーセント増しの21%となった。
経済回復の兆しが見えてきているとは言え、これにて5年連続で失業率は20%を上回っている。

2015年度AVE新路線開通予定、1000キロ中、600キロのみ実現

政府の予定では、2015年度には超特急AVEの新路線として1000キロが新たに開通することと なっていたが、新年に入り4カ月がたった現在、その60%にあたる僅か600キロ分しか開通出来て いない。
同事業は35億ユーロの予算をつぎ込んだ大事業であったが、アストゥリアスとカスティージャ・イ・レオンの間をつなぐ「パハレストンネル」建設に伴う予想外の予算オーバー、ムルシア市内への乗り入れに 必要な埋設に伴う予算オーバー、そしてグラナダ線、ブルゴス線やカステジョン、エクストレマドゥーラなどにおける工事について、スペイン鉄道整備事業団ADIFと建設業者等との間で様々な折り合いがつかないことなどが原因となり、作業が停滞している。

スペインの人口、4年連続で減少

国家統計局の本日の発表によると、2016年1月1日現在のスペインの人口は前年度同時期比較、99.439名マイナスの約4650万人となった。
人口の減少傾向は2012年より続いており、今回の統計では人口の9.9%を占める外国人在住者の数が128.372名のマイナスとなった。
国籍別に見た場合、最もその数が減ったのがエクアドル人、英国人、ドイツ人で、逆に増加となったのが ウクライナ人、中国人、ロシア人。
また、スペイン人で外国へ出て行く者の数も多く、国家統計局の去る3月発表によると、2009年時と比べると、外国で暮らすスペイン人の数は56.6%の増加を示している。
スペイン国内に住む外国人の数は約460万人で、その内の180万人がEU諸国民。
これらEU諸国民の中で最も多いのがルーマニア人、英国人、そしてイタリア人。
また、EU諸国民に限らない場合、最も多く住んでいるのはモロッコ人でこれにルーマニア人が続く。


2016年4月27日(水)

新政府成立せず、再選挙へ

12月20日に行なわれた総選挙から4カ月が経ち、ついに新政府設立のタイムリミットを迎えた。
一昨日、昨日と、国王は各党党首との会見を行ない、必要な支持を得られる可能性のある 政党、首相候補の有無を再確認したが、各党間の全ての交渉は決裂に終わり、 現時点で条件を満たす人物は存在しないと言う結果に終わった。
スペインの民主政治が始まって以来、期間内に政府を樹立出来ないと言うのは今回が初めての こと。
これにより6月26日に再び総選挙が行なわれる事が確定。

バルセロナの地下鉄スト、今日も続行

昨日、通常の50%のミニマムサービスを維持しつつ行われたバルセロナの地下鉄ストは 特にトラブルも無く終了したが、本日もストは続き、ミニマムサービスは通常の30%となる予定。
バルセロナの地下鉄労働組合は、賃金引上げと、夏場だけの仮雇用契約しか持たないスタッフ等の 正式な契約への移行を求め、一連のストを続けており、今年2月にもバルセロナ・モバイル・コングレスの 開催期間に合わせる形でストを行なったが、今回のストは食品サロン2016の開催に合わせたもの。


2016年4月26日(火)

やり直し総選挙、コスト削減は不可能?

12月の総選挙から4ヶ月を過ぎ、国王による3度目の各党党首招集が昨日より始まったが、主要政党の合意はみられず、選挙のやり直しは不可避とみられる。
フェリペ国王は、2度の選挙で国庫への負担をなるべく減らすよう提言したが、コスト削減は困難である模様。
その理由のひとつは、法律上の問題で、選挙活動の日数や獲得議席数による各党への補助金などは法律で制定されている。
法改正をしなければ、補助金を辞退することすらできないが、改正は時間的に不可能となっている。
また、どの政党もコスト削減を有権者にアピールしたい一方で、 率先して削減することには大きく躊躇している。
ある識者は、資金が多ければ勝てるるというわけではないが、他の党がしない限りは自分から削減する党はまずない、ある部分でコストダウンしても必ずどこかで使っているはずだ、と述べている。

マドリッドの大学、マリオ・コンデの名誉博士号剥奪へ

大手銀行頭取で先日マネーロンダリングなどの容疑で逮捕され収監中のマリオ・コンデ容疑者について、マドリッドのコンプルテンセ大学は、1993年に授与した名誉博士の称号を剥奪すると発表した。
これは、国立大学の法規に基づいて同大学の学長が教授会で提案したもので、ほぼ全会一致で可決した。
同大学の広報は、コンデ容疑者の行為はこの称号にふさわしくないと判断したとコメントしている。
コンデ容疑者は国選弁護士の国家試験で史上最高得点を出して話題となり、その後史上最年少で銀行頭取となるなどその業績が評価され、この称号が授与された。
しかしながらその後様々な不正が発覚し、民主主義成立後最大の疑獄事件の渦中の人物となった。

マドリッド市、犬の落し物不始末地域マップ作成

マドリッド市は犬の糞の不始末が多発する地域を調査し、そのマップを作成した。
このデータを元に市警察がこれらの地域を重点的に巡回し、始末をしない飼い主を発見した場合は罰則を科す。
同市によると、市内すべての地区に多発地域が存在するが、最も多かった地区に、テトゥアン、フエンカラル、チャマルティン、バジェカス、アルガンスエラ、ウセラ、ビジャベルデ、モンクロアとセントロがある。


2016年4月25日(月)

今総選挙があれば、やはりPPが勝利?

選挙関連の世論調査会社TNSによると、今選挙が行なわれた場合、 与党民衆党(PP)に投票すると回答した人は29.4%で、12月に行なわれた総選挙の結果を0.7ポイント上回った。
2位は野党第一党の社労党(PSOE)で22.3%、こちらは変化していない。
一方ポデモス及びその関連団体は17.5%で前回より3.2ポイント後退している。
保守系新党シウダダノスは、前回より約2ポイント、左派連合(IU)も2.3ポイントそれぞれ上昇。
これらの調査によれば、ポデモスとIUの票の合計はPSOEをわずかに上回ることとなり、ほぼ確実とみられる再選挙のキーポイントとなる可能性もある。

マドリッド市の外国人居住者、7年ぶりに増加

マドリッド州の調査によると、今年1月の時点でマドリッド市の外国人居住者数は前年同月比1.5%増加、市としては7年ぶりの増加となる。
一方で州内の他の都市では減少した所も多く、特にコスラダ、フエンラブラダ、レガネスとモストレスでの減少率が目立っている。
増加したのはトレホン・デ・アルドス、アルコルコンとラス・ロサスだけであった。
専門家らはマドリッド市の増加について、経済が上向きとなり、職探しがしやすい地域を選ぶ人が増えたとみている。
また、ベネズエラなどのように自国の政情が不安定な国からの移民は富裕層が多く、市内の高級住宅地にマンションを購入する人も増えているという。
さらに失業などで一度は自国に帰ったものの、社会保障や医療制度の違いを受けて、再びマドリッドに戻ってくる外国人も多いという。
尚、州全体の数値はやや減 少している。

バルサ、新カンプノウのリニューアルデザインを公開

サッカースペインリーグ1部のFCバルセロナは先週、本拠地カンプ・ノウのリニューアルデザインの公開セレモニーを行なった。
式典には同クラブ会長ら役員のほか、ルイス・エンリケ監督をはじめとする主要選手、サッカー関係者らが出席した。
新デザインは日本の設計事務所によるもので、約7キロの模型も日本から運ばれた。
着工予定は来シーズンで、完成は2022年を見込んでいる。
完成すれば収容人数は現在の9万9000人から10万5000人に増える。


2016年4月22日(金)

スペイン初 市内設置レーダー

首都マドリッド市内のアベニーダ・デ・コルドバ通りでは、すでに試験的にスピード違反取締用レーダーが作動しており、1日平均104台の車による速度違反を記録している。
現時点ではどの程度の速度違反が実際にあるのかを観察しているだけだが、このレーダーが間もなく実験期間を終え、6月1日より取り締まりを開始する。
スペイン国内で、都市間をつなぐ道路ではなく、市内の道路で同種のレーダーによる取り締まりが行われるのは、これが初めて。
6月1日の取り締まり開始に先立ち、速度違反があったドライバーについては、間もなく取り締まりが開始されるので、今後、違反を繰り返さないようにとの通達が送られる。
6月1日以降に違反を犯した場合のペナルティーは次のとおり。

最大速度が50キロ制限となっているこの道路で:

*70キロ未満の速度違反をした場合:100ユーロの罰金。
*71〜80キロ未満の速度違反:   300ユーロの罰金と2ポイントの減点。
*81〜90キロ未満の速度違反:   400ユーロの罰金と4ポイントの減点。
*91〜100キロ未満の速度違反:  500ユーロの罰金と6ポイントの減点。
*それ以上の速度違反:         600ユーロの罰金と2か月間の免許停止処分。

スペイン人がスイスに持つ66億ユーロの預金の存在を、ドイツ政府がスペイン政府へ通達

ドイツ政府は、自国民がスイスに隠し持つ銀行口座と預金について調査を進めていたが、その結果として、欧州各国の実情についても多くの事実が発覚し、それらの情報を各国の税務署へ参考資料として提供した。
これによると、スペイン人は2008年11月30日時点で、スイスに66億ユーロの預金を、2006年7月1日時点には86億3400万ユーロの預金を有していた模様。
また、この預金額をヨーロッパ内の他の諸国と比較した場合、スペインは4番目に多い国となっており、トップを切るのがイタリア人で、2位がフランス人、3位が英国人となっている。
尚、ドイツ国民の調査結果は同資料には含まれていなかった模様。


2016年4月21日(木)

マリア―ノ・ラホイ、カルラス・プーチデンモン、初会見

カルラス・プーチデモン氏のカタルーニャ州知事着任以来、同氏とマリアーノ・ラホイ(暫定)首相との初会見が昨日、実現した。
プーチデモン州知事は、予想されていたとおりカタルーニャ独立についてのテーマを持ち出し、カタルーニャ住民による独立の賛否を問う投票を行なう事を提唱したが、ラホイ首相はこの可能性を明確に否定し、カタルーニャはスペインの一部であるとのこれまでの姿勢を維持した。
首相は、カタルーニャがその独立に向けての動きを示す場合には、あらゆる法的手段を講じて、これを阻止する事によってスペインの団結を守ること、また、常に全ての国民に法と憲法を順守させるのが自分の務めである事を強調した。
よって、同テーマについては両者間での歩み寄りは何ら見られなかったが、経済問題や戦争難民問題など、その他のテーマについては、長い間全く対話が無かった両者間に、僅かながらもその再開の兆しが見られ、近日中に副首相と副州知事との会見を行なう事でも意見が一致した模様。

サン・セバスティアンで闘牛開催の賛否についての住民投票

サン・セバスティアンでは、その地方行政をBildu党が担っていた2012年から2014年までの間、闘牛開催が禁止されていたが、2015年にPNV、PSEの連立政権による政治が始まると同時に、また闘牛文化が復活していた。
ところがこの度、同市にある反闘牛団体Orainが地域住民数の5%を上回る署名を集め、闘牛の賛否を問う住民投票の開催を市に申請し、これが受理された。
このため、今年の夏祭に予定されている闘牛は予定どおり開催されるが、その後の闘牛については、夏祭が終わったあと、9月ごろに行なわれる住民投票の結果次第で、その継続の可否が決まる模様。


2016年4月20日(水)

再選挙の可能性濃厚か

去る12月20日に行われた総選挙から4カ月たった今も、未だに暫定政府のままで新政府樹立を成しえずにいるスペインだが、5月2日までに新政府を確立できない場合は、選挙のやり直しとなる。
この最終期限を目前とした今、国王は憲法99条に基づいて最期の調整を試みる事となる。
明日の10時に国会のパチ・ロペス議長から、国王との謁見を希望する各政党の代表リストを受け取る。
国王は今月25日、26日の二日間を使って、同リストに名を連ねた代表者と、議席数の少ない政党から順番に謁見を行ない、最期に去る選挙で最多票を得たPP代表のラホイ暫定首相の番を経て終了となる。
このあと、国王は新政府成立の可能性の有無を国会議長に告げ、可能性がある場合は国会での投票となり、可能性が無いと判断された場合は近代スペインの歴史上初の再選挙となる。

選挙権16歳以上へ拡大に過半数が賛成

ERC党が提案した選挙権の18歳から16歳への引き下げ案についての投票が、昨日の国会で行われた結果、賛成174票、反対144票と、賛成票が過半数を占めた。
反対したのはPPとCiudadanosで、PNVが棄権票。
賛成したのはERC、PSOE、Podemos、DL、Compromis、その他。
しかしながら、スペインでは今も暫定政府による政治が続いており、今回の可決は、来週までに新政府が成立しなければ無効となる。
選挙権の16歳以上への拡大はすでにオーストリア、ノルウェーなどで行なわれている。


2016年4月19日(火)

ポデモス内部投票、PSOE−Cs協定反対90%

新進左派のポデモスは、社労党(PSOE)と新進右派シウダダノスとの協定に賛同するか否かについての内部投票を行なった。
その結果、88.23%が反対を表明、賛成は12%に満たなかった。
一方、ポデモスが提唱する改革政府については91.79%が賛成と答えた。
当初の予想通りの結果となったことを党幹部らは評価しているが、 野党第一党PSOEと新進2党との連立は実質的に不可能となり、 総選挙のやり直しはほぼ不可避とみられる。

マドリッド市、犬の落し物不始末罰則化へ

マドリッドのマヌエラ・カルメナ市長は、飼い犬の糞の始末をしない市民に対して罰金を課す方針であると発表した。
市内2地区で調査を行い、どの時間帯に「落し物」が最も多いかを調査、当初はこの2地区で市警察が公園などを巡回し、違反が見つかれば罰金を課す。
金額は750〜1500ユーロとかなり高額であるが、払えない場合は代わりに週末の清掃作業をするという選択もある。
同市長は糞害を非常に懸念していると述べ、これからも街の美化に力を入れていくとした。

セルバンテス没後400年、地下鉄内でミニシアター

ドンキホーテの作者として知られるミゲル・デ・セルバンテスの没後400年を記念して各地で様々なイベントが開催されている。
マドリッドの地下鉄6番線では、昨日より寸劇などのアトラクションが行なわれている。
同路線のモンクロア駅及びヌエボス・ミニステリオス駅では仮設ステージが設けられ、6分程度の芝居が演じられる。
一方ホームや車内では2分程度(ほぼ一駅の所要時間)の寸劇があちこちで行なわれているが、いずれもセルバンテスの作品、登場人物や舞台などに関連したものであるという。
このイベントは今週金曜日まで開催。


2016年4月18日(月)

DGT、本日よりスピード違反取締り強化開始

総合交通局(DGT)は本日よりスピード違反の取締り強化特別キャンペーンを開始する。
このキャンペーンは24日まで行なわれ、主に一般街道・国道などを中心に取り締まる。
これに先立ち、同局の交通安全担当官が、マドリッド市内で行なわれる式典に参加、このキャンペーンの意図などを説明する。

マドリッド地下鉄ゴヤーソル間一時不通に

マドリッド地下鉄2番線のバンコ・デ・エスパーニャーレティーロ 間で、今朝8時過ぎ架線に不具合が起きた。
これによりこの架線から煙が発生、消防署員らが駆けつけて消火や復旧にあたった。
このため同路線のゴヤーソル間が不通となり、当初は復旧に4時間以上かかると見込まれていたが、午前11時半頃には通常運行に戻った。
同地下鉄によると人的被害は発生していないという。

ナダル、8ヶ月ぶりの優勝

マジョルカ出身のラファエル・ナダル選手が昨日モンテカルロで行なわれたテニスのマスターズ1000の決勝でフランスの選手を破って優勝した。
同選手にとっては8ヶ月ぶりの勝利だが、マスターズでの優勝は2年ぶりとなる。
同選手は、ここ数年故障と不調が続いており、精神的にも不安定な時期があった。
ナダルはラジオ番組のインタビューで、今年に入って登り調子ではあったが、なかなか勝てなかったので、これは必要不可欠な優勝だ。
これから得意のクレーコートのシーズンを迎えるにあたり、願ってもないタイトルである、と語った。


2016年4月15日(金)

ソリア産業・エネルギー・観光大臣 辞任

ホセ・マヌエル・ソリア大臣は、パナマ文書により露呈したオフショアとの関連を認めざるを得なくなり、今朝、閣僚会議が始まる前にマリアーノ・ラホイ暫定首相に辞任する旨を伝えた。
大臣はパナマ文書の内容について全面的に否定を続けていたが、同氏がラス・パルマスの市長の任に付いていた2002年までオフショア金融システムを秘密儀に維持していた事を示す書類をエル・ムンド紙が昨日暴露し、今日、大臣職だけでなく国会議員席、そしてカナリアスPP党首の任など、全てにおいて辞任し、政治活動から退くことを発表した。
これでラホイ氏率いる政府の大臣辞任は5人目となる。

アングロイスの脱線事故についてのEU調査報告の開示を要求

2014年の7月24日に、サンティアゴ・デ・コンポステーラの近く、アングロイスで起きた特急ALVIAの脱線事故について、スペイン国内で行われた調査では、事故を起こした列車の運転手をその唯一の過失者と判断する内容となっていたが、被害者協会はこれを認めず、EUにその調査結果の分析を要請していた。
その分析結果が今年の3月末頃にはまとめられるとの予想であったため、被害者協会はEUに結果の開示を要請。
ヨーロッパ鉄道エージェンシー、セキュリティー部門の責任者であるクリストファー・カー氏は、報告書は出来ているので、委員会からの開示許可が有り次第、情報提供を行なうと返答。
被害者協会は、この調査結果により、80名の死者を出した脱線事故が運転手一人の責任ではなく、スペイン国鉄や国鉄インフラ管理機構にも過失があった事を証明出来る事を期待している。

R・Madrid−M・City、AT・Madrid-B・Munchen

本日、ヨーロッパサッカー・チャンピオンズリーグの準決勝戦の組み合わせが発表となり、4強に残ったマドリッドの2チームは地元勢同士の対戦を免れた。
レアル・マドリッドはマンチェスター・シティーと、そしてアトレティコ・デ・マドリッドはバイエルン・ミュンヘンとの対決となる。
これにより、2014年度にあったマドリッドの2チーム間による決勝戦と言う快挙が再現される可能性が出て来たが、同時に決勝戦にスペイン勢が1チームも残らない可能性もある。
準決勝戦は第1戦目が4月26日、27日に、そして第2戦目が5月3日、5日に行なわれる予定。
また、ヨーロッパリーグの準決勝戦組み合わせについても、同じく4強に残ったスペイン勢同士のつぶし合は回避された。
セビージャはシャクタルと、ビジャレアルはリバプールと対戦する事となり、チャンピオンズリーグ同様に、スペインの2チーム間による決勝戦も有り得る形となった。
ヨーロッパリーグは第1戦目が4月28日、第2戦目が5月5日に行われる。


2016年4月14日(木)

スズメバチのスペイン侵略、年平均50平方キロメートルで拡大

2010年にスペイン国内でスズメバチの存在が初めて確認され、その後、年に50平方キロメートルの速度でその生息地が拡大を続けている。
特に繁殖が目立つのはバスクとカタルーニャで、バスクだけでも過去4年間に6500個の巣が撤去されている。
また、2015年にはビスカイア県で大繁殖があり2180個の巣が撤去された。
現時点でその生息が確認されているのは、バスク、カタルーニャ、ガリシア、ラ・リオハ、アストゥリアス、カスティージャ・イ・レオン、バレアレス、カンタブリア。

サッカー・ヨーロッパチャンピオンズリーグ、マドリッド色濃厚に

ヨーロッパの最強チームが集まって競われるサッカーチャンピオンズリーグの8強に、FCバルセロナ、レアル・マドリッド、アトレティコ・デ・マドリッドとスペイン勢3チームが残っていたが、準々決勝戦でFCバルセロナとアトレティコが対戦する事となり、スペインチーム間のつぶし合いとなった。
レアル・マドリッドは第1戦目にドイツのヴォルフスブルクに2−0で惨敗していたが、一昨日行われた第2戦目で3−0での巻き返しを果たし、アトレティコ・デ・マドリッドは第一戦目でバルセロナに2−1で負けていたものの、昨夜行なわれた第2戦目で2−0で完勝。
スペイン勢同士のつぶし合いにより、準決勝戦にスペインの3チームが残る事は無かったが、マドリッド勢2チームが進む運びとなった。
準決勝戦の組み合わせで再びスペインチームのつぶし合となる可能性があるが、同時にチャンピオンズリーグの決勝戦がマドリッド色一色に染まる可能性も出て来た。
2014年にも、決勝戦がこれらマドリッドの2チームによって行われると言う快挙が実現している。


2016年4月13日(水)

ネット上でのテロ扇動行為により4人を逮捕

治安警備隊は、「アラ―ニャ・オペレーション4」と称して、ネットを介したテロ扇動行為の摘発を行なっていたが、これにより、今回新たに4名が逮捕された。
アラ―ニャと称した第1オペレーション、第2オペレーションが2014年の5月と11月に行われており、当時40名の逮捕に至った。
2015年5月に行なわれた第3オペレーションでは16名を逮捕しており、今回の第4オペレーションを加えて、計60名がカタルーニャを筆頭にムルシア、ナバーラ、ガリシア、バスク、マドリッド、バレンシア、アンダルシアの各州で逮捕されている。

マドリッド、レガネスで第9回フェリア・デ・アブリル

スペイン3大祭りの一つとして知られる「フェリア・デ・アブリル」がセビージャで開催されているが、これに合わせてマドリッドのレガネス市でも、今年で第9回目を迎えるフェリアが行われている。
レガネスにはアンダルシア出身の住民が多く、750人以上の会員数を持つアンダルシア協会他、マドリッド州やレガネス市の諸団体等による共同開催となっている。
同フェリアでは子供達の参加を促すため、11日、12日、13日を子供デーとしており、この3日間はフェリア会場に設置された移動式遊園地の各乗り物を、子供は1ユーロで楽しめるとのこと。
また16日の土曜日には、13時にアルコベンダスやトレス・カントスのロシオ合唱団の公演が、21時にはアンダルシア協会の合唱団の公演が、また、グアダルキビール・イ・アルアンダルース、エル・グルーポ・フラメンコ・デ・カラメロ等の公演がそれぞれ20時、22時に行われる。
最終日となる17日もレレレ・イ・レモリーノ・デル・リンコン・デ・フラメンコ(19時)、シェリッシュ・ロック(22時)などの公演が予定されている。


2016年4月12日(火)

国王、新たに各党党首を招集

スペイン王室は本日、改めて新政府樹立すべく各党党首を招集すると声明を発表した。
招集日は今月25、26日で、その数日前に国王がパッチ・ロペス下院議長と会談し、召集する党首や順番について話し合う。
これまでと同様、国王は招集した党首の意向と十分な支持を得ているかを判断し、それが認められた者には首相候補として議会演説を行なう権利が与えられる。
候補がいないと見なされた場合は再選挙の手続きが進められる。

史上初、タバコ自販機のスト開始

タバコの自動販売機所有者・製造業協会は、本日より史上初となる自販機のストライキを開始する。
このストは大手タバコ製造会社の横暴な商法により販売機の所有者などが存続の危機に遭っているにも関わらず、 タバコ業界を統括する税務省が無関心である事に抗議するもの。
このストにより、スペイン全国にある約15万台の自販機のうち5万台が1週間使用不能となる。
同協会代表は、税務省関係者はこれまでもまったく我々の訴えに耳を貸さず、話し合いを拒否してきた、今回のストも一週間前に通知しているが、全く反応がないと述べており、この状況が続く場合毎月1回のストを行なう構えであると訴えた。

外国人ツーリストに人気のスペイン土産は?

大手土産製造・販売業者によると、近年外国人観光客に最も人気のある土産物は、キーホルダー、マグネットとTシャツであるという。
これらの商品の人気の理由は、値段も比較的手ごろでかさばらないためと見られる。
伝統的な土産物である闘牛やフラメンコの人形は多くの店で売られ続けているが、売り上げは減少しており、観光客はよりモダンで機能的な物を購入する傾向にあるという。
やはり以前は売り上げの高かった刀剣や刃物類は、9.11以降の機内持ち込み制限により激減、またローコスト航空の利用が増加し、 預け荷物の超過料金を避けるため、かさばる買い物をする人も大幅に減少した。
製造・販売側も消費者のニーズを調査し、人気商品や伝統的なものをのぞいて3〜5年ほどで新商品の入れ替えが行われている。


2016年4月11日(月)

マリオ・コンデ元頭取、再逮捕

スペイン治安警備隊は今朝、消滅した大手銀バネストの元頭取で、収賄などの罪で服役したマリオ・コンデ容疑者を逮捕したと発表した。
容疑はマネー・ロンダリングなどで他に5名が逮捕されたが、この中にはコンデ容疑者の息子と娘、さらにその夫も含まれているという。
同容疑者は1987年に同銀行の頭取となり、その経営手腕が評価されたが、1993年に不正が発覚、スペイン最大の金融スキャンダルの渦中の人物となった。
2000年には10年の刑が言い渡され、さらに2年後には服役期間が倍増したが、2005年には刑の一部を終えたとして仮釈放されていた。
今回の容疑はこのバネスト事件の際に不明となった金の一部をスイスなどに隠し、さらにそれを少しずつスペインに再送金していた事による。

パナマ文書、スペイン関係者さらに浮上

一連のパナマ文書事件において、オフショア金融を利用していたとされるスペイン関係者の数はさらに増加している。
この中にはカタルーニャ元州知事の息子で、両親や他の兄弟とともに贈賄などの罪に問われているオレゲル・プジョル氏、やはり汚職疑惑で服役中のミゲル・ブレサ元バンキア頭取、故フランコ将軍のひ孫など政財界の著名人の名が挙がっている。
さらに人気俳優のイマノル・アリアス氏、元バイクの世界選手権チャンピオンとして知られるアレックス・クリビジェ氏、ペルー出身だがスペイン国籍も保有するノーベル賞作家のマリオ・バルガス・リョサ氏など文化・スポーツ関係者も増加している。

マドリッド市と州、メトロ1番線代替サービスの詳細合意

6月18日開始予定のマドリッド地下鉄1番線の大工事において、 市と州の交通担当機関は、地下鉄及びバスの周辺路線の増便や代替バスの運行数で合意に達した。
それによると、地下鉄は2、3、4、5、6、8、9と10番線でそれぞれ27%増便となる。
また代替バスはプラサ・デ・カスティージャからクアトロ・カミーノス便が平均3.5〜4分間隔で運行。
アトーチャ・レンフェーシエラ・デ・グアダルーペ間は3〜5分、コンデ・デ・カサルーシエラ・デ・グアダルーペは4〜5分間隔となる。
さらにこれらの周辺地域を運行するバス路線である10、37、102、143と145番は22〜46%増便される。
この工事はスペインで最も古い路線である1番線のほぼ全域で行なわれる大規模工事で、133日間続く見込み。


2016年4月8日(金)

セウタでISISの旗と武器庫を発見

治安警備隊が麻薬密売組織の捜査を続けていたところ、セウタで拳銃やナイフ、サブマシンガンなどを伴う隠れ家を発見するに至ったが、同時に自称イスラム国ISISの旗も発見された事により、同組織とISISとの関連性についての捜査が開始された。
サブマシンガンについては、これまでにもセウタで摘発されたものに似たモデルで、イスラエル製と見られる。

2月の不動産売買15.8%増

16か月間続いていた住宅物件売買件数の増加が、1月にはマイナス2.9%と一旦落ち込みを見せたが、2月には前年度同時期比較15.8%のプラスと、大きな反発を見せた。
2月に交わされた売買契約は計34771件に達し、過去3年間で最高となった。
この増加に最も貢献したのは中古物件の売買で、21.4%増、26941件となった。
この中古物件には新築物件で建築後、売れずに2年経った物件も含まれている。
一方で新築物件は未だ伸び悩んでおり、2月にはマイナス0.2%、7830件に止まった。
これにより新築物件売買数は22カ月連続でのマイナス値となった。

バスク独立賛成派、更に減少

本日発表のバスク大学が行う世論調査によると、バスクの独立を望まない人々の占める割合は63%に達している。
2015年7月に行われた調査では、この数値が55%だった。
逆に、独立賛成派の比率は2013年の37%から2015年には30%へ、そして昨日の発表では24%と僅か3年の間に大きく後退した。
本日発表された最新の統計は、今年1月19日から31日にかけて、バスクの600世帯を訪問調査して得られたもの。


2016年4月7日(木)

欧州中央銀行、カタルーニャ州の公債をジャンク債に格付け

欧州中央銀行は、カタルーニャ自治州が発行する公債を返済不能レベルに格付けし、同銀行の購入公債リストから除外した。
これによりカタルーニャは、欧州中央銀行からの融資を受けられないスペイン内唯一の自治州となった。

マドリッド州、4世帯に一つが一人暮らし

国家統計局が行った昨日の発表によると、2015年度におけるマドリッド自治州内の各世帯の構成人数は、最も多かったのが2名で全体の30.5%、そしてこれに1名(25.6%)、3名(20.3%)、4名(17.6%)、5名以上(6%)が続いた。
これによると4世帯に一つが一人暮らしの家庭となっており、孤独な生活を送っている住民が多いのが判る。
スペイン全国で見ると、ひとり暮らしをしている人口は450万人以上となっており、その内の40.6%が65歳以上でその大半が女性。
また、65歳未満の一人暮らしについては、その59%が男性となっている。

バスク議会、サッカー場・闘牛場での喫煙を禁止

バスク州議会は、公的施設であるかプライベート施設であるかに関わらず、不特定多数の一般市民がアクセスできる場所での喫煙の禁止を決定。
それらの施設の中には、サッカー場や闘牛場も含まれており、電気タバコについても従来のタバコと同じ扱いとなる。
また飲食業については、出資者の大半が喫煙を認め、その旨が企業規約に明記されていれば喫煙可能であるが、その場に子供が同席している場合は例外としてみなされるとのこと。


2016年4月5日(火)

PSOE、Podemos、Ciudadanos、今週木曜日に三者会談

暫定政府の元、新政府確立の目処が立たないまま110日が過ぎようとしている今、ようやくPSOE、Podemos、Ciudadanosによる3党会談の日程が決まった。
ペドロ・サンチェス氏、パブロ・イグレシアス氏、アルベルト・リベラ氏等各党代表は、4月7日木曜日の16時30分に国会議事堂に集まるとのこと。
3党代表が揃っての交渉はこれが初めてで、選挙のやり直しを避けるためには、タイムリミットである5月2日までに連立政権を確立しなければならない。

マドリッド、10分以内のエリアに電気自動車の充電所を設置

電気自動車の販売が徐々に伸びつつあるのに伴い、マドリッド自治州政府はその普及に合わせた政策を推し進める模様。
具体的には、バッテリーの充電所の充実を目指すもので、どの地点からでも通常速度で10分も走れば必ず充電所があると言う便宜を図り、利用者の充電に関する不安を取り除こうと言うもの。 電気自動車の販売数は、今年3月にこれまでの記録を更新してスペイン全国で559台に達し、今年1月から3月までの3か月間では1055台、前年度比較175%となっている。
また、電気自動車とは別に、ハイブリッド車も3月の一カ月間に2174台、1月から3月の3か月間に6385台の販売を記録。
電気自動車が最も売れているのはマドリッド州で、全体の3分の1を占めている。
しかしながら、電気自動車とハイブリッド車が全体の中で閉める割合はまだまだ僅かなもので、今年の場合で全体の7%程度。
それでも昨年同時期が全体の4%であったのに比べると、2倍近くに増えているのが判る。


2016年4月4日(月)

パナマ・ペーパーズによりピラール・デ・ボルボン、リオネル・メッシーの捜査開始

パナマ・ペーパーズによる騒動が世界に広がる中、スペイン在住の著名人等にも疑惑が広がりつつある。
中でも目を引くのが現国王フェリペ6世の叔母、前国王フアン・カルロス1世の姉のピラール・デ・ボルボン氏で、40年間にわたりパナマ企業、デランテラ・フィナンシエラ社のオーナーとして登録されていた。
同社はフアン・カルロス1世が譲位をした直後に解散手続きが行われていた。
また、スペインリーグのサッカーチーム、FCバルセロナの選手として知られるリオネル・メッシー氏についても、パナマ企業、メガ・スター社のオーナーとして登録されており、その登録日がスペイン国内における裁判で同氏が脱税、マネーロンダリングの疑いで出頭を命じられた直後、その翌日に行なわれていることが注目を浴びている。
これら両氏以外にも、有名な映画監督であるペドロ・アルモドバル氏など、パナマ・ペーパーズのリストに名を連ねるスペイン人やスペイン在住外国人の数も多く、今後も細かな税務調査が進められる模様。

再選挙予想

シグマドス社が3月に行なった世論調査によると、今、再選挙が行われた場合、昨年12月20日に行われた選挙結果と比較して、PPが123議席から128議席へと勢力を伸ばし、PSOEが現状維持、そして前回4位だったC’sが40議席から一機に52議席へと伸ばして第3番目の勢力にのし上がり、前回69議席で第3位につけていたPodemosが49議席まで後退するとの予想。
再選挙でこのような展開となった場合、PPにとって連立政権を組むのに必ずしもPSOEが必要と言う訳では無くなり、PP、C’sによる連立の可能性が浮き彫りとなって来る。
ただし、その場合、C’sが徹底的に否定しているマリアノ・ラホイ氏によるPP党リード継続は考えられず、PPの新しいリーダーが誕生する可能性が高いと言えよう。


2016年4月1日(金)

PP、次期政府に招かれざる置き土産

前与党PPの暫定政府による不安定な政情が続く中、前政府から次期政府へのとんでもない置き土産が発覚した。
2015年度の財政収支についてPPが一切明かしていなかった事実が露呈し、これにより2016年度には財政赤字を国民総生産の5.16%から2.8%まで下げなければならず、金額にして236億ユーロの節約が必須となる。
これは2012年度にPPが財政赤字を是正するために行った強硬策と同様の措置を必要とするもので、次期政権を担う政府は税金の引き上げに加え、医療や教育など、国民の生活にとって基本と言える分野での予算切り下げを余儀なくされる事を意味する。
12月に行われた総選挙のあと、新政権の確立が見られず、未だ暫定政府の状態が続いているが、選挙後、通常の流れで新政府が確立していれば、今頃は新政府が前PP政権からの爆弾土産に唖然とさせられていた事になり、今回の財政赤字露呈によるPPへの信頼度ダウンは大きい。

バルセロナ地下鉄、クラシコの日に合わせてストライキ

明日、土曜日の夜にスペインリーグサッカーの目玉試合とも言えるバルサ 対 レアル・マドリッドの試合が行なわれるが、これに重なってバルセロナ地下鉄のストライキが予定されている。
バルセロナの地下鉄労働組合によるストは今年に入ってこれで4度目を迎えるが、未だ解決を見ずにいる。
今回のストでは、時間帯によってミニマムサービスの内容が異なるが、最もサービスが減少する時間帯で、通常の僅か20%の運行となる。
このため、当日はかなりの混乱が予想される。


2016年3月31日(木)

バルセロナ、マドリッド、不動産価格急上昇

2007年に始まった経済危機以来、スペインの不動産価格は下落を続けたが、幾つかの州ではすでに再浮上を開始している。
中でも2大都市マドリッド、バルセロナにおける高騰は顕著で、今年第1・四半期には前年度同時期比較でそれぞれ7.5%、9.2%のプラスとなり、全国平均の1.4%を大きく上回った。
また、これら両都市は昨年第4・四半期においてもそれぞれ7%、8.2%の上昇となっており、これにて6カ月連続での大幅な上昇を示した。
これら2大都市に続いたのがバレアレスの3.8%、カスティージャ・ラ・マンチャの3.5%、カナリアスの2.4%。
また、今年第1・四半期からアストゥリアス(+2.2%)、ラ・リオハ(+2.2%)、バスク(+0.4%)が上昇グループの仲間入りとなり、経済危機が始まって以降初めて、回復を見せる自治州の数がその他の州の数を上回った。

各地で大雪、強風、波浪警報

気象局は、スペインの北部を中心に各種注意報や警報を発している。
カンタブリア、ブルゴス、レオン、パレンシア、アストゥリアスでは25センチ以上の積雪の可能性があるとして大雪警報が、カステジョン、タラゴナでは風速100Kに達する強風警報、ジロナでは波浪警報が出されている。
また、アビラでは大雪注意報が、セゴビア、ソリアでは風速80キロの強風注意報が出されており、ブルゴス、レオン、パレンシアでは標高700Mあたりから雨が雪に変わるとのこと。


2016年3月30日(水)

2月の外国人ツーリスト数、370万人

スペイン経済に大きく貢献している観光業は更に躍進を続け、今年2月にスペインを訪れた外国人観光客の数は昨年同時期と比較して13.7%増の370万人となった。
11.2%増だった1月と比較しても更に増加傾向を示しており、1月、2月の2か月間トータルとして前年度と比較した場合、12.5%増しの720万人に達した。
国籍別に最も多かったのがイギリス人で80万人を上回り、前年度比17%のプラスとなった。
これに続いたのが50万人を上回ったフランス人ツーリストで前年度比8.5%増し、そして7.4%プラスでドイツ人ツーリストが48万人に達した。

経済危機勃発以降、自殺者数20%増加

スペインにおける2014年度の自殺者数は3910名に達した。
1日平均にして10名以上が自殺している事になり、自然死を除くと、交通事故死者数を上回って自殺が死因のトップとなっている。
また、経済危機が始まった2007年と比べると20%増となっており、同統計が取られ始めて以来の最悪の数値となった。

マドリッド、カサ・デ・カンポでイルカの死骸発見?

昨日(3月29日)、マドリッド市にあるカサ・デ・カンポ公園内でイルカと思われる生物の死骸が発見された。
発見したのは昨日の午後、犬を連れて付近を散歩していた市民で、犬が金網に巻かれた何かが地中に埋もれているのを見つけたとのこと。
現場の近くに動物園があるが、行方不明になったイルカの報告は無いため、動物園から盗まれたものでは無い模様。
警察では死後、どの程度の時間が経過しているのか、また動物虐待や違法輸入などの疑いがあるかどうか捜査を開始。


2016年3月28日(月)

セマナ・サンタ休暇、交通事故による死亡者数36名

セマナ・サンタの連休に合わせ、交通局では去る18日金曜日の正午12時から特別取り締まり体制を布いているが、昨日、日曜日の20時までに起きた死亡事故は23件で、死亡者数は36名に達した。
特別取り締まり体制は2回に分けられており、1回目は約345万台の移動が予想された3月18日の正午から20日の24時まで続いたが、その間に12件の死亡事故があり、これにより24名が死亡。
2回目は23日水曜日の正午から始まっており、今日、月曜日がバレアレス、カタルーニャ、バレンシア、ナバーラ、バスク、ラ・リオハなど、幾つかの州で休日となっているため、本日の24時まで続けられるが、約1105万台の移動が予想されているこの期間の中間報告として、すでに11件の死亡事故、12名の死亡者が報告されている。

2015年、電気代未納による送電停止件数50万件以上に

電気代未納により、電力供給を止められる世帯の数は2年間連続で減少を続けていたが、2015年度は前年度比5.9%の増加となった。
スペイン国内の電力供給の約80%を占める大手、エンデサ社とイベルドロラ社の2社が提供する情報によると、2015年に両社が送電停止を行なった件数は、実に50万件を超える506.481件にのぼったとのこと。
残る大手、ガス・ナトゥラル・フェノサ社は、同情報の公表は行っていない。

新政府成立の目処立たず

12月20日の選挙が終わって以来、99日が経過した今日、未だに各政党間の交渉は進まず、新政府樹立の目処は立っていない。
新政府を立てるための期限は5月2日となっており、残り35日と迫って来ているが、今後予定されている政党間の会見と言えば、3月30日に行われるペドロ・サンチェス氏とパブロ・イグレシアス氏による会見のみで、両者間の意見の相違はあまりにも大きく、妥協が生じる可能性は極めて低い。
5月2日までに新政府が成立しなかった場合、6月26日に再選挙が行われることとなる。


セマナ・サンタの連休のため、3月27日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年3月23日(水)

ベルギーで指名手配中のジーハディスタ、スペインとの関連は認められず

ベルギーの警察は、ブリュッセルで起きたテロの実行犯と何らかの関係があると思われる人物リストを作成し、これをヨーロッパ各国の警察へ提供した。
スペイン警察はこれを受け、スペイン政府が把握しているテロリスト名簿と照合し、今回のブリュッセルでのテロと関連性があると思われる人物がその中にいるかどうかを確認したが、一致する人物は見当たらなかった。
一方、ベルギー警察からの情報と照合した結果、ドイツでは関連を持つ人物が存在する事が判明。
ドイツでは、11月13日に起きたパリでのテロの際もそれにつながる人物の存在が判明しており、ヨーロッパ全域にまたがって活動しているジーハディスタ組織が存在する可能性があると考えられる。

時速297Kで暴走、3600ユーロの罰金

昨日、マドリッドで時速297Kで暴走中にスピード違反取締用レーダーに捉えられ、逮捕された男性(36歳)に対し、今朝行なわれたスピード裁判で、3600ユーロの罰金と1年間の免許取り消し処分が言い渡された。
2015年度にレーダーによって告発されたスピード違反件数は382502件で、1日平均1000件以上にのぼる。
また、これらの罰金によりスペイン内務省は計4000万ユーロの収入を得ている。


2016年3月22日(火)

ブラッセルでのテロを受け、スペイン政府、本日午後に緊急会議

今朝、ブラッセルで起きたテロがISISによるものである可能性が高いとして、マリアノ・ラホイ率いるスペインの暫定政府は、現状の対テロ警戒態勢「レベル4」を維持すると共に、本日午後に内務省緊急会議と対ジーハディスタ協定会議を招集した。
ジーハディスタ協定会議には、同協定にサインをした全ての政党が出席すると共に、唯一サインをしていない政党、ポデモスも傍聴人として代表を送る模様。
現時点でブラッセルでのテロ被害者の中にスペイン人が含まれるかどうかは不明。
スペインでは、2015年1月にフランスの雑誌社Charlie Hebdoがテロに襲われた時から、最大レベルから2番目のテロ警戒体勢「レベル4」が維持されている。(レベル5はテロ発生時にのみ発令される)

マドリッドで速度違反、177キロオーバーで逮捕

昨日、マドリッドの有料道路R4号線で治安警備隊が速度違反取り締まり用のレーダーを積んだパトロールカーを設置し、待機していたところ、車種も色も確認出来ない程の猛スピードで走り去る車があった。
すぐにコンピューターに記録された画像を見ると1台のポルシェの姿が捉えられており、走行速度は速度制限(120K)の約2.5倍にあたる297Kだった。
その後すぐに運転手は逮捕されたが、治安警備隊によると、少なくともこれまでのマドリッドでの速度違反の中では、177Kオーバーの時速297Kと言うのは最悪の記録で、恐らくスペイン全国でも過去に例は無いと思われるとのこと。


2016年3月21日(月)

フランス管制塔員スト、スペインの空港にも大きな影響

セマナ・サンタの連休に合わせる形で、フランスで空港管制塔員等によるストライキが行われているが、スペイン、ドイツ、イタリアなどの空港にも大きな影響が出ている。
昨日、日曜日から始まったストは今日で二日目を迎えるが、スペインでは本日月曜日、午後2時までに240便がフライトキャンセルとなった。
その内、40便がフランス発、またはフランス行きの便で、その他がそれ以外の発着便。
スペインで離着陸を行なうフライトには様々な路線があるが、その中にはフランス領空を通過するものも多く、同国の管制塔員ストがあると、それらのフライトにも大きな影響が生じることとなる。
影響を受けた空港はバルセロナのエル・プラッツ空港で、フランスとスペイン結ぶフライトが16便、その他のフライト53便がキャンセルとなった。
またマドリッドのバラハス空港でもそれぞれ14便、16便の計30便がキャンセルとなり、セビージャで12便、マラガでも27便がキャンセルとなった。

バレンシア火祭り、760の作品が灰に

去る19日、サン・ホセの祝日にクライマックスを迎えたバレンシアの火祭りでは、その夜中24時を過ぎた頃から火がつけられ、計760体の作品が灰となって散って行った。
バレンシアの火祭りは、ユネスコの無形世界遺産指定を受けようと5年前から準備を進めており、今年の11月にユネスコの判断が下される事となっているため、11月に世界遺産指定を受ける事となれば、今回の火祭りが世界遺産指定を受ける前の最期の火祭りとなる。


2016年3月18日(金)

カタルーニャ、独立手続きを進める一方で中央政府に経済援助を要請

米国大手格付け会社、スタンダード&プアーズ社(S&P)がカタルーニャ自治州を最悪のカテゴリーであるSD(セレクティブ・デフォルト=選択的債務不履行)リストに含めることを事前通知した事により、カタルーニャ自治州とスペイン中央政府はこれを避けるための手段を講じる必要に迫られている。
SDリストに名を連ねる事となった場合、カタルーニャ自治州政府が事実上、経済破綻している事を裏付ける根拠となり得るため、カタルーニャだけでなく、スペイン全体への経済的信頼度が落ちる事となる。
これを避けるため、カタルーニャ独立問題が広がる中、直接会見を避けていたカタルーニャ首脳陣と中央政府閣僚との会談が昨日、行なわれた。
会談はカタルーニャ州財務副局長のオリオル・ジュンケラス氏とクリストバル・モントロ財務大臣との間で行なわれ、ジュンケラス氏は10億5千万ユーロの前倒し融資を要請。
これに対しモントロ財務大臣は、当面3億5千万ユーロについてのみ了承し、カタルーニャ救済は行なうが、その状況を監視しつつ段階を踏みながら行なう旨のニュアンスを持たせた。
ジュンケラス氏は現在、カタルーニャ独立を率先して進めている独立派首脳陣の一人で、財務大臣に救済を乞う前日に、憲法違反である事を承知の上、スペインから独立するための準備の一つとして、カタルーニャ独自の財務省設立の草案作りを開始したばかり。


2016年3月17日(木)

セマナ・サンタ明けの月曜日にもRENFEストか

スペイン国鉄RENFEの労働組合は、セマナ・サンタの連休が始まる前日、3月23日の水曜日に24時間ストを予定しているが、今後、RENFEとの交渉が難航した場合、更にセマナ・サンタ明けの3月28日、「復活の月曜日」にも運転手組合が24時間ストを行なう事を通達。
スペイン全国的にはセマナ・サンタの連休が27日の日曜日に終わるところが多いが、カタルーニャ、バスク、ラ・リオハ、ナバーラ、バレンシア、バレアレスなどの幾つかの州では、28日の月曜日も祝日となっている。


2016年3月16日(水)

S&P、カタルーニャに対し、セレクティブ・デフォルトの格付けか

政府筋よりエル・ムンド紙が得た情報によると、米国大手格付け会社、スタンダード&プアーズ社からカタルーニャ州とスペイン中央政府に対し、カタルーニャ自治州の債務返済状況についてSD(セレクティブ・デフォルト=選択的債務不履行)の格付けを行なう予定であるとの通達があった。
SDは最低のカテゴリーで、近年ではギリシャ、ウクライナ、アルゼンチンなどに対して出された評価。
同決定は去る4日に行われたが、カタルーニャ自治州からの要請により、その公表まで2週間の猶予が置かれる事となった。
同社の格付けが常に正しいものでは無いとしても、世界の投資家達にとっての重要な指標となっているため、これが正式に発表されるとカタルーニャ州が経済破綻したとの認識が広まり、同州への投資だけではなく、スペイン全体への投資が滞る原因となり得る。

スペイン政府、難民の集団追放に反対

明日、ブラッセルで行われる欧州理事会で、スペインのラホイ暫定首相はトルコへの難民の集団追放について反対の立場を示す模様。
スペイン政府としての反対の姿勢は本日の国会で全党の合意を得たもので、亡命者に対する国際法に反する全ての行為について反対を示すものである。


2016年3月15日(火)

メリージャで地震 マラガでも揺れ

本日早朝、アルボラン海、メリージャから79キロの地点でマグニチュード5.6の地震が観測された。
震源地は地底10キロとのこと。
また、その数分前にもメリージャから75キロのアルボラン海域でマグニチュード4.8の地震が観測されており、マラガでも揺れが感じられた。
現時点ではこれらの地震による物理的、人的被害は不明。

カタルーニャ財政、独立案宣言後、過去最悪に

2015年の第4四半期、カタルーニャ自治州が負う借金は第3四半期よりも更に5%増しの722億8300万ユーロに達し、過去最悪の記録となった。
カタルーニャも含め、自治州の借金が700億ユーロの壁を越えるのは初めてのこと。
カタルーニャ州政府は昨年11月9日にスペインからの独立推進案を可決し、1年以内の独立を目指す事を宣言したが、その直後からカタルーニャ財政赤字は急増の一途と辿る事となった。
同州が負う借金の60%はスペインの国家から借り入れしたもので、その金額は432億4300万ユーロにのぼる。
また、スペイン国内金融機関からの借り入れが114億5900万ユーロ、外国籍金融機関からの借り入れが65億500万ユーロとなっている。
カタルーニャ州に続いて借金が多いのはバレンシア州で417億5300万ユーロ、そしてアンダルシアも初めて300億ユーロの壁を越えた。


2016年3月14日(月)

闘牛界、闘牛文化の尊重を呼びかけ

スペイン3大祭りの一つとして知られる火祭りに世界中から多数の人々が集まる中、バレンシアでは昨日、闘牛文化の尊重を訴える大集会が行われた。
近年、スペイン各地で闘牛廃止の傾向が広がっており、闘牛の禁止や闘牛への補助金の削減・廃止と言った政策をとる地方行政も多く見られる。
そう言った中で、昨日、全国の闘牛ファンは勿論、ホセ・トマス、エル・フリ、ホセ・マリア・マサナーレス、セサル・リンコン、エンリケ・ポンセ、ダマソ・アロンソ、モランテ・デ・ラ・プエブラなどの名闘牛士を筆頭に多数の闘牛士や闘牛牧場主他、業界人等が終結し、闘牛文化への尊重を求める初の大集会が催された。
これに合わせ、動物愛護の立場を掲げて闘牛に反対する勢力もバレンシアの中心部に集結し、闘牛を擁護する人々に対し「人殺し!」と言う叫びと共に闘牛廃止を求め、昨日、バレンシアの中心部は二つの勢力に分断された。

セマナ・サンタに合わせ、RENFEスト

労働組合CCOOは、セマナ・サンタの連休開始前日にあたる3月23日の聖水曜日に、スペイン国鉄RENFEの24時間ストを招集した。
これはRENFE、ADIF(スペイン鉄道整備事業団)、そして中央政府と労働組合との間で昨年12月に交わされた約束事が遂行されていない事に対する抗議スト。
RENFE、ADIFは900名の新規雇用を約束したが実際にはこれが全く行われておらず、労働組合側は、今回のストを回避するための条件として、900名の新規雇用の遂行を求めている。


2016年3月11日(金)

ラホイ暫定首相、11−M追悼式に初めて列席

アトーチャにおける3.11列車テロ事件から12年がたった今日、マドリッドの中心、プエルタ・デル・ソル広場において犠牲者の追悼式が行われたが、今回初めて、全ての犠牲者協会がこれに出席し、また、ラホイ首相も初の列席となった。
これまで政府の代表としては内務大臣、法務大臣などが出席するのみで、首相の出席は今回が初めて。
また、テロの犠牲者やその遺族らによって構成される幾つかの協会についても、その代表等の姿が全員揃ったのは今年が初めてのこと。
一方で、PSOE代表のペドロ・サンチェス氏、ポデモス代表のパブロ・イグレシアス氏は別途、アトーチャ駅で労働組合UGT、CCOOなどによって行われた追悼式に参加。
その中でペドロ・サンチェス氏は、自らが首相になった時には、全ての被害者協会、全ての政党が一同に集まれる追悼式にしたいとコメント。

メディナ・アサアラ、世界遺産候補に

スペイン文化省管轄の機関、歴史遺産審議会は、コルドバにある遺跡群「メディナ・アサアラ」を、スペインからの唯一候補としてUNESCOの世界遺産指定候補リストに挙げる事を決定した。
メディナ・アサアラは、広大な面積にわたる10世紀に築かれた街の遺跡群で、過去にも世界遺産候補としてリストアップされていたが、遺跡群の周囲の無計画な開発がUNESCOから否定的な評価の対象となっていた。
その後、コルドバ市行政やアンダルシア州政府は、周囲の開発に対する制限を設けるなど準備を進めて来たが、今回、改めてスペインからの唯一の候補としてUNESCOに申請する事を決定した。


2016年3月10日(木)

ジカ熱患者が出産、 生まれた子に小頭症認められず

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大学病院で先月末、ジカウィルスに感染した女性が出産(早産)したが、生まれた子に小頭症の症状は見られなかった。
女性は妊娠4〜5カ月の時期にベネズエラに滞在しており、その時に皮膚の痒みと軽い発熱があったとのこと。
スペインへ戻り、先月末に早産となる可能性があったことからサンティアゴの病院を訪れた際、ジカウィルスに感染している事が確認された。
現在、スペイン国内で確認されているジカウィルス感染者数は38名で、その内、妊婦は4名。
マドリッドに2名、バルセロナに2名で、サンティアゴにいた残りの1名が今回、最初に出産した女性。

マラガで地震、マグニチュード4.5

本日(10日)0時45分ごろ、マラガ付近で地震が観測された。
震源地となったのはアルボラン海、地下22キロの地点でマグニチュードは4.5。
マラガ、エステポナ、フエンヒロラ、トロックスなどの住民から揺れを感じたとの通報が寄せられた。
その後、何度かに渡って余震が続いたが、最も大きかったのは今朝7時数分前にあった余震で、マグニチュード3.3だった。
最近、アルボラン海付近での地震が相次いでおり、最も大きかったのは1月25日に観測されたもので、マグニチュードは6.3だった。


2016年3月8日(火)

カタルーニャ議会、スぺインからの独立準備開始にゴーサイン

カタルーニャ州議会は本日、スペインから独立するために必要な3大テーマ(治安制度、法制度、税務制度)をまとめた原案作成を開始することを可決した。
これに賛成したのは連立政権を組むJunts pel Si と Cup の議員のみで、その他の政党は全て反対票を投じたが、過半数に達する与党の賛成票のみにより可決される事となった。
カタルーニャ州は原案作成を可能な限り内密に行ない、その内容が外部へ漏れないようにする事によって中央政府や憲法裁判所からの妨害を防ぐ構え。
最終的にその内容が隠し切れなくなる時には、すでにそれが公式発表される時で、独立に向けての現仮州政府の任期が終了となるタイミングと一致させようと言う意図が伺われる。

スペインに持ち込まれるイミテーション製品の77%が中国から

2015年度に税関チェックで摘発されたイミテーションの80%近くが、中国から持ち込まれたものだった。
2012年度統計でも同様に中国からの持ち込みが77%を閉めていたが、2013年度、2014年度にはこれが66%に減り、そして2015年度にまた77%に増加した事から、2013年、2014年は摘発を逃れるため、スペインへの輸出ルートに変更が加えられた事、また、何らかの理由で2015年には再び以前と同様のルートに戻った事が考えられる。
2012年と2015年にアフリカ経由でスペインに持ち込まれたイミテーション製品が全体の僅か2%であったのに対し、2013年、2014年については30%近くに達していた。


2016年3月7日(月)

バレンシアで闘牛文化を守る大集会

祭りと言えば闘牛が連想されるほど、スペインでは歴史的に祭りと闘牛は切り離せないほどの密接な関係があったが、近年、この伝統文化である闘牛が社会的圧力を受け、その存続が危ぶまれつつある。
そう言った中、スぺイン3大祭りの一つ、バレンシアの火祭り「ファジャス」に合わせて、闘牛文化を守るための大集会が予定されており、スペイン全国は勿論、世界各国から闘牛関係者や闘牛ファン、報道陣など4万人以上が集まる事が予想される。
大集会は今月13日に行われ、著名闘牛士のほとんどが参加を予定しており、闘牛士エンリケ・ポンセ氏が闘牛文化擁護を要求する文書を読み上げるとのこと。

ソル広場でラテン系グループによる衝突、1名死亡

去る土曜日の23時ごろ、マドリッドの中心部、国鉄近郊線のソル駅付近で複数のラテン系グループによる衝突が始まり、そのまま騒ぎはソル広場一帯に広まった。
これにより20歳前後の青年1名が死亡し、また18歳程度と見られる青年1名が重症とのこと。
どちらも身分証明書を携帯していなかったため、正確な年齢他、身元の確認が出来ていない。


2016年3月4日(金)

憲法裁判所、カタルーニャ憲法草案作成プロセスへの対応を検討

昨日、憲法裁判所はカタルーニャ議会に対し、判決に従わなかったとして適切な処分を科すための手続きを開始することを発表した。
カタルーニャ議会は昨年11月9日の州議会においてカタルーニャ独立プロセスの開始を決議したが、憲法裁判所はこれを違憲として無効判決を下した。
ところがカタルーニャ議会は、スペイン国憲法への不服従を宣言し、今年1月28日にカタルーニャ憲法草案作成プロセス委員会を設置。
これに対し、マリア―ノ・ラホイ暫定首相率いる中央政府は国家に対する直接的な反逆行為であるとして同委員会の違法化と解散判決を要請し、これを認めた検察庁は憲法裁判所に対し、このままの政策を続行する事がもたらすであろう事態について、カタルーニャ議会のカルメ・フォルカデル議長に対し明確に通達するよう求めた。
憲法裁判所はこの要請を却下したが、PP党が行った法改正による新法の適用を認めたことにより、カタルーニャ議会に対し、同裁判所による判決を無視した事による何等かの処分を下さねばならない。
憲法裁判所からの処分が下されるまでは、カタルーニャ憲法草案作成プロセス委員会はその活動を続ける事が可能であり、間もなく3月8日にその第一回目の会議が招集されている。

バレンシアでヨーロッパ最大の水族館、リニューアルオープン

バレンシアにあるヨーロッパ最大の水族館、エル・オセアニック・デ・バレンシアは、そのオープン後13年が経つ今、1カ月間の改装工事を終えて再オープンした。
改装工事に要した費用はおよそ900万ユーロ。
バレンシア州としては、年間入場者数100万人を超える観光スポットにしたいとのこと。


2016年3月3日(木)

バスクの過激派リーダー、アルナルド・オテギ氏、刑期を終え出所

バスク愛国左翼政党、アベルツァレのリーダーであるアルナルド・オテギ氏は、違法判決を受けたバタスナ党をテロ組織ETAの協力の元に復活させようとした罪で投獄されたが、6年半の刑期を終え、昨日の午前9時前にログローニョの刑務所から姿を現した。
同氏を支持する人々、およそ200人が彼の出所を祝うべく刑務所の出口に詰めかけ、彼が姿を現すと、拍手と共に「バスク独立! 服役中のバスク人の解放を!」などの叫び声が上がった。
オテギ氏は、集まった大勢の報道陣に対し、「ここに見られる沢山のカメラこそが、この国に政治犯が存在する事を証明するものである」と述べた。

バレンシア火祭り、5000人の警備

先月28日に始まったスぺイン三大祭の一つ、バレンシアの火祭りでは、5000人を動員した特別警備体制が布かれる模様。
昨年と比較して20%の増強となるが、これは昨年6月よりジーハディスタによるテロ特別警戒体勢が続いていることと、火祭りのクライマックスとなる3月19日が土曜日と重なっていることから、より多くの人出が予想されるためとのこと。
また、地方警察による警備だけでなく、今回初めて、国家警察もその警備に参加することとなり、国家警察が上空からヘリで撮影する映像も地方警察へ直接送られるようになる。


2016年3月1日(火)

路上駐車料金、自治体で格差

消費者団体OCUはパーキングメーターでコントロールされる路上駐車の現状を調査した。
それによると、2時間あたりの料金が最も安いのはパレンシア、アビラ、シウダ・レアル、ハエン、セウタとサモラで0.60〜1.15ユーロだった。
これに対し、最も高いのはバルセロナ、サン・セバスチャンとマドリッドで、特にバルセロナでは2時間の料金が最高で6ユーロに達する場合があることがわかった。
OCUではこれらの都市では屋内の監視付き駐車場と料金が殆ど変わらず、しかも2時間ごとに移動させる必要もないことを挙げ、料金体系の見直しを要求している。
また、その地区の居住者に対する待遇も自治体によってまちまちで、非居住者との区別がほとんどなかったり、煩わしい手続きが必要な場合もあり、こちらも改善を求めている。

16県で悪天候による警報・注意報

気象局は本日16県に高波や強風などによる警報・注意報を発令した。
それによると、ジローナとメノルカ島には高波警報がでており、波の高さは最高4〜5メートルに達する見込み。
またレリダでは山間部で雪崩や凍結の危険性があるほか、強風注意報が出されており、最高風速は80キロに達する模様。
さらにピレネー山脈のナバラ側やカスティージャ・イ・レオンの各県でも強風及び路面凍結による注意報が発令されている。

ティッセンでワイエス親子展開催

マドリッドのティッセン・ボルネミサ美術館では本日よりアンドリューとジェイミー・ワイエス親子の特別展を開催する。
ワイエス親子はアメリカン・リアリズムを代表する芸術家で、彼らに焦点をあてた特別展はこれがヨーロッパ初となる。
父親のアンドリューはアメリカン・リアリズムの第一人者として知られ、息子のジェイミーも早い時期からその才能を発揮、JFKやアンディ・ウォーホールなどの肖像を手がけている。
この特別展は6月9日まで開催される。


2016年2月29日(月)

各地で大雪による被害

先週末イベリア半島北部を中心に降った大雪のため、山間部などで通行止めが相次いだ。
特に影響を受けたのはカスティージャ・イ・レオン西部であったが、他にアストゥリアス、カンタブリアやナバラなどでも多くの街道が通行止めとなった。
またアラゴンとナバラでは強風などにより約2000戸の家屋で停電が起きた。
さらにカステジョンではハイキング中の女性2名が突然の嵐で遭難し、救助隊が捜索していたが、昨日遺体で発見された。
本日は悪天候は全国的に治まりつつあるが、低気温は続いており道路の凍結などに十分注意するよう各自治体が呼びかけている。

マドリッド地下鉄、年末に空港線も工事

マドリッド地下鉄は、年末頃に市内と空港ターミナルを結ぶ8番線の工事を行なうと発表した。
工期は2〜3ヶ月になるとみられるが、開始時期や全線を一斉に閉鎖するかどうかは未定という。
同地下鉄によると8番線の利用状況は年間を通じてほぼ同じであるため、工期を特に夏休みシーズンに設定する必要なないとみている。
この工事はすでに発表されている1番線の工期とは重ならないが、空港線のため観光客への影響が懸念される。

Cロナ、チームメイトに発言を釈明か

先週末、試合後の発言が話題となっているスペイン・リーグレアル・マドリッドのクリスティアーノ・ロナウド選手。
スポーツ紙などの報道によると、この発言についての説明を電話や携帯のメッセージなどでチームメイトに行ない、さらに本日も練習時に直接会って話しをするという。
リーグの優勝争いで2位につけているライバルのアトレティコに負け、優勝は絶望的となった3位のレアル。
試合後ミックス・ゾーンに現れたロナウドは、マスコミは皆自分の調子が悪いと批判するが、(チームメイトが)皆が自分のレベルにあれば我々は今1位につけているはずだと述べた。
チームの良い選手(ベイルやベンゼマ)は負傷しているし、ヘセなどが悪いプレーヤーとは言わないが、、、などと続けた。
この発言が批判されたため、 その後一部のスポーツ紙にはレベルとは選手としてのレベルではなく体力的な点であると釈明している。


スタッフのバカンスのため、2月28日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年2月23日(火)

バレンシアの判事、元市長の汚職関与追及へ

バレンシア市と民衆党(PP)をとりまく一連の汚職事件について、担当判事は、リタ・バルベラ元市長の特権についての証明を提出するよう上院議長に要請した。
元市長は前回の地方選挙で敗北後、党より上院議員の常任補欠に任命。
その後数々の市を取り巻く汚職疑惑が発覚、特にタウラ事件では、PP選出の同市会議員全員が捜査の対象となったが、上院議員の特権を持つバルベラ氏は捜査の対象になっていない。
議員特権の証明を得ることで、通常の捜査が適用できないバルベラ氏の件を最高裁に委ねる狙いがあると見られる。
バルベラ氏は同市長を24年間勤めたが、贈賄などへの関与を一切否定している。

バルセロナ市、本日はバスのスト

携帯端末などの国際見本市ワールド・モバイル・コングレス開催中のバルセロナで、本日は市バスのストライキが行われている。
時間帯は午前9時〜11時と午後7時半〜9時半の間で、ミニマムサービスは30%となっている。
現在の所大きな混乱はない模様であるが、労使交渉に進展がみられなければ今週木曜日にも行なわれる予定。
バルセロナでは地下鉄の労使交渉も昨日決裂したため、明日再び地下鉄のストが行なわれる見通し。

国王杯決勝開催はビセンテ・カルデロン

スペインサッカー協会は昨日の会議で、今季の国王杯決勝開催地をアトレティコ・デ・マドリッドの本拠地であるビセンテ・カルデロンスタジアムに正式決定した。
日程は当初予定していた5月21日土曜日ではなく、翌日22日となった。
これは決勝に進出したセビージャがヨーロッパ・リーグにも参加しているため、こちらの決勝を戦った場合、ほとんど国王杯の準備期間がないためという。
対戦相手のFCバルセロナは、収容人数の多いスタジアムを希望しており、当初はレアル・マドリッドのサンティアゴ・ベルナベウも候補に上がっていた。


2016年2月22日(月)

マドリッド州、地下鉄ソル駅のスポンサー契約継続せず

マドリッド州は、現在地下鉄ソル駅に適用されているスポンサー契約を原則継続しないことを表明した。
州の交通担当官であるペドロ・ロジャン氏は、先週新たに設置されたソル駅のエレベーターを視察した。
その際同駅のスポンサー契約に触れ、マドリッドを象徴するこの駅に特定企業名がつけられるのはふさわしいくないと述べた。
また巨額の契約が持ち上がれば別だが、そのような話は今の所ない、とつけ加えた。
ソル駅及び2番線は、前政権時代に大手通信会社と3年契約を締結し、年間100万ユーロでこの会社の名前が同駅と2番線につけられているが、今夏で終了する。

バルセロナ地下鉄スト初日、各地で混雑

バルセロナ地下鉄で本日と水曜日に予定されているストライキは、労組側の発表によると参加率は100%であるという。
現在の所大きな混乱はおきていないが、ラッシュアワーの運行状況は通常の50%で平均18分間隔の運行であったため、駅ホームや車内は多くの通勤客らでごった返した。
一方、ワールドモバイルコングレス主催者はストを見越して市内各地から見本市会場へのシャトルバスを大幅に増便した。
しかしながら、これらのバスや自家用車の増加、さらに早朝に起きた交通事故の影響で一時15キロの渋滞が発生した。

イケル・カシージャス、バンキア告訴を続行

サッカースペイン選抜主将でポルトガルのオポルトGKのイケル・カシージャス選手は、大手銀行バンキアとの裁判を続行すると発表した。
カシージャスは同行の不正株販売の被害者の1人であり、昨年10月には個人及び経営する会社を通じてバンキアを告訴すると発表した。
先日バンキアは株購入で損害を受けた全ての顧客に全額返金すると発表したが、それには年1%とされた利子は含まれていない。
カシージャスは裁判に勝利した場合、その利益はカシージャス財団で選手育成などのために利用すると述べている。


2016年2月19日(金)

バルセロナRENFE、2月26日にスト

バルセロナで働くスペイン国鉄RENFEの従業員およそ850名が、今月26日に23時間ストを予定している。
本来、バルセロナで行われるモバイルワールドコングレスの最終日前日にあたる24日に地下鉄ストと合わせて行なわれる予定だったが、手続き上の遅れから26日の決行となる模様。
このストは、国鉄スタッフが利用者から暴行を受ける事件が続いた事から、スタッフの安全の確保を求めて行われるもの。
また、国鉄関連工事を担当しているADIFも今月22日、25日、来月4日、11日に部分ストを、そして来月18日には23時間ストを予定している。

サッカー国王杯決勝戦での国歌へのブーイングは表現の自由

昨年度サッカー国王杯決勝戦は、バルセロナのサッカー場カンプ・ノウでバルサとアスレティック・デ・ビルバオの両チームで行われたが、その試合前に国歌が流れる際、これが聴こえないようブーイングを行なうよう、スタジアムの周囲では試合前からおもちゃのラッパやホイッスルなどが大量に配布された。
結果、実際に国家が流れた時にはその音が全てかき消されるほどの騒音の渦となったが、これに対し、一部の団体が国家のシンボルである国王に対する侮辱であるとして裁判を起こしていたが、国家裁判所はこの時のブーイングは表現の自由であり、表現の自由は民主主義のベースであるとし、同告訴を退ける判決を下した。


2016年2月18日(木)

バルセロナの地下鉄、モバイルワールドコングレス中にスト決行

バルセロナの地下鉄職員によるストライキが今月22日と24日に予定されていたが、本日午前中に行われた組合側の投票で、ほぼ全員がスト決行に賛成票を投じた。
この投票に出席した職員は約750名で、今日の午後、午前の投票に参加出来なかった職員が投票する予定となっているが、午前の投票とほぼ同様の結果となる事が予想される。
ストが行われる22日と24日は、バルセロナで開催されるモバイルワールドコングレスの初日と、最終日の前日に重なっており、昨年の例を見ると、これの開催中は一日当たりの地下鉄利用者数が普段より3万から4万人の増加となっている。

モバイルワールドコングレス中のテロ警戒態勢強化

カタルーニャ内務局長、ジョルディ・ジャネ氏は、間もなく開催されるバルセロナ・モバイルワールドコングレス期間中の警備は、過去に例を見ない程、強化されたものとなるであろうと発表。
氏によると、テロに対する特別警戒体制が一目瞭然で感じられるだけの警備を行なうとのこと。
具体的にどれだけの警官が動員されるかについては公表されなかったが、2500名以上に達するとの見方が強い。


2016年2月17日(水)

憲法裁判所、カタルーニャ外務局の機能停止を命令

昨日、憲法裁判所はカタルーニャ州政府が設置した新しい機関の一つ、カタルーニャ外務局について、その運営の停止命令を下した。
これはマリアノ・ラホイ氏率いる暫定政府からの要請により自動的に行なわれる一時停止命令で、憲法裁判所は今から5か月の間に同問題の詳細について調査を行ない何等かの決定を下すか、あるいは 一時停止命令の延長を伝える事となる。

35県に嵐による凍結、降雪、波浪注意報

先週末からスペインを襲っている嵐の影響で、今日、35の県に最低気温、波浪、降雪の注意報や警報が出された。
積雪による交通の遮断など、すでに各地で被害を出しているが、再び多くの地域で最低気温が0度を下回り、厳しい寒さとなる模様。

カスティージャ・イ・レオン: バジャドリッド、レオン、サモラを除いた全ての地域で氷点下10度まで下がり、全ての地域で2〜6cmの積雪が予測されている。

アストゥリアス: 低い気温と大雪が続き、山脈、ピコス・デ・エウロパ、南西部では15cmの積雪が予測されている。標高800M以上で雪となり、木曜の明け方には500Mまで下がる見込み。

ガリシア: ア・コルーニャでは引き続き海風が強く、波は5Mの高さまで上がる見込み。 ルゴとオウレンセでは降雪と低い気温(氷点下6度)の注意報が出ている。

カンタブリア: リエバナでは10cmの積雪、中央部とビジャベルデ谷では氷点下6度の低気温が予測され、海も荒れる模様。

ラ・リオハ: イベリア山系では降雪注意報、リベラ・デル・エブロでは最低気温が氷点下5度まで下がる見込み。

その他の州: アラゴン、カスティージャ・ラ・マンチャ(シウダッド・レアル除く)、マドリッド、ナバラ、パイス・バスコ、カタルーニャ(タラゴナ除く)、ムルシア、アルメリアのアンダルシア地方、コルドバ、グラナダ、ハエンでは最低気温が氷点下4度〜8度まで下がる模様。


2016年2月16日(火)

北部各地で大雪による通行止め

イベリア半島北部では昨日、大雪で各地の街道が通行止めになるなど影響が出た。
ガリシアではルーゴとオレンセの自動車道で通行止めとなり、大雪で立ち往生する車も続出した。
他に、アストゥリアス、カンタブリア、カスティージャ・イ・レオンのソリア、ブルゴス、パレンシア、さらにナバラなどでも交通が寸断された。
また、前述のルーゴとオレンセの山間部では通学が困難となったため、ほとんどの学校が休校となった。

マドリッド地下鉄工事プラン、住民らから強い批判

先週発表されたマドリッド地下鉄1番線の改修工事プランについて、付近の住民などから強い批判がでている。
1番線はマドリッドをほぼ南北に縦断する長い路線で、6番線に次いで最も利用客の多い路線である。
この1番線のほぼ全路線を4ヶ月以上にわたって運休すると、地上で慢性的な渋滞など大きな混乱が予測される。
また30万人以上が居住する南東部のバジェカス地区では、一部の地域で他の地下鉄路線や近郊線などが遠く、バスだけに頼らざるをえなくなる。
また道路事情から、代替バスの路線は地下鉄のそれと完全に一致させることはできないため、自家用車の利用が増える可能性も高い。
一度にこれら全ての駅を運休にするのではなく、もっと短い区間を夏休みシーズンに限定して行なうべきとの意見もでている。
一方で、州政府がこれらのプランをマドリッド市やその他の関係機関に相談することなく、一方的に決定したことも批判されている。

マドリッド近郊線、故障で遅延

マドリッドの市内と周辺を結ぶ近郊線C5で今朝列車が故障した。
これによりエンバハドーレス ー ラグーナ間が片側のみの運行となったため、 平均10分以上の遅延が起きた。
故障した列車は約30分後に撤去が完了し、同路線は通常運行に戻った。


2016年2月15日(月)

アギーレPPマドリッド代表が辞任

元マドリッド州知事で民衆党(PP)マドリッド支部代表のエスペランサ・アギーレ氏は昨日、同職の辞任を発表した。
その理由について同氏は、マドリッド支部をとりまく一連の汚職疑惑の政治的責任をとるため、としている。
しかしながら、同支部の不正資金疑惑については、その事実はまだ全く証明されていないと強調、さらにこれまでに発覚した汚職事件についての関与を強く否定、あくまで代表としての引責辞任であると述べた。
報道各紙はこれによりマリアノ・ラホイ暫定政権首相の立場が非情に厳しくなると評しているが、党関係者はこれを否定している。

アストゥリアスで積雪50センチの予報

気象局は本日、イベリア半島北部地域を中心に低気温による警報・注意報を発令している。
それによると、アストゥリアスとカンタブリアでは山間部などで50センチ程度の積雪が予測されており、特別警報がだされている。
また、気温も北部地域を中心に下がる模様で、山間部などでは最高気温は5度を切り、最低気温はマイナス10度に達する地域もあると見られる。
一方、海難事故の相次ぐガリシアでは引き続き強風や高波による注意報がでている。
それ以外の地域でも道路の凍結などが見込まれており、各自治体では市民に注意を呼びかけている。

マドリッド地下鉄1番線、改修工事で約4ヶ月運休

マドリッド州のクリスティーナ・シフエンテス知事は先週、スペイン最古の地下鉄路線である1番線について、大々的な改修工事を行なうと発表した。
それによると、工事が行なわれるのはプラサ・デ・カスティージャ駅からシエラ・デ・グアダルーペ駅の間で、13.5キロ、25駅が影響を受ける。
同知事は、3年後に100周年を迎える同路線の大改修の必要性を訴えた。
また州の交通担当官によると、この工事により現在たびたび起こる不具合が50%解消されるという。
同路線は現在全長約23.3キロで、北部のピナール・デ・チャマルティンから南部のバルデカロスまで33駅を擁する。
開通は1919年で、当時は全長3.48キロ、ソルからクアトロ・カミーノスまで全8駅だった。
尚、工期は5月21日から9月30日で、これらの区間とほぼ同様の路線と時間割の代替バスが無料で運行される。


2016年2月12日(木)

マラガの空港、利用者数の記録更新

マラガの空港は2015年にその年間利用者数が初めて1400万人台に 達し、1440万人と言う最多記録を更新したが、今年に入ってもその勢いは 続き、1月には昨年同時期と比べて13.6%増の732499名となった。
また、同空港に離着陸したフライト数も9.4%増の6320便となった。
利用者の中で国際便を利用した人の数は588719名で昨年同時期より 12.1%のプラスとなり、国内線利用者数は141209名と20%増、 そして国内の都市を結ぶ便数は11.6%の増加を見せた。

バルセロナの地下鉄L9Sur、空港へ乗り入れ

バルセロナの地下鉄に新路線 L9 Sur が本日より開通し、 Zona Universitaria駅から空港の第1ターミナル、第2ターミナルまで 地下鉄での移動が可能となった。
この新路線の停車駅は次のとおり。
Zona Universitaria, Collblanc, Torrassa, Can Tries Gornal, Europa Fira, Fira, Parc Logistic, Mercabarna, Les Moreres, El Prat Estacio, Centric, Parc Nou, Mas Blau, Aeroport T2, Aeroport T1。


2016年2月10日(水)

マドリッド、7人に1人が貧困生活者

赤十字、カリタス、スペイン盲人協会などを含む複数のNGO団体によって行われた 調査によると、2014年はマドリッド自治州の住民の7人に1人が貧困生活を強いられていた とのこと。
同州の人口は645万人でその内、927.177名が貧困生活者と言う事になる。
調べによると彼等は一人暮らしの場合で年収が7961ユーロ以下、また、二人の子供を 持つ家庭の場合で16.719ユーロ以下の年収で生活をしていた。
また、その中でも327.657名が極貧生活を強いられており、その収入は 月収にして332ユーロ以下だった。

マドリッドのメトロ、今年夏より犬を伴った乗車を許可

マドリッドの地下鉄は盲導犬以外の犬を連れて利用する事は出来ない事となっているが 今年の夏頃からこれが可能となる模様。
犬同伴による利用を希望する場合は犬にチップを付け、市に登録済みである必要が ある。
また、50センチ未満の首輪リードでつなぎ口輪着用が義務付けられる。
犬同伴で利用出来るのは最後部の車両に限られ、ラッシュアワーを除いた時間のみ 可能となる。
利用出来ない時間帯は7:30〜9:30、14:00〜16:00、18:00〜20:00.


2016年2月9日(火)

バルセロナの鉄道、火災で一部運休

本日未明、バルセロナ市内の旧鉄道駅舎で火災が発生、大量の煙が付近のトンネルなどに充満した。
火災は駆けつけた消防隊員によって消し止められたが、国鉄レンフェは中心部と繋がる近郊線の一部を運休した。
また地下鉄1番線の一部にも影響がでた。
レンフェ及び地下鉄では代替バスを運行して対応しているが、情報不足などで、多くの利用客からクレームが相次いだ。
この事故で、およそ3万人以上の利用客に影響が出たとみられる。

サン・セバスティアン沿岸部で家屋が浸水

イベリア半島北部の海岸地域では強風や高波による警報・注意報が引き続き発令されているが、パイス・バスコのサン・セバスティアンでは沿岸部の商業施設などで浸水が起きた。
このため消防隊員らが出動し、夜を徹して水のくみ出しが行なわれた。
サン・セバスティアンでは本日も高波による警報がでており、波の高さは11mに達する見込み。
また、ガリシアやアストゥリアスでも同様の警報がでており、各自治体は注意を呼びかけている。

マドリッドでジョアン・ミロの特別展開催

マドリッドのCaixaForumでは、本日よりスペインの芸術家 ジョアン・ミロの特別展を開催する。
今回は特にミロのオブジェや彫刻などに焦点をあて、これらの作品が自身の絵画に与えた影響について触れる。
この特別展は5月22日まで開催される。


2016年2月8日(月)

マドリッド市長、人形劇事件を謝罪

マドリッドのマヌエラ・カルメナ市長は今朝記者会見を開き、先週行なわれた人形劇について内容が不適切で、 子供たちや父兄に不快な思いをさせたと謝罪した。
この人形劇は市のカーニバルの催しのひとつで、プログラムには一般・子供向けと記載されていた。
そのため小さな子供をつれた家族連れが多く詰め掛けたが、その内容は、判事を絞首刑にしたり、魔女を暴行するなどとても子供向けとはいえず、観客が、徐々に違和感を口にしはじめた。
極めつけは芝居の最後で、テロリスト集団を称賛する言葉が書かれたプラカードが掲げられた。
この時点で一部の父兄が警察に通報し、人形を操っていた2名が逮捕された。
この事件について、市の文化担当官は、内容を実際に見て確認していなかったことを認めている。
野党民衆党は、前代未聞の不祥事と批判、この担当官の辞任を要求している。

ディエス元党首がUPyD離党

UPyD党の創設者で元党首のロサ・ディエス氏が、自身のフェースブックアカウントで離党を発表した。
同氏は、残留を表明している党幹部らに対し、我々の理念を伝える良い機会が将来必ず訪れるとし、今は潔く退くことを勧めると述べた。
UPyDは、社労党PSOEを離党した同氏が創設、汚職などで疲弊していたPPやPSOEの状態を追い風に、党首として非情に高い評価を得たが、明確な政策を示すことができず、後続のポデモスなどに票が流れ、昨年の総選挙でも惨敗した。

北部で高波・強風警報発令

気象局は本日イベリア半島中央以北を中心に、悪天候による警報・注意報を発令した。
それによると、ア・コルーニャ、ルーゴとアストゥリアスには高波警報がでており、波の高さは最高9メートルに達する見込み。
またこれらの地域には強風注意報も発令されている。
さらにカンタブリア、ポンテベドラ、ビスカヤとギプスコアでも波の高さは8mと予測されており、これらの地域にも警報がでている。
一方、ブルゴス、バレンシアとリオハでも強風注意報が出されている。


2016年2月5日(金)

Wandaグループ、エディフィシオ・エスパーニャ売却を決定

ダリアン・ワンダグループは昨日、マドリッドのスペイン広場に面して立つ 高層ビル、エディフィシオ・エスパーニャを売りに出す決定を下した。
ワンダグループは同ビルを2014年の夏、サンタンデール銀行から 2億6500万ユーロで購入し、これに大改装を施し、高級ホテル、 高級マンション、コマーシャルセンターに変える計画でいたが、この建物が マドリッドの歴史建造物指定を受けていることによる改装時の様々な制限が 厳しすぎる事からこれらの計画を断念する事となった。

ヤコブ巡礼路で殺害されたデニスさんの遺体、故国へ

昨年5月にヤコブ巡礼路で行方不明となり、その4か月後の9月に 巡礼路付近で遺体が発見されたデニス・P・シームさんの遺体がようやく 故国へ搬送された。
昨年9月11日に遺体が発見されたあと遺族からの問い合わせに対し、 スペイン政府は11月頭には全ての必要な捜査が終わり、すぐに 担当裁判官より遺体搬送の許可が通知されると告げたが、実際には スペインのラホイ首相や米国のオバマ大統領に直訴しても遺体搬送許可は 届かず、今週になってようやくデニスさんの遺体は故国アメリカ合衆国へ 帰れる事となった。


2016年2月4日(木)

サウジエアラインのフライト、偽の爆弾通達

本日10時54分にマドリッドの空港からリャドへ向けて飛ぶ予定だった サウジエアラインのSVA226便が97名の乗客と15名の乗組員を伴い 滑走路へ向かって移動中、乗組員の一人が機内礼拝堂内に爆弾の存在を ほのめかす言葉が食事用ナイフを使って刻まれているのを発見した。
機長からの報告を受け、すぐさま爆発物処理班が出動し機内を調べたが 爆発物は発見されず、偽爆弾騒動に終わった。
マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス国際空港では一時、非常事態に 備える体制を取りつつもその影響を受ける事なく正常に機能しているとのこと。

カタルーニャで妊婦のジカ熱感染を確認

カタルーニャで妊婦としては初のジカ熱感染が確認された。
患者は妊娠13〜14週間の女性でコロンビアへ旅行に出かけ、感染した模様。
カタルーニャ州保健局によると患者の容体は良好で医師のコントロール下に あるが、入院はしていないとのこと。
カタルーニャ州でのジカ熱感染者の数はこれで6名となった。
スペイン国内における他の感染者はムルシアで1名、バジャドリで1名、 マドリッドで1名が報告されている。


2016年2月3日(水)

国王、ペドロ・サンチェス氏に政権確立を委任

12月20日に行なわれた選挙で票が大きく割れ、未だに政権確立に 至らない不安定な政情が続く中、最多票を獲得したPP党首、ラホイ氏は 国王から政権確立の役割を委任されながらも必要な支持を得られない事を 理由に首相就任承認投票を行なう事を躊躇していた。
そう言った中で第2党のPSOE党首であるペドロ・サンチェス氏が 国王に対し、必要な支持を得、政権確立を目指す覚悟がある旨を打診し、 これを受けた国王は同氏にこの最重要課題を任せる事となった。
スペインの民主政治時代が始まって以来、選挙で第1党となった党首以外の 人物が政権確立を委任されるのは今回が初めて。
ラホイ氏は、自党PPとの連立を拒み続けるサンチェス氏に一旦、采配を任せ、 その結果、必要な支持を得られずにPPとCiudadanosとの3党連立案を 受け入れざるを得なくなる事態を予測しているとの見方が強い。

消費者信頼感指数、2012年以来の記録的下落

社会研究センター調査によると昨年12月から1月にかけて スペインにおける消費者信頼感指数は107.4ポイントから99.1ポイント へと8.3ポイントのマイナスと言う大きな後退を見せた。
1カ月の間にこれだけのマイナスを示すのは2012年に一度あって以来、 初めてのこと。
106.1ポイントに達した昨年の9月と比べれば大きく下がっているのが判る。
今年最初の統計は1月15日から21日にかけて1150名を対象に行われた 調査をベースにしているが、前回、12月の調査は12月14日から18日と、 12月20日に行われた総選挙の直前に行われている。

バルセロナで地下鉄とバスのストライキ

バルセロナの地下鉄のストは昨日、火曜日に、そして公営バスのストが 本日水曜日の午前10時から始まり、いずれも20%のミニマムサービスのみ の運行となり、バルセロナ市民の足に大きな混乱が生じている。
本日のバスのストライキは午後4時まで続くとのこと。
地下鉄は今月22日、24日にもストを予定しており、バスの労働組合は これに合わせてストを行なうかどうかについて検討中。


2016年2月2日(火)

1月の失業者数、1.4%増加

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は12月より5万7247人、すなわち1.4%増加した。
これで総数は415万755人となった。
業種別では、最も増加したのはサービス業で2.48%、これはクリスマスシーズンの臨時雇用が終了したためとみられる。
これに次ぐのが農業で2.01%だった。
一方、工業と建設業ではやや減少している。
男女別では、どちらも増加したが、女性の増加率(1.84%)が男性(0.88%)を上回った。
自治州別では、17州中15州で増加しており、特にナバラ、カンタブリアとガリシアで増加した。
一方でバレアレス諸島及びカナリアス諸島では減少した。

グラナダ沖で25人の移民発見

海難救助隊と治安警備隊は今朝未明、グラナダ沖で25人の移民が乗ったゴムボートを発見、救助した。
25人はいずれも成人で、女性が2人いたが、このうち1人は妊婦であった。
彼らは上陸後簡単な健康診断を受けたが、健康状態は概ね良好であったという。
ただし、軽い怪我を負った1人が病院で手当を受けたほか、妊婦は念のため入院して検査を受けた。

グアルディオラ氏、マンチェスターシティの監督に

元FCバルセロナの選手、監督で、現在はドイツのバイエルン監督を務めるペップ・グアルディオラ氏が来季よりイギリスのマンチェスターシティの監督に就任することが明らかになった。
同氏は先日英プレミアリーグで監督を務めることを希望していると述べ、その行き先が注目されていた。
契約は3年で、年棒については明らかにされていないが、報道によれば推定2500万ユーロに達するとされ、事実であればサッカー界では最も年棒の高い監督となる。


2016年2月1日(月)

1月の自動車販売、12%増

自動車製造・販売業者組合の調査によると、先月の自動車販売数は7万6395台で、前年同月比12%増加した。
これで2年5ヶ月連続の増加となる。
最も販売台数が多かったのはドイツのオペルで、これにフォルクスワーゲンとプジョーが続く。
また業種別では、商用が最も多く、自家用は2位、3位はレンタカー会社による購入だった。
自治州別では最も多かったのはバレンシアでこれにリオハとマドリッドが続く。 逆に減少したのはアストゥリアス、カンタブリア、バレアレスとガリシアだった。
同組合では、販売台数は今後もまだ成長していくと見ている。

スペイン南部でまた地震

昨日午後5時20分、グラナダ沖でマグニチュード4.4の地震が観測された。
建物や人的被害は出ていないという。
最も強い揺れが感じられたのはグラナダ県であるが、アンダルシア州の他の県でも観測されている。
国立地学研究所によると、先日のメリージャの地震以来、多数の余震が観測されている。

2月も平年より高い気温

気象局によると、今月も全国的に平年より高い気温になる模様。
特にイベリア半島南部、東部とバレアレス諸島では好天が続く模様で、平年より1〜3度ほど上がる模様。
降雨量は、ガリシア及びカンタブリア沿岸地域では平年よりやや多くなるが、それ以外の地域では下回る見込み。
下旬には降雨量は平年並みとなるものの高気温は続くものと予測されている。


2016年1月29日(金)

スペイン政府、カタルーニャ独立政策に対し憲法裁判所に関する新法を施行

カタルーニャ州政府がスペインからの独立を目指すと言う決定を行なった際、 中央政府からの調査要請を受けた憲法裁判所は州政府の決定について違憲判決を 下し、その取り消し命令を州政府へ通達したが、カタルーニャ州はこれを事実上、無視し、 更に独立実現に必要な委員会をはじめ、一国家の外務省に相当するカタルーニャ外務局 などの機関を設立した。
これらの動きを受け、中央政府は憲法裁判所が判決を下した場合、それに基づいた 命令を他の手続きを踏む必要も無く、独自に、または政府を通して行使出来るように 法改正を行ない、これの施行に踏み切った。
この法改正は以前、国会で全ての野党が反対する中、与党の単独票によって可決 されていたもの。

モンクロアの展望タワーで火事

マドリッドのモンクロアにある展望タワーで昨日、午後、火災が発生した。
高さ110メートルの位置に展望ルームを持つ同タワーには3ユーロの入場料で 登ることが出来、マドリッドの街やグアダラマ山脈などを見渡す事が出来る。
昨日午後、展望ルーム脇でエレベーターから出火したが、原因は エレベーターの天井裏にある電気ケーブルのショートとのこと。
ケーブルが焼けたため、黒い煙が広がるのがマドリッドのいたる所から確認出来たが、 火そのものは小さなもので被害としてはエレベーターの一部が焼けただけで、 人的被害も無かったとのこと。
この展望タワーは1992年にオープン、そして昨年、一部改装工事を終えて 再オープンしたばかり。


2016年1月28日(木)

国家裁判所、10名のジーハディストを起訴

国家裁判所はカタルーニャ地方警察が逮捕した10名のジーハディストを テロ活動に参加していた疑いで起訴した。
10名はイスラム兄弟愛と称したカタルーニャのジーハディスト組織に組し、 自称イスラム国DAESHに協力していたと見られる。
新たなる仲間の勧誘、シリアへの同志の派遣、カタルーニャの議会、警察署、 ホテル、シナゴーグなどをターゲットにしたテロなどを行なう目的で定期的な集会を 開いていたとのこと。
リーダーはイスラムに改宗したスペイン人で普段は美容師として働いていた。

アンダルシア、全国で最も失業者数が減少

国家統計局の本日発表によると、2015年度における失業者数減少が最も 顕著に見られたのはアンダルシアで、2015年第4・四半期には前四半期比較 83.600人のマイナス、また1年間で197.400名減となり失業者総数1.198.300名、 失業率29.83%、そして前年度比較マイナス14.15%となった。
全国平均で見ると2015年は前年度比較678.200名減のマイナス12.4%となった。

スペインで最も地価の高い通りはセラーノ

査定会社テクニタサ調べによると、2015年度、スペインで住宅価格が最も 高かった地域は首都マドリッドのセラーノ通りで、1平米あたりの価格が10.900ユーロ に達した。
つまり、100平米のマンションの価格が約1.090.000ユーロとなる。
セラーノに次いで高かったのがバルセロナのグラシア通りで1平米あたりの価格が 8450ユーロ、そしてこれにサン・セバスティアンのリベルタ・ボレバルド通り(6100ユーロ)、 マルベージャのプエルト・バヌス(5530ユーロ)、サンタンデールのサルディネロ(5525ユーロ)、 ビルバオのエウスカディ広場(5500ユーロ)が続いた。
逆に最も評価額が低かったのはカステジョン・デ・ラ・プラナのギネア地区で 1平米辺りの価格は363ユーロ。


2016年1月27日(水)

再びマグニチュード4.7の地震発生

ここ数日、アルボラン海付近で継続的な地震が観測されているが その中でも去る月曜日に起きた地震はマグニチュード6.3を記録し、 26人の負傷者と1200万ユーロの物的被害を出した。
そして更に余震が続く中、本日午前7時32分ごろ、再び同じくアルボラン海を 震源地とするマグニチュード4.7の地震が観測された。
ヨーロッパエクスプレス報道によると、本日0時以降、39回にわたって余震が 観測されており、その中でも特に大きかったのが0時15分に観測された マグニチュード3.6、 4時37分のマグニチュード3.1、 そして7時32分の 4.7とのこと。

マドリッド市、フランコ関連の道路名をテロ犠牲者名に変更

マドリッド市行政は市内に残るフランコ独裁時代に関連を持つ道路名を変更する際に マドリッド生まれ、またはマドリッドと関係の深かったテロ犠牲者の名前を充てる事を 可決した。
採決の際、社会労働党、アオラ・マドリッド党が賛成する中、PP党は棄権票を投じた。
去る12月22日、市議会では社会労働党から提案のあったマドリッド市内に残る フランコ派関連の少なくとも30個の道路名を変更する事についての同意を得ている。
変更は今年4月に可決される予定となっているが、実際に新しい道路名が使われるのは 2017年の終わりごろとなる予定。


2016年1月26日(火)

汚職疑惑摘発、24人逮捕

市民警備隊は本日朝、バレンシア市役所や民衆党(PP)のバレンシア支部など数箇所を一斉捜査、バレンシア州、県及び市を巻き込んだ壮大な汚職事件に関与した疑いで、24名を逮捕した。
この中には元PPバレンシア支部長やシャティバ市長なども含まれているという。
容疑は背任、公金横領、収賄、権力の不正行使やマネーロンダリングなど多岐に及ぶ。
バレンシア市役所では午前10時に捜査開始、PP所属の議員や従業員ら立会いの下行なわれた。

フラン・リベラ、娘を抱いて闘牛の写真が波紋

闘牛士フランシスコ・リベラが写真投稿サイトにアップした画像がネット上で論争の的となっている。
この写真はリベラが生後5ヶ月の娘を左手に抱え、右手でムレタを持ち子牛をあしらっている様子が撮影されたもの。
これに対して多くの意見が、子供を危険にさらしている、恐ろしい、など批判的なものであった。
これに対してリベラは自身のツイッターで、祖父は父に、父は私に同じ事をした、これは闘牛士一家の伝統であり、見守って欲しい、 私はプロであり娘を危険にさらしたことは一度もないと述べている。
これについてアンダルシア州の児童保護官は調査を開始すると発表した。
一方で同業の闘牛士らは、世間の反応が過剰であるとし、リベラを擁 護するコメントを行なっている。

マドリッドの住宅売買、12.2%増加

公証人委員会の調査によると、昨年第3四半期のマドリッドの住宅売買件数は前年同、期比12.2%増加した。
この数値は全国平均(14.7%)を僅かに下回るものであった。
一方、住宅価格はマドリッドでは4.2%上昇、全国平均は2.7%だった。
また住宅ローンの金額については、マドリッドでは23.8%上昇、全国平均の28.5%を下回った。


2016年1月25日(月)

スペイン南部で強い地震、軽傷者多数

スペイン時間本日午前4時22分、アルボラン海付近で地震が発生した。
国立地学研究所によると、マグニチュードは6.3でアンダルシアのハエン、マラガ、グラナダなど広い範囲で揺れが観測されたが、最も強かったのはスペイン領メリージャで、少なくとも15人が軽い怪我を負い、病院などで手当を受けた。
また同市では一部の建物に亀裂などが発見された。
このため全ての学校で本日の授業をとりやめ、校舎の安全確認を行なう。
メリージャでは先週も小規模の地震が起きている。

Fitur、入場者記録を更新

毎年1月下旬に開催される旅行の国際見本市Fitur(フィトゥール)が昨日閉幕した。
主催のifemaによると、今年の入場者は23万2000人で昨年より6%増加した。
このうち業界関係者の入場者数は12万5000人で、やはり昨年より2%増加している。
今回の見本市では世界165カ国・地域から1600以上の企業・団体などが参加した。

各地で初春並の陽気

先週末は全国的に気温が上昇、南部のアンダルシアだけでなく北部のカンタブリアやパイス・バスコでも最高気温が22度に達する地域があった。
またそれ以外の地域でも軒並み20度近い気温となり、街中のテラスや海岸は多くの人でにぎわった。
この好天は本日まで続くが、それ以降は低気圧の影響で雨に見舞われる地域もある見込み。
尚、気象局によるとこの時期にこのような高気温となるのは1920年以来という。


2016年1月22日(金)

中央政府、カタルーニャ外務局の違憲性の審査を要請

本日の閣僚会議で中央政府(暫定政府)はカタルーニャ州政府が 新たに設立したカタルーニャ外務局とカタルーニャ憲法制定プロセス委員会 の二つの機関についてその違憲性をどう言った形で憲法裁判所に 持ち込むべきかについての審査を進めるよう政府司法局に要請を出した。
これについてカタルーニャ州政府スポークスマン、ネウス・ムンテ氏は どちらの機関も合法的なものであると主張しつつも、 憲法裁判所がこれらの違憲性を認めその機能の停止を命じた場合に どう言ったアクションに出るかについてはコメントを避けた。

パブロ・イグレシアス氏、PSOE、IUとの3党連立で副首相の座を要求

未だ新政府の成立を見ず不安定な政情が続く中、ポデモス党の党首、 パブロ・イグレシアス氏は社会労働党の党首ペドロ・サンチェス氏の 首相就任と自身の副首相就任を条件に社労党、左翼連合、そして自党で あるポデモス党の3党による連立政権設立のオファーを持ち出した。
また、追加条件としてカタルーニャ独立を問う住民投票実施を推す En Comun Podem党からの大臣1名の選出を要求。
これらPSOE,IU,Podemosの3党を合わせても161票となり、 PPとCiudadanosの両党による票数には2票差で及ばないため、 イグレシアス氏の要求を他の2党が受け入れたとしても、この3党連立政権が 成立するためには、他にERC党、PNV党などの支持を得る必用がある。


2016年1月21日(木)

マドリッド、2月1日より対大気汚染の新交通規制を施行

マドリッド市は本日、大気汚染に対する新しい交通規制法案を可決した。
これは昨年3月から施行されている規制を更に厳しくしたもので、2月1日から 有効となる。
交通規制発令の基準となるのはマドリッド市内中心部41か所のエリアに 設置された10個の観測計が示す大気中の二酸化窒素の含有量で 10か所にある観測器のいずれか二つが2時間に渡って1立方メートルあたり 200マイクログラムに達している場合に注意喚起、そして250マイクログラムに 達している場合に注意報が発令され、400マイクログラムに達すると警報の 発令となり、これらの状況によって4段階の対応がなされることとなる。
1段階目は注意喚起があった初日の対応で環状線M40内の全ての車専用道路、 環状線M30における走行速度が時速70キロに制限され、大気汚染が 与える人体への弊害についての注意喚起が行われ、公共交通機関の 利用の推奨と同時に市バスや地下鉄などの増便が行われる。
2段階目は注意喚起レベルが二日続いた場合、または注意報発令時の対応で 中心部エリアでの路上駐車はそれぞれの地域住民の車のみに限られ、 それ以外の車両については禁止となる。
駐車禁止の例外となるのは緊急サービスに携わる車両、電気カー、身障者が運転する 車両。
3段階目は、注意報レベルの汚染が二日目に突入した場合で先述の対応に 加え、環状線M30の内側における通行可能な車両制限が開始され、 ナンバープレートの偶数、奇数によって車両数が半分に減らされる事と なる。
この場合、タクシーについてはナンバープレートの種類に関わらず 通行禁止の対象外とされるが、空車での走行は極力控え、決められた エリアに駐車する事を推奨。
第4段階目は注意報レベルが3日目に突入、或は警報レベルに達した場合に 取られる措置で、ナンバープレートによる通行規制は環状線M30にまで 広げられ、また、市行政が更なる規制の必要性を認めた場合は ナンバープレートの奇数、偶数に関係なくすべての一般車が通行不能となる。
この場合、タクシーについても空車での走行は禁止となる。

アルボラン海でマグニチュード4.9の地震

本日14時47分ごろ、地中海西部のアルボラン海において マグニチュード4.9の地震が観測された。
これによりマラガ、グラナダ、ハエン、アルメリア、アルヘシラス、メリージャ などで揺れが感じられ最初の数分間で緊急電話への通報が70件あった とのこと。
現時点では地震による被害は報告されていない。

ハビエル・マスチェラノ選手、脱税により800.000ユーロの罰金

スペインサッカーリーグのチーム、バルサに所属するハビエル・マスチェラノ選手は 2011年、2012年に渡って脱税を行なっていたとして裁判が行われていたが、 本日、法廷でそれらの事実を認め判決に合意した。
判決には1年間の懲役が含まれていたが、800.000ユーロの罰金を 支払う事により、これが免除された。
また、同件についての裁判が始まった時点で、マスチェラノ選手は 脱税したとされる金額の支払を済ませ、謙虚な姿勢をアピールしていた。


2016年1月20日(水)

スペインの人口、減少傾向継続

2012年以降始まったスペインの人口減少傾向は今も続いており 2015年1月の時点で前年度同時期比較146.959名減の 46.624.382名となった。
これはつまり2014年には1日平均にして402名の減少があった事に なるが、その主な原因は在住外国人の減少。
2014年には在住外国人の数が300.000人のマイナスとなり、 4年連続での減少を見せた。
しかしながら、在住外国人の減少は外国人がスペインを去って行ったこと だけが原因ではなく、スペイン人国籍を取得した事による減少も含まれて いる。
尚、現在、スペインに住む外国人の数はスペイン人口の10.14%。

アーモンドミルクの処方で壊血病

バレンシアのFE大学病院で乳幼児の壊血病が確認された。
通常の妊娠の後、3100グラムの体重で生まれ生後2カ月半の間 乳児用調整粉乳で育ち、一般的なスケジュールに基づいた予防接種を を受けていたが皮膚炎の症状が見られたことから、医師がミルク、 アーモンドの粉末、ゴマ、発芽玄米、キビ、プロバイオテックス食品などの 混合食事療法を処方した。
その後、生後6か月ごろより野菜やフルーツのピューレを与え始めた ところ、常に疲れた様子を見せ始め、足を少し揺さぶるだけでも痛みを 訴え始めたとのこと。
検査の結果、亜鉛、ビタミンC,D、甲状腺ホルモンなどの極度な不足と 足や背中の骨折などが確認された。
アーモンドミルクなどによる調整ミルクの使用をやめ、乳製品、 シリアル、肉、フルーツ、野菜などを中心とした食品を中心とし、 ビタミンC,Dなどのサプリの投入などを施した結果、1か月後には 症状が目に見えて改善し、2か月後には歩行出来るようになった。
壊血病はかつて船乗りなどが悩まされたビタミンC不足によっておこる 病気で、現代では稀。


2016年1月19日(火)

イベリア航空、マドリッドー東京便を就航

イベリア航空は、マドリッドー東京の直行便を今年10月より開始すると発表した。
開始は10月18日で、月、水、土曜日の週3便を予定しており、年間9万席が供給される。
販売開始は昨日月曜からで、料金は612ユーロからとなっている。
同社によると、昨年1月から9月の間にスペインを訪れた日本人観光客は、前年同期比27%増加した。
尚、同社では上海へのルートも予定しており、アジア路線の強化を図る方針。

プラド美術館、ゴヤの肖像画作品を特別公開

マドリッドのプラド美術館は本日よりゴヤの「オスーナ公ドン・ペドロ」 の肖像画を特別展示する。
この作品はニューヨークのフリック・コレクションより貸与されたもので、 4月24日まで展示される。
オスーナ公は、ゴヤの最も重要なパトロンの1人で、公爵の死後もゴヤは家族の注文を受けて描き続けており、それらの作品のいくつかはプラドが所蔵している。
この作品は同美術館のゴヤ展示室に設置されるため、その他の家族と再会すること となる。

リーガ、上位3チームのエースストライカーが全員得点

スポーツ各紙の報道によると、日曜日に行なわれたサッカースペインリーグ第20節の試合において、上位3チームのエースストライカー7人全員が得点するという快挙が起こった。
レアル・マドリッドは、ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノ(通称BBC)が計5点を挙げ、5対1でスポルティングに勝利した。
一方のバルセロナもメッシ、スアレス、ネイマール(通称MSN)の5得点を含む6点を挙げ、ビルバオを零封した。
さらに首位につけているアトレティコ・デ・マドリッドも今季絶好調の グリースマンが2得点をあげ、同チームのエースの座を不動のものにした。
正式な記録ではないものの、このような結果がでるのは非常に 珍しいという。


2016年1月18日(月)

イグレシアス氏、PPの批判に応戦

ポデモスのパブロ・イグレシアス氏は先週土曜、ポルトガルのリスボンで、同国の共産系政党の集会に招かれ演説を行なった。
その中で同氏は、先日の議会初登庁の際、同党選出議員の服装や髪型、年齢についてPPのベテラン議員から批判が出たことについて触れた。
「(彼らは)我々が不潔で、悪臭がすると言ったそうだが、そのようなコメントは古いタイプの政治家を象徴している。普通に街を歩く若者のスタイルを馬鹿にしている」と批判した。
さらに、欧州全体が一部のエリートによる支配にうんざりしている、と訴えた。

ギリシャで拘束のスペイン人ボランティア帰国へ

先週木曜日にギリシャのレスボス島で、漂着した難民を救助中に逮捕されたスペイン人消防士3名が明日帰国する。
この3名はいずれもセビージャ出身で、現地で救助活動を行なっていたが、この日当局に人身売買関与と武器の所持容疑で逮捕された。
3人はNGOに所属しており、現地で難民救助活動をしていた。
この団体の広報担当は、これまでも同じ活動を行なっており、なぜ今逮捕されたのかわからないと述べた。
また所持していた武器とは、救助活動で使用される事がある小型ナイフであったという。
この3名は3日間の拘束を経て釈放されたが、それぞれに5000ユーロの保釈金が課せられ、1ヶ月以内に支払わなければならないが、この団体では工面することができないため、なんらかの援助を求めるとしている。

マドリッド市の交通機関利用者増加

国家統計局(INE)の調査によると、昨年11月にマドリッドの地下鉄を利用した人は前年同月比6.5%増加した。
また市バスの利用者も7.3%増加している。
一方、今年に入ってからの利用者数も、地下鉄は1.5%、バスは0.5%それぞれ増加している。


2016年1月15日(金)

国王、来週に各政党代表を招集

12月20日に行われた総選挙のあと、未だ政権が樹立せず暫定政府による 不安定な状態が続くなか、新政府の早期成立を推し進めるため、国王フェリペ6世は 国会における議席を獲得した全政党の代表を来週、サルスエラ宮へ招集するとして そのスケジュールが発表された。
国王との謁見は各政党代表ごとに、個別に行われ獲得した議席数の少ない政党から より多い政党へと順番に行われる。
よって、スタートを切るのが新カナリアス党代表となり、最後がPP党代表となる。
カタルーニャのERC党は、謁見に臨む代表者氏名を知らせるようにとの国会からの 要請に無視の姿勢を取っているが、関係筋によると、カタルーニャ議会の カルメ・フォルカデル議長の謁見を国王が受け入れない限り、今回の国王からの 招集に応じるつもりは無いとのこと。
カタルーニャ州議会議長は、先日、同州新知事就任の儀式を執り行う際に 新知事による国王、そして憲法への忠誠を誓う部分を儀式から省略するなど、 国家への対立姿勢を明確に示している。

アルビア脱線事故捜査終了に対する全ての申し立てを却下

2013年7月、サンティアゴ・デ・コンポステーラ付近で起きたアルビア特急脱線事故に ついて、フランシスコ・ガルソン・アモ運転手を唯一の加害者とみなす判定に対し、 被害者協会や運転手の弁護士などが、高速列車用安全システムERTMSが 機能していなかったことや列車の積載許容量超過などについての責任を追及するための 更なる調査の必要性などを含む11件の異議申し立てを提出していたが、 サンティアゴの第3法廷のアンドレス・ラゴ・ロウロ裁判官はこれらの全てを却下。
これにて同件はア・コルーニャの裁判所へ最終判決が委ねられる事となった。


2016年1月14日(木)

この冬初の寒波

暖冬が続いていたが、この冬最初の寒波がイベリア半島を覆いつつある。
気象局によると、本日木曜日の午後から気温が大きく下がり始め、 金曜日から土曜日にかけてスペイン全土が寒波に包まれるとのこと。
これに伴い、雨が雪に変わるラインは標高400mまで下がり、本土中央以北では 沿岸部を除いて雪の降る所が多くなる見込み。
またマジョルカ島でも降雪の可能性があるとのこと。
しかしながら土曜日の午後には北西部から高気圧が広がり始め、気温は上昇し 日曜日になっても降雪が続くのはピレネー付近に限られるとの予想。


2016年1月13日(水)

パチ・ロペス氏、国会新議長に就任

12月20日に行われた総選挙の結果、複数党に票が割れ前代未聞とも言える 勢力分散の状況にある国会の新議長として社会労働党のパチ・ロペス氏が 選出された。
議長投票では、ロペス氏が130票を獲得したのに対し、ポデモス党のカロリーナ・ ベスカンサ氏が71票となった。
どの議員が誰に投票したかが判らない非公開投票が行われたがポデモス党議員と 同党に協力する議員等計69名とIU党の2名の71名がベスカンサ氏に、 そしてPESOE党の90名とCiudadnos党の40名の計130名がロペス氏に投票し、 その他の議員が全て白紙票を投じたものと思われる。

カルラス・プーチデモン氏、州知事就任式において国王と憲法への忠誠誓わず

カタルーニャ州知事として選ばれたカルラス・プーチデモン氏は昨日行われた 知事就任式において、スペイン国王とスペイン国憲法への忠誠を誓う儀式を 行なわず、州議会によって代表されるカタルーニャ民の意思にのみ忠誠を誓った。
これによりカタルーニャ州政府はスペイン国家との間で深まりつつある溝を 更に悪化させる事となった。
州知事が国家に対する忠誠を誓わない場合、これが何らかの刑法の対象と なるのかどうかについて現在、政府は調査中。


2016年1月12日(火)

ダリ美術館、2年連続で入場者数減少

フィゲラス、プボル、ポルトリガットにある三つのダリ美術館を2015年に 訪れた人の総数は1.389.018名で2014年と比べると9.5%のマイナスと なった。
また、2014年度は2013年に比べて2.8%のマイナスとなっており、 これにて2年連続での減少となった。
またこれら3か所の美術館を個別に見た場合、その変化には大きな違いが あり、フィゲラスの美術館では前年度比マイナス10.4%、プボルの 美術館がマイナス22.64%となっているが、ポルトリガットの美術館では 12%の増加を示している。
ガラ − サルバドル・ダリ財団では近年の入場者数減少の主な理由として ロシア人ツーリストの減少を挙げている。

中国資本のダリアン・ワンダグループ、スペインから撤退か

ダリアン・ワンダグループはマドリッドの中心部、スペイン広場に面する マドリッドのシンボル的建築物の一つ、スペインビルを2014年7月に 購入しており、これに大改装を施し、豪華ホテルとコマーシャルセンターに 変えるべく、その許可申請を行なっていたが、同建築物が歴史的建造物 であると同時に街の景観の一部を成す象徴的建築物であるため、その手続きが 難航していた。
ワンダグループは街の景観の一部となっている建物の前面については そのままの姿を残しつつ、他の部分の改築を行なう可能性を探ったが 前面に使われている資材の老朽化を考えると非現実的であるとし、 その代案として一旦、全てを解体し、改築工事を進めると同時に、 建物の前面を新しい資材を使ってオリジナルと同じように再現することを 提案したが、マドリッド行政はこれを却下。
これによりワンダグループは同物件の売却と、スペインに開いた同グループの 支部の閉鎖、そしてそのオフィスで雇用した全てのスタッフの解雇を 発表した模様。


2016年1月11日(月)

カタルーニャ自治州知事決定

9月27日にカタルーニャ自治州選挙が行われて以来、連立政権確立の ための同意が得られず再選挙となるリミットぎりぎりまで政党間の協議は 難航していたが、再選挙が決定する直前に今回の鍵を握っていた Junts pel Si とCUPの2党間に同意が得られた。
これまでJunts pel Si は前任のアルトゥール・マス州知事の続投を打ち出して いたが、CUPは協力する条件としてアルトゥール・マス氏以外の知事就任を 強く要求していたため、両党間の連立はあり得なかったが、タイムリミット ぎりぎりなって、Junts pel Si党はアルトゥール・マス氏を引き下げる決定を 下した。
これによりCUPが協力体勢にゴーサインを出し、Junts pel Si が新たに立てた 州知事候補、カルラス・プーチデモン氏の知事就任を認めた事により 選挙終了後、3カ月半たった今、ついに新州政府の成立に至った。
新知事はこれまで進められて来たカタルーニャ独立政策を引き続き 推し進める事となる。


2016年1月8日(金)

Junts pel Si、CUP、最終協議に

昨年9月27日にカタルーニャ自治州選挙が行われて以来、今日に 至っても未だ、州政府を確立する事が出来ずにいるカタルーニャだが、 間もなくそのタイムリミットとなる今、連立政権の鍵を握る政党CUPと Junts pel Si の間で、同意に至るべく、最後の協議が行われている。
しかしながら、双方共に基本姿勢に変化は見られず、今回の最終協議に おける政府確立は困難とする見方が強い。
今夜、両党による同意が得られなかった場合、自動的に再選挙となる 可能性が高い。

フェロール − ア・コルーニャ間で土砂崩れ

大雨、強風などの悪天候に見舞われているガリシアでは今朝8時ごろ、 フェロールとア・コルーニャを結ぶ鉄道線路付近で土砂崩れがあり、鉄道が 運行不能となり、350人の足に影響を及ぼした。
これによりガリシアの近郊線鉄道や、ア・コルーニャとマドリッドを結ぶ 長距離路線、フェロールとマドリッドを結ぶ長距離路線などに影響が出た。
ガリシアの緊急連絡センターでは悪天候の影響により、昨日、木曜日の 午前6時から今朝8時までの間に381件の通報を受けている。


2016年1月7日(木)

ワイン産地リオハに分散の危機

ワインの産地として世界的に知られるリオハはラ・リオハ、バスク、ナバーラ の三つの州に広がる大産地であるが、今そこに分散の危機が訪れている。
リオハのワインであることを示すラベルをワインボトルに貼るためには リオハの産地組合に加盟する必要があるが、同組合はラ・リオハ州政府の 管理下にあり、アラバ県にあってバスク州政府のバックアップを受ける ワイナリーは独自の道を進もうとする傾向があるため、以前より意見の 対立が見られた。
そう言った中で、アラバ県にあるワイナリーの一つ、ARTADIは2016年より リオハの産地組合から脱退する事を決定。
アラバ県にある約150のワイナリーの内、約60軒がARTADIの決定に 続くと見られ、有名な大産地、リオハに分散の危機が訪れつつある。

各地に悪天候による警報発令

気象局は30県に対し、悪天候による各種注意報や警報を発している。
ア・コルーニャ、ルゴでは最大風速100Kの強風警報が、アストゥリアス、 ガリシア全般に大雨警報、パレンシア、レオン、グアダラハラ、 バジャドリ、ブルゴス、ソリアなどで強風注意報、ブルゴス、ソリアには 更に大雪注意報、ウエスカでは大雪注意報、サラゴサ、テルエルでは 強風注意報、バルセロナ、レリダ、タラゴナでは強風注意報、タラゴナでは 更に波浪注意報が、バレアレス諸島、アルメリア、グラナダでも波浪注意報が、 カステジョン、バレンシア、アリカンテでは強風注意報がそれぞれ出されている。


2016年1月6日(水)は「主の御顕現」の祝日であるため、ニュースはお休みとさせていただきます。


2016年1月5日(火)

12月の失業者数、1.34%減少

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は11月より5万5790人、すなわち1.34%減少した。
これらの数値を職種別でみると、最も減少したのがサービス業、これに続くのが農業・漁業だった。
一方で工業と建設業では増加した。
自治州別では最も下がったのはアンダルシアで、これにマドリッドとカタルーニャが続く。
逆に増加したのはガリシアとナバラだった。
マリアノ・ラホイ暫定首相は、ラジオ番組に出演し、昨年の失業者数が全体的に減少傾向にあったことを高く評価した。

強風でレティーロ公園を一時閉鎖

昨日午後マドリッド市には強風注意報が発令されたため、同市は急遽レティーロ公園を閉鎖した。
同公園では昨年、老木の枝が突然落下して死亡者がでるなどの事故が起きており、発令を受けて閉鎖に踏み切った。
同公園は昨日午後3時より閉鎖されていたが、今朝午前6時に開園した。

レアル、ベニテス監督を解任

サッカースペインリーグ、レアルマドリッドのフロレンティーノ・ペレス会長は昨日夜記者会見を行い、ラファ・ベニテス監督の解任を発表した。
同時に後任のシネディーヌ・ジダン監督が紹介され、就任会見を行なった。
ベニテス氏は今シーズン就任したばかりだが、その采配や選手らと関係の悪さなどいくつかの問題が浮上し、良い結果を出すことなくチームを去った。
ジダン新監督は、同クラブのスター選手であり、アンチェロッティ監督時代などに助手も勤めているため、選手らの信望も厚いとされる。
しかしながら、経験不足が指摘されているほか、 新しいシーズンに大々的にデビューするはずが、シーズン途中に後始末的に就任することは、チームにとっても本人も不本意であると見られ、準備不足を危惧する声もある。


2016年1月4日(月)

カタルーニャ州選挙、やり直しの可能性

昨年行なわれたカタルーニャ州選挙で、アルトゥール・マス暫定知事再任のカギを握る反民主主義政党CUPは、昨日マス氏を支持しないことを正式に発表した。
これで三度目の拒否となった。
これにより今年3月に再び州選挙が行なわれる可能性が高くなってきた。
一方で、マス氏らが勧めるカタルーニャ州独立もこれにより停滞する可能性があるが、同氏は州知事への再任を諦める気配はなく、強気の発言を続けている。

マドリッドで強風注意報発令

マドリッド州では本日ほぼ全域で強風が見込まれており、気象局は、注意報を発令している。
この注意報は、午後1時から7時ごろまで出されており、風速は最高70キロメートルに達すると予測されている。
州の緊急対策本部では、ベランダなどにある落下の可能性がある物の撤去や、歩行者は看板や木の枝などに注意するようよびかけている。
また、ドライバーに対しては、最も強い風を受ける大型車の追い越し時やトンネルの出入り時に十分気をつけるよう呼びかけている。

ハメス選手、パトカーに追跡される

スペインサッカーリーグレアル・マドリッド所属でコロンビア出身のハメス・ロドリゲス選手が、パトカーに追跡される事件が新年早々起きた。
元旦の午後、警察の車は時速200キロ以上のスピードで環状道路を走る車を発見、メガフォンで停止を求めたが、ハメスは警告を無視して走り続けた。
この車が高級車であった事もあり、盗難車の疑いもあるとみてパトカーは追跡を続けたが、車がレアルの練習場に向かうのをみて同チームの選手であると判断したという。
ハメスの車はそのまま練習場に入り、パトカーもこれに続き、練習城内で事情聴取を行なった。
ハメスは、警察に止められて慌てた、コロンビアではこのような状況で車を止めると誘拐されるケースもあるので、止まらなかったと説明している。
一方レアルの関係者は同選手が制限時速をオーバーしていたという記録はどこにもないと述べている。


過去のニュ−ス
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JAN-JUN2009 JUL-DIC2009 JAN-JUN2010 JUL-DIC2010 JAN-JUN2011 JUL-DIC2011 JAN-JUN2012 JUL-DIC2012
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