スペインニュース・コムがお届する
スペインのニュース

現地のメディアよりスペインのニュースを毎日更新でお伝えします
土日、祝日はお休みです。


2016年5月25日(水)

バルセロナ市内でOkupaと警官隊の衝突、警官6名が負傷

バルセロナのグラシア地区、トラベセラ・デ・グラシア通りにある元エクスプロピア・バンクは、2011年以降、「政治・社会に納得していない者たち」により不法占拠されていたが、一昨夜、これら不法侵入者等に退去を強いるべく、カタルーニャのローカル警察は機動隊を送り込んだ。
この衝突により1名が逮捕され、15名の負傷者が出たが、入院に至る者は無かった模様。
15名の負傷者の内、14名が警官。
そして昨夜、今回2度目の衝突があり、100名程度が集結して再び機動隊と衝突。
その中で警官6名が負傷した模様。
元エクスプロピア・バンクがあった建物を不法占拠しようとしている集団は、「我々は6晩に渡って占拠・抗議活動を続ける。それは最悪の悪夢となるであろう」とツィッターを通じてバルセロナ市長に向け宣告している。
昨夜の暴動は二日目であるため、更にこのあと4晩に渡る暴動の可能性がある。

ビスカイアで古代壁画の聖域を発見

ビスカイア県、ベエリアトゥアにあるアチューラ洞窟は、これまでもその存在自体は洞窟探検家達の間で良く知られていたが、その中に古代壁画が存在すると言う報告は無かった。
ところが今回、同洞窟内に、14枚の岩盤に70個以上の動物画が残されているのが発見された。
時代的には12500〜14000年前のものとのこと。
壁画群は洞窟の入り口から300メートル奥、そして洞窟内の地面から高さ4メートルと、近づくのが非常に困難なところに隠れていたため、これまで人目に触れる事が無かった。
現時点では概ね70体程度の動物画が存在するとの報告だが、100体以上にのぼる可能性も高いとのこと。


2016年5月24日(火)

貧困層、わずかに減少

国家統計局(INE)によると、 昨年の貧困層またはその危機にある人の割合は28.6%で、2014年の29.2%よりわずかに下がった。
しかしながら2014年の各家庭ごとの平均年収は2万6092ユーロで、前年比0.2%減少、6年連続で下がっている。
INEは数値の上ではやや減少したとはいえ、歯止めがかかったといえる状況ではないとみている。

マドリッド地下鉄改修、エレベーターの新設はなし

来月18日から133日間に渡って行なわれる予定のマドリッド地下鉄1番線工事。
国内で最も古く、市内を南北に縦断する最も重要な路線の一つだけに、長期に渡ってほぼ全域が不通となる事に対する批判は大きい。
そんななか、同州の交通担当官はこの工事でエレベーターのない駅に新規に設置する予定はないと発表した。
工事が行われる駅のうち、バルデアセデラス、テトゥアン、エストレチョ、アルバラド、リオス・ロサス、ビルバオ、トリブナル、グラン・ビア、ティルソ・デ・モリーナ、アントン・マルティン、アトーチャ、メネンデス・ぺラジョ、プエンテ・デ・バジェカス、ヌエバ・ヌマンシア、ポルタスゴとブエノス・アイレスにはエレベーターが設置されていない。
同州は2017年末までにすべての公共交通機関と施設でバリアフリーを実施すると言う条例があるが、これを遵守することはほぼ不可能となった。
障害者援助団体関係者は、これだけの大工事で多くの市民に迷惑がかかるのに、この機会を活かさないのは非常に残念である、と述べた。
一方で交通担当官は、エレベーター設置計画は準備中であるが、今回の工事では計画されていないと述べるにとどまった。

ポイ捨て防止に投票権つきゴミ箱

マドリッド市は、マヌエラ・カルメナ市長就任以降、ゴミのない町づくりに力を入れているが、このほど実験的にタバコの吸殻で投票できるゴミ箱を設置したと発表した。
市内にある殆どのゴミ箱には灰皿がついているが、ここに投票箱のようなしくみを取り付けた。
市役所近くのブスタマンテ通りに設置された灰皿には、「どちらが勝つと思いますか?」と書かれ、今週末に行なわれるチャンピオンズリーグの決勝で対戦するアトレティコ・デ・マドリッドとレアル・マドリッドの写真がついている。
このアイディアはイギリスの企業のもので、ロンドン市内には様々な質問が書かれた「灰皿投票箱」があるという。
同市は、これがうまくいけば、市内の様々な場所にこれを設置し、色々な質問を展開していく、としている。
尚、この企画のために特別な経費はかかっていないという。


2016年5月23日(月)

マドリッド地下鉄、スト中に故障で遅延

先週土曜日から3日間連続で行なわれていたマドリッド地下鉄の部分ストライキは、本日最終日を迎えた。
土、日曜に続いてストそのものによる混乱はなかったが、9番線のアルガンダ駅付近で故障が起きたため、一部の区間で車両が長時間に渡って停車するなどした。
一方で4番線のアルグエジェス及びリスタ駅付近でも故障のためノロノロ運転となった。
ストを行なった地下鉄労組は、合意に達しなければ新たにストを計画する構えであるとしている。

タイヤ山火災、住民が抗議デモ

今月13日に起きたトレド県セセセーニャのタイヤ違法投棄場火災は、現在もくすぶり続け、有毒ガスを排出していると見られる。
一度再開された学校も、登校した児童らが体の不調を訴えたため、再度閉校となった。
火災発生から10日ほどたった昨日、およそ400人の住民が地元で抗議集会を行なった。
ほとんどの住民はラ・マンチャ州政府など自治体の説明不足に不満を抱いており、 また、新興住宅地であるこの地域には小さな子供を抱える家庭も多く、健康被害を危惧して、自費で避難している住民も多くいる。
住民らは、費用の補償を訴えたほか、先日現地入りしたものの、住民との話し合いには応じなかった州知事との会談も要求している。

バルサファン、国王杯優勝祝う

昨日マドリッドのビセンテ・カルデロンスタジアムで行われたサッカー国王杯決勝で、FCバルセロナは対戦相手のセビージャを延長戦の末2対0で下して優勝した。
バルセロナのカナレタス広場では、試合終了前からファンが集まり始め、最終的に約2000人が勝利を祝った。
先週のリーガ優勝時よりやや少ない人数であったが、これは今回は翌日が平日であったためとみられる。
本日夜には本拠地のカンプ・ノウサッカー場で、リーガとコパの2冠を祝う祝勝会が行なわれる予定。


2016年5月20日(金)

バスクの観光客数13.5%の増加

バスク統計局の本日の発表によると、今年の1月から4月までの4か月間にバスク地方を訪れた観光客の数は、昨年度同時期と比較して13.5%の増加となった。
また、同時期のホテル宿泊日数は14.4%の増加を示した。
4月の1カ月間だけで昨年度と比較した場合でも、今年は6.1%のプラスとなっており、昨年のセマナ・サンタ休暇が4月であったのに対し、今年は3月であったことと合わせると、非常に順調な伸びを示していると解釈出来る。
また、バスク内地域別に見た場合、昨年度より観光客の増加が最も多かったのがギプスコアで、16.9%のプラス。
これに続いてビスカイアが12.1%のプラス、アラバが9.3%のプラスとなった。
また、外国人観光客の増加が目立っており、4月の前年度比較が13.7%のプラスであったのに対し、スペイン人の国内旅行については1.9%のプラスに止まった。

最も人気のある名前はルシアとウーゴ

国家統計局の最新の発表によると、2014年度に生まれた子供につけられた名前で最も多かったのは、ルシア(女性名)とウーゴ(男性名)だった。
同調査は2014年に出された426.303件の出生届を元に行なわれたが、女性名の人気ナンバーワンは近年安定しており、2002年にはマリアだったが、2003年以降はずっとルシアがトップを維持している。
そして2014年度の2位がマリア、3位がパウラ、4位にダニエラと続く。
男性名については2010年、2012年のトップがダニエル、2011年はアレハンドロ、そして2013年、2014年とウーゴがトップに立ち、2位にダニエル、3位にパブロ、4位にアレハンドロ、5位にアルバロが続いた。
一方で、新生児だけでなく全国民の統計を見ると、女性名で最も多いのがマリア・デル・カルメン(668639名)で、これにマリア(633600名)、カルメン(415535名)、ホセファ(298346名)、イサベル(279932名)が続く。
また男性名ではトップがアントニオ(715215名)で、これにホセ(641525名)、マヌエル(618891名)、フランシスコ(530309名)、フアン(367726名)が続く。

速報・・・・マドリッドの裁判所は、日曜日のサッカー国王杯決勝戦会場へのエステラーダス(カタルーニャ独立のシンボル旗)の持ち込みを許可する判決を下した。



2016年5月19日(木)

サッカー国王杯決勝戦、カタルーニャ州知事、バルセロナ市長、共に欠席表明

昨日、スペイン政府は今月22日に予定されているサッカー国王杯決勝戦 (バルセロナ 対 セビージャ)におけるエステラーダ(カタルーニャ独立の象徴である旗) の持ち込みを禁止する旨を発表したが、これを受け、カタルーニャ州知事の プーチデモン氏は決勝戦への欠席を表明。
また、バルセロナのアダ・コラウ市長も自身のTwitterを通じて、同様に欠席表明を 行なった。

SevillaFC、ヨーロッパリーグ3連覇

昨夜、バーゼルで行われたサッカー・ヨーロッパリーグ決勝戦は 英国のリヴァプールFCとスペインのセビージャFCによる対決となった。
セビージャは前々期、前期と2年連続でチャンピオンとなっており、 今回、3連覇の夢をかけた勝負となったが、前半戦でリヴァプールが1点を 先制。
ハーフタイムの休憩が終わったあと、再びグラウンドに現れたセビージャの 選手たちは円陣を組み、必勝の誓いを交わしたのち、後半戦に挑んだ。
後半戦開始直後にガメイロ選手が1点を返したあと、64分、70分に コケ選手がゴールを決め、1−3 の逆転勝ちとなり、セビージャの3連覇が 実現。
セビージャがヨーロッパリーグで優勝したのはこれが5回目。

世界初 海水黒ビール

海水から作られたビールはすでに存在するが、海水から作られた世界初の 黒ビールがスペインブランドとして販売されている。
使用されているのはガリシアのリアス・バイシャスの海水で、まだ生産量は 月間3000リットルと少量だが、すでに国内消費だけでなくドミニカ共和国や アメリカ合衆国などへ輸出されている。
Mustacheと呼ばれるこの黒ビールは海水から作られると言うことから、 その価格が海の潮の満ち引きに応じて変動すると言う変動制販売価格のアイデアを用いており、海洋研究所が発表する海の水位の 変化に応じてその時々の販売価格がリアルタイムで変化するシステムを 導入している。
瓶ビール1本あたりの値段は概ね2.9〜3.5ユーロあたりで変動しているが 消費者はオン・ライン販売のHPにリアルタイムで表示される潮の満ち引きの 様子とそれと連結された価格の変動を見ながら、好きなタイミングで購入価格を 決める事が出来る。
オン・ライン販売のHPはこちら。http://www.elpreciolodictaelmar.com/


2016年5月18日(水)

サッカー国王杯決勝戦へのカタルーニャの旗の持ち込みを禁止

今月22日の21時半より、マドリッドにあるビセンテ・カルデロンサッカー場においてサッカー国王杯決勝戦が行われる。
優勝を争うのはFCバルサとセビージャFCの2チーム。
中央政府、そしてマドリッドの地方行政ではこの試合を高危険度のイベントと見なしており、それに見合った高レベルの警戒態勢が布かれる模様。
スタジアムへの入場は試合開始の3時間半前に開始され、入場者の携帯物など、一人一人のチェックが行われる。
発煙筒やガラス瓶など凶器となり得るものは勿論、スポーツを政治的宣伝に利用してはならないとの法律に従い、カタルーニャ独立を支持するカタルーニャの旗の持ち込みについても取り締まりが行われるとのこと。
両チームのファンの過激グループによる衝突や、カタルーニャ独立派による過激な行動、更にはテロ予防などの目的で、総数2500名がこの試合の警備にあたる予定。

マドリッド地下鉄組合、週末にストライキを通達

マドリッド地下鉄の6つの労働組合は、今週末、21日、22日、23日の3日間に時間限定の部分ストを行なう事を発表した。
21日、22日についてはストは18:30〜21:00、23:30〜02:00に、そして23日は06:00〜08:30に運転手組合が、また07:00〜09:30に事務員、メンテナンススタッフ、駅員などのストが行われる予定。
今回のストは、バルサとセビージャの間で行われるサッカー国王杯決勝戦や、ブルース・スプリングスティーンのコンサートなどと重なっており、普段とは比較にならないほど多数の利用者が見込まれている。

スペインの平均月収、ヨーロッパ平均より355ユーロマイナス

人材サービス企業“ADECCO”調べによると、ヨーロッパ諸国の平均月収が1995ユーロである中、スペイン人の平均は1640ユーロと、平均より17.8%低い数値となっている。
更に英国の平均と比較するとそのギャップは1102ユーロにまで上り、ドイツと比較した場合875ユーロのギャップがある。
しかしながら、ヨーロッパ諸国の中での順位づけではスペインの平均月収は中間に位置しており、12か国がスペインよりも更に低い月収となっている。
平均月収が1000ユーロ未満となっている国は、986ユーロのポルトガルを除いて全てが東欧諸国で、ブルガリア(357ユーロ)、ルーマニア(453ユーロ)、リトアニア(527ユーロ)、ハンガリー(543ユーロ)、レトニア(601ユーロ)、ポーランド(686ユーロ)、チェコ(758ユーロ)、スロバキア(774ユーロ)、クロアチア(782ユーロ)、エストニア(798ユーロ)と並んでいる。
また、1000〜2500ユーロの中間層としてはギリシャ(1011ユーロ)、スロベニア(1142ユーロ)、マルタ(1168ユーロ)、キプロス(1256ユーロ)、スペイン(1640ユーロ)、イタリア(2017ユーロ)、フランス(2255ユーロ)、オーストリア(2382ユーロ)となっており、月収2500ユーロ以上の国はドイツ(2515ユーロ)、スェーデン(2541ユーロ)、フィンランド(2555ユーロ)、オランダ(2575ユーロ)、アイルランド(2592ユーロ)、ベルギー(2619ユーロ)、英国(2742ユーロ)、ルクセンブルク(2994ユーロ)、デンマーク(3553ユーロ)の順に並んでいる。


2016年5月17日(火)

政府、月末に87人の難民受け入れ

暫定政府のホルへ・フェルナンデス・ディアス内務大臣は、シリアなどからの難民受け入れについて会見を行い、状況を説明した。
それによると、現在ギリシャに留まっている難民について、今月末にまず87人、さらに6月初めまでに63人、計150人を受け入れる準備ができたとしている。
またイタリアにいる難民についても、さしあたり50人を受け入れる予定という。
尚スペインは、計1万6000人の受け入れを約束している。

古タイヤ山の火事、避難住民帰還

先週マドリッドとラ・マンチャにまたがる古タイヤの違法投棄場で起きた火事は鎮火に向かい、コントロール状態にあるため、避難していた付近の住民は帰宅し、休校となっていた学校も本日再開した。
自宅に帰ることができたものの、多くの住民は健康被害に対する不安を感じており、また関係自治体や政府からの説明が一切ないことに不満をもらしている。
一方、これらのタイヤは自然発火する可能性は非常に低いため、放火の可能性が高いとして警察・消防が捜査している。

ユーロカップの予備選出、メンバー発表

来月10日よりフランスで開催されるサッカーユーロカップ2016の予備選抜メンバーが本日、ビセンテ・デル・ボスケ代表監督によって発表された。
ゴールキーパーはイケル・カシージャスとダビッド・デヘアで、今回はデヘアが正キーパーとなる模様。
またワールドカップに出場したディエゴ・コスタや前回のユーロで得点したフェルナンド・トーレスは落選、一方でルカス・バスケスとサウルが新たに選出された。
23人が選出される最終発表は今月31日。
その後代表チームは、ユーロ初日までに3回練習試合を行なう。


サン・イシドロ祭の連休につき5月16日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年5月13日(金)

全国的に天候回復、気温も上昇

スペインのほぼ全土で9日間に渡って雨天が続いたが、ようやくそれも終わり、全国的に回復に向かう模様。
今日まで所により雨が残るが、明日から全国的に青空が広がり始め、日曜日には気温も上昇し、20度を超える所も多くなる見込み。
気象局によると、例年よりも降水量が増しており、昨年10月1日以降の雨量は、これまでの平均値より7%多いとのこと。

外国人によるスペイン不動産購入急増

この数年間で、外国人によるスペイン国内の不動産物件購入数が急増している。
過去1年間における外国人による購入物件数は48000件に達し、前年度比較プラス13%となった。
また、スペイン国内不動産の全売買件数の13%を占めるに至った。
最も購入数が多かったのは英国人で、48000件の21%にあたる約1万件を占めた。
英国がEUを抜ける可能性がある事から、購入手続きが容易である今のうちの投資を考える人が増えている事が、その一つの原因として考えられる。
英国人のあと、フランス人、ドイツ人、スェーデン人などが続いたが、外国人による購入件数の6〜7%程度に止まった。
また近年、中国人による購入が増えているが、過去一年間の同国民による購入件数は4%程度となっている。

スペイン最大の古タイヤ破棄場で火災発生

マドリッド自治州とカスティージャ・ラ・マンチャ自治州との間にまたがって広がる違法・古タイヤ破棄場は、およそ100ヘクタールの広さを持ち、約9万トンの古タイヤが放置されているが、本日早朝1時ごろ、付近住民から緊急電話への通報があり、大規模な火災が発覚した。
これを受けて、ラ・マンチャでは早急に非常事態として警報を発令し、マドリッドでは今朝、夜が明けてからの発令を行なった。
現場では真っ黒な煙が付近を埋め尽くしており、現場のすぐ傍に広がるトレド県のセセーニャ市では全ての学校が本日の授業を中止し、住民には出来る限り外出を避けるよう呼びかけている。
マドリッドでは現時点では煙の侵入を受けていないが、今後、風力、風向きなどの気象条件の変化により有毒な煙が押し寄せる可能性は充分にあるため、住民へ注意を呼びかけている。
尚、マドリッドのバラハス空港発着の空の便には、今のところ影響は出ていないとのこと。


2016年5月12日(木)

500ユーロ札、製造打ち切りへ

高額であるがゆえに日常生活で一般庶民が手にする事はほとんど無い500ユーロ紙幣であるが、ヨーロッパ内に存在する全枚数の約11.4%にあたる6800万枚程度が、現在スペイン国内に流通していると推測される。
この庶民にとって幻の紙幣は、偽札の対象となることも多ければ、ブラックマネーとして現金取引に使われる事も多いため、ヨーロッパ中央銀行では、こう言った犯罪防止の目的で500ユーロ紙幣の造幣を打ち切る事にした。
造幣、発行は2018年末まで続けられたあと打ち切りとなるが、その後も同紙幣の使用は可能とのこと。

サン・イシドロ祭、マジョール広場への入場制限

マドリッドでは今月15日が守護聖人“サン・イシドロ”の祝日となっているが、日曜日と重なるため、翌16日の月曜日が振り替え休日となり、土曜日からの3連休となる。
これに合わせて市内中心のマジョール広場で様々なイベントが予定されているが、その中で最も大勢の人が集まると予想されるのが14日の夜と16日の夜で、14日にプリマベーラ・ポップ・フェスティバル、16日に マヌ・チャオのコンサートが行われる。
これらに合わせてマドリッド市行政は、マジョール広場への入場者数をそれぞれ1万人に制限するとのこと。
また、緊急時の避難行動に支障が無いよう、広場内にあるバルのテラス席は撤去され、市警察、国家警察を動員した特別警戒態勢が布かれる模様。


2016年5月11日(水)

カディスでマグニチュード4.2の地震

昨日19時18分ごろ、カディス県のパテルナ・デ・リベラ市あたりを震源地としたマグニチュード4.2の地震が観測された。
カディス県、セビージャ県の各地で揺れが感じらたようで、緊急電話112番ではアルコス・デ・ラ・フロンテーラ、サン・ホセ・デ・バジェ、ヘレス他、各地からの通報を受けたが、現時点では人的被害、物的被害、共に報告は無い模様。

サウジアラビア、メッカ〜メディナ間AVE開通まであと14カ月

サウジアラビアのメッカとメディナをつなぐ高速鉄道AVEの建設工事が続いているが、定期的に行われるはずの支払に遅延が生じつつあり、これ以上の遅延があった場合、工事が中断する可能性もあるとして危惧されていた。
しかしながら、先日行なわれたスペイン国鉄RENFE代表とサウジ鉄道代表との会合で、サウジ側が遅れている支払を正常化する事を約束したとのことで、建設工事は予定どおり進められ、今から1年〜1年半以内にはAVEが開通する予定。
尚、サウジ側は14カ月以内の開通を要求している。


2016年5月10日(火)

IUとポデモス、総選挙に向けて仮合意

左派連合(IU)と新進左派ポデモス党は昨日、総選挙を共闘体制で挑むための仮合意に達したと発表した。
IUのアルベルト・ガルソン代表は、汚職にまみれた現政府を打倒し、政治を一般市民の手に取り戻す、と述べた。
一方、ポデモスのパブロ・イグレシアス氏は、前回の選挙後合意に達することができなかった社労党(PSOE)に対して今でも話し合う心積もりはあると訴えた。
両党は本日、この合意の内容をそれぞれの党幹部会議にかけ、問題がなければ今週中にも連立政党としてスタートする。
尚、連立の名称や候補者名簿の順序などについては明らかにされていないが、選挙活動自体はそれぞれ個別に行なうという。

マドリッドトンネル事故、運転手ら聴取

日曜未明にマドリッド中心部のトンネルで起きた事故で市警察は、現場から立ち去ったとみられるこの車両の持ち主に対し、事情聴取を行なった。
それによると所有者は20代の男性で、このトンネルの上部に位置する別の道路を走行中、ハンドルを切り損ねて4メートル下のトンネルに車ごと落下した。
男性は同乗していた恋人と共に病院で手当を受けたあと、タクシーでその場を後にし、滞在先のホテルに戻ったと述べている。
同警察では目撃者にさらなる聞き込みを行なう一方で、このカップルを事故車を放置したまま立ち去った事で、道路交通法違反で起訴する見込み。

マドリッド市バス、サン・イシドロの日に増便

マドリッド市バスは、今月15日のサン・イシドロ祭りの日に、会場周辺を通行する11路線の増便を行なうと発表した。
増便するのは17、18、23、25、34,35、36、62、116、119と148の各路線で、午前中は20%、午後は30%増となる。
またこの連休中にこの付近を運行する終夜バスも増便するという。


2016年5月9日(月)

シリアで解放のジャーナリスト3名、マドリッドに到着

アルカイダ系武装組織にシリアで誘拐され、先週土曜日に解放された3名のスペイン人ジャーナリストが昨日、マドリッドのトレホン基地に到着した。
トルコ発の航空機は、同基地に午前10時頃到着、親族やサンタマリア副大臣に出迎えられた3名には疲れと共に、ほっとした様子がうかがえた。
同基地では特に記者会見などは行なわれず、家族らと懇談した近隣のカフェテリアにおいて、非公式なコメントが発表された。
それによると、武装組織による対応は適切で問題はなかったが、ほとんど外に出ることはなかったため、なるべく体を動かすようにしていたと述べた。
彼らは拉致後3ヶ月は同じ所で拘束されていたが、その後1人は別の所に移送され、土曜日の解放時まで互いの消息を知ることはなかったという。
この3名は、現地の事情に通じた経験豊富なジャーナリストで、フリーランスとして様々な報道機関に情報を提供していた。

15県で悪天候による注意報

気象局は本日、15県において大雨注意報などを発令している。
それによると、カディス、ウエルバ、セビージャ、ウエスカ、テネリフェ、アビラ、サラマンカ、バルセロナ、ジローナとカセレスでは大雨注意報が、レリダではこれに加えて強風注意報もだされている。
さらにアストゥリアスにも強風注意報がでており、最大風速は90キロに達する見込み。
さらにア・コルーニャとポンテベドラでは強風ならびに高波注意報が発令されている。

車がトンネルに落下、でも乗員みつからず

昨日未明、マドリッドのアトーチャ駅付近のトンネル内に4メートルほどの高さから車が落下した。
駆けつけた警察・消防隊が、横転した車内を捜索したが、運転手など乗員が見つからなかった。
警察ではなんらかの理由で逃走したとみて捜査しているが、現在の所見つかっておらず、一方でこの車が盗難車であるという情報も得ていない。


2016年5月6日(金)

プエルタ・デル・ソルにレアル、アトレティコ、両チームの紋章

去る火曜日と水曜日に渡って行われたサッカー・チャンピオンズリーグの準決勝戦でマドリッドの2チームが勝利し、決勝戦は2年前と同様にマドリッド・ダービー戦となったが、これを記念してマドリッド州政府は、街の中心にあるプエルタ・デル・ソル広場の時計台がある建物、レアル・カサ・デ・コレオスに両チームの紋章を飾った。
EFE通信によると、それぞれの紋章は幅2メートルX高さ4メートルの布地にプリントされているとのこと。
2年前にも同じ2チームによる決勝戦となったが、その時にも州政府は幅8メートルX高さ12メートルの巨大な両チームのユニフォームを飾った。
今季チャンピオンズリーグの決勝戦は、今月28日にミランにて行われる予定。

シエラ・ネバダ、スキーシーズン終了

メーデーを含む連休の終わりをもって、グラナダのシエラ・ネバダ山脈にあるスキー場は今季のシーズン終了となった。
この冬は気温が高く雪も降らなかったため、2月になるまで充分な積雪量を得られず、同スキー場を訪れたスキーヤーの数は昨年比20%減の819000人と、過去最悪のシーズンとなった。

バルセロナ、胎児の小頭症、妊娠19〜20週間で確認

スぺインで初めて確認されたジカ熱による小頭症は、妊娠後19〜20週間の時期に確認されたとのこと。
母親はジカ熱とデング熱の両方に感染していた事も確認されている。
また、小頭症以外にも神経系統に障害がある可能性があり、胎児の症状が深刻なものであることと、治癒する可能性が無い事から、母親は中絶を行なう事も可能であるが、このまま出産を行なう模様。
5月3日までの報告によると、スペイン国内で確認されているジカ熱感染者数は105人で、全員が中南米人、または中南米諸国の旅行から戻った者で、所謂、輸入型の感染となっている。


2016年5月5日(木)

外国人観光客の個人消費が減少

国家統計局(INE)の調査によると、今年3月にスペインを訪れた外国人観光客は前年同月比16.1%増加、全体としての消費額も増えている。
しかしながら個人の消費額は減少しており、旅行の予算平均は1人あたり1002ユーロで5.3%、一日の平均消費額も2.4%減少している。
これで2ヶ月連続の減少となった。
一方、3月の消費額を訪問者の国籍別でみると、最も多かったのは北欧諸国で一日平均129ユーロ、これに続くのがドイツ人だった。
また、訪問地別では、カナリアス、カタルーニャ、アンダルシアなど、観光客の多い地域での消費が高かったが、個人消費額が最も高かったのはマドリッドだった。

CL決勝は2年ぶり2度目のマドリッドダービー

昨日マドリッドで行われたサッカーチャンピオンズリーグ準決勝で、レアル・マドリッドが英国のマンチェスター・シティを1対0で下し、決勝進出を決めた。
対戦相手はその前日に決勝進出したアトレティコ・デ・マドリッド。
これにより決勝は2年ぶり2度目のマドリッドダービーとなった。
FCバルサやバイエルンといった強豪を倒し、2年前の雪辱をかけて初優勝に挑むアトレティコとCL11度目の優勝を目指すレアル。
一方で、アトレティコはシメオーネ監督、レアルはジダン監督というそれぞれのチームの元スター選手の対決も見ものである。
決勝は今月28日にイタリアのミラノで開催される。

アルモドバル映画などに出演、俳優アンヘル・デ・アンドレスさん死去

ペドロ・アルモドバルの映画「神経衰弱ぎりぎりの女たち」の刑事役などでしられる俳優のアンヘル・・アンドレス・ロペスさんが昨日マドリッドの自宅で死去した。
享年64歳。
マドリッド出身のアンドレスさんは、このほかにも多数の映画や舞台に出してきたが、最も有名になったのは1998年開始のドラマ「マノス・ア・ラ・オブラ」の左官役で、コミカルな役所で人気者となった。


2016年5月3日(火)

消費者景況感、4ヶ月連続で下降

社会学研究所CISの調査によると、4月の消費者景況感は1.6ポイント下がって91だった。
これで4ヶ月連続の下降となる。
CISではこれについて、昨年12月20日の総選挙以降、各党が合意に達しない状態が続いていることが、国民の不安材料の一因であるとみている。
全国の1500人強の消費者に対して行なわれたこの調査では、家計、国家の経済と雇用に対する現況感及び将来への期待感を尋ねているが、いずれも前回の調査を下回っており、特に将来にたいする不安を抱える人が多かった。
また60%の人が、出費が多く貯金ができないと回答している。

バラハスT4シャトル故障で一時混乱

昨日、マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス空港のターミナル4と そのサテライトターミナルを結ぶシャトル便が故障した。
しかしながら、空港側のこの問題に対する説明や誘導、さらにはターミナルへの入場制限などが一切行なわれなかったため、一時大混乱となった。
同ターミナルに居合わせた左派連合選出の議員は、我々利用客が率先してエスカレーターを停止させたため大事には至らなかったが、将棋倒しなどの事故がおきていた可能性もあったと訴えた。
また、他の利用者もツイッターなどで、その混乱ぶりや情報不足を批判している。 同ターミナルではその後、非常口を開放し、利用者を代替バスで輸送したが、この問題に対する正式な説明は、現在の所行なわれていない。

交通事故による死者、4ヶ月連続で増加

総合交通局(DGT)によると、先月の交通事故による死者は87人で、昨年の4月より11人増加した。
毎年交通量が大幅に増えるセマナサンタが、4月にあった昨年よりも今年4月の死者数が多くなっている。
これで4ヶ月連続の増加。 また、この第1四半期の総数は360人で、前年同期比37人増加した。


独立戦争記念日の連休のため、4月29日から5月2日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年4月28日(木)

失業者、11900名の増加

国家統計局の本日の発表によると、今年第一・四半期における失業者数の推移は11900名、0.25%の増加となった。
また、同期間に発生した解雇数は64600件に上った。
経済危機が始まってから毎年、第一・四半期は失業者数が増える傾向にあったが、経済が上向きとなり始め、2014年の同時期には2300名の減少、2015年同時期には13100名の減少となり、2年連続での減少となっていたが、今年になって再び増加となった。
また、これにて12か月間続いていた減少傾向にブレーキがかかった。
今年、第一・四半期が終わった時点での失業者総数は4.791.400名、就業者数は18.029.600名となっており、失業率は前四半期比較1パーセント増しの21%となった。
経済回復の兆しが見えてきているとは言え、これにて5年連続で失業率は20%を上回っている。

2015年度AVE新路線開通予定、1000キロ中、600キロのみ実現

政府の予定では、2015年度には超特急AVEの新路線として1000キロが新たに開通することと なっていたが、新年に入り4カ月がたった現在、その60%にあたる僅か600キロ分しか開通出来て いない。
同事業は35億ユーロの予算をつぎ込んだ大事業であったが、アストゥリアスとカスティージャ・イ・レオンの間をつなぐ「パハレストンネル」建設に伴う予想外の予算オーバー、ムルシア市内への乗り入れに 必要な埋設に伴う予算オーバー、そしてグラナダ線、ブルゴス線やカステジョン、エクストレマドゥーラなどにおける工事について、スペイン鉄道整備事業団ADIFと建設業者等との間で様々な折り合いがつかないことなどが原因となり、作業が停滞している。

スペインの人口、4年連続で減少

国家統計局の本日の発表によると、2016年1月1日現在のスペインの人口は前年度同時期比較、99.439名マイナスの約4650万人となった。
人口の減少傾向は2012年より続いており、今回の統計では人口の9.9%を占める外国人在住者の数が128.372名のマイナスとなった。
国籍別に見た場合、最もその数が減ったのがエクアドル人、英国人、ドイツ人で、逆に増加となったのが ウクライナ人、中国人、ロシア人。
また、スペイン人で外国へ出て行く者の数も多く、国家統計局の去る3月発表によると、2009年時と比べると、外国で暮らすスペイン人の数は56.6%の増加を示している。
スペイン国内に住む外国人の数は約460万人で、その内の180万人がEU諸国民。
これらEU諸国民の中で最も多いのがルーマニア人、英国人、そしてイタリア人。
また、EU諸国民に限らない場合、最も多く住んでいるのはモロッコ人でこれにルーマニア人が続く。


2016年4月27日(水)

新政府成立せず、再選挙へ

12月20日に行なわれた総選挙から4カ月が経ち、ついに新政府設立のタイムリミットを迎えた。
一昨日、昨日と、国王は各党党首との会見を行ない、必要な支持を得られる可能性のある 政党、首相候補の有無を再確認したが、各党間の全ての交渉は決裂に終わり、 現時点で条件を満たす人物は存在しないと言う結果に終わった。
スペインの民主政治が始まって以来、期間内に政府を樹立出来ないと言うのは今回が初めての こと。
これにより6月26日に再び総選挙が行なわれる事が確定。

バルセロナの地下鉄スト、今日も続行

昨日、通常の50%のミニマムサービスを維持しつつ行われたバルセロナの地下鉄ストは 特にトラブルも無く終了したが、本日もストは続き、ミニマムサービスは通常の30%となる予定。
バルセロナの地下鉄労働組合は、賃金引上げと、夏場だけの仮雇用契約しか持たないスタッフ等の 正式な契約への移行を求め、一連のストを続けており、今年2月にもバルセロナ・モバイル・コングレスの 開催期間に合わせる形でストを行なったが、今回のストは食品サロン2016の開催に合わせたもの。


2016年4月26日(火)

やり直し総選挙、コスト削減は不可能?

12月の総選挙から4ヶ月を過ぎ、国王による3度目の各党党首招集が昨日より始まったが、主要政党の合意はみられず、選挙のやり直しは不可避とみられる。
フェリペ国王は、2度の選挙で国庫への負担をなるべく減らすよう提言したが、コスト削減は困難である模様。
その理由のひとつは、法律上の問題で、選挙活動の日数や獲得議席数による各党への補助金などは法律で制定されている。
法改正をしなければ、補助金を辞退することすらできないが、改正は時間的に不可能となっている。
また、どの政党もコスト削減を有権者にアピールしたい一方で、 率先して削減することには大きく躊躇している。
ある識者は、資金が多ければ勝てるるというわけではないが、他の党がしない限りは自分から削減する党はまずない、ある部分でコストダウンしても必ずどこかで使っているはずだ、と述べている。

マドリッドの大学、マリオ・コンデの名誉博士号剥奪へ

大手銀行頭取で先日マネーロンダリングなどの容疑で逮捕され収監中のマリオ・コンデ容疑者について、マドリッドのコンプルテンセ大学は、1993年に授与した名誉博士の称号を剥奪すると発表した。
これは、国立大学の法規に基づいて同大学の学長が教授会で提案したもので、ほぼ全会一致で可決した。
同大学の広報は、コンデ容疑者の行為はこの称号にふさわしくないと判断したとコメントしている。
コンデ容疑者は国選弁護士の国家試験で史上最高得点を出して話題となり、その後史上最年少で銀行頭取となるなどその業績が評価され、この称号が授与された。
しかしながらその後様々な不正が発覚し、民主主義成立後最大の疑獄事件の渦中の人物となった。

マドリッド市、犬の落し物不始末地域マップ作成

マドリッド市は犬の糞の不始末が多発する地域を調査し、そのマップを作成した。
このデータを元に市警察がこれらの地域を重点的に巡回し、始末をしない飼い主を発見した場合は罰則を科す。
同市によると、市内すべての地区に多発地域が存在するが、最も多かった地区に、テトゥアン、フエンカラル、チャマルティン、バジェカス、アルガンスエラ、ウセラ、ビジャベルデ、モンクロアとセントロがある。


2016年4月25日(月)

今総選挙があれば、やはりPPが勝利?

選挙関連の世論調査会社TNSによると、今選挙が行なわれた場合、 与党民衆党(PP)に投票すると回答した人は29.4%で、12月に行なわれた総選挙の結果を0.7ポイント上回った。
2位は野党第一党の社労党(PSOE)で22.3%、こちらは変化していない。
一方ポデモス及びその関連団体は17.5%で前回より3.2ポイント後退している。
保守系新党シウダダノスは、前回より約2ポイント、左派連合(IU)も2.3ポイントそれぞれ上昇。
これらの調査によれば、ポデモスとIUの票の合計はPSOEをわずかに上回ることとなり、ほぼ確実とみられる再選挙のキーポイントとなる可能性もある。

マドリッド市の外国人居住者、7年ぶりに増加

マドリッド州の調査によると、今年1月の時点でマドリッド市の外国人居住者数は前年同月比1.5%増加、市としては7年ぶりの増加となる。
一方で州内の他の都市では減少した所も多く、特にコスラダ、フエンラブラダ、レガネスとモストレスでの減少率が目立っている。
増加したのはトレホン・デ・アルドス、アルコルコンとラス・ロサスだけであった。
専門家らはマドリッド市の増加について、経済が上向きとなり、職探しがしやすい地域を選ぶ人が増えたとみている。
また、ベネズエラなどのように自国の政情が不安定な国からの移民は富裕層が多く、市内の高級住宅地にマンションを購入する人も増えているという。
さらに失業などで一度は自国に帰ったものの、社会保障や医療制度の違いを受けて、再びマドリッドに戻ってくる外国人も多いという。
尚、州全体の数値はやや減 少している。

バルサ、新カンプノウのリニューアルデザインを公開

サッカースペインリーグ1部のFCバルセロナは先週、本拠地カンプ・ノウのリニューアルデザインの公開セレモニーを行なった。
式典には同クラブ会長ら役員のほか、ルイス・エンリケ監督をはじめとする主要選手、サッカー関係者らが出席した。
新デザインは日本の設計事務所によるもので、約7キロの模型も日本から運ばれた。
着工予定は来シーズンで、完成は2022年を見込んでいる。
完成すれば収容人数は現在の9万9000人から10万5000人に増える。


2016年4月22日(金)

スペイン初 市内設置レーダー

首都マドリッド市内のアベニーダ・デ・コルドバ通りでは、すでに試験的にスピード違反取締用レーダーが作動しており、1日平均104台の車による速度違反を記録している。
現時点ではどの程度の速度違反が実際にあるのかを観察しているだけだが、このレーダーが間もなく実験期間を終え、6月1日より取り締まりを開始する。
スペイン国内で、都市間をつなぐ道路ではなく、市内の道路で同種のレーダーによる取り締まりが行われるのは、これが初めて。
6月1日の取り締まり開始に先立ち、速度違反があったドライバーについては、間もなく取り締まりが開始されるので、今後、違反を繰り返さないようにとの通達が送られる。
6月1日以降に違反を犯した場合のペナルティーは次のとおり。

最大速度が50キロ制限となっているこの道路で:

*70キロ未満の速度違反をした場合:100ユーロの罰金。
*71〜80キロ未満の速度違反:   300ユーロの罰金と2ポイントの減点。
*81〜90キロ未満の速度違反:   400ユーロの罰金と4ポイントの減点。
*91〜100キロ未満の速度違反:  500ユーロの罰金と6ポイントの減点。
*それ以上の速度違反:         600ユーロの罰金と2か月間の免許停止処分。

スペイン人がスイスに持つ66億ユーロの預金の存在を、ドイツ政府がスペイン政府へ通達

ドイツ政府は、自国民がスイスに隠し持つ銀行口座と預金について調査を進めていたが、その結果として、欧州各国の実情についても多くの事実が発覚し、それらの情報を各国の税務署へ参考資料として提供した。
これによると、スペイン人は2008年11月30日時点で、スイスに66億ユーロの預金を、2006年7月1日時点には86億3400万ユーロの預金を有していた模様。
また、この預金額をヨーロッパ内の他の諸国と比較した場合、スペインは4番目に多い国となっており、トップを切るのがイタリア人で、2位がフランス人、3位が英国人となっている。
尚、ドイツ国民の調査結果は同資料には含まれていなかった模様。


2016年4月21日(木)

マリア―ノ・ラホイ、カルラス・プーチデンモン、初会見

カルラス・プーチデモン氏のカタルーニャ州知事着任以来、同氏とマリアーノ・ラホイ(暫定)首相との初会見が昨日、実現した。
プーチデモン州知事は、予想されていたとおりカタルーニャ独立についてのテーマを持ち出し、カタルーニャ住民による独立の賛否を問う投票を行なう事を提唱したが、ラホイ首相はこの可能性を明確に否定し、カタルーニャはスペインの一部であるとのこれまでの姿勢を維持した。
首相は、カタルーニャがその独立に向けての動きを示す場合には、あらゆる法的手段を講じて、これを阻止する事によってスペインの団結を守ること、また、常に全ての国民に法と憲法を順守させるのが自分の務めである事を強調した。
よって、同テーマについては両者間での歩み寄りは何ら見られなかったが、経済問題や戦争難民問題など、その他のテーマについては、長い間全く対話が無かった両者間に、僅かながらもその再開の兆しが見られ、近日中に副首相と副州知事との会見を行なう事でも意見が一致した模様。

サン・セバスティアンで闘牛開催の賛否についての住民投票

サン・セバスティアンでは、その地方行政をBildu党が担っていた2012年から2014年までの間、闘牛開催が禁止されていたが、2015年にPNV、PSEの連立政権による政治が始まると同時に、また闘牛文化が復活していた。
ところがこの度、同市にある反闘牛団体Orainが地域住民数の5%を上回る署名を集め、闘牛の賛否を問う住民投票の開催を市に申請し、これが受理された。
このため、今年の夏祭に予定されている闘牛は予定どおり開催されるが、その後の闘牛については、夏祭が終わったあと、9月ごろに行なわれる住民投票の結果次第で、その継続の可否が決まる模様。


2016年4月20日(水)

再選挙の可能性濃厚か

去る12月20日に行われた総選挙から4カ月たった今も、未だに暫定政府のままで新政府樹立を成しえずにいるスペインだが、5月2日までに新政府を確立できない場合は、選挙のやり直しとなる。
この最終期限を目前とした今、国王は憲法99条に基づいて最期の調整を試みる事となる。
明日の10時に国会のパチ・ロペス議長から、国王との謁見を希望する各政党の代表リストを受け取る。
国王は今月25日、26日の二日間を使って、同リストに名を連ねた代表者と、議席数の少ない政党から順番に謁見を行ない、最期に去る選挙で最多票を得たPP代表のラホイ暫定首相の番を経て終了となる。
このあと、国王は新政府成立の可能性の有無を国会議長に告げ、可能性がある場合は国会での投票となり、可能性が無いと判断された場合は近代スペインの歴史上初の再選挙となる。

選挙権16歳以上へ拡大に過半数が賛成

ERC党が提案した選挙権の18歳から16歳への引き下げ案についての投票が、昨日の国会で行われた結果、賛成174票、反対144票と、賛成票が過半数を占めた。
反対したのはPPとCiudadanosで、PNVが棄権票。
賛成したのはERC、PSOE、Podemos、DL、Compromis、その他。
しかしながら、スペインでは今も暫定政府による政治が続いており、今回の可決は、来週までに新政府が成立しなければ無効となる。
選挙権の16歳以上への拡大はすでにオーストリア、ノルウェーなどで行なわれている。


2016年4月19日(火)

ポデモス内部投票、PSOE−Cs協定反対90%

新進左派のポデモスは、社労党(PSOE)と新進右派シウダダノスとの協定に賛同するか否かについての内部投票を行なった。
その結果、88.23%が反対を表明、賛成は12%に満たなかった。
一方、ポデモスが提唱する改革政府については91.79%が賛成と答えた。
当初の予想通りの結果となったことを党幹部らは評価しているが、 野党第一党PSOEと新進2党との連立は実質的に不可能となり、 総選挙のやり直しはほぼ不可避とみられる。

マドリッド市、犬の落し物不始末罰則化へ

マドリッドのマヌエラ・カルメナ市長は、飼い犬の糞の始末をしない市民に対して罰金を課す方針であると発表した。
市内2地区で調査を行い、どの時間帯に「落し物」が最も多いかを調査、当初はこの2地区で市警察が公園などを巡回し、違反が見つかれば罰金を課す。
金額は750〜1500ユーロとかなり高額であるが、払えない場合は代わりに週末の清掃作業をするという選択もある。
同市長は糞害を非常に懸念していると述べ、これからも街の美化に力を入れていくとした。

セルバンテス没後400年、地下鉄内でミニシアター

ドンキホーテの作者として知られるミゲル・デ・セルバンテスの没後400年を記念して各地で様々なイベントが開催されている。
マドリッドの地下鉄6番線では、昨日より寸劇などのアトラクションが行なわれている。
同路線のモンクロア駅及びヌエボス・ミニステリオス駅では仮設ステージが設けられ、6分程度の芝居が演じられる。
一方ホームや車内では2分程度(ほぼ一駅の所要時間)の寸劇があちこちで行なわれているが、いずれもセルバンテスの作品、登場人物や舞台などに関連したものであるという。
このイベントは今週金曜日まで開催。


2016年4月18日(月)

DGT、本日よりスピード違反取締り強化開始

総合交通局(DGT)は本日よりスピード違反の取締り強化特別キャンペーンを開始する。
このキャンペーンは24日まで行なわれ、主に一般街道・国道などを中心に取り締まる。
これに先立ち、同局の交通安全担当官が、マドリッド市内で行なわれる式典に参加、このキャンペーンの意図などを説明する。

マドリッド地下鉄ゴヤーソル間一時不通に

マドリッド地下鉄2番線のバンコ・デ・エスパーニャーレティーロ 間で、今朝8時過ぎ架線に不具合が起きた。
これによりこの架線から煙が発生、消防署員らが駆けつけて消火や復旧にあたった。
このため同路線のゴヤーソル間が不通となり、当初は復旧に4時間以上かかると見込まれていたが、午前11時半頃には通常運行に戻った。
同地下鉄によると人的被害は発生していないという。

ナダル、8ヶ月ぶりの優勝

マジョルカ出身のラファエル・ナダル選手が昨日モンテカルロで行なわれたテニスのマスターズ1000の決勝でフランスの選手を破って優勝した。
同選手にとっては8ヶ月ぶりの勝利だが、マスターズでの優勝は2年ぶりとなる。
同選手は、ここ数年故障と不調が続いており、精神的にも不安定な時期があった。
ナダルはラジオ番組のインタビューで、今年に入って登り調子ではあったが、なかなか勝てなかったので、これは必要不可欠な優勝だ。
これから得意のクレーコートのシーズンを迎えるにあたり、願ってもないタイトルである、と語った。


2016年4月15日(金)

ソリア産業・エネルギー・観光大臣 辞任

ホセ・マヌエル・ソリア大臣は、パナマ文書により露呈したオフショアとの関連を認めざるを得なくなり、今朝、閣僚会議が始まる前にマリアーノ・ラホイ暫定首相に辞任する旨を伝えた。
大臣はパナマ文書の内容について全面的に否定を続けていたが、同氏がラス・パルマスの市長の任に付いていた2002年までオフショア金融システムを秘密儀に維持していた事を示す書類をエル・ムンド紙が昨日暴露し、今日、大臣職だけでなく国会議員席、そしてカナリアスPP党首の任など、全てにおいて辞任し、政治活動から退くことを発表した。
これでラホイ氏率いる政府の大臣辞任は5人目となる。

アングロイスの脱線事故についてのEU調査報告の開示を要求

2014年の7月24日に、サンティアゴ・デ・コンポステーラの近く、アングロイスで起きた特急ALVIAの脱線事故について、スペイン国内で行われた調査では、事故を起こした列車の運転手をその唯一の過失者と判断する内容となっていたが、被害者協会はこれを認めず、EUにその調査結果の分析を要請していた。
その分析結果が今年の3月末頃にはまとめられるとの予想であったため、被害者協会はEUに結果の開示を要請。
ヨーロッパ鉄道エージェンシー、セキュリティー部門の責任者であるクリストファー・カー氏は、報告書は出来ているので、委員会からの開示許可が有り次第、情報提供を行なうと返答。
被害者協会は、この調査結果により、80名の死者を出した脱線事故が運転手一人の責任ではなく、スペイン国鉄や国鉄インフラ管理機構にも過失があった事を証明出来る事を期待している。

R・Madrid−M・City、AT・Madrid-B・Munchen

本日、ヨーロッパサッカー・チャンピオンズリーグの準決勝戦の組み合わせが発表となり、4強に残ったマドリッドの2チームは地元勢同士の対戦を免れた。
レアル・マドリッドはマンチェスター・シティーと、そしてアトレティコ・デ・マドリッドはバイエルン・ミュンヘンとの対決となる。
これにより、2014年度にあったマドリッドの2チーム間による決勝戦と言う快挙が再現される可能性が出て来たが、同時に決勝戦にスペイン勢が1チームも残らない可能性もある。
準決勝戦は第1戦目が4月26日、27日に、そして第2戦目が5月3日、5日に行なわれる予定。
また、ヨーロッパリーグの準決勝戦組み合わせについても、同じく4強に残ったスペイン勢同士のつぶし合は回避された。
セビージャはシャクタルと、ビジャレアルはリバプールと対戦する事となり、チャンピオンズリーグ同様に、スペインの2チーム間による決勝戦も有り得る形となった。
ヨーロッパリーグは第1戦目が4月28日、第2戦目が5月5日に行われる。


2016年4月14日(木)

スズメバチのスペイン侵略、年平均50平方キロメートルで拡大

2010年にスペイン国内でスズメバチの存在が初めて確認され、その後、年に50平方キロメートルの速度でその生息地が拡大を続けている。
特に繁殖が目立つのはバスクとカタルーニャで、バスクだけでも過去4年間に6500個の巣が撤去されている。
また、2015年にはビスカイア県で大繁殖があり2180個の巣が撤去された。
現時点でその生息が確認されているのは、バスク、カタルーニャ、ガリシア、ラ・リオハ、アストゥリアス、カスティージャ・イ・レオン、バレアレス、カンタブリア。

サッカー・ヨーロッパチャンピオンズリーグ、マドリッド色濃厚に

ヨーロッパの最強チームが集まって競われるサッカーチャンピオンズリーグの8強に、FCバルセロナ、レアル・マドリッド、アトレティコ・デ・マドリッドとスペイン勢3チームが残っていたが、準々決勝戦でFCバルセロナとアトレティコが対戦する事となり、スペインチーム間のつぶし合いとなった。
レアル・マドリッドは第1戦目にドイツのヴォルフスブルクに2−0で惨敗していたが、一昨日行われた第2戦目で3−0での巻き返しを果たし、アトレティコ・デ・マドリッドは第一戦目でバルセロナに2−1で負けていたものの、昨夜行なわれた第2戦目で2−0で完勝。
スペイン勢同士のつぶし合いにより、準決勝戦にスペインの3チームが残る事は無かったが、マドリッド勢2チームが進む運びとなった。
準決勝戦の組み合わせで再びスペインチームのつぶし合となる可能性があるが、同時にチャンピオンズリーグの決勝戦がマドリッド色一色に染まる可能性も出て来た。
2014年にも、決勝戦がこれらマドリッドの2チームによって行われると言う快挙が実現している。


2016年4月13日(水)

ネット上でのテロ扇動行為により4人を逮捕

治安警備隊は、「アラ―ニャ・オペレーション4」と称して、ネットを介したテロ扇動行為の摘発を行なっていたが、これにより、今回新たに4名が逮捕された。
アラ―ニャと称した第1オペレーション、第2オペレーションが2014年の5月と11月に行われており、当時40名の逮捕に至った。
2015年5月に行なわれた第3オペレーションでは16名を逮捕しており、今回の第4オペレーションを加えて、計60名がカタルーニャを筆頭にムルシア、ナバーラ、ガリシア、バスク、マドリッド、バレンシア、アンダルシアの各州で逮捕されている。

マドリッド、レガネスで第9回フェリア・デ・アブリル

スペイン3大祭りの一つとして知られる「フェリア・デ・アブリル」がセビージャで開催されているが、これに合わせてマドリッドのレガネス市でも、今年で第9回目を迎えるフェリアが行われている。
レガネスにはアンダルシア出身の住民が多く、750人以上の会員数を持つアンダルシア協会他、マドリッド州やレガネス市の諸団体等による共同開催となっている。
同フェリアでは子供達の参加を促すため、11日、12日、13日を子供デーとしており、この3日間はフェリア会場に設置された移動式遊園地の各乗り物を、子供は1ユーロで楽しめるとのこと。
また16日の土曜日には、13時にアルコベンダスやトレス・カントスのロシオ合唱団の公演が、21時にはアンダルシア協会の合唱団の公演が、また、グアダルキビール・イ・アルアンダルース、エル・グルーポ・フラメンコ・デ・カラメロ等の公演がそれぞれ20時、22時に行われる。
最終日となる17日もレレレ・イ・レモリーノ・デル・リンコン・デ・フラメンコ(19時)、シェリッシュ・ロック(22時)などの公演が予定されている。


2016年4月12日(火)

国王、新たに各党党首を招集

スペイン王室は本日、改めて新政府樹立すべく各党党首を招集すると声明を発表した。
招集日は今月25、26日で、その数日前に国王がパッチ・ロペス下院議長と会談し、召集する党首や順番について話し合う。
これまでと同様、国王は招集した党首の意向と十分な支持を得ているかを判断し、それが認められた者には首相候補として議会演説を行なう権利が与えられる。
候補がいないと見なされた場合は再選挙の手続きが進められる。

史上初、タバコ自販機のスト開始

タバコの自動販売機所有者・製造業協会は、本日より史上初となる自販機のストライキを開始する。
このストは大手タバコ製造会社の横暴な商法により販売機の所有者などが存続の危機に遭っているにも関わらず、 タバコ業界を統括する税務省が無関心である事に抗議するもの。
このストにより、スペイン全国にある約15万台の自販機のうち5万台が1週間使用不能となる。
同協会代表は、税務省関係者はこれまでもまったく我々の訴えに耳を貸さず、話し合いを拒否してきた、今回のストも一週間前に通知しているが、全く反応がないと述べており、この状況が続く場合毎月1回のストを行なう構えであると訴えた。

外国人ツーリストに人気のスペイン土産は?

大手土産製造・販売業者によると、近年外国人観光客に最も人気のある土産物は、キーホルダー、マグネットとTシャツであるという。
これらの商品の人気の理由は、値段も比較的手ごろでかさばらないためと見られる。
伝統的な土産物である闘牛やフラメンコの人形は多くの店で売られ続けているが、売り上げは減少しており、観光客はよりモダンで機能的な物を購入する傾向にあるという。
やはり以前は売り上げの高かった刀剣や刃物類は、9.11以降の機内持ち込み制限により激減、またローコスト航空の利用が増加し、 預け荷物の超過料金を避けるため、かさばる買い物をする人も大幅に減少した。
製造・販売側も消費者のニーズを調査し、人気商品や伝統的なものをのぞいて3〜5年ほどで新商品の入れ替えが行われている。


2016年4月11日(月)

マリオ・コンデ元頭取、再逮捕

スペイン治安警備隊は今朝、消滅した大手銀バネストの元頭取で、収賄などの罪で服役したマリオ・コンデ容疑者を逮捕したと発表した。
容疑はマネー・ロンダリングなどで他に5名が逮捕されたが、この中にはコンデ容疑者の息子と娘、さらにその夫も含まれているという。
同容疑者は1987年に同銀行の頭取となり、その経営手腕が評価されたが、1993年に不正が発覚、スペイン最大の金融スキャンダルの渦中の人物となった。
2000年には10年の刑が言い渡され、さらに2年後には服役期間が倍増したが、2005年には刑の一部を終えたとして仮釈放されていた。
今回の容疑はこのバネスト事件の際に不明となった金の一部をスイスなどに隠し、さらにそれを少しずつスペインに再送金していた事による。

パナマ文書、スペイン関係者さらに浮上

一連のパナマ文書事件において、オフショア金融を利用していたとされるスペイン関係者の数はさらに増加している。
この中にはカタルーニャ元州知事の息子で、両親や他の兄弟とともに贈賄などの罪に問われているオレゲル・プジョル氏、やはり汚職疑惑で服役中のミゲル・ブレサ元バンキア頭取、故フランコ将軍のひ孫など政財界の著名人の名が挙がっている。
さらに人気俳優のイマノル・アリアス氏、元バイクの世界選手権チャンピオンとして知られるアレックス・クリビジェ氏、ペルー出身だがスペイン国籍も保有するノーベル賞作家のマリオ・バルガス・リョサ氏など文化・スポーツ関係者も増加している。

マドリッド市と州、メトロ1番線代替サービスの詳細合意

6月18日開始予定のマドリッド地下鉄1番線の大工事において、 市と州の交通担当機関は、地下鉄及びバスの周辺路線の増便や代替バスの運行数で合意に達した。
それによると、地下鉄は2、3、4、5、6、8、9と10番線でそれぞれ27%増便となる。
また代替バスはプラサ・デ・カスティージャからクアトロ・カミーノス便が平均3.5〜4分間隔で運行。
アトーチャ・レンフェーシエラ・デ・グアダルーペ間は3〜5分、コンデ・デ・カサルーシエラ・デ・グアダルーペは4〜5分間隔となる。
さらにこれらの周辺地域を運行するバス路線である10、37、102、143と145番は22〜46%増便される。
この工事はスペインで最も古い路線である1番線のほぼ全域で行なわれる大規模工事で、133日間続く見込み。


2016年4月8日(金)

セウタでISISの旗と武器庫を発見

治安警備隊が麻薬密売組織の捜査を続けていたところ、セウタで拳銃やナイフ、サブマシンガンなどを伴う隠れ家を発見するに至ったが、同時に自称イスラム国ISISの旗も発見された事により、同組織とISISとの関連性についての捜査が開始された。
サブマシンガンについては、これまでにもセウタで摘発されたものに似たモデルで、イスラエル製と見られる。

2月の不動産売買15.8%増

16か月間続いていた住宅物件売買件数の増加が、1月にはマイナス2.9%と一旦落ち込みを見せたが、2月には前年度同時期比較15.8%のプラスと、大きな反発を見せた。
2月に交わされた売買契約は計34771件に達し、過去3年間で最高となった。
この増加に最も貢献したのは中古物件の売買で、21.4%増、26941件となった。
この中古物件には新築物件で建築後、売れずに2年経った物件も含まれている。
一方で新築物件は未だ伸び悩んでおり、2月にはマイナス0.2%、7830件に止まった。
これにより新築物件売買数は22カ月連続でのマイナス値となった。

バスク独立賛成派、更に減少

本日発表のバスク大学が行う世論調査によると、バスクの独立を望まない人々の占める割合は63%に達している。
2015年7月に行われた調査では、この数値が55%だった。
逆に、独立賛成派の比率は2013年の37%から2015年には30%へ、そして昨日の発表では24%と僅か3年の間に大きく後退した。
本日発表された最新の統計は、今年1月19日から31日にかけて、バスクの600世帯を訪問調査して得られたもの。


2016年4月7日(木)

欧州中央銀行、カタルーニャ州の公債をジャンク債に格付け

欧州中央銀行は、カタルーニャ自治州が発行する公債を返済不能レベルに格付けし、同銀行の購入公債リストから除外した。
これによりカタルーニャは、欧州中央銀行からの融資を受けられないスペイン内唯一の自治州となった。

マドリッド州、4世帯に一つが一人暮らし

国家統計局が行った昨日の発表によると、2015年度におけるマドリッド自治州内の各世帯の構成人数は、最も多かったのが2名で全体の30.5%、そしてこれに1名(25.6%)、3名(20.3%)、4名(17.6%)、5名以上(6%)が続いた。
これによると4世帯に一つが一人暮らしの家庭となっており、孤独な生活を送っている住民が多いのが判る。
スペイン全国で見ると、ひとり暮らしをしている人口は450万人以上となっており、その内の40.6%が65歳以上でその大半が女性。
また、65歳未満の一人暮らしについては、その59%が男性となっている。

バスク議会、サッカー場・闘牛場での喫煙を禁止

バスク州議会は、公的施設であるかプライベート施設であるかに関わらず、不特定多数の一般市民がアクセスできる場所での喫煙の禁止を決定。
それらの施設の中には、サッカー場や闘牛場も含まれており、電気タバコについても従来のタバコと同じ扱いとなる。
また飲食業については、出資者の大半が喫煙を認め、その旨が企業規約に明記されていれば喫煙可能であるが、その場に子供が同席している場合は例外としてみなされるとのこと。


2016年4月5日(火)

PSOE、Podemos、Ciudadanos、今週木曜日に三者会談

暫定政府の元、新政府確立の目処が立たないまま110日が過ぎようとしている今、ようやくPSOE、Podemos、Ciudadanosによる3党会談の日程が決まった。
ペドロ・サンチェス氏、パブロ・イグレシアス氏、アルベルト・リベラ氏等各党代表は、4月7日木曜日の16時30分に国会議事堂に集まるとのこと。
3党代表が揃っての交渉はこれが初めてで、選挙のやり直しを避けるためには、タイムリミットである5月2日までに連立政権を確立しなければならない。

マドリッド、10分以内のエリアに電気自動車の充電所を設置

電気自動車の販売が徐々に伸びつつあるのに伴い、マドリッド自治州政府はその普及に合わせた政策を推し進める模様。
具体的には、バッテリーの充電所の充実を目指すもので、どの地点からでも通常速度で10分も走れば必ず充電所があると言う便宜を図り、利用者の充電に関する不安を取り除こうと言うもの。 電気自動車の販売数は、今年3月にこれまでの記録を更新してスペイン全国で559台に達し、今年1月から3月までの3か月間では1055台、前年度比較175%となっている。
また、電気自動車とは別に、ハイブリッド車も3月の一カ月間に2174台、1月から3月の3か月間に6385台の販売を記録。
電気自動車が最も売れているのはマドリッド州で、全体の3分の1を占めている。
しかしながら、電気自動車とハイブリッド車が全体の中で閉める割合はまだまだ僅かなもので、今年の場合で全体の7%程度。
それでも昨年同時期が全体の4%であったのに比べると、2倍近くに増えているのが判る。


2016年4月4日(月)

パナマ・ペーパーズによりピラール・デ・ボルボン、リオネル・メッシーの捜査開始

パナマ・ペーパーズによる騒動が世界に広がる中、スペイン在住の著名人等にも疑惑が広がりつつある。
中でも目を引くのが現国王フェリペ6世の叔母、前国王フアン・カルロス1世の姉のピラール・デ・ボルボン氏で、40年間にわたりパナマ企業、デランテラ・フィナンシエラ社のオーナーとして登録されていた。
同社はフアン・カルロス1世が譲位をした直後に解散手続きが行われていた。
また、スペインリーグのサッカーチーム、FCバルセロナの選手として知られるリオネル・メッシー氏についても、パナマ企業、メガ・スター社のオーナーとして登録されており、その登録日がスペイン国内における裁判で同氏が脱税、マネーロンダリングの疑いで出頭を命じられた直後、その翌日に行なわれていることが注目を浴びている。
これら両氏以外にも、有名な映画監督であるペドロ・アルモドバル氏など、パナマ・ペーパーズのリストに名を連ねるスペイン人やスペイン在住外国人の数も多く、今後も細かな税務調査が進められる模様。

再選挙予想

シグマドス社が3月に行なった世論調査によると、今、再選挙が行われた場合、昨年12月20日に行われた選挙結果と比較して、PPが123議席から128議席へと勢力を伸ばし、PSOEが現状維持、そして前回4位だったC’sが40議席から一機に52議席へと伸ばして第3番目の勢力にのし上がり、前回69議席で第3位につけていたPodemosが49議席まで後退するとの予想。
再選挙でこのような展開となった場合、PPにとって連立政権を組むのに必ずしもPSOEが必要と言う訳では無くなり、PP、C’sによる連立の可能性が浮き彫りとなって来る。
ただし、その場合、C’sが徹底的に否定しているマリアノ・ラホイ氏によるPP党リード継続は考えられず、PPの新しいリーダーが誕生する可能性が高いと言えよう。


2016年4月1日(金)

PP、次期政府に招かれざる置き土産

前与党PPの暫定政府による不安定な政情が続く中、前政府から次期政府へのとんでもない置き土産が発覚した。
2015年度の財政収支についてPPが一切明かしていなかった事実が露呈し、これにより2016年度には財政赤字を国民総生産の5.16%から2.8%まで下げなければならず、金額にして236億ユーロの節約が必須となる。
これは2012年度にPPが財政赤字を是正するために行った強硬策と同様の措置を必要とするもので、次期政権を担う政府は税金の引き上げに加え、医療や教育など、国民の生活にとって基本と言える分野での予算切り下げを余儀なくされる事を意味する。
12月に行われた総選挙のあと、新政権の確立が見られず、未だ暫定政府の状態が続いているが、選挙後、通常の流れで新政府が確立していれば、今頃は新政府が前PP政権からの爆弾土産に唖然とさせられていた事になり、今回の財政赤字露呈によるPPへの信頼度ダウンは大きい。

バルセロナ地下鉄、クラシコの日に合わせてストライキ

明日、土曜日の夜にスペインリーグサッカーの目玉試合とも言えるバルサ 対 レアル・マドリッドの試合が行なわれるが、これに重なってバルセロナ地下鉄のストライキが予定されている。
バルセロナの地下鉄労働組合によるストは今年に入ってこれで4度目を迎えるが、未だ解決を見ずにいる。
今回のストでは、時間帯によってミニマムサービスの内容が異なるが、最もサービスが減少する時間帯で、通常の僅か20%の運行となる。
このため、当日はかなりの混乱が予想される。


2016年3月31日(木)

バルセロナ、マドリッド、不動産価格急上昇

2007年に始まった経済危機以来、スペインの不動産価格は下落を続けたが、幾つかの州ではすでに再浮上を開始している。
中でも2大都市マドリッド、バルセロナにおける高騰は顕著で、今年第1・四半期には前年度同時期比較でそれぞれ7.5%、9.2%のプラスとなり、全国平均の1.4%を大きく上回った。
また、これら両都市は昨年第4・四半期においてもそれぞれ7%、8.2%の上昇となっており、これにて6カ月連続での大幅な上昇を示した。
これら2大都市に続いたのがバレアレスの3.8%、カスティージャ・ラ・マンチャの3.5%、カナリアスの2.4%。
また、今年第1・四半期からアストゥリアス(+2.2%)、ラ・リオハ(+2.2%)、バスク(+0.4%)が上昇グループの仲間入りとなり、経済危機が始まって以降初めて、回復を見せる自治州の数がその他の州の数を上回った。

各地で大雪、強風、波浪警報

気象局は、スペインの北部を中心に各種注意報や警報を発している。
カンタブリア、ブルゴス、レオン、パレンシア、アストゥリアスでは25センチ以上の積雪の可能性があるとして大雪警報が、カステジョン、タラゴナでは風速100Kに達する強風警報、ジロナでは波浪警報が出されている。
また、アビラでは大雪注意報が、セゴビア、ソリアでは風速80キロの強風注意報が出されており、ブルゴス、レオン、パレンシアでは標高700Mあたりから雨が雪に変わるとのこと。


2016年3月30日(水)

2月の外国人ツーリスト数、370万人

スペイン経済に大きく貢献している観光業は更に躍進を続け、今年2月にスペインを訪れた外国人観光客の数は昨年同時期と比較して13.7%増の370万人となった。
11.2%増だった1月と比較しても更に増加傾向を示しており、1月、2月の2か月間トータルとして前年度と比較した場合、12.5%増しの720万人に達した。
国籍別に最も多かったのがイギリス人で80万人を上回り、前年度比17%のプラスとなった。
これに続いたのが50万人を上回ったフランス人ツーリストで前年度比8.5%増し、そして7.4%プラスでドイツ人ツーリストが48万人に達した。

経済危機勃発以降、自殺者数20%増加

スペインにおける2014年度の自殺者数は3910名に達した。
1日平均にして10名以上が自殺している事になり、自然死を除くと、交通事故死者数を上回って自殺が死因のトップとなっている。
また、経済危機が始まった2007年と比べると20%増となっており、同統計が取られ始めて以来の最悪の数値となった。

マドリッド、カサ・デ・カンポでイルカの死骸発見?

昨日(3月29日)、マドリッド市にあるカサ・デ・カンポ公園内でイルカと思われる生物の死骸が発見された。
発見したのは昨日の午後、犬を連れて付近を散歩していた市民で、犬が金網に巻かれた何かが地中に埋もれているのを見つけたとのこと。
現場の近くに動物園があるが、行方不明になったイルカの報告は無いため、動物園から盗まれたものでは無い模様。
警察では死後、どの程度の時間が経過しているのか、また動物虐待や違法輸入などの疑いがあるかどうか捜査を開始。


2016年3月28日(月)

セマナ・サンタ休暇、交通事故による死亡者数36名

セマナ・サンタの連休に合わせ、交通局では去る18日金曜日の正午12時から特別取り締まり体制を布いているが、昨日、日曜日の20時までに起きた死亡事故は23件で、死亡者数は36名に達した。
特別取り締まり体制は2回に分けられており、1回目は約345万台の移動が予想された3月18日の正午から20日の24時まで続いたが、その間に12件の死亡事故があり、これにより24名が死亡。
2回目は23日水曜日の正午から始まっており、今日、月曜日がバレアレス、カタルーニャ、バレンシア、ナバーラ、バスク、ラ・リオハなど、幾つかの州で休日となっているため、本日の24時まで続けられるが、約1105万台の移動が予想されているこの期間の中間報告として、すでに11件の死亡事故、12名の死亡者が報告されている。

2015年、電気代未納による送電停止件数50万件以上に

電気代未納により、電力供給を止められる世帯の数は2年間連続で減少を続けていたが、2015年度は前年度比5.9%の増加となった。
スペイン国内の電力供給の約80%を占める大手、エンデサ社とイベルドロラ社の2社が提供する情報によると、2015年に両社が送電停止を行なった件数は、実に50万件を超える506.481件にのぼったとのこと。
残る大手、ガス・ナトゥラル・フェノサ社は、同情報の公表は行っていない。

新政府成立の目処立たず

12月20日の選挙が終わって以来、99日が経過した今日、未だに各政党間の交渉は進まず、新政府樹立の目処は立っていない。
新政府を立てるための期限は5月2日となっており、残り35日と迫って来ているが、今後予定されている政党間の会見と言えば、3月30日に行われるペドロ・サンチェス氏とパブロ・イグレシアス氏による会見のみで、両者間の意見の相違はあまりにも大きく、妥協が生じる可能性は極めて低い。
5月2日までに新政府が成立しなかった場合、6月26日に再選挙が行われることとなる。


セマナ・サンタの連休のため、3月27日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年3月23日(水)

ベルギーで指名手配中のジーハディスタ、スペインとの関連は認められず

ベルギーの警察は、ブリュッセルで起きたテロの実行犯と何らかの関係があると思われる人物リストを作成し、これをヨーロッパ各国の警察へ提供した。
スペイン警察はこれを受け、スペイン政府が把握しているテロリスト名簿と照合し、今回のブリュッセルでのテロと関連性があると思われる人物がその中にいるかどうかを確認したが、一致する人物は見当たらなかった。
一方、ベルギー警察からの情報と照合した結果、ドイツでは関連を持つ人物が存在する事が判明。
ドイツでは、11月13日に起きたパリでのテロの際もそれにつながる人物の存在が判明しており、ヨーロッパ全域にまたがって活動しているジーハディスタ組織が存在する可能性があると考えられる。

時速297Kで暴走、3600ユーロの罰金

昨日、マドリッドで時速297Kで暴走中にスピード違反取締用レーダーに捉えられ、逮捕された男性(36歳)に対し、今朝行なわれたスピード裁判で、3600ユーロの罰金と1年間の免許取り消し処分が言い渡された。
2015年度にレーダーによって告発されたスピード違反件数は382502件で、1日平均1000件以上にのぼる。
また、これらの罰金によりスペイン内務省は計4000万ユーロの収入を得ている。


2016年3月22日(火)

ブラッセルでのテロを受け、スペイン政府、本日午後に緊急会議

今朝、ブラッセルで起きたテロがISISによるものである可能性が高いとして、マリアノ・ラホイ率いるスペインの暫定政府は、現状の対テロ警戒態勢「レベル4」を維持すると共に、本日午後に内務省緊急会議と対ジーハディスタ協定会議を招集した。
ジーハディスタ協定会議には、同協定にサインをした全ての政党が出席すると共に、唯一サインをしていない政党、ポデモスも傍聴人として代表を送る模様。
現時点でブラッセルでのテロ被害者の中にスペイン人が含まれるかどうかは不明。
スペインでは、2015年1月にフランスの雑誌社Charlie Hebdoがテロに襲われた時から、最大レベルから2番目のテロ警戒体勢「レベル4」が維持されている。(レベル5はテロ発生時にのみ発令される)

マドリッドで速度違反、177キロオーバーで逮捕

昨日、マドリッドの有料道路R4号線で治安警備隊が速度違反取り締まり用のレーダーを積んだパトロールカーを設置し、待機していたところ、車種も色も確認出来ない程の猛スピードで走り去る車があった。
すぐにコンピューターに記録された画像を見ると1台のポルシェの姿が捉えられており、走行速度は速度制限(120K)の約2.5倍にあたる297Kだった。
その後すぐに運転手は逮捕されたが、治安警備隊によると、少なくともこれまでのマドリッドでの速度違反の中では、177Kオーバーの時速297Kと言うのは最悪の記録で、恐らくスペイン全国でも過去に例は無いと思われるとのこと。


2016年3月21日(月)

フランス管制塔員スト、スペインの空港にも大きな影響

セマナ・サンタの連休に合わせる形で、フランスで空港管制塔員等によるストライキが行われているが、スペイン、ドイツ、イタリアなどの空港にも大きな影響が出ている。
昨日、日曜日から始まったストは今日で二日目を迎えるが、スペインでは本日月曜日、午後2時までに240便がフライトキャンセルとなった。
その内、40便がフランス発、またはフランス行きの便で、その他がそれ以外の発着便。
スペインで離着陸を行なうフライトには様々な路線があるが、その中にはフランス領空を通過するものも多く、同国の管制塔員ストがあると、それらのフライトにも大きな影響が生じることとなる。
影響を受けた空港はバルセロナのエル・プラッツ空港で、フランスとスペイン結ぶフライトが16便、その他のフライト53便がキャンセルとなった。
またマドリッドのバラハス空港でもそれぞれ14便、16便の計30便がキャンセルとなり、セビージャで12便、マラガでも27便がキャンセルとなった。

バレンシア火祭り、760の作品が灰に

去る19日、サン・ホセの祝日にクライマックスを迎えたバレンシアの火祭りでは、その夜中24時を過ぎた頃から火がつけられ、計760体の作品が灰となって散って行った。
バレンシアの火祭りは、ユネスコの無形世界遺産指定を受けようと5年前から準備を進めており、今年の11月にユネスコの判断が下される事となっているため、11月に世界遺産指定を受ける事となれば、今回の火祭りが世界遺産指定を受ける前の最期の火祭りとなる。


2016年3月18日(金)

カタルーニャ、独立手続きを進める一方で中央政府に経済援助を要請

米国大手格付け会社、スタンダード&プアーズ社(S&P)がカタルーニャ自治州を最悪のカテゴリーであるSD(セレクティブ・デフォルト=選択的債務不履行)リストに含めることを事前通知した事により、カタルーニャ自治州とスペイン中央政府はこれを避けるための手段を講じる必要に迫られている。
SDリストに名を連ねる事となった場合、カタルーニャ自治州政府が事実上、経済破綻している事を裏付ける根拠となり得るため、カタルーニャだけでなく、スペイン全体への経済的信頼度が落ちる事となる。
これを避けるため、カタルーニャ独立問題が広がる中、直接会見を避けていたカタルーニャ首脳陣と中央政府閣僚との会談が昨日、行なわれた。
会談はカタルーニャ州財務副局長のオリオル・ジュンケラス氏とクリストバル・モントロ財務大臣との間で行なわれ、ジュンケラス氏は10億5千万ユーロの前倒し融資を要請。
これに対しモントロ財務大臣は、当面3億5千万ユーロについてのみ了承し、カタルーニャ救済は行なうが、その状況を監視しつつ段階を踏みながら行なう旨のニュアンスを持たせた。
ジュンケラス氏は現在、カタルーニャ独立を率先して進めている独立派首脳陣の一人で、財務大臣に救済を乞う前日に、憲法違反である事を承知の上、スペインから独立するための準備の一つとして、カタルーニャ独自の財務省設立の草案作りを開始したばかり。


2016年3月17日(木)

セマナ・サンタ明けの月曜日にもRENFEストか

スペイン国鉄RENFEの労働組合は、セマナ・サンタの連休が始まる前日、3月23日の水曜日に24時間ストを予定しているが、今後、RENFEとの交渉が難航した場合、更にセマナ・サンタ明けの3月28日、「復活の月曜日」にも運転手組合が24時間ストを行なう事を通達。
スペイン全国的にはセマナ・サンタの連休が27日の日曜日に終わるところが多いが、カタルーニャ、バスク、ラ・リオハ、ナバーラ、バレンシア、バレアレスなどの幾つかの州では、28日の月曜日も祝日となっている。


2016年3月16日(水)

S&P、カタルーニャに対し、セレクティブ・デフォルトの格付けか

政府筋よりエル・ムンド紙が得た情報によると、米国大手格付け会社、スタンダード&プアーズ社からカタルーニャ州とスペイン中央政府に対し、カタルーニャ自治州の債務返済状況についてSD(セレクティブ・デフォルト=選択的債務不履行)の格付けを行なう予定であるとの通達があった。
SDは最低のカテゴリーで、近年ではギリシャ、ウクライナ、アルゼンチンなどに対して出された評価。
同決定は去る4日に行われたが、カタルーニャ自治州からの要請により、その公表まで2週間の猶予が置かれる事となった。
同社の格付けが常に正しいものでは無いとしても、世界の投資家達にとっての重要な指標となっているため、これが正式に発表されるとカタルーニャ州が経済破綻したとの認識が広まり、同州への投資だけではなく、スペイン全体への投資が滞る原因となり得る。

スペイン政府、難民の集団追放に反対

明日、ブラッセルで行われる欧州理事会で、スペインのラホイ暫定首相はトルコへの難民の集団追放について反対の立場を示す模様。
スペイン政府としての反対の姿勢は本日の国会で全党の合意を得たもので、亡命者に対する国際法に反する全ての行為について反対を示すものである。


2016年3月15日(火)

メリージャで地震 マラガでも揺れ

本日早朝、アルボラン海、メリージャから79キロの地点でマグニチュード5.6の地震が観測された。
震源地は地底10キロとのこと。
また、その数分前にもメリージャから75キロのアルボラン海域でマグニチュード4.8の地震が観測されており、マラガでも揺れが感じられた。
現時点ではこれらの地震による物理的、人的被害は不明。

カタルーニャ財政、独立案宣言後、過去最悪に

2015年の第4四半期、カタルーニャ自治州が負う借金は第3四半期よりも更に5%増しの722億8300万ユーロに達し、過去最悪の記録となった。
カタルーニャも含め、自治州の借金が700億ユーロの壁を越えるのは初めてのこと。
カタルーニャ州政府は昨年11月9日にスペインからの独立推進案を可決し、1年以内の独立を目指す事を宣言したが、その直後からカタルーニャ財政赤字は急増の一途と辿る事となった。
同州が負う借金の60%はスペインの国家から借り入れしたもので、その金額は432億4300万ユーロにのぼる。
また、スペイン国内金融機関からの借り入れが114億5900万ユーロ、外国籍金融機関からの借り入れが65億500万ユーロとなっている。
カタルーニャ州に続いて借金が多いのはバレンシア州で417億5300万ユーロ、そしてアンダルシアも初めて300億ユーロの壁を越えた。


2016年3月14日(月)

闘牛界、闘牛文化の尊重を呼びかけ

スペイン3大祭りの一つとして知られる火祭りに世界中から多数の人々が集まる中、バレンシアでは昨日、闘牛文化の尊重を訴える大集会が行われた。
近年、スペイン各地で闘牛廃止の傾向が広がっており、闘牛の禁止や闘牛への補助金の削減・廃止と言った政策をとる地方行政も多く見られる。
そう言った中で、昨日、全国の闘牛ファンは勿論、ホセ・トマス、エル・フリ、ホセ・マリア・マサナーレス、セサル・リンコン、エンリケ・ポンセ、ダマソ・アロンソ、モランテ・デ・ラ・プエブラなどの名闘牛士を筆頭に多数の闘牛士や闘牛牧場主他、業界人等が終結し、闘牛文化への尊重を求める初の大集会が催された。
これに合わせ、動物愛護の立場を掲げて闘牛に反対する勢力もバレンシアの中心部に集結し、闘牛を擁護する人々に対し「人殺し!」と言う叫びと共に闘牛廃止を求め、昨日、バレンシアの中心部は二つの勢力に分断された。

セマナ・サンタに合わせ、RENFEスト

労働組合CCOOは、セマナ・サンタの連休開始前日にあたる3月23日の聖水曜日に、スペイン国鉄RENFEの24時間ストを招集した。
これはRENFE、ADIF(スペイン鉄道整備事業団)、そして中央政府と労働組合との間で昨年12月に交わされた約束事が遂行されていない事に対する抗議スト。
RENFE、ADIFは900名の新規雇用を約束したが実際にはこれが全く行われておらず、労働組合側は、今回のストを回避するための条件として、900名の新規雇用の遂行を求めている。


2016年3月11日(金)

ラホイ暫定首相、11−M追悼式に初めて列席

アトーチャにおける3.11列車テロ事件から12年がたった今日、マドリッドの中心、プエルタ・デル・ソル広場において犠牲者の追悼式が行われたが、今回初めて、全ての犠牲者協会がこれに出席し、また、ラホイ首相も初の列席となった。
これまで政府の代表としては内務大臣、法務大臣などが出席するのみで、首相の出席は今回が初めて。
また、テロの犠牲者やその遺族らによって構成される幾つかの協会についても、その代表等の姿が全員揃ったのは今年が初めてのこと。
一方で、PSOE代表のペドロ・サンチェス氏、ポデモス代表のパブロ・イグレシアス氏は別途、アトーチャ駅で労働組合UGT、CCOOなどによって行われた追悼式に参加。
その中でペドロ・サンチェス氏は、自らが首相になった時には、全ての被害者協会、全ての政党が一同に集まれる追悼式にしたいとコメント。

メディナ・アサアラ、世界遺産候補に

スペイン文化省管轄の機関、歴史遺産審議会は、コルドバにある遺跡群「メディナ・アサアラ」を、スペインからの唯一候補としてUNESCOの世界遺産指定候補リストに挙げる事を決定した。
メディナ・アサアラは、広大な面積にわたる10世紀に築かれた街の遺跡群で、過去にも世界遺産候補としてリストアップされていたが、遺跡群の周囲の無計画な開発がUNESCOから否定的な評価の対象となっていた。
その後、コルドバ市行政やアンダルシア州政府は、周囲の開発に対する制限を設けるなど準備を進めて来たが、今回、改めてスペインからの唯一の候補としてUNESCOに申請する事を決定した。


2016年3月10日(木)

ジカ熱患者が出産、 生まれた子に小頭症認められず

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大学病院で先月末、ジカウィルスに感染した女性が出産(早産)したが、生まれた子に小頭症の症状は見られなかった。
女性は妊娠4〜5カ月の時期にベネズエラに滞在しており、その時に皮膚の痒みと軽い発熱があったとのこと。
スペインへ戻り、先月末に早産となる可能性があったことからサンティアゴの病院を訪れた際、ジカウィルスに感染している事が確認された。
現在、スペイン国内で確認されているジカウィルス感染者数は38名で、その内、妊婦は4名。
マドリッドに2名、バルセロナに2名で、サンティアゴにいた残りの1名が今回、最初に出産した女性。

マラガで地震、マグニチュード4.5

本日(10日)0時45分ごろ、マラガ付近で地震が観測された。
震源地となったのはアルボラン海、地下22キロの地点でマグニチュードは4.5。
マラガ、エステポナ、フエンヒロラ、トロックスなどの住民から揺れを感じたとの通報が寄せられた。
その後、何度かに渡って余震が続いたが、最も大きかったのは今朝7時数分前にあった余震で、マグニチュード3.3だった。
最近、アルボラン海付近での地震が相次いでおり、最も大きかったのは1月25日に観測されたもので、マグニチュードは6.3だった。


2016年3月8日(火)

カタルーニャ議会、スぺインからの独立準備開始にゴーサイン

カタルーニャ州議会は本日、スペインから独立するために必要な3大テーマ(治安制度、法制度、税務制度)をまとめた原案作成を開始することを可決した。
これに賛成したのは連立政権を組むJunts pel Si と Cup の議員のみで、その他の政党は全て反対票を投じたが、過半数に達する与党の賛成票のみにより可決される事となった。
カタルーニャ州は原案作成を可能な限り内密に行ない、その内容が外部へ漏れないようにする事によって中央政府や憲法裁判所からの妨害を防ぐ構え。
最終的にその内容が隠し切れなくなる時には、すでにそれが公式発表される時で、独立に向けての現仮州政府の任期が終了となるタイミングと一致させようと言う意図が伺われる。

スペインに持ち込まれるイミテーション製品の77%が中国から

2015年度に税関チェックで摘発されたイミテーションの80%近くが、中国から持ち込まれたものだった。
2012年度統計でも同様に中国からの持ち込みが77%を閉めていたが、2013年度、2014年度にはこれが66%に減り、そして2015年度にまた77%に増加した事から、2013年、2014年は摘発を逃れるため、スペインへの輸出ルートに変更が加えられた事、また、何らかの理由で2015年には再び以前と同様のルートに戻った事が考えられる。
2012年と2015年にアフリカ経由でスペインに持ち込まれたイミテーション製品が全体の僅か2%であったのに対し、2013年、2014年については30%近くに達していた。


2016年3月7日(月)

バレンシアで闘牛文化を守る大集会

祭りと言えば闘牛が連想されるほど、スペインでは歴史的に祭りと闘牛は切り離せないほどの密接な関係があったが、近年、この伝統文化である闘牛が社会的圧力を受け、その存続が危ぶまれつつある。
そう言った中、スぺイン3大祭りの一つ、バレンシアの火祭り「ファジャス」に合わせて、闘牛文化を守るための大集会が予定されており、スペイン全国は勿論、世界各国から闘牛関係者や闘牛ファン、報道陣など4万人以上が集まる事が予想される。
大集会は今月13日に行われ、著名闘牛士のほとんどが参加を予定しており、闘牛士エンリケ・ポンセ氏が闘牛文化擁護を要求する文書を読み上げるとのこと。

ソル広場でラテン系グループによる衝突、1名死亡

去る土曜日の23時ごろ、マドリッドの中心部、国鉄近郊線のソル駅付近で複数のラテン系グループによる衝突が始まり、そのまま騒ぎはソル広場一帯に広まった。
これにより20歳前後の青年1名が死亡し、また18歳程度と見られる青年1名が重症とのこと。
どちらも身分証明書を携帯していなかったため、正確な年齢他、身元の確認が出来ていない。


2016年3月4日(金)

憲法裁判所、カタルーニャ憲法草案作成プロセスへの対応を検討

昨日、憲法裁判所はカタルーニャ議会に対し、判決に従わなかったとして適切な処分を科すための手続きを開始することを発表した。
カタルーニャ議会は昨年11月9日の州議会においてカタルーニャ独立プロセスの開始を決議したが、憲法裁判所はこれを違憲として無効判決を下した。
ところがカタルーニャ議会は、スペイン国憲法への不服従を宣言し、今年1月28日にカタルーニャ憲法草案作成プロセス委員会を設置。
これに対し、マリア―ノ・ラホイ暫定首相率いる中央政府は国家に対する直接的な反逆行為であるとして同委員会の違法化と解散判決を要請し、これを認めた検察庁は憲法裁判所に対し、このままの政策を続行する事がもたらすであろう事態について、カタルーニャ議会のカルメ・フォルカデル議長に対し明確に通達するよう求めた。
憲法裁判所はこの要請を却下したが、PP党が行った法改正による新法の適用を認めたことにより、カタルーニャ議会に対し、同裁判所による判決を無視した事による何等かの処分を下さねばならない。
憲法裁判所からの処分が下されるまでは、カタルーニャ憲法草案作成プロセス委員会はその活動を続ける事が可能であり、間もなく3月8日にその第一回目の会議が招集されている。

バレンシアでヨーロッパ最大の水族館、リニューアルオープン

バレンシアにあるヨーロッパ最大の水族館、エル・オセアニック・デ・バレンシアは、そのオープン後13年が経つ今、1カ月間の改装工事を終えて再オープンした。
改装工事に要した費用はおよそ900万ユーロ。
バレンシア州としては、年間入場者数100万人を超える観光スポットにしたいとのこと。


2016年3月3日(木)

バスクの過激派リーダー、アルナルド・オテギ氏、刑期を終え出所

バスク愛国左翼政党、アベルツァレのリーダーであるアルナルド・オテギ氏は、違法判決を受けたバタスナ党をテロ組織ETAの協力の元に復活させようとした罪で投獄されたが、6年半の刑期を終え、昨日の午前9時前にログローニョの刑務所から姿を現した。
同氏を支持する人々、およそ200人が彼の出所を祝うべく刑務所の出口に詰めかけ、彼が姿を現すと、拍手と共に「バスク独立! 服役中のバスク人の解放を!」などの叫び声が上がった。
オテギ氏は、集まった大勢の報道陣に対し、「ここに見られる沢山のカメラこそが、この国に政治犯が存在する事を証明するものである」と述べた。

バレンシア火祭り、5000人の警備

先月28日に始まったスぺイン三大祭の一つ、バレンシアの火祭りでは、5000人を動員した特別警備体制が布かれる模様。
昨年と比較して20%の増強となるが、これは昨年6月よりジーハディスタによるテロ特別警戒体勢が続いていることと、火祭りのクライマックスとなる3月19日が土曜日と重なっていることから、より多くの人出が予想されるためとのこと。
また、地方警察による警備だけでなく、今回初めて、国家警察もその警備に参加することとなり、国家警察が上空からヘリで撮影する映像も地方警察へ直接送られるようになる。


2016年3月1日(火)

路上駐車料金、自治体で格差

消費者団体OCUはパーキングメーターでコントロールされる路上駐車の現状を調査した。
それによると、2時間あたりの料金が最も安いのはパレンシア、アビラ、シウダ・レアル、ハエン、セウタとサモラで0.60〜1.15ユーロだった。
これに対し、最も高いのはバルセロナ、サン・セバスチャンとマドリッドで、特にバルセロナでは2時間の料金が最高で6ユーロに達する場合があることがわかった。
OCUではこれらの都市では屋内の監視付き駐車場と料金が殆ど変わらず、しかも2時間ごとに移動させる必要もないことを挙げ、料金体系の見直しを要求している。
また、その地区の居住者に対する待遇も自治体によってまちまちで、非居住者との区別がほとんどなかったり、煩わしい手続きが必要な場合もあり、こちらも改善を求めている。

16県で悪天候による警報・注意報

気象局は本日16県に高波や強風などによる警報・注意報を発令した。
それによると、ジローナとメノルカ島には高波警報がでており、波の高さは最高4〜5メートルに達する見込み。
またレリダでは山間部で雪崩や凍結の危険性があるほか、強風注意報が出されており、最高風速は80キロに達する模様。
さらにピレネー山脈のナバラ側やカスティージャ・イ・レオンの各県でも強風及び路面凍結による注意報が発令されている。

ティッセンでワイエス親子展開催

マドリッドのティッセン・ボルネミサ美術館では本日よりアンドリューとジェイミー・ワイエス親子の特別展を開催する。
ワイエス親子はアメリカン・リアリズムを代表する芸術家で、彼らに焦点をあてた特別展はこれがヨーロッパ初となる。
父親のアンドリューはアメリカン・リアリズムの第一人者として知られ、息子のジェイミーも早い時期からその才能を発揮、JFKやアンディ・ウォーホールなどの肖像を手がけている。
この特別展は6月9日まで開催される。


2016年2月29日(月)

各地で大雪による被害

先週末イベリア半島北部を中心に降った大雪のため、山間部などで通行止めが相次いだ。
特に影響を受けたのはカスティージャ・イ・レオン西部であったが、他にアストゥリアス、カンタブリアやナバラなどでも多くの街道が通行止めとなった。
またアラゴンとナバラでは強風などにより約2000戸の家屋で停電が起きた。
さらにカステジョンではハイキング中の女性2名が突然の嵐で遭難し、救助隊が捜索していたが、昨日遺体で発見された。
本日は悪天候は全国的に治まりつつあるが、低気温は続いており道路の凍結などに十分注意するよう各自治体が呼びかけている。

マドリッド地下鉄、年末に空港線も工事

マドリッド地下鉄は、年末頃に市内と空港ターミナルを結ぶ8番線の工事を行なうと発表した。
工期は2〜3ヶ月になるとみられるが、開始時期や全線を一斉に閉鎖するかどうかは未定という。
同地下鉄によると8番線の利用状況は年間を通じてほぼ同じであるため、工期を特に夏休みシーズンに設定する必要なないとみている。
この工事はすでに発表されている1番線の工期とは重ならないが、空港線のため観光客への影響が懸念される。

Cロナ、チームメイトに発言を釈明か

先週末、試合後の発言が話題となっているスペイン・リーグレアル・マドリッドのクリスティアーノ・ロナウド選手。
スポーツ紙などの報道によると、この発言についての説明を電話や携帯のメッセージなどでチームメイトに行ない、さらに本日も練習時に直接会って話しをするという。
リーグの優勝争いで2位につけているライバルのアトレティコに負け、優勝は絶望的となった3位のレアル。
試合後ミックス・ゾーンに現れたロナウドは、マスコミは皆自分の調子が悪いと批判するが、(チームメイトが)皆が自分のレベルにあれば我々は今1位につけているはずだと述べた。
チームの良い選手(ベイルやベンゼマ)は負傷しているし、ヘセなどが悪いプレーヤーとは言わないが、、、などと続けた。
この発言が批判されたため、 その後一部のスポーツ紙にはレベルとは選手としてのレベルではなく体力的な点であると釈明している。


スタッフのバカンスのため、2月28日までニュースはお休みとさせていただきます。


2016年2月23日(火)

バレンシアの判事、元市長の汚職関与追及へ

バレンシア市と民衆党(PP)をとりまく一連の汚職事件について、担当判事は、リタ・バルベラ元市長の特権についての証明を提出するよう上院議長に要請した。
元市長は前回の地方選挙で敗北後、党より上院議員の常任補欠に任命。
その後数々の市を取り巻く汚職疑惑が発覚、特にタウラ事件では、PP選出の同市会議員全員が捜査の対象となったが、上院議員の特権を持つバルベラ氏は捜査の対象になっていない。
議員特権の証明を得ることで、通常の捜査が適用できないバルベラ氏の件を最高裁に委ねる狙いがあると見られる。
バルベラ氏は同市長を24年間勤めたが、贈賄などへの関与を一切否定している。

バルセロナ市、本日はバスのスト

携帯端末などの国際見本市ワールド・モバイル・コングレス開催中のバルセロナで、本日は市バスのストライキが行われている。
時間帯は午前9時〜11時と午後7時半〜9時半の間で、ミニマムサービスは30%となっている。
現在の所大きな混乱はない模様であるが、労使交渉に進展がみられなければ今週木曜日にも行なわれる予定。
バルセロナでは地下鉄の労使交渉も昨日決裂したため、明日再び地下鉄のストが行なわれる見通し。

国王杯決勝開催はビセンテ・カルデロン

スペインサッカー協会は昨日の会議で、今季の国王杯決勝開催地をアトレティコ・デ・マドリッドの本拠地であるビセンテ・カルデロンスタジアムに正式決定した。
日程は当初予定していた5月21日土曜日ではなく、翌日22日となった。
これは決勝に進出したセビージャがヨーロッパ・リーグにも参加しているため、こちらの決勝を戦った場合、ほとんど国王杯の準備期間がないためという。
対戦相手のFCバルセロナは、収容人数の多いスタジアムを希望しており、当初はレアル・マドリッドのサンティアゴ・ベルナベウも候補に上がっていた。


2016年2月22日(月)

マドリッド州、地下鉄ソル駅のスポンサー契約継続せず

マドリッド州は、現在地下鉄ソル駅に適用されているスポンサー契約を原則継続しないことを表明した。
州の交通担当官であるペドロ・ロジャン氏は、先週新たに設置されたソル駅のエレベーターを視察した。
その際同駅のスポンサー契約に触れ、マドリッドを象徴するこの駅に特定企業名がつけられるのはふさわしいくないと述べた。
また巨額の契約が持ち上がれば別だが、そのような話は今の所ない、とつけ加えた。
ソル駅及び2番線は、前政権時代に大手通信会社と3年契約を締結し、年間100万ユーロでこの会社の名前が同駅と2番線につけられているが、今夏で終了する。

バルセロナ地下鉄スト初日、各地で混雑

バルセロナ地下鉄で本日と水曜日に予定されているストライキは、労組側の発表によると参加率は100%であるという。
現在の所大きな混乱はおきていないが、ラッシュアワーの運行状況は通常の50%で平均18分間隔の運行であったため、駅ホームや車内は多くの通勤客らでごった返した。
一方、ワールドモバイルコングレス主催者はストを見越して市内各地から見本市会場へのシャトルバスを大幅に増便した。
しかしながら、これらのバスや自家用車の増加、さらに早朝に起きた交通事故の影響で一時15キロの渋滞が発生した。

イケル・カシージャス、バンキア告訴を続行

サッカースペイン選抜主将でポルトガルのオポルトGKのイケル・カシージャス選手は、大手銀行バンキアとの裁判を続行すると発表した。
カシージャスは同行の不正株販売の被害者の1人であり、昨年10月には個人及び経営する会社を通じてバンキアを告訴すると発表した。
先日バンキアは株購入で損害を受けた全ての顧客に全額返金すると発表したが、それには年1%とされた利子は含まれていない。
カシージャスは裁判に勝利した場合、その利益はカシージャス財団で選手育成などのために利用すると述べている。


2016年2月19日(金)

バルセロナRENFE、2月26日にスト

バルセロナで働くスペイン国鉄RENFEの従業員およそ850名が、今月26日に23時間ストを予定している。
本来、バルセロナで行われるモバイルワールドコングレスの最終日前日にあたる24日に地下鉄ストと合わせて行なわれる予定だったが、手続き上の遅れから26日の決行となる模様。
このストは、国鉄スタッフが利用者から暴行を受ける事件が続いた事から、スタッフの安全の確保を求めて行われるもの。
また、国鉄関連工事を担当しているADIFも今月22日、25日、来月4日、11日に部分ストを、そして来月18日には23時間ストを予定している。

サッカー国王杯決勝戦での国歌へのブーイングは表現の自由

昨年度サッカー国王杯決勝戦は、バルセロナのサッカー場カンプ・ノウでバルサとアスレティック・デ・ビルバオの両チームで行われたが、その試合前に国歌が流れる際、これが聴こえないようブーイングを行なうよう、スタジアムの周囲では試合前からおもちゃのラッパやホイッスルなどが大量に配布された。
結果、実際に国家が流れた時にはその音が全てかき消されるほどの騒音の渦となったが、これに対し、一部の団体が国家のシンボルである国王に対する侮辱であるとして裁判を起こしていたが、国家裁判所はこの時のブーイングは表現の自由であり、表現の自由は民主主義のベースであるとし、同告訴を退ける判決を下した。


2016年2月18日(木)

バルセロナの地下鉄、モバイルワールドコングレス中にスト決行

バルセロナの地下鉄職員によるストライキが今月22日と24日に予定されていたが、本日午前中に行われた組合側の投票で、ほぼ全員がスト決行に賛成票を投じた。
この投票に出席した職員は約750名で、今日の午後、午前の投票に参加出来なかった職員が投票する予定となっているが、午前の投票とほぼ同様の結果となる事が予想される。
ストが行われる22日と24日は、バルセロナで開催されるモバイルワールドコングレスの初日と、最終日の前日に重なっており、昨年の例を見ると、これの開催中は一日当たりの地下鉄利用者数が普段より3万から4万人の増加となっている。

モバイルワールドコングレス中のテロ警戒態勢強化

カタルーニャ内務局長、ジョルディ・ジャネ氏は、間もなく開催されるバルセロナ・モバイルワールドコングレス期間中の警備は、過去に例を見ない程、強化されたものとなるであろうと発表。
氏によると、テロに対する特別警戒体制が一目瞭然で感じられるだけの警備を行なうとのこと。
具体的にどれだけの警官が動員されるかについては公表されなかったが、2500名以上に達するとの見方が強い。


2016年2月17日(水)

憲法裁判所、カタルーニャ外務局の機能停止を命令

昨日、憲法裁判所はカタルーニャ州政府が設置した新しい機関の一つ、カタルーニャ外務局について、その運営の停止命令を下した。
これはマリアノ・ラホイ氏率いる暫定政府からの要請により自動的に行なわれる一時停止命令で、憲法裁判所は今から5か月の間に同問題の詳細について調査を行ない何等かの決定を下すか、あるいは 一時停止命令の延長を伝える事となる。

35県に嵐による凍結、降雪、波浪注意報

先週末からスペインを襲っている嵐の影響で、今日、35の県に最低気温、波浪、降雪の注意報や警報が出された。
積雪による交通の遮断など、すでに各地で被害を出しているが、再び多くの地域で最低気温が0度を下回り、厳しい寒さとなる模様。

カスティージャ・イ・レオン: バジャドリッド、レオン、サモラを除いた全ての地域で氷点下10度まで下がり、全ての地域で2〜6cmの積雪が予測されている。

アストゥリアス: 低い気温と大雪が続き、山脈、ピコス・デ・エウロパ、南西部では15cmの積雪が予測されている。標高800M以上で雪となり、木曜の明け方には500Mまで下がる見込み。

ガリシア: ア・コルーニャでは引き続き海風が強く、波は5Mの高さまで上がる見込み。 ルゴとオウレンセでは降雪と低い気温(氷点下6度)の注意報が出ている。

カンタブリア: リエバナでは10cmの積雪、中央部とビジャベルデ谷では氷点下6度の低気温が予測され、海も荒れる模様。

ラ・リオハ: イベリア山系では降雪注意報、リベラ・デル・エブロでは最低気温が氷点下5度まで下がる見込み。

その他の州: アラゴン、カスティージャ・ラ・マンチャ(シウダッド・レアル除く)、マドリッド、ナバラ、パイス・バスコ、カタルーニャ(タラゴナ除く)、ムルシア、アルメリアのアンダルシア地方、コルドバ、グラナダ、ハエンでは最低気温が氷点下4度〜8度まで下がる模様。


2016年2月16日(火)

北部各地で大雪による通行止め

イベリア半島北部では昨日、大雪で各地の街道が通行止めになるなど影響が出た。
ガリシアではルーゴとオレンセの自動車道で通行止めとなり、大雪で立ち往生する車も続出した。
他に、アストゥリアス、カンタブリア、カスティージャ・イ・レオンのソリア、ブルゴス、パレンシア、さらにナバラなどでも交通が寸断された。
また、前述のルーゴとオレンセの山間部では通学が困難となったため、ほとんどの学校が休校となった。

マドリッド地下鉄工事プラン、住民らから強い批判

先週発表されたマドリッド地下鉄1番線の改修工事プランについて、付近の住民などから強い批判がでている。
1番線はマドリッドをほぼ南北に縦断する長い路線で、6番線に次いで最も利用客の多い路線である。
この1番線のほぼ全路線を4ヶ月以上にわたって運休すると、地上で慢性的な渋滞など大きな混乱が予測される。
また30万人以上が居住する南東部のバジェカス地区では、一部の地域で他の地下鉄路線や近郊線などが遠く、バスだけに頼らざるをえなくなる。
また道路事情から、代替バスの路線は地下鉄のそれと完全に一致させることはできないため、自家用車の利用が増える可能性も高い。
一度にこれら全ての駅を運休にするのではなく、もっと短い区間を夏休みシーズンに限定して行なうべきとの意見もでている。
一方で、州政府がこれらのプランをマドリッド市やその他の関係機関に相談することなく、一方的に決定したことも批判されている。

マドリッド近郊線、故障で遅延

マドリッドの市内と周辺を結ぶ近郊線C5で今朝列車が故障した。
これによりエンバハドーレス ー ラグーナ間が片側のみの運行となったため、 平均10分以上の遅延が起きた。
故障した列車は約30分後に撤去が完了し、同路線は通常運行に戻った。


2016年2月15日(月)

アギーレPPマドリッド代表が辞任

元マドリッド州知事で民衆党(PP)マドリッド支部代表のエスペランサ・アギーレ氏は昨日、同職の辞任を発表した。
その理由について同氏は、マドリッド支部をとりまく一連の汚職疑惑の政治的責任をとるため、としている。
しかしながら、同支部の不正資金疑惑については、その事実はまだ全く証明されていないと強調、さらにこれまでに発覚した汚職事件についての関与を強く否定、あくまで代表としての引責辞任であると述べた。
報道各紙はこれによりマリアノ・ラホイ暫定政権首相の立場が非情に厳しくなると評しているが、党関係者はこれを否定している。

アストゥリアスで積雪50センチの予報

気象局は本日、イベリア半島北部地域を中心に低気温による警報・注意報を発令している。
それによると、アストゥリアスとカンタブリアでは山間部などで50センチ程度の積雪が予測されており、特別警報がだされている。
また、気温も北部地域を中心に下がる模様で、山間部などでは最高気温は5度を切り、最低気温はマイナス10度に達する地域もあると見られる。
一方、海難事故の相次ぐガリシアでは引き続き強風や高波による注意報がでている。
それ以外の地域でも道路の凍結などが見込まれており、各自治体では市民に注意を呼びかけている。

マドリッド地下鉄1番線、改修工事で約4ヶ月運休

マドリッド州のクリスティーナ・シフエンテス知事は先週、スペイン最古の地下鉄路線である1番線について、大々的な改修工事を行なうと発表した。
それによると、工事が行なわれるのはプラサ・デ・カスティージャ駅からシエラ・デ・グアダルーペ駅の間で、13.5キロ、25駅が影響を受ける。
同知事は、3年後に100周年を迎える同路線の大改修の必要性を訴えた。
また州の交通担当官によると、この工事により現在たびたび起こる不具合が50%解消されるという。
同路線は現在全長約23.3キロで、北部のピナール・デ・チャマルティンから南部のバルデカロスまで33駅を擁する。
開通は1919年で、当時は全長3.48キロ、ソルからクアトロ・カミーノスまで全8駅だった。
尚、工期は5月21日から9月30日で、これらの区間とほぼ同様の路線と時間割の代替バスが無料で運行される。


2016年2月12日(木)

マラガの空港、利用者数の記録更新

マラガの空港は2015年にその年間利用者数が初めて1400万人台に 達し、1440万人と言う最多記録を更新したが、今年に入ってもその勢いは 続き、1月には昨年同時期と比べて13.6%増の732499名となった。
また、同空港に離着陸したフライト数も9.4%増の6320便となった。
利用者の中で国際便を利用した人の数は588719名で昨年同時期より 12.1%のプラスとなり、国内線利用者数は141209名と20%増、 そして国内の都市を結ぶ便数は11.6%の増加を見せた。

バルセロナの地下鉄L9Sur、空港へ乗り入れ

バルセロナの地下鉄に新路線 L9 Sur が本日より開通し、 Zona Universitaria駅から空港の第1ターミナル、第2ターミナルまで 地下鉄での移動が可能となった。
この新路線の停車駅は次のとおり。
Zona Universitaria, Collblanc, Torrassa, Can Tries Gornal, Europa Fira, Fira, Parc Logistic, Mercabarna, Les Moreres, El Prat Estacio, Centric, Parc Nou, Mas Blau, Aeroport T2, Aeroport T1。


2016年2月10日(水)

マドリッド、7人に1人が貧困生活者

赤十字、カリタス、スペイン盲人協会などを含む複数のNGO団体によって行われた 調査によると、2014年はマドリッド自治州の住民の7人に1人が貧困生活を強いられていた とのこと。
同州の人口は645万人でその内、927.177名が貧困生活者と言う事になる。
調べによると彼等は一人暮らしの場合で年収が7961ユーロ以下、また、二人の子供を 持つ家庭の場合で16.719ユーロ以下の年収で生活をしていた。
また、その中でも327.657名が極貧生活を強いられており、その収入は 月収にして332ユーロ以下だった。

マドリッドのメトロ、今年夏より犬を伴った乗車を許可

マドリッドの地下鉄は盲導犬以外の犬を連れて利用する事は出来ない事となっているが 今年の夏頃からこれが可能となる模様。
犬同伴による利用を希望する場合は犬にチップを付け、市に登録済みである必要が ある。
また、50センチ未満の首輪リードでつなぎ口輪着用が義務付けられる。
犬同伴で利用出来るのは最後部の車両に限られ、ラッシュアワーを除いた時間のみ 可能となる。
利用出来ない時間帯は7:30〜9:30、14:00〜16:00、18:00〜20:00.


2016年2月9日(火)

バルセロナの鉄道、火災で一部運休

本日未明、バルセロナ市内の旧鉄道駅舎で火災が発生、大量の煙が付近のトンネルなどに充満した。
火災は駆けつけた消防隊員によって消し止められたが、国鉄レンフェは中心部と繋がる近郊線の一部を運休した。
また地下鉄1番線の一部にも影響がでた。
レンフェ及び地下鉄では代替バスを運行して対応しているが、情報不足などで、多くの利用客からクレームが相次いだ。
この事故で、およそ3万人以上の利用客に影響が出たとみられる。

サン・セバスティアン沿岸部で家屋が浸水

イベリア半島北部の海岸地域では強風や高波による警報・注意報が引き続き発令されているが、パイス・バスコのサン・セバスティアンでは沿岸部の商業施設などで浸水が起きた。
このため消防隊員らが出動し、夜を徹して水のくみ出しが行なわれた。
サン・セバスティアンでは本日も高波による警報がでており、波の高さは11mに達する見込み。
また、ガリシアやアストゥリアスでも同様の警報がでており、各自治体は注意を呼びかけている。

マドリッドでジョアン・ミロの特別展開催

マドリッドのCaixaForumでは、本日よりスペインの芸術家 ジョアン・ミロの特別展を開催する。
今回は特にミロのオブジェや彫刻などに焦点をあて、これらの作品が自身の絵画に与えた影響について触れる。
この特別展は5月22日まで開催される。


2016年2月8日(月)

マドリッド市長、人形劇事件を謝罪

マドリッドのマヌエラ・カルメナ市長は今朝記者会見を開き、先週行なわれた人形劇について内容が不適切で、 子供たちや父兄に不快な思いをさせたと謝罪した。
この人形劇は市のカーニバルの催しのひとつで、プログラムには一般・子供向けと記載されていた。
そのため小さな子供をつれた家族連れが多く詰め掛けたが、その内容は、判事を絞首刑にしたり、魔女を暴行するなどとても子供向けとはいえず、観客が、徐々に違和感を口にしはじめた。
極めつけは芝居の最後で、テロリスト集団を称賛する言葉が書かれたプラカードが掲げられた。
この時点で一部の父兄が警察に通報し、人形を操っていた2名が逮捕された。
この事件について、市の文化担当官は、内容を実際に見て確認していなかったことを認めている。
野党民衆党は、前代未聞の不祥事と批判、この担当官の辞任を要求している。

ディエス元党首がUPyD離党

UPyD党の創設者で元党首のロサ・ディエス氏が、自身のフェースブックアカウントで離党を発表した。
同氏は、残留を表明している党幹部らに対し、我々の理念を伝える良い機会が将来必ず訪れるとし、今は潔く退くことを勧めると述べた。
UPyDは、社労党PSOEを離党した同氏が創設、汚職などで疲弊していたPPやPSOEの状態を追い風に、党首として非情に高い評価を得たが、明確な政策を示すことができず、後続のポデモスなどに票が流れ、昨年の総選挙でも惨敗した。

北部で高波・強風警報発令

気象局は本日イベリア半島中央以北を中心に、悪天候による警報・注意報を発令した。
それによると、ア・コルーニャ、ルーゴとアストゥリアスには高波警報がでており、波の高さは最高9メートルに達する見込み。
またこれらの地域には強風注意報も発令されている。
さらにカンタブリア、ポンテベドラ、ビスカヤとギプスコアでも波の高さは8mと予測されており、これらの地域にも警報がでている。
一方、ブルゴス、バレンシアとリオハでも強風注意報が出されている。


2016年2月5日(金)

Wandaグループ、エディフィシオ・エスパーニャ売却を決定

ダリアン・ワンダグループは昨日、マドリッドのスペイン広場に面して立つ 高層ビル、エディフィシオ・エスパーニャを売りに出す決定を下した。
ワンダグループは同ビルを2014年の夏、サンタンデール銀行から 2億6500万ユーロで購入し、これに大改装を施し、高級ホテル、 高級マンション、コマーシャルセンターに変える計画でいたが、この建物が マドリッドの歴史建造物指定を受けていることによる改装時の様々な制限が 厳しすぎる事からこれらの計画を断念する事となった。

ヤコブ巡礼路で殺害されたデニスさんの遺体、故国へ

昨年5月にヤコブ巡礼路で行方不明となり、その4か月後の9月に 巡礼路付近で遺体が発見されたデニス・P・シームさんの遺体がようやく 故国へ搬送された。
昨年9月11日に遺体が発見されたあと遺族からの問い合わせに対し、 スペイン政府は11月頭には全ての必要な捜査が終わり、すぐに 担当裁判官より遺体搬送の許可が通知されると告げたが、実際には スペインのラホイ首相や米国のオバマ大統領に直訴しても遺体搬送許可は 届かず、今週になってようやくデニスさんの遺体は故国アメリカ合衆国へ 帰れる事となった。


2016年2月4日(木)

サウジエアラインのフライト、偽の爆弾通達

本日10時54分にマドリッドの空港からリャドへ向けて飛ぶ予定だった サウジエアラインのSVA226便が97名の乗客と15名の乗組員を伴い 滑走路へ向かって移動中、乗組員の一人が機内礼拝堂内に爆弾の存在を ほのめかす言葉が食事用ナイフを使って刻まれているのを発見した。
機長からの報告を受け、すぐさま爆発物処理班が出動し機内を調べたが 爆発物は発見されず、偽爆弾騒動に終わった。
マドリッドのアドルフォ・スアレス・バラハス国際空港では一時、非常事態に 備える体制を取りつつもその影響を受ける事なく正常に機能しているとのこと。

カタルーニャで妊婦のジカ熱感染を確認

カタルーニャで妊婦としては初のジカ熱感染が確認された。
患者は妊娠13〜14週間の女性でコロンビアへ旅行に出かけ、感染した模様。
カタルーニャ州保健局によると患者の容体は良好で医師のコントロール下に あるが、入院はしていないとのこと。
カタルーニャ州でのジカ熱感染者の数はこれで6名となった。
スペイン国内における他の感染者はムルシアで1名、バジャドリで1名、 マドリッドで1名が報告されている。


2016年2月3日(水)

国王、ペドロ・サンチェス氏に政権確立を委任

12月20日に行なわれた選挙で票が大きく割れ、未だに政権確立に 至らない不安定な政情が続く中、最多票を獲得したPP党首、ラホイ氏は 国王から政権確立の役割を委任されながらも必要な支持を得られない事を 理由に首相就任承認投票を行なう事を躊躇していた。
そう言った中で第2党のPSOE党首であるペドロ・サンチェス氏が 国王に対し、必要な支持を得、政権確立を目指す覚悟がある旨を打診し、 これを受けた国王は同氏にこの最重要課題を任せる事となった。
スペインの民主政治時代が始まって以来、選挙で第1党となった党首以外の 人物が政権確立を委任されるのは今回が初めて。
ラホイ氏は、自党PPとの連立を拒み続けるサンチェス氏に一旦、采配を任せ、 その結果、必要な支持を得られずにPPとCiudadanosとの3党連立案を 受け入れざるを得なくなる事態を予測しているとの見方が強い。

消費者信頼感指数、2012年以来の記録的下落

社会研究センター調査によると昨年12月から1月にかけて スペインにおける消費者信頼感指数は107.4ポイントから99.1ポイント へと8.3ポイントのマイナスと言う大きな後退を見せた。
1カ月の間にこれだけのマイナスを示すのは2012年に一度あって以来、 初めてのこと。
106.1ポイントに達した昨年の9月と比べれば大きく下がっているのが判る。
今年最初の統計は1月15日から21日にかけて1150名を対象に行われた 調査をベースにしているが、前回、12月の調査は12月14日から18日と、 12月20日に行われた総選挙の直前に行われている。

バルセロナで地下鉄とバスのストライキ

バルセロナの地下鉄のストは昨日、火曜日に、そして公営バスのストが 本日水曜日の午前10時から始まり、いずれも20%のミニマムサービスのみ の運行となり、バルセロナ市民の足に大きな混乱が生じている。
本日のバスのストライキは午後4時まで続くとのこと。
地下鉄は今月22日、24日にもストを予定しており、バスの労働組合は これに合わせてストを行なうかどうかについて検討中。


2016年2月2日(火)

1月の失業者数、1.4%増加

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は12月より5万7247人、すなわち1.4%増加した。
これで総数は415万755人となった。
業種別では、最も増加したのはサービス業で2.48%、これはクリスマスシーズンの臨時雇用が終了したためとみられる。
これに次ぐのが農業で2.01%だった。
一方、工業と建設業ではやや減少している。
男女別では、どちらも増加したが、女性の増加率(1.84%)が男性(0.88%)を上回った。
自治州別では、17州中15州で増加しており、特にナバラ、カンタブリアとガリシアで増加した。
一方でバレアレス諸島及びカナリアス諸島では減少した。

グラナダ沖で25人の移民発見

海難救助隊と治安警備隊は今朝未明、グラナダ沖で25人の移民が乗ったゴムボートを発見、救助した。
25人はいずれも成人で、女性が2人いたが、このうち1人は妊婦であった。
彼らは上陸後簡単な健康診断を受けたが、健康状態は概ね良好であったという。
ただし、軽い怪我を負った1人が病院で手当を受けたほか、妊婦は念のため入院して検査を受けた。

グアルディオラ氏、マンチェスターシティの監督に

元FCバルセロナの選手、監督で、現在はドイツのバイエルン監督を務めるペップ・グアルディオラ氏が来季よりイギリスのマンチェスターシティの監督に就任することが明らかになった。
同氏は先日英プレミアリーグで監督を務めることを希望していると述べ、その行き先が注目されていた。
契約は3年で、年棒については明らかにされていないが、報道によれば推定2500万ユーロに達するとされ、事実であればサッカー界では最も年棒の高い監督となる。


2016年2月1日(月)

1月の自動車販売、12%増

自動車製造・販売業者組合の調査によると、先月の自動車販売数は7万6395台で、前年同月比12%増加した。
これで2年5ヶ月連続の増加となる。
最も販売台数が多かったのはドイツのオペルで、これにフォルクスワーゲンとプジョーが続く。
また業種別では、商用が最も多く、自家用は2位、3位はレンタカー会社による購入だった。
自治州別では最も多かったのはバレンシアでこれにリオハとマドリッドが続く。 逆に減少したのはアストゥリアス、カンタブリア、バレアレスとガリシアだった。
同組合では、販売台数は今後もまだ成長していくと見ている。

スペイン南部でまた地震

昨日午後5時20分、グラナダ沖でマグニチュード4.4の地震が観測された。
建物や人的被害は出ていないという。
最も強い揺れが感じられたのはグラナダ県であるが、アンダルシア州の他の県でも観測されている。
国立地学研究所によると、先日のメリージャの地震以来、多数の余震が観測されている。

2月も平年より高い気温

気象局によると、今月も全国的に平年より高い気温になる模様。
特にイベリア半島南部、東部とバレアレス諸島では好天が続く模様で、平年より1〜3度ほど上がる模様。
降雨量は、ガリシア及びカンタブリア沿岸地域では平年よりやや多くなるが、それ以外の地域では下回る見込み。
下旬には降雨量は平年並みとなるものの高気温は続くものと予測されている。


2016年1月29日(金)

スペイン政府、カタルーニャ独立政策に対し憲法裁判所に関する新法を施行

カタルーニャ州政府がスペインからの独立を目指すと言う決定を行なった際、 中央政府からの調査要請を受けた憲法裁判所は州政府の決定について違憲判決を 下し、その取り消し命令を州政府へ通達したが、カタルーニャ州はこれを事実上、無視し、 更に独立実現に必要な委員会をはじめ、一国家の外務省に相当するカタルーニャ外務局 などの機関を設立した。
これらの動きを受け、中央政府は憲法裁判所が判決を下した場合、それに基づいた 命令を他の手続きを踏む必要も無く、独自に、または政府を通して行使出来るように 法改正を行ない、これの施行に踏み切った。
この法改正は以前、国会で全ての野党が反対する中、与党の単独票によって可決 されていたもの。

モンクロアの展望タワーで火事

マドリッドのモンクロアにある展望タワーで昨日、午後、火災が発生した。
高さ110メートルの位置に展望ルームを持つ同タワーには3ユーロの入場料で 登ることが出来、マドリッドの街やグアダラマ山脈などを見渡す事が出来る。
昨日午後、展望ルーム脇でエレベーターから出火したが、原因は エレベーターの天井裏にある電気ケーブルのショートとのこと。
ケーブルが焼けたため、黒い煙が広がるのがマドリッドのいたる所から確認出来たが、 火そのものは小さなもので被害としてはエレベーターの一部が焼けただけで、 人的被害も無かったとのこと。
この展望タワーは1992年にオープン、そして昨年、一部改装工事を終えて 再オープンしたばかり。


2016年1月28日(木)

国家裁判所、10名のジーハディストを起訴

国家裁判所はカタルーニャ地方警察が逮捕した10名のジーハディストを テロ活動に参加していた疑いで起訴した。
10名はイスラム兄弟愛と称したカタルーニャのジーハディスト組織に組し、 自称イスラム国DAESHに協力していたと見られる。
新たなる仲間の勧誘、シリアへの同志の派遣、カタルーニャの議会、警察署、 ホテル、シナゴーグなどをターゲットにしたテロなどを行なう目的で定期的な集会を 開いていたとのこと。
リーダーはイスラムに改宗したスペイン人で普段は美容師として働いていた。

アンダルシア、全国で最も失業者数が減少

国家統計局の本日発表によると、2015年度における失業者数減少が最も 顕著に見られたのはアンダルシアで、2015年第4・四半期には前四半期比較 83.600人のマイナス、また1年間で197.400名減となり失業者総数1.198.300名、 失業率29.83%、そして前年度比較マイナス14.15%となった。
全国平均で見ると2015年は前年度比較678.200名減のマイナス12.4%となった。

スペインで最も地価の高い通りはセラーノ

査定会社テクニタサ調べによると、2015年度、スペインで住宅価格が最も 高かった地域は首都マドリッドのセラーノ通りで、1平米あたりの価格が10.900ユーロ に達した。
つまり、100平米のマンションの価格が約1.090.000ユーロとなる。
セラーノに次いで高かったのがバルセロナのグラシア通りで1平米あたりの価格が 8450ユーロ、そしてこれにサン・セバスティアンのリベルタ・ボレバルド通り(6100ユーロ)、 マルベージャのプエルト・バヌス(5530ユーロ)、サンタンデールのサルディネロ(5525ユーロ)、 ビルバオのエウスカディ広場(5500ユーロ)が続いた。
逆に最も評価額が低かったのはカステジョン・デ・ラ・プラナのギネア地区で 1平米辺りの価格は363ユーロ。


2016年1月27日(水)

再びマグニチュード4.7の地震発生

ここ数日、アルボラン海付近で継続的な地震が観測されているが その中でも去る月曜日に起きた地震はマグニチュード6.3を記録し、 26人の負傷者と1200万ユーロの物的被害を出した。
そして更に余震が続く中、本日午前7時32分ごろ、再び同じくアルボラン海を 震源地とするマグニチュード4.7の地震が観測された。
ヨーロッパエクスプレス報道によると、本日0時以降、39回にわたって余震が 観測されており、その中でも特に大きかったのが0時15分に観測された マグニチュード3.6、 4時37分のマグニチュード3.1、 そして7時32分の 4.7とのこと。

マドリッド市、フランコ関連の道路名をテロ犠牲者名に変更

マドリッド市行政は市内に残るフランコ独裁時代に関連を持つ道路名を変更する際に マドリッド生まれ、またはマドリッドと関係の深かったテロ犠牲者の名前を充てる事を 可決した。
採決の際、社会労働党、アオラ・マドリッド党が賛成する中、PP党は棄権票を投じた。
去る12月22日、市議会では社会労働党から提案のあったマドリッド市内に残る フランコ派関連の少なくとも30個の道路名を変更する事についての同意を得ている。
変更は今年4月に可決される予定となっているが、実際に新しい道路名が使われるのは 2017年の終わりごろとなる予定。


2016年1月26日(火)

汚職疑惑摘発、24人逮捕

市民警備隊は本日朝、バレンシア市役所や民衆党(PP)のバレンシア支部など数箇所を一斉捜査、バレンシア州、県及び市を巻き込んだ壮大な汚職事件に関与した疑いで、24名を逮捕した。
この中には元PPバレンシア支部長やシャティバ市長なども含まれているという。
容疑は背任、公金横領、収賄、権力の不正行使やマネーロンダリングなど多岐に及ぶ。
バレンシア市役所では午前10時に捜査開始、PP所属の議員や従業員ら立会いの下行なわれた。

フラン・リベラ、娘を抱いて闘牛の写真が波紋

闘牛士フランシスコ・リベラが写真投稿サイトにアップした画像がネット上で論争の的となっている。
この写真はリベラが生後5ヶ月の娘を左手に抱え、右手でムレタを持ち子牛をあしらっている様子が撮影されたもの。
これに対して多くの意見が、子供を危険にさらしている、恐ろしい、など批判的なものであった。
これに対してリベラは自身のツイッターで、祖父は父に、父は私に同じ事をした、これは闘牛士一家の伝統であり、見守って欲しい、 私はプロであり娘を危険にさらしたことは一度もないと述べている。
これについてアンダルシア州の児童保護官は調査を開始すると発表した。
一方で同業の闘牛士らは、世間の反応が過剰であるとし、リベラを擁 護するコメントを行なっている。

マドリッドの住宅売買、12.2%増加

公証人委員会の調査によると、昨年第3四半期のマドリッドの住宅売買件数は前年同、期比12.2%増加した。
この数値は全国平均(14.7%)を僅かに下回るものであった。
一方、住宅価格はマドリッドでは4.2%上昇、全国平均は2.7%だった。
また住宅ローンの金額については、マドリッドでは23.8%上昇、全国平均の28.5%を下回った。


2016年1月25日(月)

スペイン南部で強い地震、軽傷者多数

スペイン時間本日午前4時22分、アルボラン海付近で地震が発生した。
国立地学研究所によると、マグニチュードは6.3でアンダルシアのハエン、マラガ、グラナダなど広い範囲で揺れが観測されたが、最も強かったのはスペイン領メリージャで、少なくとも15人が軽い怪我を負い、病院などで手当を受けた。
また同市では一部の建物に亀裂などが発見された。
このため全ての学校で本日の授業をとりやめ、校舎の安全確認を行なう。
メリージャでは先週も小規模の地震が起きている。

Fitur、入場者記録を更新

毎年1月下旬に開催される旅行の国際見本市Fitur(フィトゥール)が昨日閉幕した。
主催のifemaによると、今年の入場者は23万2000人で昨年より6%増加した。
このうち業界関係者の入場者数は12万5000人で、やはり昨年より2%増加している。
今回の見本市では世界165カ国・地域から1600以上の企業・団体などが参加した。

各地で初春並の陽気

先週末は全国的に気温が上昇、南部のアンダルシアだけでなく北部のカンタブリアやパイス・バスコでも最高気温が22度に達する地域があった。
またそれ以外の地域でも軒並み20度近い気温となり、街中のテラスや海岸は多くの人でにぎわった。
この好天は本日まで続くが、それ以降は低気圧の影響で雨に見舞われる地域もある見込み。
尚、気象局によるとこの時期にこのような高気温となるのは1920年以来という。


2016年1月22日(金)

中央政府、カタルーニャ外務局の違憲性の審査を要請

本日の閣僚会議で中央政府(暫定政府)はカタルーニャ州政府が 新たに設立したカタルーニャ外務局とカタルーニャ憲法制定プロセス委員会 の二つの機関についてその違憲性をどう言った形で憲法裁判所に 持ち込むべきかについての審査を進めるよう政府司法局に要請を出した。
これについてカタルーニャ州政府スポークスマン、ネウス・ムンテ氏は どちらの機関も合法的なものであると主張しつつも、 憲法裁判所がこれらの違憲性を認めその機能の停止を命じた場合に どう言ったアクションに出るかについてはコメントを避けた。

パブロ・イグレシアス氏、PSOE、IUとの3党連立で副首相の座を要求

未だ新政府の成立を見ず不安定な政情が続く中、ポデモス党の党首、 パブロ・イグレシアス氏は社会労働党の党首ペドロ・サンチェス氏の 首相就任と自身の副首相就任を条件に社労党、左翼連合、そして自党で あるポデモス党の3党による連立政権設立のオファーを持ち出した。
また、追加条件としてカタルーニャ独立を問う住民投票実施を推す En Comun Podem党からの大臣1名の選出を要求。
これらPSOE,IU,Podemosの3党を合わせても161票となり、 PPとCiudadanosの両党による票数には2票差で及ばないため、 イグレシアス氏の要求を他の2党が受け入れたとしても、この3党連立政権が 成立するためには、他にERC党、PNV党などの支持を得る必用がある。


2016年1月21日(木)

マドリッド、2月1日より対大気汚染の新交通規制を施行

マドリッド市は本日、大気汚染に対する新しい交通規制法案を可決した。
これは昨年3月から施行されている規制を更に厳しくしたもので、2月1日から 有効となる。
交通規制発令の基準となるのはマドリッド市内中心部41か所のエリアに 設置された10個の観測計が示す大気中の二酸化窒素の含有量で 10か所にある観測器のいずれか二つが2時間に渡って1立方メートルあたり 200マイクログラムに達している場合に注意喚起、そして250マイクログラムに 達している場合に注意報が発令され、400マイクログラムに達すると警報の 発令となり、これらの状況によって4段階の対応がなされることとなる。
1段階目は注意喚起があった初日の対応で環状線M40内の全ての車専用道路、 環状線M30における走行速度が時速70キロに制限され、大気汚染が 与える人体への弊害についての注意喚起が行われ、公共交通機関の 利用の推奨と同時に市バスや地下鉄などの増便が行われる。
2段階目は注意喚起レベルが二日続いた場合、または注意報発令時の対応で 中心部エリアでの路上駐車はそれぞれの地域住民の車のみに限られ、 それ以外の車両については禁止となる。
駐車禁止の例外となるのは緊急サービスに携わる車両、電気カー、身障者が運転する 車両。
3段階目は、注意報レベルの汚染が二日目に突入した場合で先述の対応に 加え、環状線M30の内側における通行可能な車両制限が開始され、 ナンバープレートの偶数、奇数によって車両数が半分に減らされる事と なる。
この場合、タクシーについてはナンバープレートの種類に関わらず 通行禁止の対象外とされるが、空車での走行は極力控え、決められた エリアに駐車する事を推奨。
第4段階目は注意報レベルが3日目に突入、或は警報レベルに達した場合に 取られる措置で、ナンバープレートによる通行規制は環状線M30にまで 広げられ、また、市行政が更なる規制の必要性を認めた場合は ナンバープレートの奇数、偶数に関係なくすべての一般車が通行不能となる。
この場合、タクシーについても空車での走行は禁止となる。

アルボラン海でマグニチュード4.9の地震

本日14時47分ごろ、地中海西部のアルボラン海において マグニチュード4.9の地震が観測された。
これによりマラガ、グラナダ、ハエン、アルメリア、アルヘシラス、メリージャ などで揺れが感じられ最初の数分間で緊急電話への通報が70件あった とのこと。
現時点では地震による被害は報告されていない。

ハビエル・マスチェラノ選手、脱税により800.000ユーロの罰金

スペインサッカーリーグのチーム、バルサに所属するハビエル・マスチェラノ選手は 2011年、2012年に渡って脱税を行なっていたとして裁判が行われていたが、 本日、法廷でそれらの事実を認め判決に合意した。
判決には1年間の懲役が含まれていたが、800.000ユーロの罰金を 支払う事により、これが免除された。
また、同件についての裁判が始まった時点で、マスチェラノ選手は 脱税したとされる金額の支払を済ませ、謙虚な姿勢をアピールしていた。


2016年1月20日(水)

スペインの人口、減少傾向継続

2012年以降始まったスペインの人口減少傾向は今も続いており 2015年1月の時点で前年度同時期比較146.959名減の 46.624.382名となった。
これはつまり2014年には1日平均にして402名の減少があった事に なるが、その主な原因は在住外国人の減少。
2014年には在住外国人の数が300.000人のマイナスとなり、 4年連続での減少を見せた。
しかしながら、在住外国人の減少は外国人がスペインを去って行ったこと だけが原因ではなく、スペイン人国籍を取得した事による減少も含まれて いる。
尚、現在、スペインに住む外国人の数はスペイン人口の10.14%。

アーモンドミルクの処方で壊血病

バレンシアのFE大学病院で乳幼児の壊血病が確認された。
通常の妊娠の後、3100グラムの体重で生まれ生後2カ月半の間 乳児用調整粉乳で育ち、一般的なスケジュールに基づいた予防接種を を受けていたが皮膚炎の症状が見られたことから、医師がミルク、 アーモンドの粉末、ゴマ、発芽玄米、キビ、プロバイオテックス食品などの 混合食事療法を処方した。
その後、生後6か月ごろより野菜やフルーツのピューレを与え始めた ところ、常に疲れた様子を見せ始め、足を少し揺さぶるだけでも痛みを 訴え始めたとのこと。
検査の結果、亜鉛、ビタミンC,D、甲状腺ホルモンなどの極度な不足と 足や背中の骨折などが確認された。
アーモンドミルクなどによる調整ミルクの使用をやめ、乳製品、 シリアル、肉、フルーツ、野菜などを中心とした食品を中心とし、 ビタミンC,Dなどのサプリの投入などを施した結果、1か月後には 症状が目に見えて改善し、2か月後には歩行出来るようになった。
壊血病はかつて船乗りなどが悩まされたビタミンC不足によっておこる 病気で、現代では稀。


2016年1月19日(火)

イベリア航空、マドリッドー東京便を就航

イベリア航空は、マドリッドー東京の直行便を今年10月より開始すると発表した。
開始は10月18日で、月、水、土曜日の週3便を予定しており、年間9万席が供給される。
販売開始は昨日月曜からで、料金は612ユーロからとなっている。
同社によると、昨年1月から9月の間にスペインを訪れた日本人観光客は、前年同期比27%増加した。
尚、同社では上海へのルートも予定しており、アジア路線の強化を図る方針。

プラド美術館、ゴヤの肖像画作品を特別公開

マドリッドのプラド美術館は本日よりゴヤの「オスーナ公ドン・ペドロ」 の肖像画を特別展示する。
この作品はニューヨークのフリック・コレクションより貸与されたもので、 4月24日まで展示される。
オスーナ公は、ゴヤの最も重要なパトロンの1人で、公爵の死後もゴヤは家族の注文を受けて描き続けており、それらの作品のいくつかはプラドが所蔵している。
この作品は同美術館のゴヤ展示室に設置されるため、その他の家族と再会すること となる。

リーガ、上位3チームのエースストライカーが全員得点

スポーツ各紙の報道によると、日曜日に行なわれたサッカースペインリーグ第20節の試合において、上位3チームのエースストライカー7人全員が得点するという快挙が起こった。
レアル・マドリッドは、ベイル、ベンゼマ、クリスティアーノ(通称BBC)が計5点を挙げ、5対1でスポルティングに勝利した。
一方のバルセロナもメッシ、スアレス、ネイマール(通称MSN)の5得点を含む6点を挙げ、ビルバオを零封した。
さらに首位につけているアトレティコ・デ・マドリッドも今季絶好調の グリースマンが2得点をあげ、同チームのエースの座を不動のものにした。
正式な記録ではないものの、このような結果がでるのは非常に 珍しいという。


2016年1月18日(月)

イグレシアス氏、PPの批判に応戦

ポデモスのパブロ・イグレシアス氏は先週土曜、ポルトガルのリスボンで、同国の共産系政党の集会に招かれ演説を行なった。
その中で同氏は、先日の議会初登庁の際、同党選出議員の服装や髪型、年齢についてPPのベテラン議員から批判が出たことについて触れた。
「(彼らは)我々が不潔で、悪臭がすると言ったそうだが、そのようなコメントは古いタイプの政治家を象徴している。普通に街を歩く若者のスタイルを馬鹿にしている」と批判した。
さらに、欧州全体が一部のエリートによる支配にうんざりしている、と訴えた。

ギリシャで拘束のスペイン人ボランティア帰国へ

先週木曜日にギリシャのレスボス島で、漂着した難民を救助中に逮捕されたスペイン人消防士3名が明日帰国する。
この3名はいずれもセビージャ出身で、現地で救助活動を行なっていたが、この日当局に人身売買関与と武器の所持容疑で逮捕された。
3人はNGOに所属しており、現地で難民救助活動をしていた。
この団体の広報担当は、これまでも同じ活動を行なっており、なぜ今逮捕されたのかわからないと述べた。
また所持していた武器とは、救助活動で使用される事がある小型ナイフであったという。
この3名は3日間の拘束を経て釈放されたが、それぞれに5000ユーロの保釈金が課せられ、1ヶ月以内に支払わなければならないが、この団体では工面することができないため、なんらかの援助を求めるとしている。

マドリッド市の交通機関利用者増加

国家統計局(INE)の調査によると、昨年11月にマドリッドの地下鉄を利用した人は前年同月比6.5%増加した。
また市バスの利用者も7.3%増加している。
一方、今年に入ってからの利用者数も、地下鉄は1.5%、バスは0.5%それぞれ増加している。


2016年1月15日(金)

国王、来週に各政党代表を招集

12月20日に行われた総選挙のあと、未だ政権が樹立せず暫定政府による 不安定な状態が続くなか、新政府の早期成立を推し進めるため、国王フェリペ6世は 国会における議席を獲得した全政党の代表を来週、サルスエラ宮へ招集するとして そのスケジュールが発表された。
国王との謁見は各政党代表ごとに、個別に行われ獲得した議席数の少ない政党から より多い政党へと順番に行われる。
よって、スタートを切るのが新カナリアス党代表となり、最後がPP党代表となる。
カタルーニャのERC党は、謁見に臨む代表者氏名を知らせるようにとの国会からの 要請に無視の姿勢を取っているが、関係筋によると、カタルーニャ議会の カルメ・フォルカデル議長の謁見を国王が受け入れない限り、今回の国王からの 招集に応じるつもりは無いとのこと。
カタルーニャ州議会議長は、先日、同州新知事就任の儀式を執り行う際に 新知事による国王、そして憲法への忠誠を誓う部分を儀式から省略するなど、 国家への対立姿勢を明確に示している。

アルビア脱線事故捜査終了に対する全ての申し立てを却下

2013年7月、サンティアゴ・デ・コンポステーラ付近で起きたアルビア特急脱線事故に ついて、フランシスコ・ガルソン・アモ運転手を唯一の加害者とみなす判定に対し、 被害者協会や運転手の弁護士などが、高速列車用安全システムERTMSが 機能していなかったことや列車の積載許容量超過などについての責任を追及するための 更なる調査の必要性などを含む11件の異議申し立てを提出していたが、 サンティアゴの第3法廷のアンドレス・ラゴ・ロウロ裁判官はこれらの全てを却下。
これにて同件はア・コルーニャの裁判所へ最終判決が委ねられる事となった。


2016年1月14日(木)

この冬初の寒波

暖冬が続いていたが、この冬最初の寒波がイベリア半島を覆いつつある。
気象局によると、本日木曜日の午後から気温が大きく下がり始め、 金曜日から土曜日にかけてスペイン全土が寒波に包まれるとのこと。
これに伴い、雨が雪に変わるラインは標高400mまで下がり、本土中央以北では 沿岸部を除いて雪の降る所が多くなる見込み。
またマジョルカ島でも降雪の可能性があるとのこと。
しかしながら土曜日の午後には北西部から高気圧が広がり始め、気温は上昇し 日曜日になっても降雪が続くのはピレネー付近に限られるとの予想。


2016年1月13日(水)

パチ・ロペス氏、国会新議長に就任

12月20日に行われた総選挙の結果、複数党に票が割れ前代未聞とも言える 勢力分散の状況にある国会の新議長として社会労働党のパチ・ロペス氏が 選出された。
議長投票では、ロペス氏が130票を獲得したのに対し、ポデモス党のカロリーナ・ ベスカンサ氏が71票となった。
どの議員が誰に投票したかが判らない非公開投票が行われたがポデモス党議員と 同党に協力する議員等計69名とIU党の2名の71名がベスカンサ氏に、 そしてPESOE党の90名とCiudadnos党の40名の計130名がロペス氏に投票し、 その他の議員が全て白紙票を投じたものと思われる。

カルラス・プーチデモン氏、州知事就任式において国王と憲法への忠誠誓わず

カタルーニャ州知事として選ばれたカルラス・プーチデモン氏は昨日行われた 知事就任式において、スペイン国王とスペイン国憲法への忠誠を誓う儀式を 行なわず、州議会によって代表されるカタルーニャ民の意思にのみ忠誠を誓った。
これによりカタルーニャ州政府はスペイン国家との間で深まりつつある溝を 更に悪化させる事となった。
州知事が国家に対する忠誠を誓わない場合、これが何らかの刑法の対象と なるのかどうかについて現在、政府は調査中。


2016年1月12日(火)

ダリ美術館、2年連続で入場者数減少

フィゲラス、プボル、ポルトリガットにある三つのダリ美術館を2015年に 訪れた人の総数は1.389.018名で2014年と比べると9.5%のマイナスと なった。
また、2014年度は2013年に比べて2.8%のマイナスとなっており、 これにて2年連続での減少となった。
またこれら3か所の美術館を個別に見た場合、その変化には大きな違いが あり、フィゲラスの美術館では前年度比マイナス10.4%、プボルの 美術館がマイナス22.64%となっているが、ポルトリガットの美術館では 12%の増加を示している。
ガラ − サルバドル・ダリ財団では近年の入場者数減少の主な理由として ロシア人ツーリストの減少を挙げている。

中国資本のダリアン・ワンダグループ、スペインから撤退か

ダリアン・ワンダグループはマドリッドの中心部、スペイン広場に面する マドリッドのシンボル的建築物の一つ、スペインビルを2014年7月に 購入しており、これに大改装を施し、豪華ホテルとコマーシャルセンターに 変えるべく、その許可申請を行なっていたが、同建築物が歴史的建造物 であると同時に街の景観の一部を成す象徴的建築物であるため、その手続きが 難航していた。
ワンダグループは街の景観の一部となっている建物の前面については そのままの姿を残しつつ、他の部分の改築を行なう可能性を探ったが 前面に使われている資材の老朽化を考えると非現実的であるとし、 その代案として一旦、全てを解体し、改築工事を進めると同時に、 建物の前面を新しい資材を使ってオリジナルと同じように再現することを 提案したが、マドリッド行政はこれを却下。
これによりワンダグループは同物件の売却と、スペインに開いた同グループの 支部の閉鎖、そしてそのオフィスで雇用した全てのスタッフの解雇を 発表した模様。


2016年1月11日(月)

カタルーニャ自治州知事決定

9月27日にカタルーニャ自治州選挙が行われて以来、連立政権確立の ための同意が得られず再選挙となるリミットぎりぎりまで政党間の協議は 難航していたが、再選挙が決定する直前に今回の鍵を握っていた Junts pel Si とCUPの2党間に同意が得られた。
これまでJunts pel Si は前任のアルトゥール・マス州知事の続投を打ち出して いたが、CUPは協力する条件としてアルトゥール・マス氏以外の知事就任を 強く要求していたため、両党間の連立はあり得なかったが、タイムリミット ぎりぎりなって、Junts pel Si党はアルトゥール・マス氏を引き下げる決定を 下した。
これによりCUPが協力体勢にゴーサインを出し、Junts pel Si が新たに立てた 州知事候補、カルラス・プーチデモン氏の知事就任を認めた事により 選挙終了後、3カ月半たった今、ついに新州政府の成立に至った。
新知事はこれまで進められて来たカタルーニャ独立政策を引き続き 推し進める事となる。


2016年1月8日(金)

Junts pel Si、CUP、最終協議に

昨年9月27日にカタルーニャ自治州選挙が行われて以来、今日に 至っても未だ、州政府を確立する事が出来ずにいるカタルーニャだが、 間もなくそのタイムリミットとなる今、連立政権の鍵を握る政党CUPと Junts pel Si の間で、同意に至るべく、最後の協議が行われている。
しかしながら、双方共に基本姿勢に変化は見られず、今回の最終協議に おける政府確立は困難とする見方が強い。
今夜、両党による同意が得られなかった場合、自動的に再選挙となる 可能性が高い。

フェロール − ア・コルーニャ間で土砂崩れ

大雨、強風などの悪天候に見舞われているガリシアでは今朝8時ごろ、 フェロールとア・コルーニャを結ぶ鉄道線路付近で土砂崩れがあり、鉄道が 運行不能となり、350人の足に影響を及ぼした。
これによりガリシアの近郊線鉄道や、ア・コルーニャとマドリッドを結ぶ 長距離路線、フェロールとマドリッドを結ぶ長距離路線などに影響が出た。
ガリシアの緊急連絡センターでは悪天候の影響により、昨日、木曜日の 午前6時から今朝8時までの間に381件の通報を受けている。


2016年1月7日(木)

ワイン産地リオハに分散の危機

ワインの産地として世界的に知られるリオハはラ・リオハ、バスク、ナバーラ の三つの州に広がる大産地であるが、今そこに分散の危機が訪れている。
リオハのワインであることを示すラベルをワインボトルに貼るためには リオハの産地組合に加盟する必要があるが、同組合はラ・リオハ州政府の 管理下にあり、アラバ県にあってバスク州政府のバックアップを受ける ワイナリーは独自の道を進もうとする傾向があるため、以前より意見の 対立が見られた。
そう言った中で、アラバ県にあるワイナリーの一つ、ARTADIは2016年より リオハの産地組合から脱退する事を決定。
アラバ県にある約150のワイナリーの内、約60軒がARTADIの決定に 続くと見られ、有名な大産地、リオハに分散の危機が訪れつつある。

各地に悪天候による警報発令

気象局は30県に対し、悪天候による各種注意報や警報を発している。
ア・コルーニャ、ルゴでは最大風速100Kの強風警報が、アストゥリアス、 ガリシア全般に大雨警報、パレンシア、レオン、グアダラハラ、 バジャドリ、ブルゴス、ソリアなどで強風注意報、ブルゴス、ソリアには 更に大雪注意報、ウエスカでは大雪注意報、サラゴサ、テルエルでは 強風注意報、バルセロナ、レリダ、タラゴナでは強風注意報、タラゴナでは 更に波浪注意報が、バレアレス諸島、アルメリア、グラナダでも波浪注意報が、 カステジョン、バレンシア、アリカンテでは強風注意報がそれぞれ出されている。


2016年1月6日(水)は「主の御顕現」の祝日であるため、ニュースはお休みとさせていただきます。


2016年1月5日(火)

12月の失業者数、1.34%減少

雇用・社会保険省の発表によると、先月の失業者数は11月より5万5790人、すなわち1.34%減少した。
これらの数値を職種別でみると、最も減少したのがサービス業、これに続くのが農業・漁業だった。
一方で工業と建設業では増加した。
自治州別では最も下がったのはアンダルシアで、これにマドリッドとカタルーニャが続く。
逆に増加したのはガリシアとナバラだった。
マリアノ・ラホイ暫定首相は、ラジオ番組に出演し、昨年の失業者数が全体的に減少傾向にあったことを高く評価した。

強風でレティーロ公園を一時閉鎖

昨日午後マドリッド市には強風注意報が発令されたため、同市は急遽レティーロ公園を閉鎖した。
同公園では昨年、老木の枝が突然落下して死亡者がでるなどの事故が起きており、発令を受けて閉鎖に踏み切った。
同公園は昨日午後3時より閉鎖されていたが、今朝午前6時に開園した。

レアル、ベニテス監督を解任

サッカースペインリーグ、レアルマドリッドのフロレンティーノ・ペレス会長は昨日夜記者会見を行い、ラファ・ベニテス監督の解任を発表した。
同時に後任のシネディーヌ・ジダン監督が紹介され、就任会見を行なった。
ベニテス氏は今シーズン就任したばかりだが、その采配や選手らと関係の悪さなどいくつかの問題が浮上し、良い結果を出すことなくチームを去った。
ジダン新監督は、同クラブのスター選手であり、アンチェロッティ監督時代などに助手も勤めているため、選手らの信望も厚いとされる。
しかしながら、経験不足が指摘されているほか、 新しいシーズンに大々的にデビューするはずが、シーズン途中に後始末的に就任することは、チームにとっても本人も不本意であると見られ、準備不足を危惧する声もある。


2016年1月4日(月)

カタルーニャ州選挙、やり直しの可能性

昨年行なわれたカタルーニャ州選挙で、アルトゥール・マス暫定知事再任のカギを握る反民主主義政党CUPは、昨日マス氏を支持しないことを正式に発表した。
これで三度目の拒否となった。
これにより今年3月に再び州選挙が行なわれる可能性が高くなってきた。
一方で、マス氏らが勧めるカタルーニャ州独立もこれにより停滞する可能性があるが、同氏は州知事への再任を諦める気配はなく、強気の発言を続けている。

マドリッドで強風注意報発令

マドリッド州では本日ほぼ全域で強風が見込まれており、気象局は、注意報を発令している。
この注意報は、午後1時から7時ごろまで出されており、風速は最高70キロメートルに達すると予測されている。
州の緊急対策本部では、ベランダなどにある落下の可能性がある物の撤去や、歩行者は看板や木の枝などに注意するようよびかけている。
また、ドライバーに対しては、最も強い風を受ける大型車の追い越し時やトンネルの出入り時に十分気をつけるよう呼びかけている。

ハメス選手、パトカーに追跡される

スペインサッカーリーグレアル・マドリッド所属でコロンビア出身のハメス・ロドリゲス選手が、パトカーに追跡される事件が新年早々起きた。
元旦の午後、警察の車は時速200キロ以上のスピードで環状道路を走る車を発見、メガフォンで停止を求めたが、ハメスは警告を無視して走り続けた。
この車が高級車であった事もあり、盗難車の疑いもあるとみてパトカーは追跡を続けたが、車がレアルの練習場に向かうのをみて同チームの選手であると判断したという。
ハメスの車はそのまま練習場に入り、パトカーもこれに続き、練習城内で事情聴取を行なった。
ハメスは、警察に止められて慌てた、コロンビアではこのような状況で車を止めると誘拐されるケースもあるので、止まらなかったと説明している。
一方レアルの関係者は同選手が制限時速をオーバーしていたという記録はどこにもないと述べている。


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